Kenshi Yonezu作詞の歌詞一覧リスト  18曲中 1-18曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アイネクライネMILLION LYLIC米津玄師MILLION LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu蔦谷好位置・米津玄師あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに 当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ 今痛いくらい幸せな思い出が いつか来るお別れを育てて歩く  誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう あたしは石ころにでもなれたならいいな だとしたら勘違いも戸惑いもない そうやってあなたまでも知らないままで  あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに 誰にも言えない秘密があって嘘をついてしまうのだ あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに どうして  消えない悲しみも綻びもあなたといれば それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか 目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような 奇跡であふれて足りないや あたしの名前を呼んでくれた  あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう 誰かが身代わりになればなんて思うんだ 今 細やかで確かな見ないふり きっと繰り返しながら笑い合うんだ  何度誓っても何度祈っても惨憺たる夢を見る 小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに どうして  お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を 超えようと手をつなぐこの日々が続きますように 閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために そのために何ができるかな あなたの名前を呼んでいいかな  産まれてきたその瞬間にあたし 「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ それからずっと探していたんだ いつか出会える あなたのことを  消えない悲しみも綻びもあなたといれば それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか 目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような 奇跡であふれて足りないや あたしの名前を呼んでくれた  あなたの名前を呼んでいいかな
WOODEN DOLLPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師さあ、心の向こうへ行こうぜ チンドン屋の行列に絡まって もう、ありとあらゆる不幸を 吸い込んだような顔してないで  ああ、恐ろしいことばっかだ 楽しむことさえもそう もう、後になって思い出に ぶん殴られるのが嫌なんだ  絶望や諦観がどれほどの痛みを生むのか 他の誰かにわからない あなただけが正しさを持っている  ちゃんと話してよ 大きな声で さあ目を開いて わっはっはは 自分嫌いのあなたのことを 愛する僕も嫌いなの? いつだってそうだ 心臓の奥で 誰彼彼も見下しては 見下される恐ろしさに 苛まれて動けずに  もう、黙り込んだ方がお得だ 否定されるくらいなら その内に気づくんだ 何も言えない自分に  愛情や友情はあなたがいくら疑えど 一方的に与えられて あなたが決められるものじゃないや  ちゃんと笑ってよ カウチにかけて お腹抱えて わっはっはは そんな寂しいこと言わないでよ さも知ったげにも俯いてさ 真っ赤っかな嘘 撒き散らしては 嘘に嘘つき塗り重ね どうにもならず追い込まれて 傷つく前に逃げ出して  あなたが思うほどあなたは悪くない 誰かのせいってこともきっとある 痛みを呪うのをやめろとは言わないよ それはもうあなたの一部だろ でもね、失くしたものにしか目を向けてないけど 誰かがくれたもの数えたことある? 忘れてしまったなら 無理にでも思い出して じゃないと僕は悲しいや  ちゃんと話してよ 大きな声で さあ目を開いて わっはっはは 自分嫌いのあなたのことを 愛する僕も嫌いなの? いつだってそうだ 心臓の奥で 誰彼彼も見下しては 見下される恐ろしさに苛まれて動けずに  どこにもないと泣く前にさ 目の前の僕をちゃんと見つめてよ
海と山椒魚PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師みなまで言わないでくれ 草葉の露を数えて 伸びゆく陰を背負って あなたを偲び歩いた  二人で植えた向日葵は とうに枯れ果ててしまった 照り落ちる陽の下で 一人夏を見渡した  今なお浮かぶその思い出は 何処かで落として消えるのか  あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が 雨にしな垂れては 流れ落ちますように 真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に 安らかであれやと 祈りを送りながら  みなまで言わないでくれ 俺がそうであるように あなたが俺を忘れるなら どれほど淋しいだろう  岩屋の陰に潜み あなたの痛みも知らず 嵐に怯む俺は のろまな山椒魚だ  零れありぬこの声が 掠れ立ちぬあの歌が 風にたゆたうなら あなたへと届いてくれ さよならも言えぬまま 一つ報せも残さずに 去り退いたあなたに 祈りを送りながら  青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る  今なお浮かぶこの思い出は どこにも落とせはしないだろう  あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が 雨にしな垂れては 流れ落ちますように 真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に 安らかであれやと 祈りを送りながら  青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る
KARMA CITYGOLD LYLIC米津玄師GOLD LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師沈んでいく街の中溶けていったあの子は その髪を小さく結いながら 退屈な顔で笑った  (沈み行く街並みに溶けていくあの子はいつだって その髪を小さく結って 退屈そうに笑った)  思い出せなくなっちゃう前に僕と遊びに行こうぜって ついにはもう言えないまんま あの子は消えていったんだ  (思い出せなくなってしまう前に遊びに行こうぜって ついには言えないまんま あの子は消えていった)  この感情は生まれ持っていたって 気付いた頃に 君は何処にもいないなんて 寄る辺なく夜に落ちていく ここは一瞬を繋いで作った 過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく  今を確かに欲しがっていた その末に手にとったのは 僕が欲しかった今じゃない 過去の色した別のもの  (今を掴もうとして握りしめた手に掴んだのは 僕が掴もうとした今とはまた違った今だ)  あの子はまた同じように 誰の手でもすり抜けて いつもただ一人でいたんだ 諦めるように歌って  (同じようにあの子は誰の手もするりすり抜けて いつも一人でいたんだ 諦めるように泣いて)  戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから  (戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから)  あの街灯の上 座っていたんだ 君は灯に乗って街を見下ろしたアイロニー 風がそのスカートを撫でていく ここは永遠を刻んで潰した 生者と死者の 確かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく  この感情は生まれ持っていたって 気付いた頃に 君は何処にもいないなんて 寄る辺なく夜に落ちていく ここは一瞬を繋いで作った 過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく  消えていく
眼福PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや あなたのそのくだらない話を灯りの麓で 今だけ全て見えない聞こえないふりして笑おうか 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや  きっとあなたと私はいつまでも一緒にいられない 何か食べようか ここで話をしようか  「そんじゃまたね 明日ね」 そんな風に今日を終えども 明日なんて見たこともないのにさ 随分あっけらかんとしてるわ 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ  何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや こうしてひっそりと時が進むまま死ねたら僥倖さ 雨が降り落ちはねる音を聞くあなたに寄り添って今 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや  水の無いバスタブにふたり浸かり目を閉じている 雨が窓を突く ここで話をしようか  「きっと二人は 大丈夫さ」 子供みたいに笑う その鼻先が頬を突いて笑う 言葉を捨ててまた笑う 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ  「そんじゃまたね 明日ね」 そんな風に今日を終えども 明日なんて見たこともないのにさ 随分あっけらかんとしてるわ 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ  私はそれで眼福さ
サンタマリアPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師掌をふたつ 重ねたあいだ 一枚の硝子で隔てられていた ここは面会室 あなたと僕は 決してひとつになりあえないそのままで 話をしている  今呪いにかけられたままふたりで いくつも嘘をついて歩いていくのだろうか しとやかに重たい沈黙と優しさが 見開いた目と その目を繋いでいた あなたは少し笑った  サンタマリア 何も言わないさ 惑うだけの言葉で満たすくらいならば 様々な幸せを砕いて 祈り疲れ 漸くあなたに 会えたのだから 一緒にいこう あの光の方へ 手をつなごう 意味なんか無くたって  いつか紺碧の 仙人掌が咲いて 一枚の硝子は崩れるだろうさ 信じようじゃないか どんな明日でも 重ねた手と手が触れ合うその日を 呪いが解けるのを  今この間にあなたがいなくなったら 悲しさや恐ろしさも消えてしまうのだろうか 昏い午後の道端で探しまわった 呪いを解かす その小さなナイフを 汚れることのない歌を  サンタマリア 全て正しいさ どんな日々も過去も未来も間違いさえも その目には金色の朝日が 映り揺れる 点滴のように 涙を落とす その瞳が いつだってあなたなら 落ち込んだ 泥濘の中だって  ここは面会室 仙人掌は未だ咲かない 硝子は崩れない そんな中で一本の蝋燭が 確かに灯り続ける あなたを見つめ あなたに見つめられ 信じることを やめられないように  サンタマリア 何も言わないさ 惑うだけの言葉で満たすくらいならば 様々な幸せを砕いて 祈り疲れ 漸くあなたに 会えたのだから 一緒にいこう あの光の方へ 手をつなごう 意味なんか無くたって  サンタマリア 闇を背負いながら 一緒にいこう あの光の方へ
しとど晴天大迷惑PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師超弩級 火を吐く猿 天からお目覚め大迷惑 街という街を潰し 誰彼々も大わらわ そんな夢を見ては 下らぬ日々を暮らしている 今日も間違いなく 積み積み重なる延滞金  エンデバー飛び出す日に 煙草燻らし天使は歌う 雑居ビル廊下の隅で 小さく欠伸垂らしながら 目下 嫌みっぽい 小言の中で暮らしている どんな顔すればいい とってつけ見よう見まねで笑う  燦々照らす太陽背負って 今日もいい天気 遊びに行こうぜもっと間違い犯して 狭い隘路を通り過ぎ行けば 散々痛い目に目に遭った毎日を消して もう二度としょうもない嘘なんてないように いらんもんから全部捨てていけ 大変身スーパースターそうハチャメチャやって逢瀬の隙間 超邁進サニートラックもうメチャクチャやって帰らないで 燦々照らす太陽背負って やっぱいい天気 声を出せぱっぱらぱ!  九回裏 二死満塁 さよならついに本塁打 文句なし ぐうの音もなし 満持してもはや大歓声 そんな夢を見ては 貧相な飯を食らっている 明日も間違いなく 十時に最寄り駅三番線  ハックニー駆け抜け行く 馬券見つめて泣く天使 宙を舞う紙切れ切れ 今日から栄えある一文無し 全部どうにでもなれ メソメソ歩いて珍道中 どんな顔してみても 無様に笑える真っ白け  惨憺たらす毎夜を背負って 今日もいい天気 ねえ誰か僕と一緒に愛探さないか これを聞いたら返事くれないか 散々痛い目に目にあって尚も痛いままで もう二度とを何度何度繰り返したって いらんもんなどなんも無くなって 大失敗スーパースターそうハチャメチャやって逢瀬の隙間 猛後退サニートラックもうメチャクチャやって帰らないで 惨憺たらす毎夜を背負って やっぱいい天気 声も出ない  燦々照らす太陽背負って 今日もいい天気 遊びに行こうぜもっと間違い犯して 狭い隘路を通り過ぎ行けば 散々痛い目に目に遭った毎日を消して もう二度としょうもない嘘なんてないように いらんもんから全部捨てていけ 大変身スーパースターそうハチャメチャやって逢瀬の隙間 超邁進サニートラックもうメチャクチャやって帰らないで 燦々照らす太陽背負って やっぱいい天気 声を出せぱっぱらぱ!
TOXIC BOYPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師大変だ 心溶け出して辛い ねえ、あんたの持ってる錠剤頂戴 ドキドキワクワク飛び出してみたい もう、どうにも体を止められやしない  乱痴気騒ぎだ高架の下アバンチュール で、めんこいあの子と百貫のデブ とんまのワン公は散弾銃バンバン と、わんぱく盛りのチャンバラヤンキー  なんでもないさ そうさ痛み回避して生きられない こんな 夜があれば 朝もあれば なんにもないさ そうさいつだって僕たちはカラカラだ 今日も腹抱えて笑い転げ  つまりそれを飲み込めたならオーライオーライ 暗い悲しいそでない間違い 捨ててしまえるさ 遠く向こうへ 頭空っぽもう気づかない 心残りもオーライオーライ 痛い侘しい見えない消えない つまらないことであい間違えない 頭空っぽもう気づかない  大変だ 体錆び付いて辛い ねえ、あんたの持ってる錠剤頂戴 ドキドキワクワク飛び出してみたい もう、どうにも心を止められやしない  あんたが部屋に残してったチェリーボンボンのいい香り こんな夜跨いで 朝塞いで 今夜もどうだ嘘をついてまたいけしゃあしゃあと踊るのか 往来 立ちすくめば しじまの中  心ここにあらずのままでオーライオーライ 怖い食えない負えない間違い いつのまにまにか消えてしまうさ 跡形なんてもうあっけない 甘いも酸いもオーライオーライ 狭いしがない世話ない消えない 認められたならあい間違いない 跡形なんてもうあっけない  つまりそれを飲み込めたならオーライオーライ 暗い悲しい癒えない間違い 捨ててしまえるさ 遠く向こうへ 頭空っぽもう気づかない 心残りもオーライオーライ 痛い侘しい見えない消えない つまらないことであい間違えない 頭空っぽもう気づかない
鳥にでもなりたいGOLD LYLIC米津玄師GOLD LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師あなたが愛してくれないなら あたしは生きてる意味なんてないわ 今更どこへもいけないなら きれいな鳥にでもなりたいわ  誰それ大げさに吐く嘘には 易々耳なんか貸さないんだから 誰彼すがらず生きてきたの だけど今日は寂しいが募る日になって 悲しいで満ちる夜になって 甘え足りないの、あたしあなたのこと愛してる  ねえねえねえ連れてって!連れてって連れてって! あなたの生まれたあの街の中 あなたを育てたあの部屋の中  ふと思いに耽る夜のこと あたし気がついたことがあるの けど誰もわからないだろうから あたしの心に留めとくわ  あなたが愛してくれないなら あたしは生きてる意味なんてないわ 今更どこへもいけないならじゃあ きれいな鳥にでもなりたいわ きれいな鳥にでもなりたいわ あたしはあたしでいたいの、だからあなたのこと愛してる  ねえねえねえ連れてって!連れてって連れてって! あなたの生まれたあの街の中 あなたを育てたあの部屋の中
NANIMONOPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuYasutaka NakataYasutaka Nakata踊り場の窓から 人並みを眺めていた 僕らはどこへ行こうか 階段の途中で  不確かな言葉を携えて 呼吸を揃えて初めまして そんで愛されたのなら大歓迎 繰り返し向かえ遠く向こうへ  結局僕らはさ 何者になるのかな 迷い犬みたいでいた 階段の途中で  大胆不敵に笑ったって 心臓はまだ震えていて それでもまたあなたに会いたくて 下手くそでも向かえ遠く向こうへ  大根役者でいいとして 台本通り踊れなくて ただまっすぐ段を登っていけ わかっちゃいたって待ちぼうけ みっともないと笑ってくれ 僕に名前をつけてくれ 踊り場の窓に背をむけて 前を見て向かえ遠く向こうへ
花に嵐PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師雨と風の吹く 嵐の途中で 駅は水面に浮かんでいる 轍が続いて遠い靄の向こう ひとりで眺めて歌っては  そうだあなたはこの待合室 土砂降りに濡れやってくるだろう そのときはきっと笑顔でいようか もう二度と忘れぬように  わたしにくれた 不細工な花 気に入らず突き返したのにな あなたはどうして何も言わないで ひたすらに謝るのだろう  悲しくて歌を歌うような わたしは取るに足りなくて あなたに伝えないといけないんだ あの花の色とその匂いを  そうだあなたはこの待合室 風に揺すられやってくるだろう そのときはきっとぐしゃぐしゃになって 何も言えなくなるだろうな  悪戯にあって 笑われていた バラバラにされた荷物を眺め 一つ一つ 拾い集める 思い浮かぶあなたの姿  はにかんで笑うその顔が とてもさびしくていけないな この嵐がいなくなった頃に 全てあなたへと伝えたいんだ  苦しいとか悲しいとか 恥ずかしくて言えなくて 曖昧に笑うのをやめられなくなって じっと ただじっと蹲ったままで 嵐の中あなたを待ってる  悲しくて歌を歌うような わたしは取るに足りなくて あなたに伝えないといけないんだ あの花の色とその匂いを  はにかんで笑うその顔が とてもさびしくていけないな この嵐がいなくなった頃に 全てあなたへと伝えたいんだ  花 あなたがくれたのは 花
百鬼夜行PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師ちゃんちゃらおかしな出で立ちで また酒呑み呷れど日は暮れず つまらん顔して街を行く ほらあれこれ言うては酔い散らす いや どだいもどだいに面倒で おかしな飲ん兵衛だ  オンボロ錦の更紗模様 その洒落たお顔には金魚の絵 腰やら股やら働かせ またお手軽欲望貪れば 今どこへも聞こえる声出した 「私さみしいの」  呼ばれて飛び出てこの世に参上 皆様よろしくどうぞ 楽しくなったり哀しくなったり 忙しのない日ばかりだ 帳を上げろや昼行灯ほら ここらでおひとつどうだ 我らは現代の妖怪だ!  頓珍漢なことばかり まだ信じている 狸の背中に火を灯せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら バケツ叩いては声上げろや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ  みなみな欲望詰め込んだ そのペラペラ少女とニヤケ猿 お願い全てを投げ付けて また一人で快楽部屋の隅 ほら頭と目ばっか肥えて行き 青白い顔  雨降る夜には傘になり その体で誰かと雨宿り お歌を歌えば人を騙し また誰彼構わず慰める ほら盲信者増やして傘下に置いて 孤独で遊説を  生まれて初めてこの世に登場 続きは表でどうぞ 嬉しくなったり怒り狂ったり 忙しのない日ばかりだ その手を下ろせや用心棒ほら ここらでおひとつどうだ 我らは現代の妖怪だ!  どんでんひっくり返し行こうや スチャラカほいさ 狐の頭に水被せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら 薬缶鳴らしては声合わせや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ  こんな具合になったのは 誰のお陰だろうか こんな具合になったのは ああいまさらどうでもええわ  こんな具合になったのは 誰のお陰だろうか こんな具合になったのは ああいまさらどうでもええわ  頓珍漢なことばかり まだ信じている 狸の背中に火を灯せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら バケツ叩いては声上げろや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ  ちゃんちゃらおかしな世の中だ その平和と愛とをうたえども 心にあるのはそれではない また僕らに自由はそれほどない ほら 得意の炎で焼いてくれ あなたの言う愛で
笛吹けども踊らずGOLD LYLIC米津玄師GOLD LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師でもなんでこうなったんだ ここで今何してんだ ギラギラの目の人たちにあらぬ疑いをかけられて 沢山の流言飛語が 息巻いて飛び交う部屋に 着の身着のまま放り込まれた俺は一体何をした?  何らかの勘違いで 俺は今冤罪を背負って 身に覚えなどない言葉で埒のあかない押し問答 切り取った密室に浮かぶ 煩雑と食傷の空気 巡り巡れど罪もなし  もういいかい、もういいかい すっからかんになったしさあ さあ そんなもんはやっちゃないさ 放っておいてや 充分さ、充分だ 悪いのは誰だろうなあ なあ 立ち込んだ青い吐息 白々しい 目を向けられている  でもなんでこうなったんだ ここで今何してんだ ヘトヘトの目の人たちは昨日の夜のことばかり問う 俺は酒を呑んだんだ 夜の淵踊ったんだ そしたら靴が脱げ落ちて 夜の魚に食べられた  その後は…その後は それは確かに覚えてない!  もういいかい、もういいかい すっからかんになったしさあ さあ そんなもんはやっちゃないさ 放っておいてや 充分さ、充分だ 悪いのは誰だろうなあ なあ 立ち込んだ青い吐息 白々しい 目を向けられている  もういいや、もういいや、 そろそろ終わりにしよう なあ 皆呼んで踊ろうや 手を叩いてさ ハレルヤ、ハレルヤ 誰も悪くないだろうなあ なあ 円満で終わろうや 手を繋いでさ  笛吹けども踊らず
ホラ吹き猫野郎PLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師そんなこんな言う間に日が落ちて スチャラカどこ行く帰り道 恋は水色 鳴く蛙 豆腐のラッパ 声が遠く さんざ待たせておいてそりゃないわ スチャラカほら吹き猫野郎 あたし何処にも行かないの あなたは知っておいて知らん顔  たんとご賞味くださいな 猫も杓子もラリパッパ ああ もう嫌になっちゃうわ どんな言葉をあてがっても やはりあなたにゃ似合いません ああ どうしたらいいの 教えてよ  酩酊上々 雄雌違わずお尻を振って踊る 目眩くらくら曼荼羅の空見てぼったくり露天に放火して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! つまり1、2の3の4で手を叩き こんなしょうもない日々にバイバイバイ きっといつかはピカピカ花道 そんじゃまた明日ねバイバイバイ  じっとできなくなりあなたは言う「ここで花火を打ち上げよう」 やけど塗れの左手に ボロ絹みたいなブリキのバケツ そんなもんで話も碌々なし 夜のあばら屋突き上げて 尾根の彼方に目を据えて 間抜けに口をぽかんとして  たんとご覧にあそばせて 猫も杓子もラリパッパ ああ もう嫌になっちゃうわ どうであなたは見てもしない こんな睫毛に意味などない ああ どうしようもないのね 馬鹿みたい  酩酊上々 白黒構わず踵鳴らして踊る 身なりチャラチャラ痛みの足りないバンカラの鼠を退治して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! ここで生まれちゃ宵越しの金要らず どんな子も構わず寄っといで そぞろ歩いてどうしようもないときは 何も構わんままに寄っといで  緑青の匂い 夕日が沈む あの日の香り あなたは遠い  酩酊上々 雄雌違わずお尻を振って踊る 目眩くらくら曼荼羅の空見てぼったくり露天に放火して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! つまり1、2の3の4で手を叩き こんなしょうもない日々にバイバイバイ きっといつかはピカピカ花道 そんじゃまた明日ねバイバイバイ
ポッピンアパシーPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師簡単なことすらもう覚えてない 今どうしようもないほど間違いでいっぱい 頭の中ペンキ溢してしまったのさ 明確な意志もなかったなら 今感情もなにもが信用にならん ここがどこかさえわからないままでいる  教えてよねえ 言えないまま 飲み込んだ言葉の行方をさあ それはいつか血に流れては 体に溶け込むのだろうか  ずっと目を塞いでいた ずっと馬鹿馬鹿しいことばっかりやっきになって今 やっと気がついたんだ やっぱ何処にもこうにも正解なんていないようだ  単純なことすらもうわからない 今ぼんやり燻る澱の中で 頭が痛い鮮やかな色に塗れて どうだっていいのさそんなこと 今望んでいたものが何かも知らずに ただただペンキ零していくだけだ  教えてよねえ 選ばぬまま 過ぎ去った道のその行く末を そこでいつか出会えた筈の 誰かの生きていた証を  そんな目を塞いでいて どうもフラフラピンボケボンクラやっては大迷惑 こんな悲しいの中で 勝手やっても泣いても全然だ もうどうしようか  目を開け そうだ少なくとも 自分の塗った色くらいはわかるだろうが  ずっと目を塞いでいた ずっと馬鹿馬鹿しいことばっかりやっきになって今 やっと気がついたんだ やっぱ何処にもこうにも正解なんていないようだ  それがただ一つの正解だ
MAD HEAD LOVEMILLION LYLIC米津玄師MILLION LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師ああ 煮えたぎる喉の奥 どんどろりんと言葉が溶けていく もう愛から愛へ愛されて愛まで 脳みそ全部そんな感じ  ああ あの日のことを思えば 真っ黒焦げ痛みで目が冴える もう愛から愛へ愛されて愛まで 年がら年も引っ切りなし  呪われた僕らは虜になって きっと愛だ恋だを忘れられないままでいる 愚かさに囚われもう戻れないな そうさ修羅の庭にて君と二人きりで 殴り殴られ乱闘中!  ベイビーベイビビアイラービュー さらば 思い出せないような 呆然自失の毎晩を 君の全てで爆破して 単純明快 こんなもんだ スッカラカンの脳で歌うたって 迷妄醜態 全部そうだ ひっくるめて愛を注いでいたい ベイビーベイビビアイラービュー 今は痣だらけの宇宙で 愛とも言うその暴力で 君と二人で喧嘩したい  ああ 醜くも地を這って チンチロリンと言葉を賭けていく もう愛から愛へ愛されて愛まで 引いては押してとっちらかせ  君を見つめてから始まったのさ こんな嘘も真も白魚の乾いた眼も それまでの記憶はもう何にもないな そうさ修羅の庭にて君と二人きりで 騙し騙され混乱中!  ベイビーベイビビアイオンチュー 彼方先までの道中の バッテンハズレのトンチンカン 君の全てで爆破して 暗雲低迷 擦って揉んで こんがらがった脳で歌うたって 天真爛漫 蹴って泣いて どんがらがっしゃ愛憎混在の ベイビーベイビビアイオンチュー 今はあばら屋の寝室で 恋とも言うその引力で 君と バカンスを謳歌したい  いま一人二人愛の獣になって 傷だらけ 血で塗れ 疲れ果てまた傷つけて ほら巡り巡る今を貪りあって 擦り切れて 擦り切れて 疲れ果て果て果てど愛している  ベイビーベイビビアイラービュー さらば!思い出せないような 呆然自失の毎晩を 君の全てで爆破して 単純明快 こんなもんだ スッカラカンの脳で歌うたって 迷妄醜態 全部そうだ ひっくるめて愛を注いでいたい ベイビーベイビビアイラービュー 今は痣だらけの宇宙で 愛とも言うその暴力で 君と二人で喧嘩したい  ベイビビアイラービュー
メランコリーキッチンPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師あなたの横顔や髪の色が 静かな机に並んで見えた 少し薄味のポテトの中 塩っけ多すぎたパスタの中  あなたがそばにいない夜の底で 嫌ってほど自分の小ささを見た 下らない諍いや涙の中 おどけて笑ったその顔の中  誰もいないキッチン 靡かないカーテン いえない いえないな 独りでいいやなんて 話そう声を出して 明るい未来について 間違えて凍えてもそばにいれるように  笑って 笑って 笑って そうやって きっと魔法にかかったように世界は作り変わって この部屋に立ちこめた救えない憂鬱を おいしそうによく噛んであなたはのみ込んだ  それにどれだけ救われたことか 多分あなたは知らないな 明日会えたらそのときは 素直になれたらいいな  あなたの頬や鼻筋が今 静かな机に並んで見えた 部屋に残してった甘いチェリーボンボン 無理して焼き上げたタルトタタン  張りつめたキッチン 電池の切れたタイマー いえない いえないな 嫌いになったよなんて 話そう声を出して 二人の思いについて 恥ずかしがらないであなたに言えるように  笑って 笑って 笑って そうやって やっと自由に許すようになれた世界を持って 作り上げた食事のその一口目を掬って 嬉しそうに息を吹いて僕に差し出したんだ  それにどれだけ救われたことか もしもあなたが知ってても 明日会えたらそのときは 言葉にできたらいいな  もう一度!  笑って 笑って 笑って そうやって きっと魔法にかかったように世界は作り変わって この部屋に立ちこめた救えない憂鬱を おいしそうによく噛んであなたはのみ込んだ  それにどれだけ救われたことか 多分あなたは知らないな 明日会えたらそのときは 素直になれたらいいな
リビングデッド・ユースPLATINA LYLIC米津玄師PLATINA LYLIC米津玄師Kenshi YonezuKenshi Yonezu米津玄師さあ 目を閉じたまま歩き疲れた この廃墟をまたどこへ行こう そう 僕らは未だ大人になれず 彷徨ってまた間違って こんな悲しみと痛みさえ どうせ手放せないのならば 全部この手で抱きしめては 情動遊ばせて笑えるさ  さあ 呪われたまま笑い疲れた この現世をまたどこへ行こう もう 息も続かない 喉も震えない 失ってまた躊躇って 「嫌い」を吊るしあげ帰りの会 どうせ負けてしまうのならば 弱いまま逃げてしまえたらいい 消して消えない灯りの先へ  シクシク存在証明 感動や絶望に泣いて歌う 迷走エスオーエスの向こうに 救命はないのを知っていたって 精々生きていこうとしたいんだ 運命も偶然も必要ない 遊ぼうぜ 明けぬ夜でも火を焚いて今 そんなそんな歌を歌う  さあ 笑われたまま願い疲れた この隘路をまたどこへ行こう どうにも日々は無常 頓智気やれば非道 貶されてまた傷ついて 死球を見逃したアンパイア どうせ公正じゃないのならば 僕はせめて味方でありたい 信じられないならそれでもいい  ドクドク精神胎動 欠乏も飽満も見過ごして 劣等身体もう維持限界 散々呪いを受け取ったって 精々生きていこうとしたいんだ 慢心も謙遜も必要ない 許したいんだ 消せぬ過去から這い出すような そんなそんな痛みを  痛みで眠れないまま 彷徨い歩く僕らは 死にながら生きるような姿をしていた 思うように愛せない この世界で生きる為 血まみれのまま 泥沼の中 僕らは願い また歩いて行こうとする  シクシク存在証明 感動や絶望に泣いて歌う 迷走エスオーエスの向こうに 救命はないのを知っていたって 精々生きていこうとしたいんだ 運命も偶然も必要ない 遊ぼうぜ 明けぬ夜でも火を焚いて今 そんなそんな歌を歌う
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