君すむ街

黄昏が せまる灯ともしの
石畳 あてもなく歩く
古いラブソング 口笛吹けば
胸に浮かぶ 面影ひとつ

届かない 愛の切なさが
風になり 街路樹を渡る
明日は告げよう 想いのすべて
胸に点る ほほ笑みひとつ

淋しくて ただ淋しくて
これが恋だと 気づいた
君の名前 小さく呼んだ
ひとりぼっちの 街角

君が住む 街のなつかしさ
いつまでも 彷徨っていたい
空に輝く あの星たちが
胸の奥に 希望を点す

逢いたくて ただ逢いたくて
きっと恋だと 気づいた
君をこの手に 抱きしめるまで
心さすらう 街角

淋しくて ただ淋しくて
これが恋だと 気づいた
君の名前 小さく呼んだ
ひとりぼっちの…

逢いたくて ただ逢いたくて
きっと恋だと 気づいた
君をこの手に 抱きしめるまで
心さすらう 街角
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