Fumina作曲の歌詞一覧リスト  16曲中 1-16曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
結露カタソビカタソビAiraFumina3年ちょっとの長すぎた春 無理やり断ち切ってみたけどさ 少しナーバスな日々になっちゃって 自分のベッドですら居心地が悪くて 連絡先やっと消せたのに 写真はまだ全部消せなくて 情けないし なんか悔しいし 胸が痛くて 落ち着かなくて 夜な夜な悪ふざけしては気持ちに蓋をして 酔いが覚める頃にはやっぱり泣いちゃって その繰り返しなんだよ 会いたいな 会いたいな 私から言わないけど 会えないよ 会えないよ 君の心に私はもういない気がするから 髪の毛切ったよ 伸ばしてたけど 美容室のシャンプー 風に揺れる 次の恋では君に流させた涙忘れないように 無駄にしないように なんて思うのに丁寧に生きれない 私はまだ私が嫌いなままだよ 忘れる為に君のことを悪者にしてもさ 全部溢れてきて 君の後ろ姿また思い出す 午前5時 始発が走る 夜な夜な悪ふざけしは気持ちに蓋をして 酔いが覚める頃にはやっぱり泣いちゃって その繰り返しなんだよ 会いたいな 会いたいな 私から言えないけど 会えないよ 会えないよ 私の心に君がまだこんなに居るから
尖ったままの心カタソビカタソビAiraFumina平等という言葉が嫌いです 上とか下とか位置が決まるから 理不尽な世界で生きてます 期待なんて捨てなきゃ誰のことも愛せやしないよ 出る杭見れば容赦なく叩き悦に浸って笑ってたいんでしょ? 誰かのセオリー刺さって痛いよ あたしの価値を縛るカルマ こんなのウンザリだ 鈍色の街並み 涙で揺れる明かり 走って逃げて どこまでいけるの? 尖ったままの心で放つ言葉 ナイフより切れ味抜群で扱えそうもないや 不平等という言葉が嫌いです 見返りが欲しくなる性格です 大人になればなるほどに 口にしたって伝わらない事だらけだよね 責任とれよ 責任ってなんだよ 人になんでも担げないでよ タバコの煙と吐き出すカオス 表面張力保てなくて涙が伝い落ちる夜 孤独空虚侘しさ 握ったままのナイフの 矛先は自分に向けるしかないよ 傷つけない様 生きるのに容赦なく傷まみれ こんなのあんまりじゃないか 優しい嘘重ねて出来た傷が膿んでゆく 尖ったままの心治す暇もない 「ふざけなんな アンタの サンドバッグじゃないんだよ」 今にも大声で叫びたい 鈍色の街並み 涙で揺れる明かり 走って逃げて どこまでいけるの? 尖ったままの心で 放つ言葉 ナイフより切れ味抜群で 扱えそうもないや 扱えないよ
edible flowerカタソビカタソビAiraFumina静かに眠る君の唇ひび割れてる 無骨な腕の中で 鼓動に耳澄ませる 素肌伝い落ちていく生温いこの焦燥 身を委ね掻き乱す 大丈夫と教えて la la la …色んな初めて la la la …君が初めて la la la …愛されたいよ la la la …過去は流そうよ la la la …今日が初めて la la la …愛してるよ hu…君だけに教えたいよ 魔法の様な言葉 一瞬でどんな傷も治してあげたいと思うの 萎れる前に食べて一枚ずつ丁寧に 緩やかに乾きだす 永遠なんてないから la la la…色んな初めて la la la…君が初めて la la la…愛されたいよ la la la…過去は流そうよ la la la…今日が初めて la la la …愛してるよ la la la …声に出して la la la …私を呼んでよ もっと la la la …全部忘れよう la la la …過去も明日の事も la la la …今が全てよ la la la …時は戻らないから la la la …潤してよ la la la …まだ 咲いてたいよ
からすカタソビカタソビFuminaFumina夜の匂いが残る 朝の空気飲み込んで 醜い人間たちをビルの上から高みの見物  みっともない みっともないぜ ゴミ溜めの中生きる姿 みっともない みっともないけど この世生き抜くための術  たった一つ 光り輝く何かを見つけ飛びついた 蓋を開けてみればそれはただのベタついた空き缶で 何も知らない顔で蹴飛ばす 転がり続けるそれは滑稽だ まるでおいらにそっくりだよな 誰も気に留めやしない運命  そっと息を潜め目を光らせる 軽快なステップを踏んで黒い羽を広げる みっともない みっともないぜ みっともない みっともないぜ  みっともないみっともないぜ ゴミ溜めの中生きる姿 みっともないみっともないけど この世生き抜くための術  誰がなんと言おうがいいさ 決めるは自分自身だろう 笑われたって馬鹿にされたって 気にするほどのことじゃない 白い翼に憧れたことないわけじゃない 当たり前さ 綺麗な体 愛される声 そんな物 無くたっていいんだ おいらはからす
海に煌めいてカタソビカタソビAiraFuminaあの日の海に煌めいていたもの 焼ける様な砂浜と 空と海は混じることなく遠く遠く  蝉達が歌う夏休みタイムリミット 太陽がうなじをくすぐるから 逃げる様に海へ走った  鼻に水が入って痛いのに笑い合う 濡れたまつ毛がキラキラと  あの日の海に煌めいていたもの 焼ける様な砂浜と 空と海は混じることなく遠く遠く  きみの方が肌が白くて あたしいつも羨ましかった 海では二人 小麦色だから お揃いがなんだか嬉しかったの  遊び疲れて 顔に砂をつけたまま パラソルの下 きみと眠るの 起きたらかき氷買いに行こう きみはレモン あたしはいちご わかってるよ マーメイドになろう夢の中で きみは髪が長くて あたしは髪が短いの 海の国でも仲良くしてね 波の感覚がまだ足に残ってる 明日になれば消えちゃうのかな やだやだ まだ 消えないでよ もっと もっと 遊んでたいよ やだやだ まだ 消えないでよ もっと もっと 遊んでたかったよ
線香花火カタソビカタソビAiraFuminaキラキラ キラキラ 暑さの残る夜 二人見た花火 水面に落ちる火の粉  触れそうになる手 繋がれるのを待つ  時間をかけてそっと握ってくれた 少し汗ばんだ手に貴方への想い込めて ぎゅっと握り返した  濃紺の空に咲いた金色の花火 きっとこの温もりも咲いた途端消えるけど 最期の時まで隣で 笑いたい 同じ景色が見たい 8月の夜空に願った  花火大会の帰りまだ帰りたくなくて 下駄の鼻緒は痛かったけど コンビニに寄って線香花火買ってもらった  火を灯してどっちが長く 花火 咲かせるか比べあいっこ 赤い種 膨らみ 弾けた  濃紺の夜に揺れる線香花火 長く咲いていて もっと隣に居たい 落ち行く火の粉 まるで流星群みたい 貴方の火花 落ちるまで あたし みていたい  キラキラ キラキラ 暑さの残る夜 二人見た花火 水面に落ちる火の粉 キラキラ キラキラ 揺らめく花火に 貴方の最後にあたし なりたいと願った
veil feat.枝村究カタソビカタソビAiraFuminaエマージェンシー 告げるベルの音 いつも脳裏で響いて シュレディンガー猫 篭の中で そっと 息を潜め  長くて綺麗な指先 暗闇泳がせて 強いお酒流し込んで 潤んだその目で 逃げ場のない夜へ引き留めないで  貴方と私が世界から逸れても 流れ星に願う 二人ぼっちの夜明け 誰にも言えないような 夜を重ねてく 足りないくらいで良いと 言い聞かせて  エマージェンシー 告げるベルの音 いつも脳裏で響いて シュレディンガー猫 ネオン街へそっと逃してきた  体重ね合わせるよりも 唇を合わせる事の方が なんだか気恥ずかしいの 明かりは 全部消してよ  わかってる それでも 貴方が欲しくて その腕の中で眠りにつく夜 とびきり優しい 夢を見ていたい このまま堕ちるだけだとしても  悲しみを悲しみで上塗りするよりも 寂しさと寂しさを混ぜ合う方が良い 誰にも言えないような 夜を重ねてく 健やかなる時も 病める時も 隣にいさせてよ  エマージェンシー 告げるベルの音 いつも脳裏で響いてた
GhostカタソビカタソビAiraFumina正しく日は昇り子供の声 外から聞こえる 瞼を閉じるたび 鼓動に弾かれて涙が零れる 海月の骨の様  今どこにいるの 明けては暮れていく 眠れないのに  瘡蓋剥がすように思い出せば この胸が潰れそう この日々を例えるのなら なんと呼べばいい?  耳元で焦げ付いた あの日のサイレン あの時もし間に合っていたなら  瘡蓋剥がすように思い出せば この胸が潰れそう この日々を例えるのなら 愛と呼ぶ以外答えが見つからない その名前に僅か残る温もりまで 冷たくならないように 呼び続けて生きていく僕に いつの日か会いに来て 夢の中で良いから  トロトロと溶けていく ゆらゆら揺らめいて トロトロと溶けていく ゆらゆら揺らめいて
月はまだそこにカタソビカタソビAiraFumina花が揺れている いつか見た夢の中 微睡む カーテン 差し込んだ 薄紫の光  日差しに手を掲げて 透ける 指の端っこ 真昼の色を 思い出して 再び目を閉じた  月はまだそこに 月はまだそこに 月はまだそこにいるのに 夜は朝と色を交えて 新しい日を 唄ってた  君の香りが 枕に残ってる 早くまた おいでと そっと 呟いた  月はまだそこに 月はまだそこに 月はまだそこにいるのに 夜は朝と色を交えて 新しい日を 唄っていた  朝と夜が落ちていく砂時計 私の残り時間 君の残り時間 神さまも忘れてるうちに 薄皮一枚 剥ぎ捨てて キスをして キスをしてよ
4月19日 feat.TakeshiカタソビカタソビAiraFuminaまだ少し肌寒いけれど 葉桜が季節を手招く おめでとうって初めて伝えた日から 随分時が流れたね  雪の中家出したあの夜も 保健室こもっていたあの日々も 懲りずに僕を迎えに来たこと 今でもずっと覚えてるよ  ねぇ 今日はね 今日はね 君が生まれてきた日 沢山の 愛情が君の名前なんだ 君がね 君がね 笑うたび僕も 生まれて良かったって 思えた日々なんだよ  あの頃より大人になった君は 今でも少し不器用だけれど とても柔らかく笑うようになって お酒 交わしながら なんだか 泣けてくるね  きれいな きれいな 君が生まれてきた日 明日も 明後日も 日々は忙しないけれど どうか君が笑えていますようにと 願って願って止まない日々なんだよ  辛い日も 痛い日も 消えたくなる日だって これから長い人生あるかもしれない けどね 絶対ね 忘れないで どんな時も 二人笑った記憶 君の幸せは 僕の幸せ 心に刻んでよ ねぇ  今日はね 今日はね 君が生まれてきた日 沢山の 愛情が君の名前なんだ 君がね 君がね 笑うたび僕も 生まれて良かったって 思えた日々なんだよ ありがとう ありがとう 今日までもこれからも 隣には君がいい 来年もその先もこの歌を歌おう 生まれ変わっても 君の耳に残ってるくらい  Happy Birthday
Believe in your sixth senseカタソビカタソビFuminaFuminaうるせぇな 朝から何かと騒ぎ立てるテレビ 逃げ込んだ携帯の中 すれ違う価値観  “いけない何か”が蔓延しているこの世界で 僕は不敵に笑う  誰が一番偉いだとか誰が一番悪者だとか どうでもいい どうでもいいよ 大事にしたい人の笑顔 大切だった人の言葉 忘れないで 忘れないで 自分が信じれるもの一つ 心の一番深いところに持っていたいから 今日も僕は歌うことをやめない  閑散とした町の中 ギターを背負って歩く僕に 向けられる視線はなんだか冷たい  “いけない何か”はいつからか姿を変えて 貶め合っているよ  当たり前の日々が当たり前に来ること それに慣れすぎた僕らが築き上げた砂の城は 小さな違和感一つで崩れていく  僕にあとどれだけの時間が 残されているのかはわからない 最後の日に笑えるように 生きていたい 生きていたい  誰が一番偉いだとか誰が一番悪者だとか どうでもいい どうでもいいよ 大事にしたい人の笑顔 大切だった人の言葉 忘れないで 忘れないで 自分が信じれるもの一つ 心の一番深いところに持っていたいから 今日も僕は歌うことをやめない
カタソビカタソビカタソビAiraFumina人の群れの中で 落としてしまったアイデンティティ もう何周も同じこと繰り返して それでもまだ見つからない  高いところに飛び立てば 探していた答えが見えるかもしれない この手にするため放たれた矢の如く進め  青い羽広げ 光の速さで狙いを定めて 誰にも越させない 瞬間風速で空を駆け抜ける 辿り着く場所に一縷の光を  水飛沫が上がる 鳴き声を轟かす 道無き道を好む 翡翠色の情熱  苦しいくらいに自分と向き合っても 答えの出ない夜を越えて来た まだ見ぬ光に恋い焦がれ飛び続ける  風と踊ろうか 光と歌おうか 流れる血潮が疼くから もっと遠く彼方 永遠より先 青い羽広げ 命尽きるまで  この声枯れても 翼が折れても 泥を纏っても 何度でも  青い羽広げ 光の速さで狙いを定めて 誰にも越させない 瞬間風速で空を駆け抜ける 辿り着く場所に一縷の光を まだ見ぬ光りを
深海魚カタソビカタソビFuminaFumina「君っていい人だね」その言葉は 無意識に首を締め付ける 何も知らないあの子の笑顔を 汚い感情で塗り潰した  光の届かない深い海の中 一人きりで泳いでいる  現実を知るたびに溺れそうになるよ 泡を吐いて呼吸を止めて ここにいる意味なんてわからなくなって もう元には戻れないよ  「可哀想」と語る視線が交わる 「大丈夫?」と偽る正義 嘲笑うように遠くの方で カラス達が歌い出す  震える指先 冷たい海の中 私の帰る場所は何処?  出口のない迷宮のよう 青い魚は彷徨いながら いつか見た夢の続きを 探して泳ぐ  現実を知るたびに溺れそうになるよ 泡を吐いて呼吸を止めて ここにいる意味なんてわからなくなって もう元には戻れないよ  見上げた空の色 泣きそうになるよ 乾いた鱗を輝かせて 今はまだ届かない願いだけど いつの日か 祈っている
LoversカタソビカタソビAiraFuminaデートに連れてって チープで楽しいとこ 髪はセットしてよ 私もオシャレするよ  可愛いとかさ 好きとかたまには言ってよ 世界で一人だけ 貴方に言われたいの!  ラーメン屋が良いって? しょうがないな 付き合ってあげるよ チャーハンも食べたいわ 半分こしてよ わがまま言うと 貴方って嬉しそうよね 優しい目で見られると なんでかな 泣きそうになる  貴方の彼女になれて 良かったわ 貴方の彼女になれて 良かったわ きっとこの先も 傍にいてね ずっとずっと これからも 傍にいてね  ちょっと照れくさいな 貴方といるときの私は 幸せの over heat にやつきが止まらないの  ばれないように実はそっぽ向いてる 機嫌悪くないよ 恥ずかしいだけだから  きっときっと 私 貴方に会いたかったから この道を無意識に 選んだのかなって 思うの  ありがとうって言うと 貴方って嬉しそうよね 優しい目で見られると なんでかな 泣きそうになる  貴方の彼女になれて 良かったわ 貴方の彼女になれて 良かったわ きっとこの先も 傍にいてね ずっとずっと これからも 傍にいてね  何げない日々が幸せなの 貴方の隣が 幸せなの きっとこの先も 傍にいてね ずっとずっと これからも 傍にいてね  デートに連れてって Darling
おやじの唄カタソビカタソビFuminaFuminaくたびれたスーツを着こなし きつめに結んだネクタイをとりあえず緩める 満員電車に押し潰されて隣には派手な女 きつめな香水の匂いが移る  さびれた行きつけの店 愛想の悪いあの主人になんだか会いたいな 興味ないくらいが丁度いいきっと虚しくなるだけ うまい酒とつまみがあればいい  疲れた体に沁みるレモンもいいけど 3:7黄金比率のハイボールも捨てがたいよな 悩んでみたところで 結局いつも最初に頼んでしまうのは 安定の喉越しビターなアイツなんだよな 今夜は飲みに行こう  気だるげな若者引き連れて 鬱陶しい先輩の役も俺の仕事さ 愚痴悩み不満だらけの顔で酒を注ぐ新入社員 それに応える俺の顔も大差ない  小洒落た駅近くの店 愛想のいい笑顔のねぇちゃん目当ての客 なんだか落ち着かない空間に慣れない酒の味 何度も腕時計の針を確認する  甘ったるいカシオレにカルーア サングリアなんて聞きなれない横文字ばかりが並ぶ 気取って見たところで 結局つも最後に戻りたくなるのは 麦の香りと白い泡のあいつなのさ もう一軒飲みに行こう一人で  あぁもう嫌になっちゃうよなこんな世界 何のために存在してるの あぁそんな時もあるけどさ まぁあ、いいじゃないって酒飲んで笑っていよう  疲れた体に沁みるレモンもいいけど 3:7黄金比率のハイボールも捨てがたいよな 悩んでみたところで 結局いつも最初に頼んでしまうのは 安定の喉越しビターなあいつなんだよな 今夜は飲みに行こう 早めに帰り支度してさ 今夜は飲みに行こう 今夜も飲みに行こう
貴方の骨を食べた日カタソビカタソビAiraFumina貴方は私に名前をくれた人 貴方は私に言葉をくれた人 貴方の皺くちゃな手が温かくて好きだった 貴方の優しい眼差し覚えてる  私が 癇癪起こして貴方の背中 蹴っ飛ばした時のこと なんて事をしちゃったんだろう 頭の中真っ白になって 貴方に向けて「ごめんなさい」って 霞む視界の中 伝えた そしたら貴方 こう返した 「悪いことしたら謝ることはとっても大事さ 悪い事を悪い事と認めるのが一番つらいのさ あぁ 君は大人になったね」  何を言われてるのかその時はわからなかった 貴方の背中に残った 内出血の痕 今でも 今でも 目に焼き付いてて ごめんなさいって呟く  貴方はとある夏の暑さに体調を崩して 一冬を乗り越えて意識を手放した 「たくさんお見舞いに行くね」って 貴方に約束したのに 私恐くて お見舞い行けなくなった どこを見ているかわからない黄色の目も 一人でできなくなってしまった呼吸も この目で見るのが恐くなった どんな理由を並べても 薄情な自分に嫌気がさす  貴方が事切れた日のこと よく覚えている 冷たくなっていく指先を ぎゅっと握った 温かくなれ 温かくなれ 温かくなれって唱えたけど 温かくならなかったよ  貴方は白い布を纏い 花と涙に囲まれて 白い煙になり青空に溶けた 貴方に残ったのは真っ白な骨だけ 箱に入れなくちゃいけない 箱に入れなくちゃいけない 軽くなってしまった貴方を 箱に入れなくちゃいけない 箱に入れなくちゃいけない 箸でなんて持てなかった この手で骨を集めた 手に残った骨を水で洗い流したくなくて 貴方の骨を この手に残った骨を 私 食べた  私に名前をくれてありがとう 貴方がくれた温もりを抱いて 長い道を歩いていく。
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