ハロージャック百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 階段を降りて ドアを開ける カウンターの隅に 滑り込む 寡黙な男に 目配せして 乳飲み子のように 喉を鳴らす 琥珀色した液体で 酩酊の向こう側へ グラスの雫 指で撫でる 気だるい仕草 タバコ燻らす 時計の秒針か ビート刻む 無限の感覚が 辺りをたゆたう 琥珀色した液体を 静脈に打ち込んで |
Have you ever seen the Stars?MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 手がかりナシでメロディーを口ずさんで カラスがカーってそれにハミング付けた 電車はガガガってベースを弾いてるみたいで 悪くもないか 誰も彼もがきっと 星のない空見上げて ずっと探してるんだ そいつを 何やってんだ ベースボール・スター 目の醒めるような一発 ここまで飛ばしておくれよ シュールな気取り屋は今日も乾いているのさ 月曜の午後に裏通りを選ぶから 使い捨ての物語 足りない脚本家 リサイクルって言っても そうそう使いモンになるはずもない 誰も彼もが今夜 星のない空見上げて 羅針盤のありかを探してるよ 何やってんだ ロックンロール・スター はみ出し者のブルースを 震える夜にかき鳴らして シビレさせて 遠くまで連れてっておくれよ 読みさしの伝記本の中に書いてあったような そんな事がいつかホントに 擦り切れたレコード 楽屋の壁の落書き 口パクのテレビショー そんなものは必要ないよ 騒がしい毎日を 空前絶後の日々を まだ見たことのないような世界を |
ハナタラシ vs ワンダーボーイMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 露骨な敵意が むき出しハナタラシ 興味のないふり キワモノワンダーボーイ タブーのランデブー 死ぬまで悶絶ライフ 無い袖は触れぬ 丸腰ハナタラシ 足を引っ張るは 腰抜けワンダーボーイ やむにやまれぬで 死ぬまで七転八倒ライフ イッツマイライフ イッツマイライフ 昼過ぎて起きだすマイライフ メシ喰って寝るだけマイライフ アイドンノウ アマチュア風情の 爆裂ハナタラシ 信心深いふり おせっかいワンダーボーイ ありそでなさそで 死ぬまで七転八倒ライフ イッツマイライフ イッツマイライフ MONZETU ITSMYLIFE 暇すぎてあくびのマイライフ 酒飲んで寝るだけのマイライフ アイドンノウ |
箱船百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | つぎはぎだらけ ぼくの船 今夜ひっそり 沖へ出るよ コンパスなしの航海は どこまでつづく 真夏の日差しに焼かれても 汗を拭って舵を切る 北風吹けば風まかせ 航海はつづく がらくたばかり積み込んで 重いいかりは胸に納め さよなら また会おうって 汽笛が むせび鳴く 静かな波間にただよえば 空と海とがあいまいで ぼくは歌うよ 宛名の無い手紙のような歌 もう二度と読み返さない 真夜中に書く手紙のように この空も あの星も この夜だけ ぼくのものって この夜だけ この夜だけ この夜だけ ぼくのものって この空も あの星も この夜だけ ぼくのもの さよなら また会おうねって 僕のギター むせび鳴く |
NO WAY CITYMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 忘れたいのに忘れられない 赤いジャケット レザーのパンツ クールグリース (最新型の宙返り) (白目を剥いて飛び込むぜ) (真っ逆さま) ONE WAY NO WAY クリームソーダの(鼻につく) 香り残して(下水の匂い) あいつは消えた(見渡す限りの) この街から(この世はつまり) (世知辛い) ONE WAY NO WAY 何処から現れ(ノーファッキンウェイ) 何処まで行くのか(ノーファッキンウェイ) 何処から現れ(ノーファッキンウェイ) 何処へ消えたんだ 誰も彼もが 生ける屍 誰か探して(飛び込むぜ) あいつの事(飛び込むぜ) どっから見ても(飛び込むぜ) 普通じゃないから(飛び込むぜ) (真っ逆さま) ONE WAY NO WAY CITY |
KNOWMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 漆黒に包まれた海の底で溺れて 苦々しい水をイヤという程飲まされ あらがう手足に何かが絡み付く スローモーションで 上がっていくのは 声にはならないアブク アブクだけ 藻屑と消える |
ニューシネマ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 映画を観に行かないかい 駅の外れの 寂れた名画座で リバイバルしてるよ 田舎者のカウボーイ 意気揚々と 都会へやって来た けど 上手く行かない事ばかり チンケな詐欺師と いつか楽園へ行こうぜって 虚勢を張りながら 二人で暮らすけど その目の奥はいつでも 悲しそうなんだ そんな物語だよ 僕は夜の街を歩くとき 真似するくらい 憧れたけど 今は 映画の主人公になんか なりたくないよ 最後には 楽園に着く手前で 死んじゃうから |
なんだか愉快なぼくたちは百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なんだか愉快なぼくたちは 夕日を背にして スキップで暖簾をくぐったのだ それはまるで誘蛾灯に 集まる蛾のように 何の迷いもなく ただ一直線に 大事な用事があったのだけれど 30分のつもりで 赤提灯へ なんだか愉快なぼくたちはビールを飲むと いつだって幸せな気分で 何回でも同じ話をくりかえして 前回と 同じ場所で 笑いころげるのさ でも前より 大げさなストーリーになっている なんだか愉快なぼくたちは となりのおじさんの 身の上話に 付き合ってるとき ハタと思い出したんだ 僕らしがないバンドマン お客さんはもう しびれを切らしてる しゃびしゃびのコーンフレークみたいなカラダ引きずって さあ早く ライブハウスへ戻らなきゃ 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ バンドマン 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ テープエコーズ |
nutsMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 使い古しのジョーク ひとつふたつ ポケットに忍ばせ 夕暮れの街を行こうか 人生ってのはケセラセラさ なんて 顔に似合わないセリフ吐いた アイツのこと懐かしんで 笑い押し殺して涙堪えてる 今でもクサってるなら 生意気なままやりきって欲しいよ 助走つけて跳躍するのさ 不恰好なファイティングポーズで 夕陽浴びて顔赤く染めて くしゃくしゃの笑顔のままで ファイティングポーズで 夢の途中で 列車を降りてった友達のこと 不意に思い出したりして 立ち尽くす それでも行くって 自分に誓ってる 溢れる情熱が ただそれだけが ボクらを連れてゆく 助走つけて跳躍するのさ 不恰好なファイティングポーズで 夕陽浴びて顔赤く染めて くしゃくしゃの笑顔のままで ファイティングポーズで ボクら夕日を背に 何度もファイティングポーズで ボクら夕日を背に いつまでもファイティングポーズで |
ながいおわかれ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 最後にキスして さよならのかわりに もう二度と会えない ながいおわかれ 僕の夏はあっけなく終わって 時間まで僕を追い越してった 細く伸びた自分の影 今にも消えてしまいそうだ 幸せの色ってどんな色 その色で君を染めたかったよ あぁ もう行かなきゃ すてきな すてきな 今夜の君 きれいだ きれいだ 夜露に濡れて ずっと ずっと 忘れないでいて欲しい 朝が来れば 僕は きみをおいてとおい雲の上 最後にキスして さよならのかわりに もう二度と会えない ながいおわかれ |
NAKAYOSHI 11MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | ボクら11人 なかよし11人 ある日1人目が姿くらました 次の日2人目車にはねられた 2人居なくなり 残り9人になってしまった 3人目はひどい伝染病にかかった 4人目は怖い人に捕まった 5人目はビルの屋上から飛んだ 6人目が乗った船は二度と帰って来なかった ボクら11人 なかよし11人 6人居なくなり 残り5人になってしまった ボクら11人 なかよし11人 たった5人では 野球もバレーもサッカーもできないよ 7人目は山で白骨で見つかった 8人目は川でピラニアの餌食 9人目の乗った飛行機が落ちた 10人目は刑を執行されてしまった みんな居なくなり ボクだけが残った みんな居なくなり ボクだけが残った たぶんそのうちに ボクもそこに行くよ たぶんどこからか 狙われているよ ボクら11人 なかよし11人 |
トーキョーロストMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 心臓 擦り切れる感覚 軋轢 抗いもできずに 硬直 作り笑いのまま 哀愁 ぶら下げて イン トーキョー 整列 右へならえのまま 行列 マネキンの行進 同類 生ぬるい感触 友好 馴れ合って イン トーキョー 摩天楼の片隅で 片寄せ合って群れをなす 顔色だけ伺って 握手で腹を探り合う 吠え面をかく気概さえなく 震えているモルモットたち 思考停止で誘導される 宙ぶらりんのパペットたち ホームシック ホームシック ホームシックのロストボーイ ホームシック ホームシック ホームシックのロストガール 帰りたいのに帰れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 戻りたいのに戻れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 暴風 雨は横殴りで Tシャツ 肌にまとわりつく 脅迫 一触即発で 蒼白 血の気が引いていく 母さん こっちの生活にもずいぶん慣れて 最近やっとみんなとおんなじ顔になりました イン トーキョー 最終列車はすし詰め 存在消して紛れ込む 繋がり合えると信じ込む 不安で押しつぶされそう 吠え面をかく気概さえなく 震えているモルモットたち 思考停止で誘導される 宙ぶらりんのパペットたち ホームシック ホームシック ホームシックのロストボーイ ホームシック ホームシック ホームシックのロストガール 帰りたいのに帰れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 戻りたいのに戻れない 宙ぶらりんトーキョーロスト |
TOKYO HEAVYMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 今すぐ行くよって言って遅れるのがボクの悪いクセ いつまででも待っててくれて ありがとう TOKYO HEAVY そっちはどう?って聞かれても上手く言えないよな事ばかりで そんなに悪いもんでもないさって うそぶいてみる TOKYO HEAVY 消えないで光 TOKYO HEAVY クシャクシャに絡まった糸を一つずつ解いてくような毎日が続けば さすがに何やってんだろって バカらしくもなる せっかくなら一つくらい何か残していきたいんだけど そうそう上手に行きっこないのも分かってるから 声ぐらい 笑っていないとね TOKYO HEAVY 消えないで光 明日へのあかり灯し続けて TOKYO HEAVY HEAVY HEAVY ちっとも上手く吹けないや |
ともをまつ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ともだちをまっています かいだんにすわっています はるのかぜがふいています なんだかけはいがしています 夕暮れ時の商店街 この世とあの世がすれちがい うずまき模様のオートバイク 猫の目ん玉がヘッドライト がらがらの商店街 この世とあの世が混ざりあい ともだちをまっています (うどんげの花が咲いております) たよりはなんどもだしてます (猫のしっぽにからまっています) なしのつぶてでくさります いつかはくるとおもいます |
ともだちにもなれない百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なまえもまだしらない きみはどこからきたの はやくうちへおかえり ゆうぐれがせまるよ ぼくはずっとひとりで いしころけってあそぶよ みちくさしてるだけだよ かえりたくないだけだよ ともだちにはなれないよ だからもうかえりなよ |
唐変木ブギウギ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 木偶の坊になって ブギウギ 糞して 小便して 唐変木になって ブ~ギ~ウ~ギ~ |
天気雨百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 公園のベンチで 物思いにふけってる 風船ガムをかんで でっかくふくらまして 割れて鼻にひっついて ベトベトがとれないよ ラバーソールを かじったよな味がする 公園のベンチで さっきからずっと見てる 池の中の岩の上のカメが でっかくあくびして 首を長くのばして ヘンな顔してるよ キングクリムゾンの レコードジャケットみたいに ヘンな顔 こんな日は いい事が ありそうだって 思ったそばから 天気雨 |
中央沿線午前四時百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 終電乗り過ごして 酩酊激しい午前二時 中野?阿佐ヶ谷?高円寺?今のオレ 消息不明 iPhoneの電池エンプティ さしずめ ハンプティダンプティ 意気揚々で千鳥足 適当な店に フェード イン ドアの向こうは別世界 ここはスナック動物園 カウンターに並ぶ猛獣たち 今のオレ 迷える子羊 飛んで火に入る夏の虫 後悔しても 後の祭り しゃがれ声のママ そのフェイスは マントヒヒ ウチは明細会計セットで3千円 カラオケは別途 1曲2百円 オレはキレイな緑色した鏡月ボトルの中身が 大五郎で無い事だけを祈る 毛むくじゃらのゴリラ マイクを強く握りしめ 感情を込めて歌う その曲は吉幾三 過剰に掛かるエコー 絶妙にズレるメロ でも でも でも 琴線に触れて 涙ポロポロ 郷に入ればナンとやら マイクリレーがオレに届くと カラオケリモコン ピポパして 大五郎をグイと空け おもむろに立ち上がり そっと瞳を閉じて よみがえるあのメモリー 歌い出すあのメロディー 終電乗り過ごして 酩酊激しい午前四時 いつまで続く 宴はエンドレス ドアの向こうは楽天地 ここはスナック動物園 都会のオアシス 摩天楼の蜃気楼 |
ダミアンMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 奥歯にモノが挟まってるよ シーシーしても取れないんだよ 耳ん中に水が入ってくるよ ピョンピョンしても抜けないんだよ 次の日もその次の日も どーにもこーにも直らない おかげで欲求不満になっちゃったぜ どうしてこんな 大人げない仕打ちをするの? ワルいことなら 何でもやったのに まだダメですか? 悪魔と取引きすれば なんとかしてくれるのかな? 誰かクロスロードへ連れてって |
そしてみんないなくなったMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 嘘 嘘っぱち ノンフィクションのテレビジョン 正体 正体不明 コントラストで目つぶし 不感 不感症 サカリのついたメス猫 小手 小手調べ 悪戦苦闘ろくでなし 連想ゲーム カウントダウン 第六感 タイムアップ 傍観 傍観者 遠巻きにしてヤジ飛ばす 平行 平行線 交じり合えないユー&ミー こび こびりつく 媚びの大安売りしてる セリフ 棒読みで ミュージカルの主人公 絶望的に しらけるジョーク ビジネスライク バラエティ そして みんな いなく なった ナイナイ ナイチンゲール 介抱される事も無い 聖人 矍鑠で パラドックスの裏返し 世論 正論で 情報操作容易い 妄想 幻想で 浮かんで消える面影 腐っても鯛 口八丁手八丁 イロモノ呼ばわれ インスピレーション 出来レースで パフォーマンス ひっくり返して エキサイティング そして みんな いなく なった |
スーパッパ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | アンタはとんだ欲しがり屋 しょんべんくせー野郎だな どうなってんだよ オツムは のんべんだらり うわの空 ほら どっかへ飛んでった アンタはとうにお終いだ 頭上にハエがたかってる 寄ってたかってエゴまみれ どうせこの世は鬼だらけ まぁ せいぜい頑張って 七転八倒 エブリディ 正気と狂気の フォークダンス どんでん返し ノンフィクション 威勢の良さが チャームポイント ほら どっかへ飛んでった まぁ せいぜい頑張って ほら 杓子定規に 他人行儀に 空は青かった 青かった |
sparkle musicMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | ボクら もっと高くまでいこう ボクらもっと高くまでいこう 目一杯両手を伸ばして 銀のダイナミックマイクで ボクの声よ届け まばゆく気高い 祝祭ミュージック キミはなまめかしく踊ってる ぜんぶ解放して いつか音楽止まっても 踊り続けていてね 静寂もまた リズムになる ドラッグや宗教や天国より アゲてくれる まばゆく気高い 祝祭ミュージック ドラッグや宗教や天国より 気持ちイイ まばゆく気高い 祝祭ミュージック |
砂時計百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | セピア色 回転木馬 がたごとと回る その速さに 怖気づいた 僕を見て 笑う 今はただ おやすみ 砂時計 止めて 朽ち果てた 道しるべと おぼろげな面影 近づいては 遠ざかる めまいにも似た 記憶 今もまだ その胸が 高ぶっているのなら 走れ 走れ 息を切らして 走れ 走れ 光へ向って |
すきにして百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 今日はとてもいい一日だった 偶然と幸運と君が 一緒にいて でも明日になれば 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして 部屋の明かりを暗くして お酒を呑みながら 語り合う でも朝が来たら 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして きっと朝が来たら 忘れなきゃならないから 早く 早く 早く 僕のことを すきにして |
ジャムパンちょうだいMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | お砂遊び インザパーク ボクのお城 アットザパーク 踏んずけないで バイザパーク 壊さないで パーキング 夕暮れ時オレンジ色 鐘が鳴っても帰りたくない パパとママどうせいない お腹すいたよジャムパンちょうだい カンケリして インザパーク 影踏みして アットザパーク 石ころ投げて バイザパーク ひとりぼっち パーキング 暗がりから猫の目が光る カラスの一味低空飛行 ボクはこのまま夜にとけちゃう お腹すいたよジャムパンちょうだい 水兵リーベ ボクのふね 水兵リーベ ボクのふね お腹がすいたよ ジャムパンちょうだい お腹がすいたよ ジャムパンちょうだい お砂遊び インザパーク 僕のお城 アットザパーク 夢の国 バイザパーク 夢のお城 パーキング |
ジェネレーションZMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | カビ臭い部屋 こぼれたミルク はがれたポスター 食いかけのピザ 散らばる感傷 ノイズにまみれて 何がしかの思い出が いつも僕のそばで 塗りつぶせって言うんだ 塗りつぶせって言うんだ ギラつく太陽 上る蜃気楼 灼熱のハイウェイ 置き去りの記憶 はみ出す感情 意識も遠のいて アスファルトで干涸びた 蛇の死骸眺めてた 誰がしかの面影が ずっと僕のそばで 逃げ出すぜって言うんだ 逃げ出すぜって言うんだ 何がしかの思い出が 僕の胸を掻きむしる 誰がしかの面影が 僕の耳の奥で 塗りつぶせって言うんだ 塗りつぶせって言うんだ |
SICK JITTA百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ああやらかした ココはどこ? 君は誰? また永遠の真ん中あたりか 後悔と落胆で へのへのもへじだ うらめしいほど 忘却の彼方 最悪のタイミング また SICK JITTA ねぇ神父さん 今すぐに懺悔したい 性懲りのない 僕も悪いケド 神さまのお戯れ カマをかけられて ちょっと魔が差して 魂を売った 弁解を聞いとくれ また SICK JITTA いわば有名シェフの気まぐれランチさ たぶん超常現象 説明不能のミステリー 最悪のタイミング また SICK JITTA SICK JITTA SICK JITTA..... |
13 HOT DOGSMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 真夜中に呼び出しといて 一人でしゃべり散らして 部屋には帰らないとファミレスをベッド代わりにしてた アイツは今も失踪中 こいつを脱いでしまったら自分じゃなくなる気がするって 穴の開いたライダースを年がら年中いつでも着てた アイツもずっと音信普通 なんてことない話 俺達は泥舟に何でもかんでも積め込んで ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン こんがらがった夜をいくつも越えて ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン 人生ってのはビターなんだ チョコパフェは我慢するんだ 口にはチャックするなよ ゲスはゲソ喰って屁こいて寝ろ いいかよく聞け 沈黙は金ナリ、だ 戦場へ行ったじいさんの口癖だった 全部腹にしまい込んだまま灰になってしまったんだ 全くこの世は分からない事だらけ どうせ信じてても救われないって 俺達は泥舟に何でもかんでも積め込んで ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン こんがらがった夜をいくつも越えて ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン 何にも背負わずに泥舟漕いで くたばる時まで夜をいくつも越えて 往生際が悪いってのは生まれつき ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン |
SIDE B~片っぽメモリーズMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇・MO'SOME TONEBENDER | | 黒いジョーク 笑う手拍子 かたっぽの靴 辻褄合わせの心象メモリー 勘違いダンス 指を鳴らす ナゾかけ遊び 途中で止まった沈黙メモリー 埋まらないクロスワード 不揃いのボーリング・レーン 住所不定の日曜は どこにいても落ち着かなくて 消せない訳にはいかない ホラー映画のあのシーンが パッと鮮明に蘇るんだ 公衆電話を借りて 注文はシェフのオススメ 消えない訳にはいかない そんなムードを掻き消して 拍手喝采が巻き起こるんだ |
G.O.MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | こんにちは おひさしぶり またこんど さようなら なにげない その言葉が 最後になった たくさんの ともだちが 遠くから やってきた お別れを 言うために 見送りに やってきた そしていつか また会おうと 約束をした 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して なつかしい 仲間が 集まる せまい部屋 キャンドルに 火をともす その輪の真ん中に 花束で 飾られた 笑顔の写真 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して |
高架下の幽霊百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ハイウェイを見上げる高架下の ブルーのテントが彼のお城 卵とパン焼いてブレックファスト 調子っぱずれな口笛付きで そうこの素晴らしい世界で 彼は毎日空き缶拾いに精を出す アルミニウムはキロ180円 ワンカップ一つの価値もナシ 黄色く濁った彼の目玉ん中 乱反射する都会の中 彼には人間がみんな 人参ぶら下げて走ってるよに見えるんだとよ 誰彼ともなくブツブツと しゃがれ声で話しかける 「なぁお嬢さんオイラをよーく見な コレがブルースさ」 「シスコにロンドン、ベルリンにも行った ミックやキースとは69年からダチコウさ オイラの価値はオマエらにゃ計れねぇ エサもらってもシッポはふらねぇ いきものの掟はやぶっちゃいけねぇ 人間そんなに偉かねぇ 正直者は馬鹿をみねぇ お天道様に顔向けできねぇ」 そんな事を彼は言ってた だけど最近みかけなくなった 駅にも公園にもいない だれか彼を知らないかい? |
GREEN & GOLDMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 終演はいつも突然に だけどエンドロールにはまだ早い ギターケース抱えたまま 真夏の川を泳ぐ その時キラキラの中 35mmに焼き付けた淡い記憶 若葉の隙間 漏れる光 輝く水 顔を洗うのも忘れてこの手にすくい上げた 夕日に焼ける僕ら 高らかな笑い声はグリーン 見極め続けていくんだ 黄金の瞬間を 強く抱きしめたまま 苔を洗い 岩を磨き 深く息を吸え 僕らグリーン 胸にはゴールド 僕らグリーン 胸にはゴールド クライマックスはまだだよ 海へたどり着くまでは |
Good trip? Bad trip?MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 東名高速309キロポストで出会った死神が 割れたガラスの向こうからこう言ったのさ 「ベイビー、ハートに火をつけて」 鎌首もたげてニヤッとされりゃ どんなヤツでもチビリ上がるさ だけどオレたちゃ まだまだアンタを 喜ばす訳にいかない 13万キロオーバーのポンコツで 運命にしがみついて 北へ南へ東へ西へ 精神科の医者は金をがっぽり稼いで 教祖様はせっせと勧誘している 人格の危機がそこまで来ているらしいけど みんなは大丈夫? イマイケあたりでイッパイ食わされて インキの虫が顔を出したぜ だけどオレたちゃ まだまだアンタの 世話にはならない 13万キロオーバーのポンコツで ジレンマとやらを抱いて 北へ南へ東へ西へ |
クラクラ with 原田郁子(クラムボン)百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 二人で手をつないで 気がふれるまで回りつづけましょ 重力に逆らって はじけとんでしまうくらいのスピードで 僕がクラクラしてるうちに この胸に狙い付けて ひと思いに打ち抜いて欲しいよ アタマにリンゴ乗せて おどけてるけど この胸に狙い付けて 遠慮なしで打ち抜いて欲しいよ 暗殺者みたいに さりげなく打ち抜いて欲しいよ クラクラするよ クラクラするよ クラクラするよ |
カルチャーMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 武井靖典 | | 意識を集中アクセス 直感確信ナンセンス 人格露呈キーワード クールフール マイワールド 紙芝居でヒストリー 大切な箇所ミステリー カミソリばりヒステリー Aマイナー 哀愁コード カルチャー 回避すべきトラブル ペテン師たちレベル 連鎖するコンプレックス 博物館のレックス カスタマイズ エナジー 溺れるテクノロジー 朽ち果てるインダストリー それぞれのテリトリー カルチャー 強烈なコントラスト 殴り書きのイラスト エキゾチックエピソード モーニングジャンクフード カルチャー アイヘイトミュージック |
お酒にまつわるエトセトラ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なにか楽しいことや ひどく悲しいことが あるたび人は お酒を呑むんです すごくムカつく時も なんだか切ない夜も なだめたり なぐさめてくれるのがお酒です いつでも あなたの そばに居てくれるのがお酒です 桜が咲いたら 夏がやって来たら 娘が初潮を迎えたら とりあえず呑むんです 会社クビになったり 彼女にフラれたり 友達が死んだときにさえ 呑むんです お酒が 人生の ほろ苦さを 教えるのです お酒が 愛と誠を 叩き込んでくれるのです |
Emperor Sun & Sister MoonMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 白いカーペット 敷きつめた荒野 朝もやのチョコレートタウン ポヘミアン達 ヨーグルトの肌 黄色いバッチを胸に付けた 瞳の中の太陽はマーマレ−ド 覗いてセキララ 万華鏡みたいたね 降りても降りても元に戻るすぺり台 夢を誘うようなハンモック 揺れていたい 君をここまで連れてゆきたい 時間はそんなに大切じゃない おいでよ |
it's meMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 明日は嫌いだよ 永遠は嫌いだよ 運命は嫌いだよ どこにも行きたくはない 昨日は嫌いだよ 写真は嫌いだよ 記憶は嫌いだよ 感じることはやめない ここにいるよ この街は嫌いだよ このビルは嫌いたよ この道は嫌いだよ どこにも行きたくはない 言葉は嫌いだよ 名前は嫌いだよ 時間は嫌いだよ 感じることはやめない ここにいるよ |
アンハッピー・ニューエイジMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | さしずめバンコックあたりか キープボトルの中の陶酔 ハーモニーとジーザス どっちも 似たり寄ったり詐欺師まがい 五寸の虫にゴシップのたましい デマ行進でセンセーション イン&アウト&アウト&イン ペンキぶちまけて天使に見捨てられた夜 傾いたタバコ屋の角じゃ 悪党達がジャムセッション ライムとジャズと紫の煙 くすぶるだけがそこのアベレージガイ 次元が違うんだよなぁ ネズミみたいなホットドック食ったって たかが知れてるだろ そりゃないだろ 腹が減ってしょうがないなら ちじこまったアスをこじ開け ジャック・イン さしずめアヌステルダムあたりか キープボトルにマジックでサイン バタフライに触ると危ないから 気をつけて赤の点滅を突破 五寸の虫にゴシップのたましい デマ行進でセンセーション イン&アウト&アウト&イン ゴミ溜めベットで電柱を抱いた それは違うんだよなぁ 陰気な地下鉄にしけこんで隠れてちゃつまんないだろ そりゃないだろ どうせはみ出してしまうなら ちじこまったアスをこじ開けて 昨日みた夢がジャック・ニコルソンのそれとは違うと言われても そりゃないだろ どうせとんだ悪夢なら ちじこまったアスをこじ開け ジャック・イン アンハッピー・ニューエイジ |
アドワナダイ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない 子供の頃 夢に見たんだ 空を飛んで 葬儀場の上へ 友達みんな 集まってる 遺影の写真 僕の顔だった 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない アドワナダイ!! 黒い服着て みんな神妙として 泣いてるヤツ 我慢してるヤツ 「あ、なんだアイツは平気そうだなぁ」って冷静な僕 天上から確認して 可笑しくなって ツッコミ入れて 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない アドワナダイ!! |
足跡とショートホープMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 芝生に寝転んで 行き交う車を見てた 夜空は 途方もなく深いとこで揺れてる 急な土手を下って 線路沿いに歩きはじめた 破れた金網に 引っかかったココロが残る 水の無い川には 逆さに錆びた自転車 逆らえない重力に引き止められて すり滅ったかかとを すこし気にしなから 真っすぐな国道 家はまだ違い 耳鳴りの奥から 月日が追いかけてくる 言葉は色あせてく 胸にしまい歩き続ける ライトに照らされた ホコリが宙で踊っている 西から一つずつ 消えてゆく星の数かぞえた あと少しで 朝が来るよ 鼻歌でも唄いながら くわえ煙草で歩いて行こう 折れたマッチに火をつけて |