ドラキュラ・サマーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Yeah! 凍てつく夜に 白いけむり吐いて うごきだしてる ドイツの車でゴロゴロ 夏の太陽 見に行く旅へゴーゴー・ゴー 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ Oh Yeah! 錆びつく銀の メロディー溶かす カーステレオ トマトジュース 空き缶ゴロゴロ サングラスはとびきりでゴー・ゴーゴー・ゴー けむり 太陽 それだけがロマンチック 旅は おわらない ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ しあわせ燃やして 欲しいものは どうしてなくならない? 灰になるまで ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ |
どしゃぶりDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路上を うつろう 灯りは キャンディ色に ぬれてまた 傘をひらくわ 雨のなか 聞こえる オーケストラ! 絶え間なく すべて平等に 降りそそぐ 遠いところで海になる 「ああ がんばれなんて 言わないでほしいの だけど めいっぱい 褒めてよ」なんて ゆうべ 書いたけれど ざぶり ざぶり 鳴りやまない どんなふうに 言えばいいの? ひとりきりの まんなか それは 雨のなか 通りのタクシー! 水しぶき ぜんぶぜんぶ 隠してしまう 行方知れずの 音符がとびちる ああ 気づいてよ 壁のいろ 靴のいろ だけど この街に あなたは いないの そう はっきりわかるわ ざぶり ざぶり 鳴りやまない 誰にも聞こえない口笛 吹きならし せめて気取らせてよ わたしだけ ざぶり ざぶり 鳴りやまない まだ聞かせて オーケストラ! このままどこへも帰れない 雨のなか |
Stage DogDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 目がさめて 何か足りない ああ 焦げついたように 光るのは カミナリ ぐらぐら 何か起こりそう? 頭上切り裂く風 暗闇のジェット機 ハイヒール 走る音 握りしめて どこへ行こう ギラギラ 夢がある 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ 白い声 息をしてる どこかで信じてる つめたい道路にたおれても その先で 光るよライト ざらつき走り去る 苛立ちのメタリック 這いずり回るだけさ むきだしの犬のように くらくら 牙をむけ 夜がはじまる音がする スピードに気をとられ 見えなくなるその前に 思い出してよ あのときのイメージ ギラギラ 夢をみてる 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ |
アイスクリーム・シアターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 「アイスクリーム!」 とびきりの ショウ・タイム 「アイスクリーム!」 そう 叫べば はじまるの あ・ま・い 予感 「アイスクリーム!」 特別な夜へようこそ 「アイスクリーム!」 トッピングはお好みで つ・め・た・い 疑惑? ヘイ、忘れちゃいけないよ これはただの アイスクリーム よければ さあ、 合言葉をどうぞ! |
DRY DRIVEDrop's | Drop's | 中野ミホ | 荒谷朋美 | | クリスマスみたいな スカートはいて こわれたロボットの レコードをまわすモーニング かわいたハート あのこが鳴らす エレキギターは車みたいな音 どうしても戻れない どうしても あの場所へは ひどい天気ね うんざりしちゃうワ だから気取って 大きな帽子でもかぶろう 夜になったら あきれるほど ハッピーな 電話をちょうだい 3、2、1で一斉に 青いロウソク吹き消して かわいた ドライブの はじまりさ それでかまわないから スピードを上げてよ じゃあね ベイビー ゆるして ベイビー 白い帽子 うしろへとんでゆく 緑のアイ・シャドウ 無敵の気分 ハーモニカ鳴らそう どうしても戻れない どうしても あの場所へは たのしくて つめたいの ふりむき言うわ さよなら 3、2、1で一斉に 青いロウソク吹き消して かわいた ドライブは とめられない! カーブを曲がる度に 一つずつなにか落としてくよ じゃあね ベイビー ゆるして ベイビー 白い帽子 もう どこにも見えない |
マイ・ロックスターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 手ざわりですぐにわかったわ 嘘じゃないの 羽がはえたと 聞いたことない エイトビート 履いたことないような靴 笑っちゃう こんなこと スキップで歩こう ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ロックスター! プラス マイナス 電流が流れて きのうまでのわたしには もう戻れない ブルーのアイスクリーム 溶けてゆくの スローモーション スピーカーから心臓へと直結する あの瞬間みたいに 時間がとまるの ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ラララ とけない 魔法で 踊りつづけて転がしてよ Oh!ステップ踏んだら みんな夢中になるわ ラララ さめない 夢のなかへ わたしを連れだしてよ カミナリ 落ちて ぜんぶの意味がなくなるわ ロックスター! |
ハローDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ハロー ハロー あたらしい朝 ハロー ハロー 今日からなにもかも ハロー ハロー まっしろい空気 ハロー ハロー 部屋のまんなか ねえ聞いてよ すてきな話があるよ 今までのわたしじゃ いられないんだ ハロー ハロー つきぬける朝 ハロー ハロー 結局なにもわからないけど ハロー ハロー 昨日までとは ハロー ハロー 何かが変わるよ ねえ聞いてよ 全部の点と線が つながって 大きな音になって 走りだしたのいま 光のつぶがゆっくり 形を変えてく 流れる血のいろを 思い うかべ 靴を 履いて 畳の 部屋から 東へ西へ ハロー ハロー のぼりくる朝 ハロー ハロー ぜんぶが今日はじめての ハロー ハロー 輝きのなか ハロー ハロー わたしを呼んでいる |
真昼のブランコDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 真昼近くの知らない駅に わたし いるのか いないのかしら ひとつ とても気になるのは あなたが どうしているかってこと 日なたがわの道だけえらんで 歩くわ 今日は さむいからね ブランコ ゆれるのは 誰かの仕業じゃない? |
テキサスの雨Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 何もない それが見たかったの 白いサテン 砂の花模様 あいつもきっと ここまでは 追っては来れないでしょう 裾を踏み ゆがむ地平線 焦げつくハート 横たえて たずねても 答えはないの 空はいま ただ四角 それでもまだ あこがれたテキサスの雨 砂の粒 すべり落ちてゆく 目を覚ます あいつが来る気配 本当に大事なことは しまっておくのよ 誰もさわれない ざらざらの破片をにぎって 焦げつくハート 抱きしめて 走りだす 四角のなか 空がいま 雨おとす 踊り踊らされ また踊ればいいよ 捕まりや しないわ ぬかるんだ 足もとだって 少し笑って たずねても 答えはないんでしょう 降りそそぐテキサスの雨 |
メトロ・ランデブーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 荒谷朋美 | Drop's | 直線で出来た 夜の心臓の音 眠れやしないよ 何かが起こってるわ ベイビー、どこに、居るの? 銀色のメトロは あざやかにすべるナイフ 髪をかすめた その三秒だけ いいでしょ わたしは 映画になるの 誰も知らない 恋をしようよ 誰も降りない 駅で降りてさ ベイビー、はやく、来てよ! メトロ・ランデブー |
さらば青春Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 冬の光 窓から こぼれる午後 ほおづえついて ララララ いつの間にか 時間は流れて いろんなことに 慣れてしまった 大好きな 冬のにおい 街へとけてく とけていく さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人になるのさ 十二月は あまりにも きれいで ポケットに手を入れて ララララ 何億年も前の 星の光が またたいて 何も言わず さらば青春よ どうか許しておくれ 連れてゆくわ 光と影のブルーズ さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人に さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 変わってゆくのさ |
Purple My GhostDrop's | Drop's | 中野ミホ | 荒谷朋美 | Drop's | たちまち 紫 しびれて 鏡を正気でのぞいて 得体のしれないつめたさ あなたは一体誰? 見えない銃口が あざやかに震えだす 汚れた両手を あげて 出てきてよ 骨まで 渦巻く 私のゴースト 滅茶苦茶かきむしったって 消えはしないのさ 髪を直し 出てゆく 見えない銃口が あざやかに震えてる 汚れた両手じゃ ギターは鳴らないのさ 引き金引けるのなら 見えない銃弾が あざやかに震わせる しずかに 空気をつらぬいて ああ爆発 くたばれ 渦巻く 私のゴースト |
恋は春色Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | おろしたての陽ざしが よく似合う白い靴 駅までののぼり坂も なんだか今日は軽いわ あなたはそう 決まって 急ぎ足 遅刻する 上着はもういらないでしょう どこへ行こう 歩きだそう? ねぇ 調子がいいね キザな台詞 手をつないだら魔法の レコードまわりだす ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 でたらめ ステップ それは ぴったりね ディン・ドン・ダン なんだって 出来るわ ふしぎな ふたりのロマンスなのです はりきり投げる ボーリング 何度やっても同じで 結局勝つのはわたし 悪気はないの ごめんね だけどあなたは言うのよ 「わざとなんだぜ、ベイビー」 そうよね わかってるわ くすくす笑い 隠せない ねぇ こっち向いて 好きだと言って いつまでも この魔法が とけなきゃいいのに ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 レコードひっくり返して もう一度 ディン・ドン・ダン 誰にも うたえないのが ふたりのメロディーなのです 重たい雲がのぞいて 予報ははずれどしゃ降り 白い靴は台無しよ ためいきついてみせるのに ねぇ もう なにか言ってよ ディン・ドン・ダン 突然 あなたは手をひき 雨の大通り かけだして ウインク ディン・ドン・ダン 踊ろうよ とびきり素敵な ふたりのロマンスなのです |
未来Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 甘い甘い わたがしの雲 ふたり乗せてどこ行く ぶらりぶらり なにも要らなくて 足はなげだした さみしさは 身勝手ね 行き場のない心うかべて もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切は 開かないまま 白く浮かぶ春に キスして 遠い遠い 煙突かすむ けむり 知らないふりさ じわりじわり ちぎれそうでも 目だけそらさないで やさしさは ちぐはぐね からまる線 見つけられないの もしもし どこかに 未来 あるだろう 風はなにも 言わないまま きっとその横顔 染めるわ とぎれとぎれ つかまえた ふたりしか知らない歌が きこえる もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切の むこう側 消えてしまわないで おねがい ねえ どこかに 未来 あるだろう 風をそっと すいこんで 胸に届くのは春 もしもし すこしだけ 未来 想うよ 雲をいまかきわけて何も言わずそっと キスして |
ベリーグッドモーニングDrop's | Drop's | 中野ミホ | 石橋わか乃 | | まっすぐのびる オフィスビル まぶしくて 行列できる ドーナツ屋を通り越して カーブをすべって つかまえた鼻歌 みんなどこへ 行くんだろう? 天気がよくて うれしくなる ベリーグッドモーニング! すてきな予感さ 悪役にも ふりそそぐよ 今日のサンシャイン どこかであなたも 歩き出した 洗濯物の 路地裏をくぐりぬけ 風を読んだら 縦書きの坂道 なにが待っているんだろう? 天気がよくて 言いたくなる ベリーグッドモーニング! すてきな響きさ ラジオからは 言うことなし ロックンロールミュージック! どこかであなたも 口ずさむよ 地図はさかさま ぐるぐる 迷路に つかまっても 歩き疲れ 並んだドーナツ あとすこし あなたに電話した 渋滞抜けて ブルーの海 そんなウィークエンド ありかも、なんてね 天気がよくて うれしくなる ベリーグッドサンシャイン! 両手にかかえて 走りだした 輝く東京 |
天使の雲Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたい床寝ころび そのままで床になったのさ 甘いにおい 炭酸の泡 遠く すべりこんだ地下室 輝いてた言葉を見たよ それ以上はなんにもなかったけど どうして こわしたくなる? わからないんだ 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして 終電車のむこうに 知らない国があると思ってた 国境にはなぜか さみしい歌 どうして 答えなんかは ほしくないのに 天使の雲 世界は むずかしいから めちゃくちゃにしたあと やさしくさせて 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして |
ビートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 人影 失くした 四車線 見下ろす 歩道橋 真夜中 しめった 三日月 アスファルト まざりあう 手ざわり 感じた からっぽになぐられて よろめいた 気づけば 靴ひもが ほどけたスニーカー 明日 なにを想っているだろう 胸のなか 戻らない ビートをたしかめて 行き先 見えない ため息 駐車場 横切り 蹴とばすのさ 涙もでなくてさ うつむいた ほどけてた靴ひも 結び直してみるよ 誰も知らない ここにある熱を 街はただ しずかに呼吸する 光で出来ていた 人影 見えだす 四車線 そのとき 確かに きこえた 明日 なにを見つめているだろう 絶え間なく 消えて また 生まれる 明日 なにを想っているだろう もう二度と 戻らない ビートをだきしめて |
三月のブルーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 帽子 なおして ひとり 汽車を降りた ふいに あざやかな 三月の潮風 あの日 あなたが 写したポラロイド 色あせてたはずの 海猫 呼ぶほうへと ひろがる 深いブルー 涙まで さらって 遠ざかる 船のきらめき いつまでも 見てるの 白い貝がら どこへ なくしただろう 耳をあててみても もう 何も聞こえないけれど あなたの笑顔の その奥 深い場所へ どうすれば 届いたの? 強い風 帽子が舞い上がった とんでけ どこまでも 涙まで さらって 遠ざかる 小さな恋に さよなら つぶやくわ |
ハイウェイ・クラブDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 甘い味だけ していた 夜は まるで隠し事 雨が言葉も奪って ワイパー 右へ左へ動いた 浮かびあがる 鉄塔の影 突き刺す カミナリ 飛んで消える ライトの声 形もないまま 頭の中 誰かの指 オルガン弾いてた 飛びこむ トンネルの手前 手招きしてるよ スピードは切り離され まばたきさえ忘れる しびれる夢の先は 光の墓場さ おいでよ ハイウェイ・クラブへ スピードは切り離され まばたきさえも要らない 溺れるように うっとりと ハンドル 離して おいでよ ハイウェイ・クラブへ |
ホテル・カウントダウンDrop's | Drop's | 中野ミホ | Drop's | | 数え切れないほどの四角い窓 何も感じない ホテル・カウントダウン 壁一枚のむこうでゆれるのは チクタク・チクタク 顔のないあいつの影だった 飾られた絵は 遠い異国の花 甘い匂いに 手足はしびれてる エレベーターが開けば立っている チクタク・チクタク もう少しだとそっと ささやく 終わりない廊下に 響きだす口笛 なつかしくて ぞっとする メロディー 秒針は冷たく 描く円は優しく チクタク・チクタク 笑う あいつの顔は 鏡の中 ひとつだけだった 秒針は冷たく 砕けちるシャンデリアの中 チクタク・チクタク 本当はわかってたよ ずっとね |
moderatoDrop's | Drop's | 中野ミホ | 石橋わか乃 | | 背の高い彼女の 靴音 モデラート 白い壁つづいて 遠くまで来たわね、と かばん一つで 十分だったの 何もかもを置いて あいつの名前も忘れたいの 気の強い彼女の 大きなイヤリング 夕陽差すテラスで さみしげに揺れている 好きにしてちょうだい 面倒はもうおわり 遠くを見つめ 久しぶりの煙草 火をともした 背の高い彼女の ゴールドのハイヒール にぎやか夜の街 軽やかにただよって 気が向けば踊るわ 誰とでも手を取り でも 瞳はどれも からっぽなの どうして? 何かつめたい 飲み物をちょうだい 馬鹿みたいにきれいな色した 強いやつをね |
ローリン・バンドワゴンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ・荒谷朋美 | | バンドワゴン あなたは 今夜 どの街だろう? きっとまた 酔っぱらって 財布はからっぽね あの日のロックンロール・ショー ふたり帰り道 何度も真似して 最高に笑ったね Hey! 旅をつづけて みんな待っているわ Hey! その言葉が全部 ひっくり返すのを 笑っちゃうほど かっこつけててよ 今夜もどこかで 転がる歌 聞こえてるわ どこいったの? わたしの ごきげんな タンバリン 衣装はそう!派手にきめるの くるり回るから 爆音のレコード ふたりせまい部屋 電話が鳴ったって 知らんぷりして 踊ったね Hey! 旅をつづける みんな待っているわ Hey! 息をのむような ワンシーンだけを ほんとは誰にも 縛れやしない 聞こえてるでしょう? 今夜もまた 嵐に追われた ふたり大都会 おそろいのブーツで 駆ければ平気だったね Hey! 旅をつづけよう みんな待っているわ Hey! 今夜かぎりの このロックンロール・ショーを Oh Yeah! Oh Yeah! ステージ十字架の上でいま Hey! ぼろぼろのブーツ 踊りつづけるわ あの日の気持ち 生きているから 止まれやしない 今夜もまた 転がるだけ |
NANANA FLAGDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 血の気ない荒れ地に いつだって ひとりきり 容赦なく 吹く風 砂ぼこりの中に 見えない敵にらむ その目は 生きてた 握りこぶしは 空を切るだけ 倒れこんでも それでも確かに NA NA NA 信じるものは ひとつ 自分の旗を 立てろ! NA NA NA 果てしない荒れ地に 灼熱の太陽 もう 笑うしかないぜ 立ち上がる 傷だらけでさ のたうち回り 涙も枯れて それでも確かに NA NA NA 風の中で美しく 翻る旗を立てろ! NA NA NA 本当の声がたとえ 誰にも聞こえなくても 歌いつづけろ! NA NA NA Oh Yeah! |
からっぽジャーニーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh なにもなくて それでも行かなくちゃ からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 窓あけて 風が吹いた きのうと ちがう気がする ためいき 袋から逃がしてみるよ 花を積んだトラックが 首都高 走っていく それだけで なんかちょっと 大丈夫さ オーケー シンプルなことかも この 日々を どんなときでも 信じていいかい? からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 階段のうえ聞こえる ピアノに耳をすまして 誰かに会えそうだから もう少し歩こう さみしいばっかじゃ いられないよ Yeah! 見えないスピードですべては 出来ていて 絶望してる ひまはないのさって 思うんだ さあ出かけよう Oh なにもなくて それでも 行かなくちゃ からっぽの分だけ 吸い込む空気を Oh!過ぎてゆく日々を 信じていいかい? からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 あなたの旅 |
どこかへDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | もし 世界中を敵にしても かまわない 寒い日にみた夢の 話をしよう ほおづえついて どうして見つめる間 宙ぶらりん くすぐったい 誰も知らない言葉 交わすふたりは ふたりだけ もし 今日 目の前が まっくらでも 味方するよ もらった手紙は全部 引き出しにしまってる でも やっぱりすこし 温度をわけてください 途方に暮れるほどに 晴れた空 わたしの心 風に吹かれて もし どこにも 永遠がなくても 今は 知らないふり 最終電車 飛び乗り 行くからね ドアを開けたら ぎゅっと だきしめて ねぇ すこし笑って 明日出かけよう どこかへ |
部屋とメリー・ゴーランドDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ゆうべ見た夢で たべてたサンドイッチ かわいた空 マフラー ふたりしか居ない 目がさめた朝に 毛糸は ほつれて カップの底には さめたコーヒー 急に地面に 寝ころびたい おしえて この涙 どこへ行ってしまうの? なんにも言えないけど どうか 消えないで 夜は深い青 月はこころの庭 砂にあのメロディー そっと埋めるよ おしえて この涙 どこへ行ってしまうの? 季節はもう過ぎる わかるよ 風ふいて あの部屋 鍵をかけて ポストの中へいれておいたんだよ Baby どしゃ降り 雨の中 春を待つ メリーゴーランド |
グッド・バイDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 朝は白 青い青 いま私 クリスマス ぬけがら 背すじはピン レコード おわったあとの 部屋のなか 染みていく あぁ からっぽ 赤いりんごかじったら さみしいね 笑う 愛ってさ なんだろね これからの旅を おもうよ 好きなもの 似たとこ かばんの底 そのまま 出かけるけど 遠い朝 寒くて うれしそうな ふたり あぁ 陽ざしは やさしい通りにあふれて 赤い屋根の上 とけてった さいごのキスなんてさ しないでよBaby ハッピーエンドだけが しあわせじゃないよ きっと 生まれたての白 乱反射の海のようで しずかに 言うよ グッド・バイ |
月光Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 肌 近くなる 夜で出来たカーディガン 弧を描く灯り ずっと ここで見てた 通り過ぎる花のにおいが 小さな宇宙をぎゅっと 刺す どうしようもなく襲う 碧い波にのまれて もう歩けなかった そのとき なんにも無くてもいいよ と その手を 沈むビルのすきまへ さしのべて 私のこころを たぐりよせに来てね 強く 月の光が歌うから あなたをどこかに 見つけられる そっと触れた 肌 あたたかい きっと |
LONELY BABY DOLLDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh,I'm a Lonely Baby Doll. 持ち主はいないの 踊って暮らすわ 廃車寸前 ピンク色の アイスクリーム・ワゴンで 旅に出るのよ 派手な色のタイツに ミニ・ワンピース Oh Yeah! Oh Yeah! 何も考えたくない Oh,I'm a Lonely Baby Doll. へたくそなエレキ・ギター だけど イチゴ味 切りたての髪の毛 ふりまわす Oh Yeah! Oh Yeah! めちゃくちゃにしたいの Oh,I'm a Lonely Baby Doll. 誰の言うことも 聞かなくてもいいよ 廃車寸前 ピンク色の アイスクリーム・ワゴンで レコードとんでも Twist! 気にしない and Shout! 踊って暮らすわ |
ドーナツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 甘いもの いま 食べてやりたいのさ 自転車ぶらぶら 波をうつ 悪いこと いま してやりたいのさ どきどきするような ひみつの ねぇ 終わりのない 夏休みみたい なんとなく つまらない どうしたらいいの? わたしはドーナツ からっぽなだけの ドーナツ さみしがり屋 ぽっかり 穴のあいた 体を だきしめて そのときの 涙だけが わたしなの 水玉の模様 夕方から夜へ 放り投げた 言葉たち キスしてる間 うしろでぼんやりと 浮かんでる 雲のこと 一秒前は もう化石になった でもどうして 旅に出たいなんて 思うのかしら わたしはドーナツ 甘ったるいだけの ドーナツ うぬぼれ屋 あちこちつけた 飾りをとって まっすぐ 見つめていて そのときの 涙だけ 本当なの そう わたしは ドーナツ |
誰も知らないDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 居眠りしてる間に なんだか 世間は遠く ココアの缶 飲んだっけな 口の中 甘かった どこで線を引いたろう 考えたくないね でも 笑ったあと さみしいのは 何もないからだろうか だからさ 遊びにゆこう 白くとがった 木々の森を抜けて 夜の両手 幕をひろげ ちりばめた 電飾の星くずになるのさ 壁にもたれ もう 一日過ぎてゆくよ 捨ててしまうのは こんなにも 簡単なのかい だからもう 遊びにゆこう 羊の毛のマフラー 顔をうずめて ダイヤモンド 粉々になって 眠る街 どこかにあるかも なんてね ああ 目をつぶって 流れてゆくのを 感じる 自由も永遠も なくていい でも 光を見たいよ 今からさ 遊びにゆこう 銀色に凍る ビルの森を抜けて 恋は燃えて 誰も知らない 知るはずない 電飾の星くずになるのさ |
ダージリンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ある朝 天気雨 まぼろしに過ぎて 風は十月の絵の具を たっぷり含んだ 絵ふでね 一幕のお芝居 わたしはいるみたい あなたの部屋 きっとまだ カーテン閉めたままで つぎのシーン 台詞は 「さよなら」 どうしてだろう 言えそうもないのにね あの日のハートは 三拍子 枯れ葉がスローモーションで 降った 窓ぎわに ダージリン 向かい側の椅子を ながめてた 「さよなら」 つぶやいてみた 坂道くだるバスで もうすぐきっと ラストシーン ひとすじの涙が こぼれた |
十二月Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 息を吸えば 肺が凍りそう 透き通るガラスの にぎやかな街 頭のなかに ささくれた優しい ハーモニカ聞こえて 道路をわたるよ 覚えているわ 写真にはうつらない かけおりた階段 西陽のカレーライス あのとき 何を話したんだろうね 今はきっと誰にも わからないでしょう テレパシーはもう たしかめるすべも消えてしまった ねぇ どうして 変わってゆくの? どれだけ考えても わからないの もうぎゅっと抱きしめても すり抜けてゆく 十二月 夜を横切る 急行は雨 流れてく点線 降りてゆく人 あのとき 書いた 歌だけが なぜかしら あざやかで うつむいて しまうのです そうねきっと 私はあなたで あなたは私だったね ねぇ どうして 変わってゆくの? 少しだけ笑って 手をはなした もうきっとかえらないと 言えないけれど わかっていたの きらめく街の流れ そのどこかでそっと 立ちどまっても どうしようもなく すべては 過ぎ去ってゆく 十二月 |
CLOUD CITYDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | きのうから くしゃみが とまらないんです 信号待ち すれ違う ピザ屋の配達 いいにおい 午後から晴れだっていうから お気に入り スニーカー 誰かにほめてほしい ちょっとそう 思っているのさ そう グッドとバッドは 繰り返すよ いつだって 気になってる マガジン気取って 歩いても ひも ほどけた あらわれては 消える矢印 明日はどっち? 今どこ わたし 追いかける 雲のシティ Hey! 平気かい? ひとりで 本当は 誰のものでもないのさ ためいきの分 ちょっと 浮かべばいいね たばこは 喫えなくて けむりを見るのは 好きだよ ほおづえばかり ついてないで そろそろ また 行かなくちゃね ドアを開ければ うねり 吹き荒れる 紙切れの嵐 カミナリが落ちる その時を待っている 乗れないスケボー ひっくり返して 明日はどっち? 見つけてわたし! 追いかける 雲のシティ Hey! 建てものこわしたって 青い空は 誰にもさわれないぜ 追いかける 雲のシティ Hey! 平気さ 駆けだして 本当は 誰のものでもないのさ ためいきの分 ちょっと 浮かべばいいね Oh,Cloud City. |
G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G.Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路地 曲がる その手前あたり かみ砕いた チョコレイト 真っ赤な目じり 月のまばたき マイナス夜の 静けささえ 予感のなかに ふるえる 目ざめたとき 絨毯 ひろがる 頭の中で 色を垂らして けむりの中で 靴をならせば 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. 連なるビンの山脈地帯 紙きれでできた部屋を越えて つまりは欲望 それだけが 光ってる 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり つかまえたら わかるよ 顔も 名前も 帰り道も 忘れたよ 果てなく あたらしい 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. |
ふたりの冬Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 眠りさえ いらないみたい 透明にかすれたままの 季節だけ まとった うつくしいひと 声をきかせて 壁にひたした トランペット すこし不器用で なぜだか涙 誰も知らなくていいわ きょうの月が綺麗です ふたりは 世界中 どこよりも 寒い冬を待っていた 大げさなほどに やさしくさせてほしいよ Baby ちぐはぐにあなたが とまどう時には あの日 もらった 歌を ラララ 聞こえるように 歌うよ 自転車をこぎだすときの空気 夢じゃないでしょう まばたき 想うと ちぎれそうな ハートごと息を吸って 夜をこえるわ 街は しずかに輝いて もうすぐ 角まがってすぐに つよく 抱きしめて ふたりは 世界中 誰よりも 寒い冬を待っていた |
こわしてDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 意味なんてないような プラスチック・ネオンの あふれる夜の底 しめりけ含んで ぶら下がる じりじり削られる 呼吸を見つけて 何にも言わずに お願い ベイビー、明日をこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ 振り向かず ぐさり刺す 月はナイフ ちゃんと血が流れだしてる 答えを探しても 電車は走りつづけ どうしようもない熱で ベイビー、わたしをこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 時間も距離もなくて 地平線 あつく 流れ 嵐を抜けてゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ ベイビー、明日をこわして |
CookieDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ねぇ 市ヶ谷の空 豪華客船 ニューオリンズまで連れてってくれるって ふたりでジャズ・バンドを 組んだなら乗れるね あなたは笑ってうなずいた ねぇ たまに いろんなこと複雑に 思えてしまう どうしたらいいの? 地図ばっかり見ているうちに 夢の船は 遠くへ行ってしまった みたいだ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 一緒にさがしてくれるのは あなただけです ねぇ 本当はわたしだって やさしくしたい だからチョコチップの クッキーなんて焼くんだよ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 あつめて小さな船にして どこ行こうね ジャズ・バンド そんな話と 形はイマイチのクッキー すてきだって 言ってくれるのは あなただけです |
新しい季節Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | たとえば 部屋をあとにして 通りへすべり出す 午前10時 光がどきどきして きのうと違うって わかるかい? ちっぽけな 私は誰だろう 叫びたい 嘘なんて つかないで 涙はきっと 新しい季節 ハロー ハロー 風が吹いているわ 大丈夫 たとえば 卵ひとつで まるくて やさしい ホットケーキ ギターが髪をなでるの 隣にいるあなたもきっと感じてる なんのため 明日へゆくのか わからずに でも信じて やめないよ 涙はきっと 新しい季節 ハロー ハロー つぶやけば ゆける気がして きっと 大切なものは ハロー ハロー いつもちゃんとあるわ 大丈夫 |
SWEET JOURNEY BLUESDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 時は白い胸 窓の光 そう いつもの部屋 燃えているストーブ とまらない季節と ひとつの心臓をにぎりしめ そのままみつめて 書くよラブレター テーブルの上 どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 恋するように ずっと スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース 駐車場 見上げた 星はひとつじゃなかったよ やっぱり連れていこう ポケットの中 笑えるような思い出を どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 沈黙 うつくしい この街をあとにして どこへでも行こう もうドアはとっくに ひらいているってわかるよ 口ずさむのさ スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース |
RAINY DAYDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | I was born in the Rainy Day. そんな気がしてた 春は知らないうちに終わっていたんだ わたしはびしょぬれ 笑っておくれ ロックンロールなんてもう どうでもいいよ なんてさ ララララ あなたはいつだって そうやって大人ぶって もうこれ以上わたしを さみしくさせないで どこかへ連れだして 二度と戻らないで なんて 言えないよ 目を見てほしい こころも体も全部 使い果たして 生きたいだけだよ 息もできないくらいの 静けさ 脈を打って じっと 待って I was born in the Rainy Day. 目をとじて さよなら なんか やれそうな気がするよ 帰りみち知らないの 読みかけの本も 借りっぱなしのビデオもそのまま 真っ青な夜の血管 なぞり走りだすよ きっと あたらしい風がふくのさ それはたぶん ロックンロール 雨のなか ララララ I was born in the Rainy Day. |
ムーン・ライトDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | きのう着てたあなたの 白いシャツ そのままぶら下がる 部屋はとおく 置き去りで 折り重なる無数の ビルの灯り全部すいこめば 私ひとり 自由 帰りたくないの ムーン・ライト 終わらない街と じぐざぐおよぐ 追いかけっこ あなたの全てを知りたい なんてこと言わないわ さみしさに ほおずりするの つめたい水 たしかに 染みわたる手足ごと いつのまにか アスファルトに なりそうね ぶらぶら咲いた花の 色はきっと ずっと スローモーションで 変わるのを 知った 帰りたくないの ムーン・ライト 終わらない街に 消えてしまいそうな気がして あなたはどこから来たの? 帰れない なぜか さみしさに ほおずりするわ |
空はニューデイズDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | たいしたことじゃない 思えば思うほど 堂々めぐってしまうよ 通りを渡れば 季節がふりむいて 「きみのビートは どこいった?」 いますぐ 電話するから さよなら 風船を 全部とばして 逃げだそう たどり着いたら そこでキスしたい 空はニューデイズ たいしたことじゃない あなたがそう言えば そうだね サンドイッチでも 買いにゆこう 新しい靴 笑っちゃうね 誰にもじゃまはできない さよなら 息を吸って ふたりで逃げだそう たどり着いたらまた始めよう このビートで 1, 2, 3, 4 さよなら 風船を 全部とばして 逃げだそう たどり着いたら そこでキスしよう 空はニューデイズ |
毎日がラブソングDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ・多保孝一 | | Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me 帰りみちに 聞こえたピアノ 気づくと 泣きそう 春の空とわたし あなたはきっと 傘も持たず 見上げるホームのアナウンス いつか膝かかえて ふたりで聞いたレコード あたたかい その響き 思い出すよ そっと 口ずさめば ぐっと 会いたくなってしまうから 走ってゆくわ Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々にひらく一輪の Flower Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me タオルケットに どこか似てるような あまい春の風 部屋を染めるよ あなたはまだ 眠ったままで 柔らかく色づいてゆく くせ毛 いつか電車降りて そっと連れ出してくれたでしょう 路地の先 ビルが広がる 秘密の場所へ きっとふたりならば もっとこの街が好きになる 起きて! すぐに出かけよう Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々を照らすわたしだけの Sunshine Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで あふれる You & Me 変わりゆく交差点 あちこちから集まってひとつになる風は 鮮やかに過ぎる ファンファーレ どこへでも行けるような気がする まっすぐな空 ただそこにあるだけで うれしくなるよ a new day Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々にひらく一輪の Flower Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで何もいらないわ Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう そう 今日もきっと 生まれるよ 新しい Love Song Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me こんなにも 愛おしいんだから |
マイハートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | まるでどうしようもないような 風に吹かれて いつものようにただ 歩き疲れて わからない 答えはない 巡りめぐって どこへ行ったの マイハート 大人になれない なんか今日はうまくいかない 些細なことに かき乱される チョコレートがないとだめだし お気に入りの曲は流れない ばかにしないでよ 泣けてきちゃうんだよ からっぽに 気づいては 握りしめる ロンリー となりのあの子の芝の 青さに勝手にうろたえてる なんで ないものないものないものねだりで 猫背だって本当は直したいよ ばかにしないでよ ここにいるんだよ からっぽに 気づいても せまりくる サースティー だけどなんだか ふるえてるって感じがする 得体の知れない ひとつの渦に 心臓だけ ひたしてるような それだけなんだ それだけあればきっと 倒れないから まるでどうしようもなく トラックがさらって やっとのことで いま 道に立っている わからない 答えはない 巡りめぐって ここにしかない マイハート 大人になれない |
春の羊Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | すくった 絵の具肌にのせて 重なる いくつもの気持ち まざった 春の夜はアスファルト おぼえてる? 淡いグレーの潮風 ふたつのこころとからだ 時々ほら ジグザグにはぐれて 今 あなたは何をしているの 私をここに置いたまま ねぇ無くさないで ふたりの意味を 目を見て 必要だと ちゃんと言ってほしいの 誰も知らない あの海の色を思い出したら 手をつないだまま 眠ろう さわった 花びらは柔らかく ひんやりとした心地 ひねった 蛇口の水わけあって もう少し 枯れないでいて 床に転がした言葉 自分のじゃないみたいにがさがさで あーわたしはどうしてこうなの? いやだよ 手を離さないで たいせつにしたいのに なんでぶっこわしたくなったり ごめんよ わかってよ 勝手に泣いてるの 本当はもう 知ってるの 言わなくちゃ 言わなくちゃ どこにも行かないで そばにいて |
天使とラストシーンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 遠い国の そのまた向こう 涙する 甘い ラストシーン エンドロールが 終わる頃に 思い出す あぁ 自分だった 電源入れ直して 息を吸う 街 暮れかけて 帰りたくないよ こんな気持ち せめて今すぐ あなたに話したくて とべない羽根 ぶら下げて Sweet swinging darling あらわれて これだけは 本当 あなたがわたしの 天使なんだよ 遠い国のヒロインみたく 堂々と あぁ 歩けたらね 寒空 喫煙所であなた ちょっと 笑ってる 急に ひらめいて わざと遠く 駆け出すから 追いかけて 赤いマフラー 見えないドレス ひらめかせ Sweet swinging in the night 踊るように クリスマスが終わっても 悲しまないように つかまえてほしい 息を切らし たどり着いた 屋上は あぁ なんてきれい ふたりの このシーンよ 終わらないで 願うけれど とべない羽根 やさしくて Sweet swinging darling 見つめてる これでやっと気づいた どんなラストシーンより 今が好きよ 見えないドレス 抱きしめて Sweet swinging in my life まっすぐに 明日から また このわたしを生きるのは わたしだけだから |
アイラブユーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待っているわ ジュースひとくちずつで 来なくたっていいね 歩いてゆけるから 気がつけば夕暮れ 明日なんのゴミの日? 虫めがねの中の暮らしです 東京 とまらない流れに押され ため息も 居場所がない あなたのやさしさだけたよりに 帰るから ねえどうか おだやかに そばにいてよ できるだけ こうしてきっと 日々になってゆく アイラブユー 頬にそっと口づけ 風を待つ部屋 春はバタークリームの味だって そう思ったの ベイビー ときどき堤防がこわれ あふれそうな 涙を その手で 受けとめてほしい ちょっとでもいいから 会いたいよ 少しずつ 見渡せばひろがる この街で 初めてのような なつかしいような 夕やけ 忘れないわ おだやかに そばにいてよ できるだけ 変わりゆくなかで今 かたちを 確かめたいの かがやいた ひとつずつを 抱きしめて こうしてずっと 日々をうたうよ アイラブユー |
Little SignDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 雪になりそう 古い車 遠のいて 静けさだけ 指を冷やした 甘いけむり 吸っては吐いて 朝を待つ あなたは Sometimes lonely eyes 遠い 海を映す わたしは Sometimes waiting for 本当は せりふみたいな 言葉 すり抜け 連れ出して どこにも行けないわたしを 内緒で さみしさをふたつ繋いで Give you a little sign ちいさな合図 おくるから まばたきしないで まっすぐ焦がして がらんとしてる 真夜中のゲームセンター 蛍光灯 なんか優しい 夢みたいな 音楽の中にいる あなたは Sometimes draw a line 美しい線を描く わたしは Sometimes wanna dance 夢中で 白い息 まとって 踊りたい 目が回るほど 連れ出して どこにも行けないあなたを 内緒でさみしさをふたつ繋ぐの Give me a little sign ちいさな合図くれたなら 同じ線たどって そっと触れるよ Sometime lonely eyes Sometimes draw a line Give me a little sign |
BlueDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 雨ふる 五月 ぬれた草原 想うよ クリーム色の スニーカー 人ごみ のまれてゆく チューニングずれた ギターの音がなんか 好きでさ ふたりはすこし 似てるのかな 青くゆれる 夜のどこか かたすみに 居場所を まあるく いつか 悲しみはきっと 終わるのさ 新しい歌を きいてよ ここにいて 青くゆれる 夜にそっと つぶれそうな こころに 手をあて 悲しみはきっといつか 終わるのさ 新しい歌を きいてよ ここにいるから |
EAST 70Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらは いつもの席 イヤホン分けあってた 窓の外の景色 なんとなくずっと 続くような気がしてた サマー・デイ どんな 未来かなんてさ わかんないままで 刺さった あの一つの シャウト おなじ 気持ち きみは 知ってたんでしょう ねぇ、友だち とけそうな星 抱く グラウンドの空の下 ひんやりしたフェンスに もたれ いつまでも 話してた なにも 起こらなくて でも なんだってさ 笑えたあの日々は 遠く サマー・デイ 今も 本当のことなんて わかんないままさ 走っては転ぶ日々に 胸をノックする 宝もの どこかで 思い出して きみも またゆけるから くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらのいない窓際 もうすぐ 夏が来る |
Tシャツと涙Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | いまは涙 こらえないで わたしのTシャツで ふいてね こわれかけた ビニール傘ひとつ うまく 言葉 見つからなくて 遠まわりしよう わたしがさすから 紺色 夏のはじっこ 甲州街道は ビー玉のかけらの雨 忘れてた波がふと バス降りたとこで 押し寄せても いまは涙 こらえないで どこにも 行けずに 下向くまつげ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね ねぇ ふたりの ベランダ咲いた 花も いつか 懐かしい こわれかけた ビニール傘どっかに 置いてきたみたい 手を取るよ いまは涙 こらえないで 何より つよいよ 信じておくれ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね |
Lost in ConstructionDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あちこち騒がしい 笑い声 抜け出して 通りへ出れば 急にひんやりしてさ 電柱渡って 徐々に蘇る 手足の感覚で 撫でるようにあるく midnight Hey 通り過ぎる 中華料理店がけむって 赤い靴が欲しい そんなことつぶやいた あぁ一体 誰のため 曲がり角で しらけた口紅キュッと 塗りなおして 意図的に迷いこむ OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 手を取って すこし微笑むひと 名前も知らなくたっていい 白黒道路 ねずみのしっぽだけ気をつけて あとは just like an old devil moon 踊るふたりは今だけ エナメル溶かすモーション 他の誰も 見ないで 覚めないで このまま 消え去りたい OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 |
A Place In My Heart feat. moumoontricolor meets Koichi TABO | tricolor meets Koichi TABO | 中野ミホ | tricolor・Koichi TABO | | ガラスの窓 写った街が からっぽに見えて ふと立ち止まる 色をどこか 忘れたような モノクロの空 見上げてみる いつか笑って 歌いあった メロディーを思いだして 口ずさんでみようとするけど うまく歌えない (どうしてだろう) Somewhere, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまうような 渦の中でも 探している ひとつだけ 愛の場所 降り出す雨に打たれないように 急ぎ足で横切った 駐車場に小さな花 白くまっすぐ咲いてたんだ きっと誰にも 気付かれなくて でもここで 高らかに 生きているよと 確かに歌ってる 聞こえたんだ (頷いたよ) Somewhere, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまうような 渦の中でも きっとあるよ ひとつだけ 愛の場所 ふいに 流れる 雲の切れ間 太陽が手を差し伸べる あったかい色 頬にふれて 明日はきっと 晴れるだろう あの日のメロディー 続きを 探して 新しい歌にしてみよう どこでもなく ここにあったんだ 歩き出すよ (どんな道でも) Always, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまっても 心の中に きっとあるよ 大切な 愛の場所 Always, a place in my heart 涙こぼれ くじけそうでも 心の中に 消えない炎 大切な 愛の場所 心の中に ちゃんとあるよ 大切な 愛の場所 |