武市和希作詞の歌詞一覧リスト  51曲中 1-51曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あいことばmol-74mol-74武市和希mol-74君を待ってた ずっと前から 嘘みたい、でも本当なんだ 夢の尾びれを今日までずっと繋いだ  神様だとか運命だとか 口にすると安っぽくなるけど 奇跡はあると、必ずあると分かった 分かったよ  夢を見たんだ 幼い頃に 君は覚えていないだろうな 目を覚ましても君の名前が巡った  もしも世界がひとつだったら 僕は君を忘れていただろう 今、目の前に起こる奇跡を探して、 探していた  名前を尋くからさ、答えてほしい  10年経っても100年経っても ふたりにしか言えないあいことば どうか振り向いて 君のことばを聞かせてよ 時間にだって 季節にだって 誰にだって触れないようにと 夢の中で出会った きっとそうだよ  ニーチェの台詞やキーツの詩みたいに 上手く、美しく言えないけれど どんな映画や小説よりも美しい夢を 僕は君と見続けてたいと思っているんだ  10年経っても100年経っても ふたりにしか見えない夢ならば醒めないよね 10年経っても100年経っても ふたりにしか言えないあいことば どうか振り向いて 君のことばを聞かせてよ 時間にだって 季節にだって 誰にだって触れないようにと 夢の中で出会った  10年経っても100年経っても ふたりにしか言えないあいことば 君が振り向いて放ったことばで正夢 時間にだって 季節にだって 誰にだって触れなかったから 今、此処でやっと出会えた きっとそうだよ  君を待ってた ずっと前から 嘘みたい、でも本当なんだ 夢の尾びれを今日までずっと繋いだ
氷菓CYNHNCYNHN武市和希mol-74カメラロールのなかに 笑った僕らがいる 何が可笑しくて笑ったのか それは忘れたけど  君が一口くれて 齧った氷菓 あれはどんな味がしたのか それも忘れたけど  住宅街包む夕の景 回想を誘う蝉の時雨 シャッターを切らないような見慣れた瞬間に すべてが詰まってた気がして  もう会えないや 液晶に映る君 もう言えないや 「明日は何する?」 賞味期限のない氷菓みたいに いつまでも甘く いつまでも淡く いつまでも笑う  いたずらに増えていく その分離れてしまう 青い矢印の標識は 現在に訴えている  あの頃もピンとこなかった あの頃も欲しくはなかった 幸せになるための法則を 僕は解けないままだ  もう会えないや 液晶に映る君 もう言えないや 「明日は何する?」 賞味期限のない氷菓みたいに いつまでも甘く いつまでも淡く いつまでも笑う  君だけが解けてく フェードアウトしてく スクロールする度に消えてく 僕の知らない場所 僕の知らない人 君が今生きてる世界へ  もう会えないね 液晶に映る君 もう言えないね 「明日は何する?」 賞味期限のない氷菓みたいに いつになっても 今になっても  もう会えないね 液晶に映る君 もう言えないね 「明日は何する?」 それでもぜんぶ、偽りのない日々 いつまでも甘く いつまでも淡く いつまでも笑う 溶けない夏の日  いつか振り返るかな 今年のこの夏の日も 現在(いま)目に映している瞬間に シャッターを切る
赤い頬mol-74mol-74武市和希mol-74せめて雪のように綺麗な言葉で云えたら それはまるで絵空事  進む深い縹 何処か知らない場所へ 空はまるで今日のよう  涙は涸れる意味を実は知ってて此処にいるの いつも言葉は足りないままで 濁した声と白い息が混じる  せめて雪のように透明な模様でいれたら それはまるで消えそうなこと  涙は涸れる意味を実は知ってて此処にいるの いつも言葉は足りないままで 濁した声と白い息が混じる  涙は涸れる意味を実は知ってて此処にいるの いつも言葉は足りないままで 濁した声と白い息が混じる
アルカレミアmol-74mol-74武市和希mol-74もう遅いことならばすべて分かっているけれど まだ間に合うのならもう一度  もう遅いことならばすべて分かっているけれど まだ間に合うのならもう一度  僕に託そうとしてたものは 呼吸や言葉だけじゃないでしょう どうか、思い出して それがまた僕になる  もう遅いことならばすべて分かっているけれど まだ間に合うのならもう一度
Answersmol-74mol-74武市和希mol-74あの頃見上げていた未来は星みたいに綺麗で掴めなくて 無数の光を放っていた 永遠のようだった  時間の思い通り 僕らを離していく 蛻けた瞳を隠すように 笑ってみせた君が儚い  命が足りないくらい夢見てたのに  あれから全部 手にした全部 落とさぬように 失くさないように 抱きしめていた 握りしめていた だけど確かな何かを掴めぬまま 非対称な運命へ導かれていく君の眼 それでもきっと まだ間に合うって 空を見上げては 明日を待っている  刹那が目論むように 僕らは毀れていく 硝子の疵に気付いたように 溶暗していく熱が悲しい  気持ちのゆらぎを解ってたはずなのに  あれから全部 手にした全部 落とさぬように 失くさないように 抱きしめていた 握りしめていた だけど確かな何かを掴めぬまま 肥大していく終焉へ引き寄せられていく君の手 それでもきっと まだ間に合う、って 言葉と裏腹 胸は騒いでいる  触れるだけで壊れそうな約束たち 憶えている? もう忘れている? 鉤括弧のない言葉を声に出そうとした時 空っぽだった瞳の中には光 僕とは違う輝きを宿している そうか、もう君は  あの頃見上げていた未来は星みたいに綺麗で掴めなくて 無数の光を放っていた 永遠のようだった  あれから全部 手にした全部 落とさぬように 失くさないように 抱きしめていた 握りしめていた だけど確かな何かは掴めぬまま 非対称な運命へ君は今進みはじめる さよなら、きっとまた出会えるって それぞれが出した答のその向こうで そう信じていく
アンチドートmol-74mol-74武市和希mol-74吐き出せば溜息 吸い込めば苦しく  本当は気付いてる 本当のことを心が  甘い甘い夢を見ていたあの日々が愛おしいなら 君の中にある確かな温もりに手をあてて  ボクハダレ 生きていく意味さえも分からなくなりそうなのかい  深い深い底に落とし込んだまま見失った 君の手をひいて連れ出すような歌を歌うよ 甘い甘い夢を見ていたあの日々が愛おしいなら 君の中にある確かな温もりだけが答えを知ってる  飛べるだろう? 見えるだろう? 本当の世界 君の世界が
アンニットmol-74mol-74武市和希mol-74mol-742月の風が春に傾いて空もぼやけだしてる はじまりを告げるような季節が忌々しくなる  「君に似合うはず」と着させられた 赤い上質な服 鏡の前で何度も 似合ってる、と言い聞かせていたっけ  裾を折り曲げてみたり 袖を裏返してみたり 羽織って隠したり 嫌になったからもう脱ぎ捨ててしまったよ  諦め続けたことも 愛し切れなかったことも いつの日か癒えるだろう ベランダの青いシャツが風で焦ったそうに揺れる 君とまた何処へ行こう 空の色で  「君に似合うはず」と履かせられた 白い艶やかな靴 足元を見て何度も 似合ってる、と言い聞かせてみたっけ  潰れた踵の傷や 土埃の跡だって 綺麗に磨いても 大事にできないから脱ぎ捨ててしまったよ  諦め続けたことも 愛し切れなかったことも いつの日か癒えるだろう  いつだっけ 喜びあって跳ねた夜 認められたみたいな気がしてさ 普通が普通じゃなくて それで、それで、それで、えっと、なんだっけ そうやって忘れていけるから 僕らは今日を生きられる  嬉しくて笑ったことも 悔しくて泣いたことも いつの日か、いつの日か  諦め続けたことも 愛し切れなかったことも いつの日か癒えるだろう ベランダの青いシャツが風で焦ったそうに揺れる 君とまた何処へ行こう 空の色で  僕の色で
yellowmol-74mol-74武市和希mol-74時が止まったようになって それはまさに恋のような 息が詰まったようになって それはまさに恋のような  感覚が鈍る 時が進みだす 僕は揺れる 時が進みだす 雪融けのような 一瞬風が吹いたみたいな 上手くいえないな だけど  時が止まったようになって それはまさに恋のような 息が詰まったようになって それはまさに恋のような  古ぼけた日々を 色落ちた日々を 塗り替えていける気がしてる 古ぼけた日々を 色落ちた日々を 塗り替えていける気がしてる  時が止まったようになって それはまさに恋のような 息が詰まったようになって それはまさに恋のような  感覚が鈍る 時が進みだす 僕は揺れる 時が進みだす 雪融けのような 一瞬風が吹いたみたいな 上手くいえないな だけど
エイプリルGOLD LYLICmol-74GOLD LYLICmol-74武市和希mol-74綺麗な映画を観たあとにふと君を思い出した あの日をなぞれば何となくまた戻れそうになって なった  線路沿い 変わらない街並と匂い、変わった僕だけがいる 屁理屈並べても戻れない日々をただただ嘆いた  弱く春風が包む 曖昧に  ねえ エイプリル 僕は変わった? エイプリル 君は変わった? いつもいつまでも続いていくような気がしていた午後 奇跡のように出会って 必然のように別れて 映画みたいにはいかない結末に僕は何を想う  例えば誰かのイエスとノーに惑わされるのは嫌だから 誰でもない、代わりのない僕自身の基準で生きていたい  強く春風が揺らす心  ねえ エイプリル 僕は変わった? エイプリル 君は変わった? いつもいつまでも続いていくような気がしていた午後 奇跡のように出会って 必然のように別れて 映画みたいにはいかない結末に僕は 何を想う  誰かの幸せを願う程僕は優しくなくて せめて僕だけはと思うのはおかしいのかな  ねえ エイプリル 僕は変わった? エイプリル 君は変わった? いつもいつまでも続いていくような気がしていた午後 奇跡のように出会って 必然のように別れて 映画みたいにはいかない結末に僕は  エイプリル 僕は変わった? エイプリル 君は変わった? いつもいつまでも続いていくような気がしていた午後 奇跡のように出会って 必然のように別れて 映画みたいにはいかない結末に僕は 何を想う 何を願う 遅すぎたかな 笑ってくれるかな
開花mol-74mol-74武市和希mol-74魔法の声がする 新しい光  終わりを告げた始まりはあまりに眩しく目が眩みそうだ  魔法の声がする 新しい光  孤独を埋めた歓びはあまりに眩しく目が眩みそうだ  魔法の声がする 新しい光 何を失くしたの? 何も失くしてないよね  移り変わる季節達が僕を置き去りにしていく 生まれ変われ 僕が僕を報うために  移り変わる季節達が僕を置き去りにしていく 生まれ変われ 僕は僕をもう手放すよ  魔法の声がする 新しい光 魔法の声がする 未来を託すよ
花瓶mol-74mol-74武市和希mol-74mol-74消えないまま憶えてるよ 君を纏う記憶 たった昨日のことも曖昧でろくに 思い出せないけど  綺麗で、綺麗で、変わらない 手のひらで光るもの  ばらの花言葉を咲かせて ばらの花言葉を紡いで どんな時間も どんな景色も 君と重ねて そうやって束ねた想いも アルペジオみたいに溢れた どんな誓いも どんな台詞も いつか枯れてしまうことを まだ何も知らない画面のふたりが笑う  例えば、また、君の声で 朝を迎えられたらな 味気ない日々に目を覚ます度 思い返す癖だ  昨日も、今日も、変わらずに 手のひらで光るけど  君のいない部屋を仰いで 意味すらない日々を過ごして こんな時間が こんな景色が ふたりの答えで 嫌になって捩れた想いが ディスコードみたいに響いた どんな誓いも どんな台詞も いつか朽ちてしまうことを まだ何も知らない画面のふたりが笑う  広くなったこの部屋に 生けたままの萎れていった幸せに 溺れてしまいそうで それでもまだ 捨てられないままに そっと  ばらの花言葉を咲かせて ばらの花言葉を紡いで どんな時間も どんな景色も 君と重ねて そうやって束ねた想いも アルペジオみたいに溢れた どんな誓いも どんな台詞も いつか枯れてしまうことを まだ何も知らない画面のふたりが笑う  記憶の中の君を呼ぶんだよ 笑った君が僕を呼ぶんだよ
Couverturemol-74mol-74武市和希mol-74黒木千波留・mol-74溶けるそれのようだ 少しずつ輪郭を失くしていく だらしなく、切なそうに 溶けるそれのようだ 少しずつ足を早めはじめる あてもなく、彷徨うように  冷めるそれのようだ 少しずつ想いが離れていく あっけなく、音も立てず 冷めるそれのようだ 少しずつ艶を失くしはじめる 時は尚、進んでいく  希望の糸が どうか途切れないように 日々の螺旋が どうか続きますように 光の先が 君を照らしますように 祈りの言葉を口にして  溶けてしまった僕らの世界は 冷めてしまった僕らの世界は 甘い匂いでそっと僕らを惑わせて 愛を謳っている  濁るそれのようだ 少しずつ意識が遠のいてく 甲斐もなく、崩れるように 濁るそれのようだ 少しずつ今を悟り始める 何もかも運命だったの  誰のための命なのか 誰のための涙なのか どんな正義、どんな瞋恚も この世界を救えないよ 今此処に生きる上で 不調和な日々の上で どんな顔をしていいの どんな声をしていいの 薄れていく傷跡が痛みを忘れるように このまま僕も、いつか  明日を願った僕らの未来が 朝を歌った僕らの未来が どうしようもないくらいに歪んでしまっても 愛を謳っている  溶けてしまった僕らの世界は 冷めてしまった僕らの世界は 甘い匂いでずっと僕らを惑わせて 愛を謳っていく  謳っていく
更進曲mol-74mol-74武市和希mol-74いつまで其処にしゃがみ込んでは泣いているの? 今日の君まで託した日々を忘れたの? 振り返れば ほら、五線譜の上 遠回りした分だけうねる 君にだけに奏でられる旋律を それを鳴らすんだよ  さぁ  さぁ、打ち鳴らせ いざ、掻き鳴らせ 足跡が描くファンファーレ いつかの君の涙ごと報いるように 視界を晴らせ 誓いを果たせ 流れ運命に逆らって そしていつかの君がまた奏でられるよう 踏み締めていくんだ 進み続けるんだ  深い青色に溺れてる今日も 鏡の中迷い込んだ今日も また 音になって 響きになって 永遠のような僅かな希望を 結べないでいる声と理想を また、君へと繋いでいくよ 繋いできたんだよ  ほら  さぁ、打ち鳴らせ いざ、掻き鳴らせ 足跡が描くファンファーレ いつかの君の涙ごと報いるように 視界を晴らせ 誓いを果たせ 流れ運命に逆らって そしていつかの君がまた奏でられるよう 踏み締めていくんだ 進み続けるんだ
此方へmol-74mol-74武市和希mol-74mol-74大切な日々を思い出せないのは かけた鍵を見つけられないから いつの日かこの身を出ていくときには 見つかるかな それも悪くはないのかな  ベッドも ソファーも 鏡の裏も 浴室も 引き出しの奥の方も 書棚の漫画、小説の中も 探してみたんだけれど  あなたのすべてを思い出せないのは かけた鍵を見つけられないから いつの日かこの身を出ていくときには 見つかるかな それならそれも良いのかな  机の下も クローゼットの奥も ベランダも 遮光カーテンの隅も 鼓膜の奥も 瞼の裏も 探してみるんだけれど
complementary colorsmol-74mol-74武市和希mol-74Please do not mix We are complementary colors Please do not mix We are complementary colors Where is my true self
Saiseimol-74mol-74武市和希mol-74ずっと見つめていた遠い影が霞みだして すっと通り過ぎたいつかの風 僕はどこだ  夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた 歪な形をした想いと 夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた いつか僕らは生まれ変われるかな  ずっと目を逸らしてた白い影が揺らぎだして ずっとそのまま、このままにしておく訳にはいかないよな  夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた 歪な形をした想いと 夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた いつか僕らは生まれ変われるかな  朝を返して 夜をあげるよ 月も星も眺め疲れたから 好きも嫌いも言えなくなって 耳を塞げば、ほら  夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた 歪な形をした想いと 夜明けの魔法を唱えるように 答えを失った僕が待っていた きっと僕らは生まれ変われる 再生の朝に
Summer Pagesmol-74mol-74武市和希mol-74mol-74止まったままの表情に何を想う 遡る愛か、棒立ちの後悔か 決まっていつもそうやって最後を知る あの日のように あの時のように 懲りず  今年も記録的な暑さになると言う 聞き覚えのある声と台詞 なのにもう聞こえない声  また、夏が ほら、駆け足で 過ぎ去るように 抜き去るように 追いつけはしないのに 戻れもしない夏の日  止まったままの表情に何を隠す 風化した愛か、硬直の後悔か いずれにせよ時間はそうやって私を見ている あの日のように あの時のように  瞼を閉じるよ  例えば「またね」ってさよならを告げたあの日に帰れたとして それでも多分また同じことをひとつ、ふたつ繰り返すだろう 蝉の命を 花火の夢を 刹那だ、って慈しむくせに 目の前にある永遠のふりしたものの 最後を何故想えないのだろう  止まったままの表情に何を返す 忘れないよ ただ、忘れないよ  また、夏が ほら、駆け足で 過ぎ去るように 抜き去るように 追いつけはしないけど 戻れもしないけど いつか、また
Strawberry Marchmol-74mol-74武市和希mol-74遥か彼方 どこまででも 満たすような春風のかおりよ 君と僕を いつまででも 包むような木漏れ日のとばりよ  嗚呼 君が咲うだけでどんな景色もハイトーンになる こんな瞬間が永遠に続け、と 僕ら手を握る  裏返しの暮らしの中で満ちた心を萎ませる出来事 切って 貼って 膨らませて また破れて 侘しくもなるけど  嗚呼 君のはしゃぐ姿でどんなノイズもとろけてしまう こんな瞬間が永遠に続け、と 僕ら手を握る  赤白の夢 アイラブユーも霞むような想いを紡ごう ずっと ずっと  嗚呼 君が咲うだけで今日も世界は美しくなる こんな日々が永遠に続きますよう 僕ら手を握る それはふたりでつくる祈り
tearsmol-74mol-74武市和希mol-74遠い国の顔も知らない君も僕と同じように 悲しんだり、喜んだり、するんだよな 当たり前なんだけど  遠い国の顔も知らない君が叫ぶその想いも 此処じゃどうもピントずれの写真のような不透明さで  誰が望んだ訳でもなく 僕は僕で 君は君で 後ろめたさも特にはなく 僕は僕で 君は君だ  ごめんねって頬を濡らして それだけって卑怯者かな 許してって目を逸らして それだけって卑怯者なのかな  僕が選んだ訳でもなく 僕は僕で 君は君で 君が選んだ訳でもなく 僕は僕で 君は君だ  ごめんねって頬を濡らして それだけって卑怯者かな 許してって目を逸らして それだけって卑怯者かな 嬉しくって、悲しくって 苦しくって、涙が出る それって僕も、それって君も 同じなのにどうして 同じ涙を流せないんだ ねぇ、どうして
Teenagermol-74mol-74武市和希mol-74方向音痴な上、優柔不断だよな 何に迷ってるんだい? どこに向かいたいんだい?  楽そうな道のりも 険しそうな道のりも その先は見えやしないんだから心が叫ぶ方へ  思い描いて 思い焦がして 思い通りいかなかった苦い思い出も 予想以上に、想像以上に大切になるんだ 思い殺して 思い残して 思うようにならなかった鈍い後悔は 予想以上に、想像以上に取り返せないんだ 未来 より  夕風が吹き抜ける 知らぬ顔で陽は落ちる ぼんやりとしてる間に 天井を見つめてる間に  正しいも、間違いも 今すぐ解るはずないんだから 答え合わせを急がないで 心が叫ぶ方へ  夢を描いて 胸を焦がして 追いかけ続けていた希望、理想たちは 予想以上に、想像以上に遠い場所にいたんだ 自分殺して 悔いを残して 諦め続けたその先に何が見える? 予想以上に、想像以上に代わりなんてないんだ 未来 より  あの日見たもの 耳にしたもの 心の奥を掻き立てたもの 光放って 暗闇を射て 届いた先で生まれた声が 息づいていく 色付いていく 君の命に手を伸ばしてく 忘れぬように 伝わるように 繋がった手をどうか離さないように 離さないで、もう  思い描いて 思い焦がして 思い通りいかなかった苦い思い出も 予想以上に、想像以上に大切になるんだ 思い殺して 思い残して 思うようにならなかった鈍い後悔は 予想以上に、想像以上に取り返せないんだ だからほら 走り出せ だからほら今、心が叫ぶ方へ
透過mol-74mol-74武市和希武市和希静寂が包む 僕らの鼓動を 弱く、弱く  寝息が聞こえて そのまま目を閉じた  大丈夫、もう大丈夫 何もかも無かったことにはできないけれど 大丈夫、もう大丈夫 月がほら光ってる  大丈夫、もう大丈夫 何もかも無かったことにはできないけれど 大丈夫、もう大丈夫 月がほら光ってる
ニクタロピアmol-74mol-74武市和希mol-74変わりたい、変われない僕たちを 変わりない、変わらない毎日を 此処から 抜け出そう 今日も昨日がはじまる前に  見慣れた日々は僕たちを上手く手懐けて 沈み込んでいく足場に目を向けさせない ようにした  ひとつ ふたつ 諦めても 軽くならないその身に気付いたのなら ひとつ ふたつ 合図を待つ前に 現在に目を凝らして  そうやって 笑いたい、叫びたい感情を 叶えたい、見ていたい日常を どうして こうして 僕らいつから遮ってしまった? つまらない、くだらない幻想を 埋まらない、茹だらない現状を どうして こうして 僕ら大事に抱きしめているんだ? 変わりたい、変われない僕たちを 変わりない、変わらない毎日を 夢じゃない 嘘じゃない 本当の未来が僕らを呼んでる  真空状態の永すぎる夢に魘されて まともな君でいられないようならいつまでも 君を呼ぶよ  眠る街に朝陽の匂い 逃れようとも飲まれる月 はじまるのに はじまらないのは いつになっても其処にいるから 寝ぼけた街 朝陽が迫る ほら、もう見えてるはずさ 本当の君の景色が  もう一度 笑いたい、叫びたい感情を 叶えたい、見ていたい日常を  つまらない、くだらない幻想を 埋まらない、茹だらない現状を 越えて  そうやって 笑いたい、叫びたい感情を 叶えたい、見ていたい日常を 何度と、何度も、僕ら いつしか遮っていたけど つまらない、くだらない幻想を 埋まらない、茹だらない現状を 何度と、何度も、僕ら 大事に抱きしめていたけど 変わりたい、変われない僕たちを 変わりない、変わらない毎日を 夢じゃない 嘘じゃない 本当の世界へ 飛び立ってしまうんだ  夢じゃない 嘘じゃない 本当の明日が僕らを待ってる
寝顔mol-74mol-74武市和希mol-74mol-74ねぇ 隣で眠っている君を見つめていて気付いたんだよ あの日よりも昨日よりも朝が綺麗に映ってる  触れない星屑よりも 満ち欠けをする月よりも 眩しく射し込む光が ありふれた生活の陰を拭ってくれた  探していた私の居場所が 憧れとは違っていたとしても 目の前で君がただ眠るだけで 今日までのことを愛せる気がして  ねぇ 神様はいないってことを 教えてくれた魔ものにも 歪でも重ねた日々の先に光が見えたことを 伝えたいよ  探していた私の願いが あの頃とは違っていたとしても 目の前の君がただ笑うだけで 今日までのことを許せる気がして  流れていく 流れていく 夢でも見ていたように 新しいもの 新しいもの 懐かしいに変わるもの 取り返しも 取り戻しもできない世界で 息継ぎを覚えたの  探していた私の居場所が 憧れてたあの場所だとしたら そんな憂いさえ君は包んで溶かしてくれた  探していた私の居場所が 憧れとは違っていたとしても 手を伸ばすと君に触れられるだけで 明日のことも愛せる気がする  聞こえているかな
ノーベルmol-74mol-74武市和希mol-74一切の想いよ、届け 咲いた花よりも、遠く  後悔の想いよ、消えて 吐いた息はもう、透明  いつだって君は全てを包んで 雨のように、風のように優しかった いつだって君は全てを許して 雨のように、風のように優しかった  いつだって君は全てを包んで 雨のように、風のように優しかった いつだって君は全てを許して 雨のように、風のように優しかった
春は、魔法だmol-74mol-74武市和希mol-74壁の褪せたシミ 床についた傷 今日でさようなら この狭い部屋とも 窓から漏れる風が僕の頬を掠めた 今年もこの季節は僕に魔法をかけようとしてるんだ  君に得意げに話した夢は 少し叶ったよ なのに、君はいない あの頃の思い出が僕を誘うように 今年もこの季節はあ僕に魔法をかけるんだ  春は、魔法だ 遥か、魔法だ いつまでも解けることはなくって 君を呼ぶんだ そこに笑って振り向く君がまだいる気がして 嘘を吐くんだ 下手に笑って 君が今幸せならいいや、と そんな心にもないことを溢してしまうよ  何が欲しかったの? 何を望んだの? 今じゃあの頃の僕の声さえ 届かなくなったよ 聞こえなくなったよ 離れた分だけ近付いたもの 何が欲しかったか 何を望んだか 今更あの頃の君の気持ちに触れた気がしたよ でも、もう遅いんだよな 僕はいつだってそうだ  春の、魔法だ 遥か、魔法だ 春は、魔法だ それでもきっと、いつか  春の魔法が 遥か魔法が いつか解ける日が訪れたなら 過ちさえもちゃんと笑って振り返ることができるだろうか 嘘を吐くんだ 下手に笑って 君が今幸せならいいや、と そんな心にもないことが 本音に変わるまで  早く、解けないかな
Halationmol-74mol-74武市和希mol-74覚めた 今日も それはずっと 当たり前に 齧る 今日をやり抜くための時間の実を これと言って美味くもないような顔で飲み込んだまま 垂れ下がったカーテンを開けて 部屋に差した朝日 また、はじまる  絶えず 僕は 漂っている 彷徨っている 闇を 今日を 抜け出したくて 逃げ出したくて 真っ暗で見えなかったから求めていた光 なのにやっと見つけたそれは僕に眩し過ぎて  ハレーションを起こしてく1秒先 過去以上に眩しい景色 なのに、ずっと 何故か、ずっと 見えないでぼやけているんだ 初めて目を開いた時 眩んでいたであろう景色 それを僕は希望だ、って見てたのかい? 覚えている訳もなくて 思い出せる訳もなくて  冷めた 今日を それはずっと 当たり前に もぎり取って 燃えるゴミのように捨てて のしかかってくるその重さに視界は閉じていくけど  ハレーションを起こしてる1秒先 今以上に眩しい景色 なのに、ずっと 何故か、ずっと 目を伏せて見たくないんだ どれほど強く瞑ろうとも 眼裏を泳ぐ光 それが僕の希望だったあの日々を  まだ手放しはできなくて 忘れないでね、みたいな顔して 映り込むのは焼きついた光景 思い出してね、みたいな仕草で 揺り起こすのは今日を夢見てた僕の声だ 僕の方へ
Vanillamol-74mol-74武市和希mol-74徳澤青弦白い雪が 白い息が 夜に溶けていくみたいに 君のこと 僕のこと  声の響き 髪の匂い 耳の形 その体温 色褪せて 色落ちて  半透明な僕の夢 半歩先の君の手 すれ違う想いがいつしか埋まりそうにない距離になった 手と手を繋いだら 目と目を合わせたら 分かり合えるような気がしていたのに  バニラ色の日々が甘く、苦く、切なく 溶けないで僕を焦がしてるんだ 忘れようとしたっていつまでも白くならないまま  涅いシミが 涅い傷が 朝になれば目立つように 君のこと 僕のこと  ふざけあった会話の屑 カメラロール 重ねたもの 色付いて 色濃くて  何回だって伝えてた 難解じゃない言葉も 崩れた積木のよう やり直しても何かが違うみたいな 手と手を繋いでも 目と目を合わせても 分かり合えないもの いつから増えたんだろう  覚えのない皹は痛み深く、詮無く 割れそうな君を映してたんだ 忘れようとしたっていつまでも涅くシミになって  失くして色が褪せるもの 失くして色がより濃くなってしまうもの ノイズみたいに斑に焦げて 思い出模様になる 消えなくなっていく 綺麗になっていく  君といられた頃 気付けていたらな  悴んでる日々が温もりを探す度 どうにも思い出してしまうんだ 忘れようとしたっていつまでも 僕は、まだ  バニラ色の日々が甘く、苦く、切なく 溶けないで僕を焦がしてるんだ 忘れようとしたっていつまでも白くならないまま  覚えのない皹は痛み深く、詮無く 割れそうな君を映してたんだ 忘れようとしたっていつまでも涅くシミになって  溜息は今日も夜に溶ける
バースデイmol-74mol-74武市和希mol-74嬉しそうに息を吹きかけて 火は消えて灯りが点いた 数を重ねていく度に 影のない部屋に気付いた
mol-74mol-74武市和希mol-74パッとしないこの世界を変えよう 紙とペンでは描けないような 素晴らしい世界が待っているはず  何もしないで得るものはないと 頭の中では分かってるけど つまらないものが邪魔をする  二つとない 一つしかない 僕らが描き始めたもの 二つとない 一つしかない 君にしか見えない、聞こえないもの  パッとしないこの世界を変えよう 紙とペンでは物足りぬような 素晴らしい世界があるはず  何もないことを分かってるのに 何もないことを嘆いてるのに つまらないものが邪魔をする  二つとない 一つしかない 僕らが描き始めたもの 二つとない 一つしかない 君にしか見えない、聞こえないもの  パッとしないこの世界を変えよう 紙とペンでは描けないような 素晴らしい世界が待っている
ひびきmol-74mol-74武市和希mol-74mol-74今、あなたのことを思い出したところ 梢の蕾が少しずつ膨らみはじめた頃  春を待たないまま あなたはいなくなって 不自然に空いた生活の穴 埋まりはしないままだ  あたまの中にあなたのひびき 鼓膜にはもう届かない声 吹き抜ける風 すり抜ける影 滲んだようなひだまりみたいな声が響いてる  はじまりの奇跡も おわりの騒めきも 美しく綴られた小説みたいに季節は捲れていく  さよならも ありがとうも ごめんも またねも いつかみたいにふざけたことも 言えなかったな 届いたのかな それすらもう分かりはしないけれど あたまの中にあなたのひびき もう聴こえることはなくても 覚えているよ 大事にするよ 滲んだようなひだまりみたいな声を  忙しなく電車は今日も駆けていく すぐ赤になる信号機の癖 交差点の隅であなたと見た桜の蕾が少しだけ開いてる  響いてる
白光mol-74mol-74武市和希mol-74何処へも行かないよ、と 何度でも響いている 窓のない夜に泣いた日も 帆のない夢が揺れた日も 響いていたんだね  いつでも此処にいるよ、と 何度でも教えてくれる 綿毛みたいに頼りない瞬間も 描き直して汚すこんな瞬間も 僕らが僕らであるために 何もかもを失くさないように 生きていく  僕らは いつだって このまま いつだって ただ、目に映る日々の光を忘れないように 僕らは そうやって ひとりじゃないよ、って また、脈を打つ 命の音を鳴らす
不安定なワルツmol-74mol-74武市和希mol-74上手く聞き取れなくて両手で耳を澄ました 言いかけてやめたままのそれが僕を惑わせて  絡まって 空回って 融け合っていくもの いつだって不安定なままで 掴まって 離さないで 吹きとばされぬよう 僕らは描いていける  転がり続けていく 目を背けるようにして 不意に見せる表情のそれが僕を惑わせて  絡まって 空回って 融け合っていくもの いつだって不安定なままで 掴まって 離さないで 吹きとばされぬよう 僕らは描いていける  絡まって 空回って 融け合っていくもの いつだって不安定なままで 掴まって 離さないで 吹きとばされぬよう 僕らは描いていける
フローイングmol-74mol-74武市和希mol-74暗い部屋 光る置き時計が眠れない夜を彩るんだ それは哀しみ 途絶えた君との約束だって 続かない僕の強がりだって それは哀しみかな  つまらない深夜のテレビチャンネル それをただただ見つめてる僕は それは哀しみ 何をしたって埋まりはしないや それを分かってて繰り返すんだ それは、それも哀しみなんでしょう  さよなら 君がいなくなるような匂いがしたんだ このまま 君がいなくなるような匂いがしたんだ  布団に包まって朝を待った 気配のない眠気をただ待った それは哀しみ ただ辛くはない でもどこか鈍い痛みが、 痛みだけが哀しみと手を繋いで僕を笑ってるんだよ  さよなら 君がいなくなるような匂いがしたんだ このまま 君がいなくなるような匂いがしたんだ  暗い部屋 光る置き時計が眠れない夜を彩るんだ 布団に包まって朝を待った 気配のない眠気をただ待っていた  さよなら 君がいなくなるような匂いがしたんだ このまま 君がいなくなるような匂いがしたんだ
プラスチックワードmol-74mol-74武市和希mol-74僕らは名前のない花のよう 弱くて、萎れそうだ いつも  どんなに泣いても 満たせない想いが溢れ出すよ いつも  ふらふらふら このままいつまでも ゆらゆらゆら 揺られていたいよ くらくらくら するくらいに 溺れて、包まって、融けてしまいたいよ  嘘でも偽りでも 何だか居心地よくて眠たくて  雨音が夜を流していくように 僕らの言葉も無機質に鈍く 響いて、流れてしまうのかな  いつも  ふらふらふら このままいつまでも ゆらゆらゆら 揺られていたいよ くらくらくら するくらいに 溺れて、包まって、融けてしまうよ  ふらふらふら このままいつまでも ゆらゆらゆら 揺られていたいよ くらくらくら するくらいに 溺れて、包まって、融けてしまいたいよ  覚めないで あと少しだけ  ふらふらふら ゆらゆらゆら くらくらくら するくらいに 溺れて、包まって、融けてしまいたいよ
Playbackmol-74mol-74武市和希mol-74何故 僕は何処へも行けない 行けない 指を舐めて風を待つ 迸る想いは冷たい 冷たい 無理矢理温めるんだ もうこんなことしても無駄 無駄だって気付いてる本心を また振り払っては懲りない 懲りないで大事そうに抱きしめてるよ  遥か先の夢が見えない 見えない 深い霧が漂うよ 懐かしい歌も響かない 響かないですり抜けていくよ 飽き飽きするわもう 繰り返しては嫌になる毎日 浮遊する色に手を伸ばすぬように身を潜めて  記憶をプレイバックして 一体いつまで遡ったら気が済むのだろう いつかは歳を取ってさ 今この瞬間さえ遠い過去に変わるんだよ 分かっているのに  空っぽな僕は息して そして今日を繰り返してくよ 阿弥陀籤に迷い込んで 根底のない日々を彷徨うよ 導きだせないの あの瞬間に芽生えた答えを 僕が会いたいのはあの日に生きてた僕なのか 今更気付いたよ  右向け右に前へ倣え そんな言葉を不気味に思った 誰かの生き方を真似ても まるで使い物にならなかった 揺れて流れた無情を見て 永遠なんてないことを知った あの日の僕なら僕になれるかな  記憶をプレイバックして 一体いつまで遡ったら僕に会えるだろう いつかは歳を取ってさ 今この瞬間さえ思い出せなくなるけれど 記憶をプレイバックして 一切の迷いも、躊躇いもない僕を探して いつかは手を掴んでさ 今この瞬間さえ抱きしめたいと願ってた燦たる瞳と 目を合わせるんだ 現状(いま)にお別れを
ヘルツmol-74mol-74武市和希mol-74夜道の縁を態とに歩いて 涙の道筋で体温を確かめた  それだけ、それだけしか云えないままで 忘れたい言葉だけが消えないままで  ままで  止まったままの時計は僕だけだったと 改修後の新しいプラットホームで気が付いた  それだけ、それだけしか云えないままで 忘れたい言葉だけが消えないままで  僕らは美しさを 求めて、壊して、嘆いて、また求めて 気付けば何もないね、と 溢した言葉で視界はまた滲んだ  さよなら それだけ
hazelmol-74mol-74武市和希mol-74そんなことを少し思った 柔く、滲んで、触れて、心が融けた  それでも こんな気持ちさえも愛しくて  あなたがくれた瞳の色や声が私を救って あなたがくれた言葉や想いのすべてが私の中で生きてる  いつも通りの朝になって いつも通りの欠伸をして いつも通りの中に隠れている いつか通りの朝は消えて いつか通りの日々は消えて いつか通りの中で涙をした  それでも そんな痛みさえも愛しくて  あなたがくれた瞳の色や声が私を救って あなたがくれた言葉や想いのすべてが私のすべてだ あなたが流してくれた涙の意味が今なら分かるよ あなたがくれた私の生きる意味が私の中で生きてる ありがとう
待ちわびた音色mol-74mol-74武市和希mol-74名前を呼んだ 蝶が舞った 色が着いて始まった 竦むようで 弾むような やわらかな春の日  風が吹いて 揺れる幕に 影もそっと、うつろいで 不安定で また、脆くて 僕らは宙に浮く  揺れながら 吹かれながら 重ねて、透かして映る君の模様  ラララ 霞むリズム それは春のせい そんな待ちわびた音色に気付いてよ ラララ 逸るリズム それは春のせい そんな伝わりそうにもないことを ずっと描いている  午後に傾きだした街に 白い袖元を撫でるように  揺れながら 吹かれながら 重ねて、透かして映る今日のこと  ラララ 霞むリズム それは春のせい そんな待ちわびた音色に気付いてよ ラララ 逸るリズム それは春のせい そんな伝わりそうにもないことを ずっと描いている  描いていこう
mol-74mol-74武市和希mol-74浅い、淡い夢を見てた 瞼の裏に君の声 続きを見ようとして 瞳を閉じても見えなかった  少しだけ時間を戻して 一つだけ君に云えたらな  寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も 瞼を開けば映ってたのに 寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も 瞼を閉じれば映ってるのに  思い違い 君を見てた 心が悴んでいるから 言葉が空っぽになる あんなに溢れていたのに  少しでも時間を進めて 一つでも君に云えたらな  寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も 瞼を開けば映ってたのに 寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も 瞼を閉じれば映ってるのに  寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も 僕のすぐそばで映ってた時 寝顔も、笑顔も、優しい泣き顔も これで最後なんて知らなかったよ  忘れないから 忘れないから 忘れないから
まるで幻の月を見ていたようなmol-74mol-74武市和希mol-74雨の音が夢に触れて目覚めた 夢現つを彷徨いながら気付いた 夢じゃなかった  誰かに教わった訳じゃなく 僕らは昨日見た夢の忘れて方を知ってて そんなふうにして 君は僕を 僕は君を 忘れていくんだ  風のない夜の水際に羽のない想いを浮かべよう そっと もう戻ることのないように水面の月を夜標にして ずっと もう振り返らないように
ミラーソングmol-74mol-74武市和希mol-74徳澤青弦なりたかった自分になれてるだろうか なれなかった自分に慣れてはいないか 夢や理想ってやつに卑屈になった君に問う なりたかった自分になれてるだろうか  鏡に映った君はどうだ、綺麗か その目、その耳、その鼻、口、皮膚は誰かのためのものじゃない 瞳に映した君がどうか嫌いな君だけにはならないでほしいと願う ミラーソング  その場凌ぎから出た錆 そんな日々だ 誰が書いた物語か疑うよな やけに物分かりのいいふりしながらいくつも 傷ついていく 削れていく 罅割れていく  譲れないものが今もどうだ、見えるか 誰にも邪魔されたくないと手を振り払ったいつかの鼓動 悪戯な手品 ひっかかってしまった 種も仕掛けも本当は気付いてる なのに、そう  浮き沈みを繰り返す 彼奴の声や彼奴の顔で蝕んでいく 相対的感情の元凶を焙り出すんだ 在るべき姿の君はもっと美しいはずだろう  さぁ、目を開いてみるんだ その目、その耳、その鼻、口、皮膚で何を捉えようとしている?  鏡に映った君はどうだ、綺麗か その目、その耳、その鼻、口、皮膚は誰かのためのものじゃない 瞳に映した君がどうか嫌いな君だけにはならないでほしいと願う ミラーソング  なりたかった自分になれてるだろうか なれなかった自分に慣れてはいないか 夢や理想ってやつに卑屈になった君に問う なりたかった自分になれてるだろうか
Moonermol-74mol-74武市和希mol-74mol-74溢れ出したら止まらないからまだ迷ってる 声に出したら戻れないからまだ黙ってる  歩幅は躊躇いにつられて 重たいリズムを刻んでる 言葉は静かに息をして 心に委ねてる  浮かんだ月は 雲間から白い光 放ってる 心に音を立てるように 夜風が今、そよぐ  話したい 話せない 思い出が喉元を塞いで 言い出せないまま歩いているんだ 手のなる方へ 月明かり 降り注ぎ 僕らの最後を照らすように 次の台詞を待っている  黙ったまま  思えば交わした約束も 叶えたことにして生きてる 遠くを眺めていた君を 見て見ぬふりをして  いつかこの場所で見上げて見惚れた月は 変わらないままで光ってる 光っているのに  話したい 話せない 思い出が喉元を塞いで 言い出せないまま歩いているんだ 手のなる方へ 月明かり 降り注ぎ 僕らの最後を照らすように 次の台詞を待っている  夜を揺らす 喉を震わす
目を覚ましてよmol-74mol-74武市和希mol-74ふとした時の表情が隠してる君を映すんだ 僕には分かってるんだよ 心の奥底でずっと君は手を伸ばしているんだ 僕には分かってるんだよ  聞こえる? 目を覚ましてよ あの頃を思い出して 君じゃなきゃな 意味がないんだ 掴めないんだ 目を覚ましたら夢を見よう 僕らの夢  誰かが作ったレール上を 首を傾げて進むんだ 本当は分かってるんでしょ? 何かのせいにしたってきっと 許せないのは自分自身だ 本当は分かってるんでしょ?  聞こえる? 目を覚ましてよ あの頃を思い出して 君じゃなきゃな 意味がないんだ 掴めないんだ 目を覚ましたら夢を見よう 僕らの夢  遠くなっても 見えなくなっても 離さない 君の本当を 君の本心を 君自身の声で 叫んで  他の誰でもない自分自身へ  聞こえる? 目を覚ましてよ あの頃を思い出して 君じゃなきゃな 意味がないんだ 掴めないんだ 目を覚ましたら夢を見よう 僕らの夢
Morning Is Comingmol-74mol-74武市和希mol-74口だけだった 強がりだった 浅はかだった 妬み嫉みを餌にしていた 虚しさだけが肥えていった  卑屈になった 逃げたくなった 沈んでいった 暗い底から上を見ていた君に 僕が見えてるかい?  何もかもに期待しては 何もかもが弾け、消えて 誰も彼も期待しては 誰も彼も消えた  触れて痛む古傷は君と僕とを繋ぎ合わせて 濡れて滲んだ君の歌を歌うよ 君が笑うまで  遠くに見えた 届かなかった 美しかった 星のような、彼らのように、 彼女らのようになりたかった  朝になったら 夜が明けたら 見上げてみれば 全部いなくなった 一体僕は今まで何を見ていたんだろう  触れて痛む古傷は君と僕とを繋ぎ合わせて 濡れて滲んだ君の歌を歌うよ 君が笑うまで さあ、行こう  夢見た場所へ 夜明けの向こう側へ
約束mol-74mol-74武市和希mol-74たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も守れなかった たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も果たせなかった  きっと初めからもう分かってたこと 触れないように 目を逸らしたまま ふっとした瞬間に過ぎる不安を 触れないように 目を逸らしたまま  いつかそんな過ちがどうか救われますように いつかこんな僕らもどうか、どうか  たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も守れなかった たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も果たせなかった  叶えようと思っていた 叶うと信じていた 嘘じゃないよ 本当さ 神様に誓っても 僕は変われたんだ、ってさ やっと変われたんだ、ってさ 夢じゃない? 本当? 頬をつねった 痛いよ  誰も愛せないのは 僕を愛せないから いつまで経っても独りよがりさ 先に進めないのは 後ろばかり見てるからさ こうなること分かってたんだよ  いつかそんな過ちがどうか救われますように いつかこんな僕らもどうか、どうか  たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、守れなかった たった一つの、たった一つの、これっぽっちの約束も僕は君に  たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も守れなかった たった一つの、たった一つの これっぽっちの約束も たった一度も、たった一度も果たせなかった 守れなかった
ゆらぎmol-74mol-74武市和希mol-74広がって消える波紋のよう 一瞬のゆらぎをみる 後悔をしてる訳じゃないのに 疑ってしまうよ  いつだって春は狡いままで 曖昧な優しさを持ち寄って隙間を埋めてくから 甘えてしまうよ  泣いたり 笑ってみたり 怒ってみたり 跳んだり 落ち込んだり 忙しいね、僕らは  僕らはこのままどこまでいこうか 僕らはこのままどこまでいけるか  泣いたり 笑ってみたり 怒ってみたり 跳んだり 落ち込んだり 忙しいね、僕らは  でもこうして隣に今君がいることを 大きな幸せだと抱きしめていたい 噛み締めていたい
lightmol-74mol-74武市和希mol-74見たい未来は何 欲しい言葉は何 いつだって何かが足りないみたい  言いたいことは何 その表情は何 いつだって何かが足りないみたい  ただ、 一瞬だって 光を見ていたい いっせいので僕たちは目を開いたのに 一瞬だって 花火のように彩った君を追い越したいんだ  冬の海で拾った花火の殻のよう 君は今何を見ているの  一瞬だって 光を見ていたい いっせいので僕たちは目を開いたのに 一瞬だって 花火のように彩った君を追い越したいんだ  永遠じゃないことだって 未来永劫なんてないんだって それでも僕らはただ夢を見てたいよ  君は僕にはなれなくて 僕は君にはなれなくて そんな陳腐な言葉じゃ頷けないんだ  ただ、 一瞬だって 光を見ていたい いっせいので僕たちは目を開いたのに 一瞬だって 花火のように彩った君を追い越したいんだ 一瞬だって
0.1smol-74mol-74武市和希mol-74mol-74待ちわびた夏に隣で燥ぐ君と街を抜けていく 先回りをした思い出の景色が僕らを呼んでいる  今日はきっと、いつかにとっての永遠になって 遠くなってしまった僕らも振り返るような 予感がしてる  この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように 焼き付けるように 閉じ込めるように 光を集めてシャッターみたいに切ったまばたき  会話も髪型も好きな音楽や服も大切にしたいものも 気にも留めない遅さで 少しずつ変わってくのかな 変わってしまうのかな だけど  今日はきっといつかにとっての目印になって 遠くなってしまった僕らも繋がり合うような 予感がしてる  この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように 焼き付けるように 閉じ込めるように 光を集めてシャッターみたいに切ったまばたき  流れゆく視界の中で 君の声も、僕の声も ずっと響きますように  この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように でも、朝も暮れて また、夜も更けて 気付けば浅い夢のように僕ら思い出の中へ
Replicamol-74mol-74武市和希mol-74徳澤青弦殺風景な平行線 永遠を眺めてるように  誰かの操り人形に 凭れ掛かる愚か者よ  ハッピーエンドじゃ物足りなくなって 劣等感しか愛せなくなってる世界 そうやって 目を閉じて 口閉じて 見ないふり 分かるふり 変わらない 何もかも 諦めて それなのに、明日に夢を見る 腐りきったレプリカ 終わりを待っている  滑稽なままの平行線 静止画を眺めてるように  誰かが解ききった過去問も 間違いが断ち切った欲望も 喉元通り過ぎてしまったら まるで一切何もなかったよう 君が笑ってくれた瞬間も 君が涙したノンフィクションも 失望、絶望も  一瞬の悦じゃ満たされなくなって 優越感しか愛せなくなってる世界 そうやって 目を閉じて 口閉じて 見ないふり 分かるふり 変わらない 何もかも 諦めて またしても、明日に夢を見る 繰り返していくのかい  今視界を伝うもの 本当にそれは求めていたもの? 今更、と嘆かないで 君が描いていたいその未来が欠けてしまう前に  ハッピーエンドじゃ物足りなくなって 劣等感しか愛せなくなってく世界 もういいよ 目を開けて 口開けて 見つめてよ 交わしてよ 分かるはず 変わるはず 信じていよう それからさ、明日に夢を見よう 剥がれていくレプリカ 今、脈打っていく
rosemol-74mol-74武市和希mol-74僕が見ていた愛の風景はどうやら偽物だったみたいだ 拾い集めた破片で傷付いて妙に痛むな  飼い殺しの孤独を餌にして僕ら生き続けようとするんだ 薔薇の棘みたいなこの幸せが嫌い  信じていたのに  どんなに綺麗な言葉も響きはしないんだ どんなに綺麗な思い出も意味を成さないんだ どんなに綺麗な言葉も刺さりはしないんだ どんなに綺麗な思い出も崩してしまったよ  朝が揺れて 夜が揺れて 涙がでないのは何故 僕の中のこの僕が嫌い
忘れたくないmol-74mol-74武市和希mol-74mol-74当然みたいな顔して 今日も生きている 無味無臭の幸せにはどうも愛着も薄れてく  永遠みたいな気がした 暗い春の先 見えないものが多過ぎて見えていたものが見えなくて  回って、変わって、様になった癖も 悩んで、迷った日々とさよなら 捲って、巡って、ずっと待っていた表情と声の響き  忘れたくない、忘れたくない この感情もいつか鈍感になってしまうのかな なら、覚えたくない、覚えたくない この幸せを当たり前にするものなど  フィクションみたいな気がした 映画のような時代 エンドロールは流れないで今も僕の目に映るけど  黙って、覆って、何もかもを遮って 塞いで、閉ざした日々にさよなら 捲って、巡って、ずっと待っていた光の居場所、鼓動の音  忘れたくない、忘れたくない この感情もいつか鈍感になってしまうのかな なら、覚えたくない、覚えたくない この幸せを当たり前にするものなど  花の色も風の音も君の声も変わらないで側にいる  忘れたくない、忘れたくない この感情もいつか鈍感になってしまうのかな なら、覚えたくない、覚えたくない この幸せを超える幸せを  忘れたくない、忘れたくない この感情もいつか鈍感になってしまうのかな なら、覚えたくない、覚えたくない この幸せを当たり前にするものなど  忘れたくない、忘れたくない 覚えたくない、覚えたくない  いつまでも願い続ける
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