ふたつの段階OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | 支えもない塔が 立ったばかりの中で 騒ぎ出す 塔が傾くのに集まってく 望みもない 踊り出した わからないように 支えもない事を確かめて 傾く中へ 子供と大人の人がいた 小人の大人の人もいた すれ違いも 場違いも 集まる塔の下 勘違いも 間違いも 呼び寄せるのは 塔 支えもない塔に 立ったばかりの中で 思い出す 塔が立った日に 飛びたくなったのを 望みもない 戻り出すか? わからないように 支えもない事を確かめて 傾く中へ |
同じ考えの4人OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | あの橋が逃げて行った ここは同じ考えの中に 満たされ始めていた 行こうと渡って行ったのか? 慣れてきたいのかい? まだ おぼえてみただけ 君 わかっていながら ここに慣れていきたいのか? 居れば良いよ もっと 忘れた振りをした ここの同じ考えの中に 埋まりはじめていた 居心地よくなっていったのは 慣れてきたのか ただ 忘れていたいだけ 君わかっていながら ただ 忘れていたいだけ 居ればいいよ ずっと |
作り物OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | わな? ここは広いよ 行こうよ わな? 開いたドアの わな? 居心地よく 無害で 笑っていた ここはウソ 飾るためのドア つかれた彼も 心地よく呑まれていた 残りはいなくなり 明日も 抜けられた彼も 心地よく呑まれていた すべてのまれた 居心地も わな ここにおいて行こうよ わな を撒いたの誰? わな 居心地よく無害で 笑っていたここはうそ かかるためにいた |
ライフワークOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | 埋まらないなここ 見えないな底 注ぎ込むだけを繰り返すのがここで 有り余ったほど 足りないな もう なにも無い事を繰り返してるように思えるよ やわらかい所に 埋まっていくように 注がれていった このままでいたいな 変わらない所に 集まっていくように 囲まれていった このまま横になるよ くずれるまま くずれてく穴の中 |
フェンスのある家OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | It's as if I've been here forever This place is like a comfortable lie The tower,the,walls,the,hole… all wrapped in a sense of satisfaction I was surrounded by their soft walls I slept in a lukewarm place A very comfortable place From left to right,no matter which you looked, nothing to avers your eyes from A place like a lie As if there were nothing outside As if everyone were here I'm enveloped… Don't know anything beyond these walls No reason for anyone to leave As if everyone were here As if everyone has always been here |
ロープOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | | くくるロープの輪っかに 見える山の向こうに はく息が束になり 響き 結んで楽しんだり 束ねて楽しんだり 引きあって遊んだ日纏めた くくるロープで くくるロープの輪っかに 見える川の向こうに 揺れる赤い かたまり見てた 形を楽しんだり 枠を取りに行ったり 編んだロープでかき集めてく くくるロープが あの子はあの頃のつもりか 僕たちを結びつける何にでも 纏めていく 彼も自分も 纏めていく 人も自分も 纏めていく 山も自分も 纏めていく 川も自分も |
泡になってOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | あー ここには なにもない 人も家も残した跡さえも あー どこにも なにもない 価値も地位も残した跡さえも あなたの見つけたことは なにもないから静かになれる 忘れたことは なにもないからどうにでもなれる 遠くまで 見えるだろう なにもないここから あー ここには なにもない 怒る人も笑う人さえも あー どこにも なにもない 知恵も嘘も残した跡さえも あなたの見つけたことは なにもないから怖くもない 忘れたことは なにもないからどうにでもなれる 遠くまで 見えるだろう なにもないここから |
記憶に残らないOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | ただ居たり はなしたり そういう朝が良い 記憶に残らない 笑ったり はしゃいだり そんなあなたが良い 記憶に残らない あなたが言う (いつもの声で) どこかへ (いつもの場所へ) あなたと (何も変わらず) 行けたら (何もおこらず) 僕が言う (いつもの声で) どこかに (いつもの場所に) 誰かが (何も変わらず) 待ってる (何もおこらず) と思ってる ただ居たり はなしたり わりと仲が良い 記憶に残らない 泣いたり 笑ったり どれもわずかに 記憶に残らない あなたが言う (いつもの声で) どこかへ (いつもの場所で) あなたと (何も変わらず) 行けたら (何もおこらず) 僕が言う (いつもの声で) どこかに (いつもの場所で) 誰かが (何も変わらず) 待ってる (何もおこらず) と思ってる |
黒い窓OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | 普通な 彼のこと 虚ろな 目でドア 開ける 普通に 外に向かう 普通に 生えた花も 僕らも 君も何かが好きで いつでも ここにいるって言う 君も 何か忘れて 普通になってくと言ってるって 聞いてる 普通に 歌った歌 夢中に なればもう 彼も 僕らも 君も何かが好きで いつでも ここにいるって言う 君の 何かが抜けて いつでもここにいると 知ってるって言う |
すべて大丈夫OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | 似ていく 恥もこれまでの誇りも 似ていく 朝も昼も夜も 似ていく 正しい事も間違いも 似ていく 赤も黄も黒も よばれて のぞいて すぐそばに終わりが 待ってるのもいいが もう慣れた ここにいて このまま終わりが やってくるのもいいか ただ 似ていく 辺りを照らす灯りも 似ていく 朝も昼も夜も 似ていく 離れた列もこの列も 似ていく 最後にはわかってく |
100年後OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | 彼はたったひとつの場所に 無事にたった 折れかかった支柱の橋を 無事わたったかのように伝えている嘘にきっと気づかず 与えられてる嘘にきっと気づかずか 彼はついに未知の場所に 無事についた そびえ立った巨大な山も 無事に超えたかのように伝えている嘘にきっと気づかず 与えられてる嘘にきっと気づかずか |
素敵な予感OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | ぼくがまず 入口に立つ おどる前 なんて言おうか バカみたいな人もなんだって 知っている おどりだす まず忘れて 遅くなる前に行こうか? たまには夢見たいなんて言ってみる あの素敵な時間が あっという間に床に落ちてる予感 彼女が入り口に立つ おどる前なんて言おうか? バカみたいなウソをなんだって言っている おどりだす まず忘れて 遅くなる前に行こうか? たまには夢見たいなんて言ってみる あの素敵な時間が あっという間に床に落ちてる予感 |
夜の船OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | はずれて進んだ夜の船 飾りをつけて出て行く 浮かべた上にいるせいで ふらつく足 めまいのように 浮かべて迷った時は偶然 灯りを見つけれている 求めることはないが 繰り返した 日々とともに どこへでも 流れて 着いてみるよ あの小舟の方へ 紐 はずれたての船の 正しい場所 間違った時間流れる はじめて進んだ夜の船 灯りをつけて出て行く 浮かべた上にいるせいで ぐらつく足 めまいのように どこへでも 流れて 着いて行くよ あの小舟の方へ 紐 はずれたての船の 正しい場所 間違った時間流れる はずれて進んだ夜の船 灯りを見つけ出て行く 求めることはないが 繰り返した日々のように進む |
これからOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | これまでの君と これからの君が 離れていくばかり 諦めて おいで これまでは 置いて 広い所へ 飛び越えた あとはもう 見た事もない場所が 前に見える 試された君は 後から気づいた 広い所で これまでの君と これからの君が 近づいていく中で 飛び越えた あとはもう 見た事もない場所が 前で消えた |
DOPEOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | くくるロープの輪っかに 見える山の向こうに はく息が束になり 響き 結んで楽しんだり 束ねて楽しんだり 引きあって遊んだ日纏めた くくるロープが くくるロープの輪っかに 見える川の向こうに 揺れる赤い かたまり見てた 形を楽しんだり 枠を取りに行ったり 編んだロープでかき集めていく くくるロープが あの子はあの頃のつもりか 僕たちを結びつける何にでも 纏めていく 人も自分も 纏めていく 彼も自分も 纏めていく 山も自分も 纏めていく 川も自分も |
また明日(alternate version)OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | OGRE YOU ASSHOLE | 石原洋・OGRE YOU ASSHOLE | 朝乗り遅れたんだよ 気がつくころに 朝吸いとられて夜だった もう しょうがないだろ 飽きがきた気がした 気が狂ったようだね。 気がついて蹴飛ばした そうやった理由なかった 答えが邪魔で間違えた もうしょうがないだろ また乗り遅れたんだよ 理由なかった |
誰もいないOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 飛んでゆく あの鳥が 今までの僕か 通り過ぎたあの場所さえも 今は憶えてる 遠くのあの島まで あの鳥は行けなかった 放たれた心はどこへ 空をみていた 薄れていく 浮かんでいる あの雲が これからの僕で 通り過ぎたあの場所さえも 今はもう忘れた |
ペーパークラフトOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 朝もやがたちこめる通り 遠くにかすかに見える立派な建物 耳をすますと足音とともに 一列になってこちらに向かってくる人たち 話しかけても 横に回ればただの線 仲良くしても 横に回ればただの線 話し込んでも 横に回ればただの線 すべてが簡単にやぶけそう でも意外と丈夫に出来ている すべてが簡単に飛んでいきそう でも意外とちゃんとできている すべてが簡単に倒れそう でも意外とうまくできている 紙の街 紙の家 紙の人 きれいな庭に かっこいい車 目の前にある立派な建物 耳をすますと 楽器をならすバンドの音 きれいな街並みも 横に回ればただの線 きれいな花も 横に回ればただの線 あの山も 横に回ればただの線 すべてが簡単にやぶけそう でも意外と丈夫に出来ている すべてが簡単に飛んでいきそう でも意外とちゃんとできている すべてが簡単に倒れそう でも意外とうまくできている 紙の街 紙の家 紙の人 紙の街 紙の家 紙の人 |
ちょっとの後悔OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 大したことのないことでも 泣いたり わめいたり 隠れたりした ちょっとの事で逃げたり みんなあの頃を思い出すだけで ばからしい 今 ばからしい 愛らしい すこし 愛らしい あの日々にふさわしく 嘘でも笑い合おう ばからしいあの頃を 大したことのない言葉で 落ちたり 上がったり 見失っていた ちょっとの事で逃げたり みんなあの頃を思い出すだけで 楽しい 今は 楽しい むずかしい すこし むずかしい あの日々にふさわしく 嘘でも話し合おうか あー戻りたい あー忘れたい あー見てれない 誰もが あの頃を |
ムダがないって素晴らしいOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 街から 匂いや色や音が消えた ムダのない 記号のように見える 一つも 余らない ムダがないって 素晴らしい 波立つ心もなくし 続く ここで会う 二人はムダなく恋をした 正しく時間が経っていく どこまでも いつまでも 変わらず続くみたい 二人の乾く心に流れた ムダのない涙 まだまだ続く 終わるはずの場所も 終わらず遠くでかすんで見える 二人の中には ムダなはずの感情が あーでも 消えていくだろう ムダのない朝に |
いつかの旅行OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | どうやらおれは楽園にいるみたい なぜなのかも いつからかもわからない なによりおれの体は正直で 帰りたくても これでは動けない きれいな海 あふれる光 ハリボテの街もなんだかいい そろそろ帰れなくなる頃か? うとうとしてると戻れない ぐずぐずしてると決まらない いつまでも どうやらおれは楽園にいるみたい ダメな事 ここではよくわからない だんだん帰る 理由 なくなってるみたい 帰りたくても これでは 動けない また誰かがおれを惑わす ハリボテの人もなんだかいい そろそろ帰れなくなる頃か? うとうとしてると戻れない ぐずぐずしてると決まらない いつまでも |
他人の夢OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | みんなが未来や夢を語り合った 問題は誰を見捨てるか みんなで描いた街は輝いていた 他人の夢のよう ここにあるすべてが少しづつ変だ なんにだって答えがあるみたいに 希望や夢が一人一人を 狂わせているよう ここで何が目的かわからなくなった くだらない予想はやめた あれからどこまで歩いた あー ここは他人の夢の中 目が覚めた まだ外は夜だった 知らない場所にいるみたいだ 遠くでは星がまたたいていた 他人の夢のよう |
もしあったならOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | あったなら もしあったなら いまよりましな 何かいい やり方が かゆい所に 届く何か いいものが ないままで このままで ここまでは あー 来ていた サイズもあう 色も形もいいものが すき間もなく きれいに収まるものも ないままで このままで ここまでは あー 来ていた この先いろいろあるだろうけど 選ぶのは一つ ただ 知ることだけできない さあ 行こう このままで あったなら もしあったなら |
移住計画OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 見つけた 次の星を みんなが 住めるような 置いていこう いらない物など さあ行こう あの船で 1番目に草が2番目に虫が 3番目に動物が ちょっとでも 置いてこう みんなが 乗れるように 忘れても 忘れられても 1番目に草が2番目に虫が 3番目に動物が 1番目に草が2番目に虫が 3番目に動物が 最後に人が |
ムードにOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | ムードに ムードに ムードに ムードに |
はじまりの感じOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 行こうかな どこか 見たいから みんな 昨日から 晴れた はじまりのあの感じ 開いたら こぼれた 迷うほど いっぱい 時間など 忘れて 知らない 何かを知ろう ここで終われた時には 理想の中に溶け込む ここで終わらない時には あたりまえに見える 昨日から 晴れた こわいけど 見たい 自分など 忘れて 知らない 何かを知ろう ここで終われた時には 理想の中に溶け込む ここで終わらない時には あたりまえに見える |
寝つけないOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 今もどこかで 彼は寝つけないまま 行ったり来たり そのうちに朝が ここがどこかも いつも わからないのが 当たり前になっていた うまく乗り切れるか? 偶然どこでも 同じ事 起こったんだ 見たり聞いたり 額からは汗が 望みどおりに 今日は眠りたいから このままでいたっていいが あと少しがいつまでも わからないまま 飛んでいる気分で ふと眠る よく眠る わからないまま 飛んで行って 色あせ ぬける 今もどこかで 彼は寝つけないまま 行ったり来たり そのうちに朝が ここがどこかも いつも わからないのが 当たり前になっていった うまく乗りきれるか? |
頭の体操OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 複雑に 絡み合ってる そんな時は 頭の体操 逆に読んだり 丸めたり 分けたり 読み方を変えたり ハテナに入るひとつの言葉は? 空白にはまるふたつの形は? やりすぎで 煮詰まってる そんな時は 頭の体操 余白で見たり 離れたり 近づいたり 立ち位置を変えたり ハテナに入るひとつの言葉は? 空白にはまるふたつの形は? ハテナに入る君が書くことは? 空白にはまる君が描くものは? |
あの気分でもう一度OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 二度目も一緒 認めるけど 同じ朝は一度もない どうにもならないこともないだろう 広い大きな 海に浮いた あのビンでさえ いずれ着く 転がるように あの気分でもう一度 転がるように あの気分に まかせて ほら 朝が 転がるように あの気分でもう一度 同じよう だけど今 つぎの朝が もう 同じよう だけど今 つぎの朝が もう |
なくしたOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | なくてもいいと知っている 見えにくいな 静かな日々じゃ 少しずつ 砂になり 形をなくす ここからまた きっとわかったりする いつか あの事も言える お互いに なくしたのは知っている 大切だけど なくてもいいのに 探したり ただ見たり 代わりはあるが ここから また きっと わかったりする いつか あの事も言える お互いに 見慣れた朝になってく なくしたものの 代わりになって 馴染んでいく 何度も 何度も 何度も 何度も |
かんたんな自由OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | かんたんな自由に 単純な君が 関心なく ただ立っている 問いと答えが かみあっていない それでもまだやっている なんだっていいよ 勘だっていいの なんてことになっている そんな自由が かんたんな自由が こんな ピタッとあっている そうやってここにも だんだんといきわたり 問題になりだしている 沈黙も 手伝っていた 切ってもふっても遅いかも じつはみんな 従っていたい 安心をだまって待ってみる 不安定で 未確定な ものに 交わってみる 新鮮でいいな なんだかいいな 一回 間違ってみる 沈黙も 手伝っていた 切ってもふっても遅いかも じつはみんな 従っていたい 安心をだまって待ってみる |
ハンドルを放す前にOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 落ちないはずの あれもこれも まず 落ちて 濡れないはずの あれもこれも びしょ濡れ 思ってた事との違いを 前を見て よく見て こうなるなら 握りしめた ハンドルを放した 方がいいか? 思ってた事との違いを 楽しんだ方がいいか こうなるなら 握りしめた ものもみんな 放そうか いっそ全部 放そう 手放そう |
さわれないのにOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | さわれないの すごくよく見える さわりたいのに すでに消えかかってる さわれないのに ますます見えてくる さわりたいのに ただただ見てるだけ すぐそばに見えても まだ まだ 先 誰もが見えるが あきらかにそこにはない すぐそばに見えても まだ まだ 先 近くに来てるよ あと少し 待って さわれないのに さわれないのに さわれないのに 見えている さわれないのに さわれないのに さわれないのに 見えている さわれないのに さわれないのに さわれないのに さわれないのに |
新しい人OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬渕啓 | | 新しい歌 聞こえてくる 新しい感情が 生まれてくる かつて人は 争いあったり 自ら死んだり かすかにわかるよ その涙の その怒りの 意味が もうすぐ変わるよ その涙の その怒りの 意味が 新しい歌 歌っている 未知の感情が 生まれてくる 新しい人 歌っている 新しい感情が 生まれてくる |
動物的/人間的(Album Ver.)OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | あなたがただ走る 地図も持たず 汗ばむ焼けた肌 にぶく光る あらゆる木や草が むやみにはえ 無断でギラギラと 輝いてる 恥ずかしいこと はじめよう ドキドキしながらも 水しぶき ゆれる影 夏が終わる |
本当みたいOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | あなたは見えるが ぼくには見えない ぼくは聞こえるが きみに聞こえない 信じたいことを 信じさせてくれる 感じたいことを 感じさせてくれるけど 見ていたいことを いつも見せてくれる 嘘みたいことも 信じさせてくれるけど 感じたいことを 感じさせてくれる 信じたいことを 信じさせてくれるけど |
自分ですか?OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | なんとなく 始まってる なんとなく やめられない 自分で自分を 決めている はずなのに 僕は誰? なんとなく 生まれてた なんとなく 欲しがってる 自分で自分を やっている はずなのに これは何? |
わかってないことがないOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | 僕を僕よりも 知っているから 好きな事も 好きな人も 君を君よりも わかっているから 好きな色も どんなことでも わかってないことがない 君のこと わかってないことがない 明日のことも わかってないことがない 僕のこと わかってないことがない どんなことも 僕を僕よりも 知っているけど 僕はまだ ここにある 君を君よりも わかっているけど 君の中 どこか違う |
ありがとうOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | もうすぐ壊れそう いままで ありがとう 代わりがないまま 終わりをむかえよう あーいま壊れそう いままで ありがとう 代わりがないまま 終わりを迎える 壊れそう 壊れそう |
過去と未来だけOGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | うるさい町を通過 まだサイドミラーが まぶしい 次はどこ? 花咲く森を通過 悩みもないようで あやしい さあ行こう またしたい 事 またみたい 所 これからの 事 ここにない心 あなたの家を通過 まだサイドミラーが 誘う とまれと 過ぎていくだけで 今は感じない 次はどこ |
朝OGRE YOU ASSHOLE | OGRE YOU ASSHOLE | 出戸学 | 出戸学・馬淵啓 | | 触れているのか 触られているのか おれの中で 見つめているのか 見つめられているのか おれの中で いつも通り 忘れる どちらかのことを いつも通り 朝に 動き出した あたりまえのように おはよう おはよう あなたはどこ? 見つめているのか 見つめられているのか 触れているのか 触られているのか おれの中 |