限りなく透明に近いブルー

コーヒー飲んでニュースみて
昨日きた道を今日も走って
乗り込んで乗り継いで
いつもの電車のあの娘にみとれて
片寄せあい 籠の中
赤でもないし黒でもないし
あらゆる絵の具の中にはなくて
あれでもないしそれでもないし
ましてあたりでもはずれでもないよ
終わりであってきっかけであって
さよならであってはじまりでもある
いつかみた蒼空 もう一度

透明な透明な限りなく近いブルーを探して
いつかまたいつかまた限りなく近いブルーを探して

最上級の空 最大限の雲
街の光を浴びた環状線
ただ曖昧だったような 元からそうだったような
雲間からくのは多分あの色

透明な透明な限りなく近いブルーを探して
いつかまたいつかまた限りなく近いブルーを探して
透明に近いブルーを探して
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