江沼郁弥作曲の歌詞一覧リスト  79曲中 1-79曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あいというplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty嘘はないでしょう 今、二人の中には 降りしきるのは 雨 椅子がないでしょう まだ、君の中には 泣いているの ねぇ  いたさ いたさ、、、満たされないよ ぽつん ぽつんと にじんで消えた  君なら何という 僕なら何という 誰かはあいという 今はまだ分からない 会いたいという 君ならどうする 僕ならどうする 約束のない あいというには まだ哀しいとしても あいというには 果敢なく  招きいれない 領域があるのは 罪じゃないけど 傘はないから 手をつないでいてよ 暖かいでしょう ねぇ  いつか いつか 目が覚めないで つよく つよく まだ離さないで  君なら何という 僕なら何という 誰かはあいという 今はまだ叶わない すれ違う 君ならどうする 僕ならどうする ゆくあてのない あいというには まだ揃わないとしても あいというには  とおざかるきみのなをおいかけてみうしなってくりかえしくりかえす  埋め合えなくても 抱き合えなくても 傷つきあっても 今はまだ二人なだけ あいとゆう 君なら何という 僕なら何という 今は分からなくていい あいというには まだ哀しいとしても あいというには 果てなく ねがい ねがう
愛のかたちplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plentyまわっている いのちといのち 求めては求められて このおぼろげな 記憶と景色 僕になにができる  君がいて 僕がいて どこまでも まぶしくて 言葉にはならないな いのちの言葉 愛の言葉 このひろい 宇宙の中で このまるい ほしの上で それはすてきな なんてすてきな 君が泣くのと 君が笑うのと 同じくらい  おそろしくなるほどだよ 幸せよりもたしかだから おもいつめるほどだよ あまりにも深く まぶしいから  どこからきて どこへいくのか 燃えるいのちと 君と僕と かたちにはできないな いのちのかたち 愛のかたち このひろい 宇宙の中で このまるい ほしの上で それはすてきな なんてすてきな 僕が君を抱きしめるのと同じくらい
蒼き日々plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥必死こいてさ 馬鹿みたいだろ ちっぽけでさ まだまだ べそかいてさ 情けないだろ 砕け散ってさ バラバラ  全てにさよならしたくなる日々 敗れてちぎれた欠片だけ  朝が来るまでは僕だけが正義。 明日を笑えるように何を裁く 今更何を怖がる? 独りよがりでいいだろ  愛せなくてさ 餓鬼みたいだろ 甘えちゃってさ 嫌だ嫌だ 奇麗ごとで 汚れてゆく 何もかもが 不純&矛盾  リアルな未来を見渡しながら 迷って惑(まど)って塞(ふさ)ぐだけ  朝が来るまでは僕だけが正義。 明日を笑えるように何を裁く どれだけ何を糾せば僕が分かるというの?  蒼き日の少年が追いかけてた 「僕だけの世界」に 果ては無い、果ては無いだろ  どこでも行けると信じてたなら どこにも行けないはずはない  朝が来るまでは僕だけが正義。 蒼き日々だけが続いてゆく 今更何を怖がる? 独りきりでもいいだろ
ACTORplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥どうにでもなるさ 従順に寄り添って バカなフリなんて お手のもの  蝶にでもなるさ 嘘の粉ふりまいて いずれ串刺し 観賞用なんだ  夢と真、欲と幻 その狭間で姿を変えるのさ  いつわりの姿で羽ばたいてるだけ 未だ 未だ 未だ  さぁ、飾らない姿で欺いてみせて また また また  昨日はヌケガラ、明日はナキガラ 必死で漂流いながら  なんて無惨で なんて無様な 儚い刹那だ  いつわりの姿で羽ばたいてるだけ? 未だ 未だ 未だ  さぁ、新しい姿で羽ばたいてみせて 華麗な様で  甘い蜜を探して 全てを晒して  次から次へと 変われ 変われ
明日から王様plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥キライでしょ? 月曜日は、、、 アラームに腹をたてる ベッドに身をあずける あと5分だけさ  金持ちがつけあがる 名誉が欲しくて ボランティア 猜疑心だけがはびこんでる 僕は一瞬だけど夢を見る  明日からはこの僕がみんなの王様 大した理由なんてないよ 自ら嫌われ役になる これどう? 滑稽で 理想的な僕の世界だ それ相応? 計画的? 軽薄な僕の世界だ  頭に血がのぼる 嫌いな奴らは はぶいてく かわいい子供には夢をやろう こびてくる奴らに金をやろう  明日からはこの僕がみんなの王様 大した理由なんてないよ 自ら嫌われ役になる それどう? 単純で 理想的な僕の世界だ 溢れておちる 教えて ねぇねぇ こんなんじゃないんだ  このままでいいなら、 このままでいいでしょ? それでもいいなら... 泣いてよ。泣いてよ。 僕のためにさ。 泣いてよ。泣いてよ。 僕の未来は...  捻れた感情の捌け口 絶望が顔を出した 今さら。何を今さら。ねぇねぇ こんなんじゃないんだ
aboveplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty夜は理屈など手離してしまいたい 星たちも目をつむるだろう あかりを消して 忘れようとつとめても それでも考えてしまう  うまれてきたこと しぬまでいきること なぞをときだして なぞがとけなくて  ぼくはどこにいて ぼくはどこへゆく なぞがあらわれて なぞをときだして  流れた泪はどこへゆくんだろう かなしみは留まるのに どこかで誰かもおなじように 暗やみでごねてるんだろう  僕はなにをどれだけ愛しているか たとえば君を愛せてるか  想いをそろえて そろわなくなって なぞをときだして なぞがとけなくて  他のとならべて 他のとくらべて なぞがあらわれて なぞがなぞになって  忘れた記憶はどこへゆくんだろう 身体はここにあるのに どこかでだれかもおなじように 屁理屈でごまかしてるんだろう
或る話plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ギラギラ廻ってるのは 淡々と造り出されてる欲のカタチ  メラメラ襲って来ては 朝から昼から夜そんでアフリカまで飛んでいった  渇いてる そう乾いてる そう乾いてる きっと、ワイてる  キラキラ光ってるのは 限りなく分裂始めた君のカタチ  踊り狂え 踊り狂え 踊り狂え 踊り狂え  暴れてる そう暴れてる そう暴れてる そうさ、バレてる  いつもそう いつもそう いつもそうやっていました いつもそう いつもそう いつもそうやっていました  それだけ それだけの それだけの話
イキルサイノウplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥いえてしまう どんなことも いえてしまう 心ない感謝も いえてしまう 他愛のない話も いえてしまう 嘘の褒め言葉も  きっと 便利を携帯し過ぎて 今の僕には不自由さが足りない  空がこんなに奇麗だったことを忘れていた俯いてたから 所在なくなんとなく生きてる僕はいったい君に何を贈るんだろう なにしてんだろう  なにがいえる 僕の口から  なにがいえる 僕から君に  アタマ グルグル サイキドウシテモダメダ あらら 僕にはイキルサイノウがないのかな…  くよくよ めそめそ 立ち直るのもめんどくさいけれど 楽など疑って生きていこう これからは  夜を耐えまた朝に泣きつくように 消えない傷を抱きしめるように 器用にならずに正直でいるのさ イキルことにサイノウはいらない  いわなきゃ いわなきゃ 溢れそうなこの憶い いえるさ いえるさ 産声あげ、裸のまま、僕のまま
いつかのあしたplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥あぁ こうやって ねぇ 君だけだな  君を想うほど 僕を分かって  そんな君だって僕を許してた? ねぇ こんな日々を越えていけるかな  また話してよ 今夜はおやすみ  いつかのあした  めぐりあい めぐりあう めぐりあい めぐりあうから  求めあうほど そこにはあるから 求めあうように めぐりあうから
in silenceplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyあおい あおい ねむれぬよるは かぜにふかれて てつがくをする  やまのたかみにも うみのふかみにも とてもかなわぬわたしは まったくあせるばっかりで  わたしはおさなすぎるよ  No way...No way...Why not  わたしはおさなすぎるよ それでもいきてみたいよ あしたも あさっても
嘘さえもつけない距離でplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty誰かを想う気持ちはなぜか 時代とともに歪んでく かまってほしくて かなしくさせて さみしくなって  言葉とは救いじゃないのさ ほら、赤子は泣いて ねむり 話さない つながりは大切だけど 人とは、もっとむじゃきなものさ  わらいあい わらいあおう 嘘さえもつけない距離で わらいあい わらいあおう もともとぼくらそうだったのだから  感動は罪ではないのさ その目玉で見つめ 委ね 溺れればいい 疑いは大切だけど 人とはもっとあどけないものさ  わらいあい わらいあおう 疑いもいらない距離で わらいあい わらいあおう もともとぼくらそうだったのだから おぼえてるか
ETERNALplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥瞳の前の風景は僕を落ちつかせない まばたきの後ろには二度と戻れない  死、生 見てみたいあらゆる全て 眠るまで 見たことないものも全て 涸れるまで頬を濡らす  力のないまなざしと遠ざかる風景と まばたきの後ろには何が残された  この瞳が映すのは流れゆく過去と この瞳が映すのはゆるぎない現実と  死、生 あらゆる変化も無変化も 解け合って 永遠という虚像にもたれ 未来をみる  見せて…  目を覚ます
幼き光plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥さよなら、さよなら 幼き光よ。 さよなら、さよなら 青き日の僕よ。  手に入れたものに 怯えてるのなら 置いていけばいい そう 幼き昨日へ 青色の風は 背中を押すだろう この思い出とともに、そっと押してくれるだろう  殻に閉じこもるよりも ほろり 涙をながすのさ  さよなら、さよなら 人知れぬ涙よ。 さよなら、さよなら よく知る僕(あなた)よ。  守れなかったもの 取り戻すのなら 臆することなく そう まだみぬ明日へ なにが起こるだろう なにが見れるだろう この感傷とともに、この感情とともに  弱くていいんだ 弱くていいのさ 強さは弱さでできている さあ、進もう どこへいこう 右往左往して 殻の外 夜のむこう 朝のむこう 新たな僕が立っているのさ  さよなら、さよなら 幼き光よ。 さよなら、さよなら 青き日の僕よ。  何かに敗れても、己に敗れぬよう 昨日に敗れても、明日に心躍らすように
大人がいないのは明日までplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥そうだな このまま老いていこうかな 興味はないけど、うまく笑えた 先生聞いてよ。 僕はワザとバカなフリしたんだ 大人はずるいな。わからないフリばかり。  誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えてよね。  道理な話をどれだけ聞いたか。 中身がないんだよ君の話は そうさ。僕なりの前向きな諦めだったんだ。 どうせ怒るでしょ? 正当化するばかり。  誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えてよね。  壊せ自分の法 どうせ矛盾の法 行く。手のなるほうへ  誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えて。 ねぇねぇ いいでしょ この証明
おりこうさんplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ハローハロー おりこうさん 多忙野望 優越感 疲労疲労 連帯感 ヘロヘロ この安本丹  ハローハロー 頓珍漢 いつしか 劣等感 過労過労 閉塞感 ガオーガオー 火を吹くぞ  誰か助けてよ もういっそ空を飛びたいな そう人生は素晴らしい もうこんな日常たまったもんじゃない  ハローハロー おりこうさん 突然 ハイ、おつかれさん。 右往左往 お偉いさん 顔顔 歪んでる  誰か助けてよ もういっそ大変身しちゃおっかな 人生の敗北者 もうこんな日常おさらばさ  バカバカしい毎日でも月は昇ってるし 繰り返し繰り返しお日様沈むのさ
終わりない何処かへplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ  どうやっても同じ 同じところに辿り着く 闇を袋の中に入れて引き摺り歩いてる  グルグルねじれた 矛盾の輪のような迷路 おわりとはじまりからおわりがやってくる  何処へ行こうか 矢印の方へ 新しい方へ 逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ  夢に近づく程 影は反対に伸びてく 表が裏側に連続して続く現実  朝にも 花にも 星にも 孤独があって それでもまだ見えない その先を探して  何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ 逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ  何処へいこうか おわりの方か はじまりのほうか 風鳴る方へ 心鳴る方へ 最果ての方へ
風の吹く町plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥工場の煙漂う にぎやかな帰り道 夕焼けと海のあいだ 現実と夢のはざま  ただ寂しくて 誰よりも泣いて みんなで笑った 明日のことなんて 何一つ分からなくて  向かい風、歩きながら 町も人もかわってくだろう 強い風、吹き抜けては いつも背中押してくれた  いつかのあの日を僕は失くさない いつもの空の下、今日がある
風をめざしてplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty負けながらも歩き続けることを 例えるなら 例えるなら それは何に似ているだろう  慣れたように愛想笑い並べて 溜まってゆく 溜まってゆく この気持ちはなんだろう  僕らは 汗をかいて べそをかきながら 溜めた 涙 流せぬまま  何処へゆこう 何処へゆこう 背負いこんだ過去と共に 様々な、楽しい 苦しいことがあるだろう 何処へゆこう 何処へゆこう 気の向くまま 心のまま いうならば いうならば 届きそうで 届かない 風をめざして  汗をかいて べそをかきながら 意味や 価値に 縛られないように  いつの日か いつの日か この生命に終わりがくる その日まで ありったけの よろこびを感じたいのさ  抗って 抗って 後悔など擦り切れるまで 様々な、出逢いや、別れを繰り返しては たたかって たたかって この生命が燃え尽きるまで いうならば いうならば 強く、やさしく、自由な この風のように
傾いた空plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥あなたは問いかけてる いま僕は笑っているか あなたに問いかけてる まだ僕は泣いているか  それがどんな答えであっても 只々、求めるだけなら 何かをどれだけ手にしても 満たされないものなんだろう まだ僕は空白だらけなんだ  誰かの言葉だけを 一つづつ抱えてきた いつかは剥がれ落ちる 本当の僕は何だ?  それがどんな答えであっても 只々、彷徨うだけなら 何かにすがりついたとしても 全ては解らないだろう いま僕は何を捨て去れるか  愚かなのか? 不器用でも 歩き続けてるこの僕は 何が残り 何が消えるか 傾いた窓を見上げてた  それが一筋の光ならば一向照らし続けてよ そこにどんな答えがあっても まだまだ終わりはないだろう  そう、ここから 向こうへと続いてる 何処へ向かうのだろう いま終わりの先へ
からっぽplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥自分自身に語りかける  ピントのあわないレンズのむこう  人と同じことして逃げてるんだろ?  愛想笑いで騙してるんだろ?  隱さないで、愛せなくていいから。 そこを埋めれば溢れる... からっぽでもいい... 愛せなくていいから...。 そこを埋めれば溢れる気がして...。  自分自身に語りかける トゲトゲの言葉が背中にささる  隱さないで、愛せなくていいから。 そこを埋めれば溢れる... 埋めなくていい... からっぽでもいいから...。 そこを埋めれば溢れる...。 からっぽでもいい... 愛せなくていいんだよ...。 そこを埋めれば溢れる気がして...。
境界線plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥君が泣いたって それをどうやって 境界線あって戸惑う  けれどどうやって 君に近づいて 何処へ連れて行こう  君はどうなって 僕はどうなって まわりまわって とまれないんだって  僕らこうやって 混ざり合ったって 染まれないんだって いずれ嫌になって  ワカラナクナッタ ドウスレバイイカ マタ、ミエナクナッタ ワカラナクナッタ キコエナクナッタ マタ、イエナクナッタ サメテシマッタ イマハモウ?  触れてみよう  確かめ合った 確かにあった 確かにあった 確かめ合った 確かめ合った 確かにあった 確かにあった それで良かった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった
口をむすんでplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plentyきみにもまっかな血が ながれているのならば 言葉に甘えすぎず、 心に宇宙をもつのさ  口をはさまず みみをすまし 目をつかわず かんじて  今もまた こちらの気も知らず、 心臓がたたいてる うれしさ と こわさに導かれ ぼくたちは黙るのさ  きみにもまっかな血が ながれているのならば 記憶に頼りすぎず、 心の宇宙を感じて  光と憶わず てらされて 風と憶わず ふかれて  ことばでは とおくおよばないな たりないな たりないな たましいが もえてなくなるほど たかなって たかなって ありあまる ありあまるほどなら さけんでよ さけんでよ なんべんも、なんべんもよんでよ ぼくの名を… ぼくの名を… こころから さけんでよ くりかえし くりかえし
good byeplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥江沼郁弥季節は流れて あたらしいはじまり 少し寂しい でも僕はうれしい  good day good bye...  間違い 傷つき そして夜に怯えてた 今なら 今では そんなことが愛しい  どんなことも 僕とともに ただ此処に在るだけ 戸惑うことなく 逃げることなく 全て今日のために  good day good bye...  またいつか 笑えるなら 何度でも 何度も
後悔plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥そこまでされて何も言わなくてもいいの?  君ならそういうと思ってた  ここまできていい人ぶってんの?  誰に言う言葉だろう  夢をみた。君の夢。後ろ向きでただ泣いてた。  上をみた。黒い雲。涙が重たく頬をつたった。  悪くないな... 悪くないな...君が思うほど悪くないな。  悪くないな... 悪くないな... ってそう思ってるだけ。
心には風が吹き 新しい朝をみたんだplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plentyWake me up. そう わきあがる 心は おさなご Wake me up. そう ささやいて 命の揺りかごの中で  あなたの瞳の中に、 太陽をみて あるはずのない永遠を 信じてしまいそうになるよ  おおきな、そらのよう おおきな、うみのよう だれかのいう天国を ぼくはいま感じているよ  たかく たかく 登っていくよ 炎のように 脳みそには追いつけない 言葉が辿りつくことはない  おおきな、そらのよう おおきな、うみのよう だれかのいう天国を ぼくはいま感じているよ  心には風が吹き 新しい朝をみたんだ あなたのいう天国を ぼくはいま感じているよ
こころのままにplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyああ 人は 自分自信のことをよく知らない それを恥じてもいない  嗚呼 ナゼだ ナゼだ ワタシハダレダ ダレダ ダレダ アナタハダレダ  ああ 人は 本当は わがままになりきれない いつも いつだってそう  嗚呼 ナゼだ ナゼだ 借り物のコトバ いつか いつか ほんとうのことば  だれかのために過ごすのなら 欲望のままに ギラリ ギラリ と だれのものでもないのさ あなたの欲望のまま ひかるのさ  ああ 人は 自分のやさしさに気付けないの いつも いつだってそう  嗚呼 ナゼだ ナゼだ 独りをおそれて いつも いつも こらえてる  だれかのために生きるのなら やさしさのままに きらり きらり と だれのものでもないのさ あなたのやさしさのまま ひかるのさ
子どものようにplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plentyなにもなれないものはない …このキモチはなんだ なにもやれないことはない …このキモチはなんだ  子どものようにわけもなくはしゃぎまわりたいんだ 終焉が来るその日までいのちを燃やしたいんだ  こんなに素敵な、一日があって こんなに未熟な、いのちがあって  わたしとあなたは ひとりじゃなかった いがみあえば いつか手をとり許しあえる 待ち遠しいよ  カラダとキモチが 離れてよかった コトバタラズトモ あなたをぎゅっと抱きしめながら 子どもに還る  なにもなれないものはない …このキモチはなんだ なにもやれないことはない …このキモチはなんだ  みたもの、きいたものすべてにくすぐられながら 個の中の宇宙を広げていきたいだけなんだ  こんなに素敵な一日があって こんなに未熟ないのちがあって  わたしはあなたと ふたりでよかった コトバ剥がれ なんでもない いのち と いのち それだけになる  あなたには花を、あなたから愛を ありあまるほど 終焉が来るなら わたしはあなた あなたに還る
これからplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥江沼郁弥ああ それが君の想う愛のカタチなら 僕はそれをどう確かめよう  雨は雪にかわる 愛から哀しみに  ああ それが君のあるべき姿なら 僕はそれにどう近づこう  僕ら手をつないで いつでも独りきりだった  それぞれの想い舞い踊るように ひらひらと互いに求め合う  ああ もう一度... いや、二度と 同じ二人に戻るなど... 雪が空へ戻ることなど  ただ ただ 立ちすくみ むなしく見上げてるだけさ  わかってた はじめからこうなってしまうのは 僕には僕しか信じられなくて それでも温もりを感じていたくて 目を閉じ 明日を待つ  それぞれの想い重ねるように 白い白い願いを敷き詰める それぞれの想いとけあうように 君の手は決して離してしまわぬように  積もってく 積もってく 哀しみは愛にかわる 祈ってる 祈ってる また春が来るように ひらひらと...
最近どうなの?plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty同じ日々 同じ朝 同じ空に つくづく呆れ果てている あくせく働く、街はせわしなく 誰かと似た君を見つけたよ  「最近どうなの?」 平然装ったよ なんかぎこちない距離が丁度良かったよ 「それでどうなの?」 特に意味なんかないよ ただそのまんまでいてね 何も変わらない君で  今日も独りで金曜ロードショーだよ 暇貪って満足してみる 主人公が死んだって僕には関係ないから 僕は残酷な言葉こぼす  悲しいニュースもリモコンで変わるよ なんか他人事のよう 観客のよう 疎ましい願いと ほのかな不安を抱いて 今日も優しく、冷えたベッドに潜り込む  「最近どうなの?」 平然装ったよ そうさ いつだってこうなんだ。 ソコに逃げ込む もう一人のボクは僕を甘やかす そんな自問自答の日々 僕は眠れない...
somewhereplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥あの月が何を見てるのか 僕にはわからない どこか遠くまででもいいよ たゆたい、ふたりでゆこう  うまれ つらなり はなれて そっと消えてゆく 逆らうことのない円のような  覚え始めた互いのわずかな哀だけ 今を信じられる確かなものなら  なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 失くすものはないから このまま拭わずにいよう  つなぎあう手を感じながら寄り添い歩いてる ここから夢への帰り道 ひと時でいい、眠ろう  くるりくるり 時だけが過ぎてゆく いつか、すべて晒しあいながら いつか、ふたり無邪気に笑えるのなら  なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 誰も知らないような 僕らはふたりになるから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さよならより、優しいことばplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty朝と別れて、僕は夜に出会う 楽しい日々も過ぎ去っていくから さみしい別れは僕らを結ぶのさ 思い出より深く僕らを結ぶのさ  さよならさえ気づかれないように手を振るよ 振り返らないでよ 夜明けの夢の終わりまで  瞳をとじれば… wah-wah 見知らぬ宇宙のどこかで うっかり出会えるはずだろう  またね…  今日と別れて僕は明日に出会う 悲しい日々も過ぎ去っていくから  さよならより優しいことばがみつかるはずさ 今日を楽しんでよ 君にも明日がある  微睡んでく… wah-wah 目前の暗い闇など いつか去っていく記憶さ  それじゃあね…  wah-wah 見知らぬ宇宙のどこかで うっかり出会えるはずだろう だから今、 忘れておくれよ この僕を だから今、 目前の朝を喜ぼう  それじゃあね またね
シャララplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥君が笑う それだけで それだけでよかった  君は今 誰に笑う 誰の目瞳に映るの  僕は今日も、元気でした 何の役にも立たず 無力感を抱えながら ベッドに入るのさ  ひとつ、ひとつ 歳をとって ひとつ、ひとつ 失くしてった 明日の予定なんか 余計悲しくなるよ  シャララ もどかしさを誤魔化してみるのさ 幾何学的に単純で 迷惑なこの僕の心を シャララ 愚かしくも愛せはしないだろうか 容易いようで難解な 身悶えること僕の心を  僕は今日、何ができた 空しさつらつら 忙しいと嘆きながら 暇を持て余して  ひとつ、ひとつ はぐらかして 少しづつ 嫌になって 明日の予定なんか ああ…眠れないよ  シャララ 狂おしくも取り繕ってるさ すくすくと育つ後悔に のたうちまわってるこの僕は シャララ 気持ちいいほど からっぽになりたい 何も感じなくなるほど 求めることも忘れるほど  自問自答しては、わかった気になり、退屈していく普通の憂鬱  君のまなざしをどうすればよかった 何故、僕にも明日がある 何故、僕にも未来があるの  シャララ 悔やみながら進むしかないのか 永遠という錯覚に、永遠に翻弄されながらも  また退屈して 自問自答してる こうしてまた夜に取り残されてく
少年plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥優しい言葉忍ばせて 押し込んでいった ごまかした ただどうしようもなく さびしいだけ ねぇ 本當は無益な偽善。それだけ  こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。  はずれていたキミの的 そもそもなんか狙ってた? ダラダラと過ごしていた。排他的か? ゆらゆらと漂っていた。忘れたくて眠るだけ  こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。  こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 それだけ。それだけで。 どこまで どこまで考えた? あ一ぁ。
砂のようplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥悲しみには意味があるという 痛みには理由があるという さんさんと降り積もる刹那は まるで砂の山のよう  どうして どうして どうして どうして どうして どうして  真実には意味があるという 現実には理由があるという 振り落とされ流れてく意識は まるで砂の嵐のよう  どうして どうして どうして どうして どうして どうして  空は閉じてゆく あがけばあがくほど 僕は落ちてゆく もがけばもがくほど  このまま抜け出せないままで そのまま埋もれてゆくの?  小さな砂のような真実と 大きな暗闇の現実と  時の流れに抗えなくても 僕には逆らう意思がある  何度も 何度も 何度も 向こうへ 向こうへ 向こうへ  虚しく消えてく あがけばあがくほど 空しく消えてく もがけばもがくほど
スローモーションピクチャーplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plentyスローモーションピクチャー 一瞬は永遠の結晶です 壊れてしまうのはしょうがないんだ 愛し合う僕らは幻想です 只只 哀しみは心の血晶です 埋め込まれてるからしょうがないんだ 絶え間ない確かな結晶です 只只 スローモーションピクチャー 君がいない でもそれでも 君がいない でも
先生のススメplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥江沼郁弥先生 空は飛べますか 誰よりも高く ねぇ  先生 何が見えますか 僕の未来は 今 理論にあてはめて すぐ答えてよ ねぇ  先生 さぁ 先生  あぁ まるで独裁者のように 非力な僕にすごいすごいことを さぁ今してよ  先生 恋はしてますか 夜泣くような 先生 何ができますか 罪深き こんな僕らに  先生 もっと 先生  あぁ まるで独裁者のように 無垢な僕にすごいすごいことを さぁ今すぐ
その叙情にplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥誰が束ねた?誰が始めた?君のお手柄?僕はぬけがらさ。 進め偽善者。掲げるのは世界平和。それに諂う君はすごいね。  ああ。そんなもの薄れてゆくのです。 そう。問題はそこではないのです。  吐き捨てる感情。押されて泣くな。もう泣くな。 書き留める感情。白いノ一トを塗り潰す。 乾ききった日常。わずかばかりの水をたす。 それくらいでいいの。気持ちとしてはそれくらいでいいの。  結構上手にできたでしょう? 案外何でもできるでしょう? 自尊心+怠慢=現状 結局誰かのモノマネだった  電車の窓から見飽きた景色 目をそらす 細い路地から昼間の月が顏を出す 明日こそきっと 諦めきれず手を伸ばす 試してみるか? こんな僕らを愛せるか キミが。  そうじゃないな。そんなんじゃないな。 こうじゃないな。こんなんじゃないな。 やりたいことはこんなんじゃないんだ。 あいにく今日はこんなんです。
空から降る一億の星plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥君が僕にとって 僕が君にとって なんなのかなんて 知る由などなくて 哀色の心には 理由(わけ)がきっとあって うっかりこわくなって  ふたりの未来をぼんやり憶ったりしてると不安になるんだよ いやだよ、いやだよ 関われないことに関わっていると さみしさにこわく、 こわさにさみしくなる  空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 隣にある君の横顔があまりにも遠くに憶えたせいで  君が歳をとって 僕も歳をとって ふたり丸くなって ふたりで星になって 僕らのすぐ側には 死が身近にあって うっかりこわくなって  想像できないことを考えていると不安になるんだよ いやだよ。いやだよ。 不可解さを避けるようにしてみては ぼんやり夜空をながめて、あぐねていた  空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして この大きな宇宙の下ではあまりにも僕は幼すぎて  よそよそしくも 寄り添いあうよ 囁くように 祈って けたたましくも 優しく在るよ からかうように ひかって…ながれた…  空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 僕がいつか星になったときも、君の隣にいられるかな 舞い上がる一片の願い 藍色の空に溶けてゆく 煌きだす一億の最後に 僕はひとり、君をおもっている
空が笑ってるplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty窓枠で 切り取られた景色眺めてると 胸に ポッカリ 大きな穴があくの あの煙突の煙が雲になってるんだと そう信じてたのどれくらい前だったかな?  でもさ雲に触れたら何か変わるかな カラフルな雨がからかうかな  円になったよ ほら 円になったよ 色と色が手をつないでる 円になったよ また 円になったよ 明日は晴れるかな  着ぐるみのウサギからもらった無色の風船 他人が嫌いなみんなが繋がろうともがいてる 空に自由を尋ねて月に未来を委ねて それで何か分かった? 何か変わった?  だからさ夢のあるものは大人だましでさ 可愛らしいものは子供だまし  円になったよ ほら 円になったよ 誰と誰が手をつないでる 円になったよ でも 演技だったよ 嘘だから さよなら  色とりどりの真実の渦の中 ボクはうずくまる 未来が支度している 支配しているんだ 頭痛いな  ヘンになったよ ヘンになったよ 背を向けて 目を閉じてさ もういいかな ねぇ 誰かいないかな もう誰もいないんだな  ひとつ ふたつ 雲が浮かんでる ボクを連れてってよ ふわふわ ゆらゆら くすぐったい風が吹く 空が笑ってる
体温plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥何度も、何度も忘れてしまえばいいんだろう そうすればこんなに臆病にならずに済むだろう 何度も、何度もやり直しできればいいんだろう そうすれば痛みを知らずに過ごせてしまうだろう  このままでいいなら、このままでいいでしょ 何処にも行けずに… 幼気な瞳には涙が似合うけど… それでも… それでも触れていたいから  僕はわがまま ないものねだり たよれぬまま ひとりになる 何故、こんなに無邪気に 明日に君を残したまま  僕は、恥ずかしい  毎日、毎日、それらしく生きてはみるけど 自分を尊ぶ心がどうも優しくて  このままでいいなら、このままでいいでしょ 心はゆらいで 無垢なその瞳には涙が滲むけど… それでも… それでも許し、許されたい  僕はわがまま ないものねだり こどものまま もがいている 手をつないで ふたりは いつでも独りきりだった 互いに怯え  想いよじれてゆく 僕らは忘れ合う  すべて 君のいうとおり ぜんぶ 君のいうとおり 痛みを知らないで、愛は計れない 守れない約束して 叶わないこと願って そんなわがままに今日もまた生かされて  嘘ばっか うそばっか…
誰も知らないplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty誰が知ろう 今わたしの中に ねむっている哀しみのこと  誰が知ろう 今わたしの中に ねむっている愛情のこと  誰も癒せない わたしだけが知ってること 誰も奪えない 時々それらしい言葉にしてはみるけど  誰が知ろう 今あなたの中に ねむっている淋しさのこと  誰が知ろう 今あなたの中に ねむっている優しさのこと  何かをあたえる愛 何もしない 何もあたえない愛 誰も嗤えない すこし また すこし あなたらしくなってゆく  誰もがひとりで 所在もなく 行く場所もなく 誰かを想いながら 自分自信を確かめているから
手紙plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥あなたと過ごす日々に 理由が必要になって このまま 僕ら このまま 寂しくはなればなれ  あなたの姿は声になって… そして声すら懐かしくなって… 決して抗えないものなのか 決して叶わないものなのだろうか  僕をみてくれよ 別々の道を歩くけど いつかまた叱ってほしいよ 言い訳用意しとくから  言いそびれた言葉が浮かんでは 人懐っこくすり寄る感傷 捨ててしまわずに抱えていこう 交わると願うこの道の先へ  やがて 擦り切れるだろう ずるずると引き摺れば 小さくなるだろう それが寂しさだろう  消えはしないだろう どんなに時が経っても 大きくなるだろう きっとそれが愛だろう  僕をみてくれよ 愚かでも歩くこの様を いつか会えると決めつけて 理由はいらなくなるだろう 理由はいらない そうだろ
手のなるほうへplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥急ぎ足で日々は過ぎてゆく 明日のボクに僕は間にあうかな?  今日の空がとても眩しいから 気の向くまま僕は旅に出る  風が吹けば風なるほうへ 雨が降れば雨なるほうへ 晴れの日には花咲くほうへ あの向こうの手のなるほうへ  ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に 只、吹かれながら 喜びも悲しみも昨日に消えるのだろう  ねぇ いいでしょう ずっとこのまま変わることなく 目の前にある今をゆこう  明日の中をボクは歩いてる 明日の先に帰る場所がある  空が花を咲かすように 僕は吟を歌うのかな  ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に只、吹かれながら 遠ざかる雲にまだ答えを探してるけど  ねぇ いいでしょう 弱さごと雨に只、打たれながら 明日をゆくボクがまた僕を呼んでいるのだろう  ねぇ いいでしょう ずっとこのまま迷うことなく 手のなるほうへ 僕はゆこう 今をゆこう
東京plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥他の人が口にするほどヒドイ所でもなくて 自分自身が思ってたほど素晴らしい所でもなくて  大衆文化 作為があった 計算だった イヤになった 矢印の方へ 従っておくか イスとりゲーム ボクは残れなそうだ 見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って  とりとめのない言葉だけが身体の中うねりをつくってる こんな毎日と戦ってる 辟易してただ線をなぞった  明日はなんかする事あった? どうやらボクは一人になったようだ 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた  その手をはなしてよ この道を引き返したいよ こんなはずじゃなかったんだ  見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた
匿名plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥人はいいの。今を見ろよ。もう... 誤解をとくよ。それを背負うよ。でも... 君はどう? もうわかってる?虚勢張る君に力はなく  匿名の彼らがさ、何か見透かすような態度。微笑。外面よく よくない思想たちが手を拱いているんだよ。 表裏一体のこの世界で  世間體どうよ? うるせえ。いいよ。もう... 感情の墓場で土を掘るの。でも... 君次第だろう。受け止める。そんな覚悟があるかどうか  形がすでにあっても目を凝らしてごらんよ 型にはまる?それもいいでしょう 応えをせかすような生産的意見だろ? 要はバランス さあ応えろ  君はどう?もうわかってる? 虚勢張る君は昨日
DRIPplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥コーヒーカップは空だった 汚れた底を隠したんだ 2万キロもある深さを 誰にも気付かれないように  何食わぬ顔してさ そうみんな人間 おかわりが欲しくてさ 後先など考えてらんないでしょ  ほら 目は冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者 …  何と 1:1 だって 腹に入りゃ全部同じ 潔白を証明しても 腹の中はまっくろくろ  あれもいいね これもいいね それもいいね なんて嘘 真実で混ぜてみて ねぇ少しは 飲みやすくなるでしょ  ほら 頭冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者
ドーナツの真ん中plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty愛なんてどこにある このほしにはあるの? 朝のなか 夜のなか このほしのどこにあるのだろう  ぼくはくるしむ せまりくる いのちの期限に ぼくはおびえる くるかもしれない 孤独に  ドーナツの真ん中を覗いているだけなのか? 信じることしか許されていないのか  ほんとうの愛はどこ このほしにあるだろう あおいそら あおいうみ ふるさとは話してくれないよ  花よ、おしえて ぼくに、おしえて ぼくは、しりたい 抱きしめたいんだ  一過性のものなのか とぎれてしまうものなのか いや、きっと記憶よりふかい つよいものだろう  ほんとうの愛はある このほしにあるのさ ぼくの側 きみの側 ふたりの中に  ともに ふるえ ともに ないて となりにいて なにもいわないでも 朝日よりも 夜風よりも 曖昧で、確かなものだから
人間そっくりplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty子供の頃あった正義感はオモチャ箱の中 焦燥感は僕の中 あの頃は良かった そんなもんはアルバムの中 後ろ向き人生まわれ右  幸福なもんか この手で何を何を守れた 何を与えた 耳をふさいで 扉を閉めた すべて出来て 何も出来ない  君が髪を切った キレイだった すごく似合ってた 問題は君を好きなのかどうか 楽したい人ばっか ボクもそっか じゃあ何しよっか 後ろ向き人生まわれ右  大袈裟なもんか その手で何を何を掴んだ 何をつくった その目ふさいで頭をなでた すべて出来て何もできない  戯けることだけ上手くなる それでも明るく生きてます。 人間そっくりなボクですが それなりに生きてこれました。  いつも まぁいっか 今週何しよっか? 今日まで何点だった? 今はわかんない
能天気日和plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥グッドモーニング! 毎日したいでしょ 朝寝坊 おひさまが覗き込む 悪戯な微笑み 一秒がせわしなく追いかけてくるから 朝食とため息を無理矢理に流しこむ  パジャマを裏返しに着てみては もどーれ もどーれってさ 無駄な悪あがき  脳天気な気質 のんびりしてちゃいけないよ 煩忙的現実 余裕なくてもいけないよ 道理的防衛本能 交互にボクを攻めるのさ 遅刻まで あと5分  ちょっと待った 鏡のボクの顔を見よう さぁ今日も始まるボクのふりのショー  楽天的気質 それじゃビリになるかもしれないよ 表面的現実 心許しちゃいけないよ 多難的人生行路 それでもめげずに行きますか でもそんな感じでいいの? まぁ いっか グッドモーニング!
high&lowplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyhigh & low…  期待感なんて たいしてないのに どうしてこんなに 焦っているのか 知っていることは たっぷりあるのに どうしてこんなに 虚しくなるんだ  いたいいたいいたいいたいのとんでゆけ ココロとカラダよれよれになるんだ 自分ひとりがヒロインきどりでいて 鏡をみて どうでもよくなる あーあ  high & low…  失うものなんか なんにもないのに どうしてこんなに まよっているのか やるべきことは たっぷりあるのに どうしてこんなに あくびがでるんだ  いたいいたいいたいいたいのとんでゆけ りきむことなく生きていけたなら みたい ききたい いいたいよぜんぶぜんぶ テレビをつけて どうでもよくなる あーあ
拝啓。皆さまplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ふいに思い出した少し前のこと。 たまには下を向いて、躓かないように。 昨日は何に悩んでいたんだっけ? いいか。忘れようか大したことじゃないさ。  すべて 終わりにしようと思った少女は、 駅のホームに飛び込んだんだ。 隅のほうにいるのが好きなの。誰も届かない。覗けないんだ。  病気の人たちを演じ涙誘う。そんなテレビドラマ僕は嫌い。  誰かがそこに線を引くから、息が詰まるな、行き詰まるな。 拝啓、皆さま。僕らはつくづく馬鹿なものですね。 学習しない。
はじまりの吟plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ひざを抱えたまま 何が出来るのかな 今日を拒みながら ボクは始まってゆく  東からの風が明日を連れて来てくれるなら 部屋の扉を開けてぬるりと歩き出そう  大切なのは抱え方じゃなく、忘れ方  しらけちまっただけ はずれちまっただけ けがれちまっただけ どれだけ?  耳をすますだけ 目をとざすだけ 変わりつづけてくさ それだけ…  今日を拒みながら ボクは始まってゆく
はずれた天気予報plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥1つ歳をとると 知らないことも増えて それでもロウソクの火を消す 漠然としたものに ちゃんと色をつけて それも生きる術であるのかな  どっかで見た 川沿いの道 掃り道 知らず知らずに こうやって また歳をとるのかな  もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま  はずれた天気予報に少し腹をたてて 今日は1人部屋で過ごそうかな  昨日の言葉忘れてよ もう許してよ 大事なことが輪郭だけなぞり掠めてく  もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま  ゆらゆら世界をはばたいて こんな世界はどう?
パンクplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥あくびしたまま 死んでしまえるなら 何もせずに 馬鹿になれたなら 虚しいほど 僕は正常だ 意味はないのさ どこにも…  いたいよ いたいよ 満足なこの両手のせいで いたいよ いたいよ よく見えるこの両目のせいで そらにうたえば 必死な僕は ああ なんて滑稽 嗤えよ 嗤えよ そうでもないと僕はもうやってらんないから  やかましいほど 饒舌な人なら こざかしいほど 利口な人なら 目眩がするほど 僕は正常だ 意味はないのさ なんにも…  いたいよ いたいよ 約束するこの口のせいで いたいよ いたいよ 貸してしまうこの耳のせいで そらにうたえば 必死な僕は ああ なんて滑稽 嗤えよ 嗤えよ そうでもないと僕はもうやってらんないから
ひとつ、さよならplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ひとしきり戯れて 君はもういない かげりゆく八月の夕暮れ、青  いない いない 時が変わる それはまるで嘘みたいだ  ひとつ、さよなら なくさなくていいようにね 残されたのは君の香り 蜜のような  愛さないことは 簡単な ことさ 愛しいと思うけど  確かなのは僕のほうさ 微睡んで ゆらり ゆらり  いない いない 僕は祈る それは まるで悪みたいだ  ひとつ、さよなら こわさなくていいようにね 忘れないのは夏の香り 眩しいほど  かげりゆく八月の夕暮れの、不在 夢のあと 永久にいて
人との距離のはかりかたplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyきいて。僕の声を おしえて 君との距離を わかってる みんなもうわかってる それが自分のためだってこと  ねぇ、変わったのは君のほうだろ? アレも、コレも違うんだ これじゃ誰といても同じなんだ  言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ でもどうしても 傷つけちゃうんだよ なんでなんだろう  現実は甘くないのさ トゲがジャマするんだよ 今までは 無意識に出来てた でも意図的はなかなかうまくいかない  ねぇ、必要な嘘もあるだろう アレも、コレも君のため。 いや、違う。僕のためだったんだ  言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ ねぇ  平行と垂直さ 「並ぶ」のもいい 「重なる」もいい 「気にしない」もいい 楽じゃない... 傷つきたくない僕がいて 傷つけたくない僕がいる 苦い実かじるも君となら 暗いトンネルも君となら  人との距離のはかりかた 僕自身イマイチわかってないけど 君とはずっと はからなくていい距離をみつけたいんだよな そう思うんだよ 信じたいんだよ 寄り添いたいんだよ 僕の声が届くといいな
独りのときのためにplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyハロー 虚しさよ おどけてみせるよ ぼくは この胸の中 苦しみを笑うすべを  ハロー 悲しみよ あおく染まるよ ぼくは この胸の中 ふるさととおんなじ色さ  いつの日か 来てしまう 独りのとき いつまでも もっていよう 胸の中 天国を  ハロー 愛しさよ 抱きしめたいよ ぼくは あどけない笑顔 胸の中 光が射すよ  ハロー 喜びよ 終わることのない歌よ 意味などのない おもいがけない場所にゆくよ  いつの日か 来てしまう 独りのとき いつまでも もっていよう 胸の中 天国を
普通の生活plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥暖かいスープとうたた寝と 疲れの無い身体と余った休みと まだ片付けなくていい机の上と そう、僕が望むのはこんな普通の生活  そんなものはない そんなものがあるはずないだろう  約束の時間にあわてないこと やり終えた宿題と進むペンと 意味のない夜更かしと長電話と そう、僕が望むのはこんな普通の生活  そんなものはない そんなものがあるはずないだろう  こんなことさえ僕の憧れている生活
fly&fallplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥おちてゆく ゆっくりと ボクはいま まっさかさま  おちてゆく ゆっくりと どこまでも まっさかさま  おちてゆく クロールで ふかふかの雲の中  すり抜けた すり抜けた キミの手を差し出してよ  観覧車浮かんでる ほら夜が明けてゆく  星くずの街の中 魔法が解けてゆく  ボクからはキミへと空からは海へと  自由なその早さで雨のようにおちてゆく  なんにもない なにもない なんにもない 永遠のよう  なんにもない なにもない なんにもない 終焉のよう  海から空へとボクらは還ってゆく  空から宇宙へとボクらは還ってゆく  いま風が吹いてふわり どこまでもどこまでも  そう今日も明日も明後日も いつまでも飛んでゆこうかな
プレイヤーplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥物憂げなこの想いを哀しみと名付けて 誰より僕はまったくの一人みたいだ  退屈に身を委ねて夢だけを見ている  どこか遠くでゆっくりと明日が始まってゆく  空が流れている 流れ流れてゆく  今日がほら淋しそうに風に舞ってた  並んで飾っている奇麗な幸せは  いつか誰にでもやってくるのかな  絶え間なく終る日々に サイレンが聴こえる  やがて世界はゆっくりと冷めていくのだろう  笑って忘れてた小さな孤独は  いつか音もなく蒼く膨らんでく  許されないことだと思っても  僕はいつも未来を憶ってた  あの空を烈しく燃やすような涙を流しても
星になってplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty過去も未来も幾千もの星になって 宇宙を彷徨って 枯れゆく花 あなたは綺麗だ 今いのちがうまれている  言うに事欠いて傷つけてしまって 空きカン蹴飛ばして 寝転んだ そらがやさしかった  また朝がきて 今日も生きてた 夢の前にあんなに思い詰めてたのに 今は朝をよろこんでいる  過去も未来も幾千もの星になって宇宙を彷徨って 酸いも甘いも今あなたを、 あなたの明日をうみだしている  泣いているあなた、笑っているあなた どちらもよろこびにつながってゆくだろう 世界に祝福されるだろう  わたしもあなたもいつの日にか 星になって宇宙を流れて やがて 新たな名前をもらうのだろう そして眩しく輝きつづけるだろう
ぼくがヒトであるならplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥ぼくはしらない 約束の有効期限を まもるまでいらない いらない ぼくはしらない 欲望の有効期限を 満たすまでいらない いらない  一度、交わしたのなら 二度と帰れはしない いつか、満たしてみたい 決して枯れてしまわないほど  このまま はなさない 朧げな約束でも 偶然に 怯えないように このまま はなさない 危うげな欲望でも 充足に 怯えるまで ぼくはいきたい  ぼくにおしえて 愛情の最低限度を 用量をしらない しらない ぼくにおしえて 憂いの最低限度を 心がうるさい うるさい  誰かを想いながら 自分を疑いながら それでもいきてみたい もしも、ぼくがヒトであるなら  このまま はなさない 醜いこんな身体でも 誰かにとって…誰かにとって… このまま はなさない 儚いこんな命でも このぼくが捨てるまで ぼくはいきたい
ボクのために歌う吟plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥今はここから逃げる気もしなくて キミはボクに期待しすぎた 冷めきった態度で遠ざけて 感情 圧し殺して 苦しんで  相変わらずでいんの? 心配かけたくないの どうすればいいの? 意味がわからなくて  もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ  言葉頼って生きているんだ これからどれくらいの犠牲をだすの? もう疲れたよ 苦しいよ 悲しいよ ねぇ 腐っちまったね 何を考えてんの? 遠くを見つめながら キミは暗い子なの? 何を求めてるの?  もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ
born tonightplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyいつものまま 昨日のまま もうお月さま 僕はこのまま 黙ったまま ほらもうお日さま 身体このまま 意識だけが まっさかさま 感情の名前すら 知らぬまま わからぬまま  ひとすじの泪 ぽつり ぽつり ひとつぶの泪 どこへゆく  何故、かなしみと名付けられたのだろう 何故、むなしさと名付けられたのだろう  誰かの目に その視線に 怯えたまま 下を向いたまま その心 凍りついたまま  人の夢が消え ぽつり ぽつり 人が人を諦め むなしくなる  いったい何に怯えているのだろう 人が人らしくいられなくなりそう  一億の泪 消えるよに 一億のよろこび 祈るよに  恋するように生きてゆけるのなら ぼくもあなたも人らしく在るだろう 心の中の灯を絶やさずにいれば ぼくもあなたも怯えずに在るだろう
まだみぬ君plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥言いたいことが山ほどあって 君のことが知りたくて 僕だけにきかせてよ 新しい微笑みで  君想って 目を瞑ってる 無垢になった  ねぇ神様おしえてよ 特別になりたいよ  君想って 目を開けたら 風が立った  その瞬間、探しにゆこう まだみぬ君だから はじまり探しにゆこう その日を探しにゆこう  君がいないと思うほど 君のこと感じるから 君がいないと思うほど いとしく思えるから  言いたいことが山ほどあって 君のこと 知りたくて
待ち合わせの途中plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty天気予報は晴れのマーク 蒼空は嫌だった 迷子だなんて気付かなかった 気付きたくなかった  何をして来たのだろう 何と向きあえたのだろう どこにも行けないままで 約束だけ探してた  誰かがそうどこかで 僕のことを待ってる あの日が呼んでいる 今はきっと待ち合わせの途中  風はやんで またひとりぼっち 答えなどなかった  あるがままでいたいなら 傷ついて泣けばいい 譲れないものがあるから 独りでも 歩くだけ  見上げれば眩しい色褪せた蒼い空 誰かが呼んでいる 今もきっと待ち合わせの途中  僕は大人になる 何が分かるのか 季節は流れてゆく もっと遠くへ  此処じゃない何処かで 待ってる人がいる 彷徨えど僕は行こう いつかあの約束の場所まで
見知らぬ朝plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥床にころがってる ゆめ、ゆめ まぼろし 寝ても 覚めても ゆめ、ゆめ まぼろし  今朝の占いでは 最高の一日 さめざめ ためいき 孤独な休日は 壁に向いて話して なんか話して  何処にあったってわからない 側にあったってわからない 幸せにふれてみたい 今日こそ… 明日こそ… いずれは… …まぼろしなの?  退屈と虚無感と… みあきたあさ 見飽きた朝  僕に向けられた、優しい声 みしらぬあさ 見知らぬ朝  ひとりぼっちはこわくない ひとりぼっちはこわくない 幸せからは学べない 独りがこれほど 誰かを感じること
夜間飛行plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty最終バス乗り過ごして ただ 物思いにふけながら夜明けを待つ 何かに急かされ焦る日々は 胸の中に染みをつくりだすよ  なにもかんがえなくていい こじらせたいわけじゃない なにも悔いることはない すべてはからくり なにもいわなくたっていい ことばは武器にならない 誰だってあいされたい あいしあいたい  はやすぎる日々のなかで汚れてく やぶけるほど 消し去るほど まぶしい愛を…  いのちはユウゲン…ユウゼン… どんなにいそいでも…ユウゲン… すべてのものへの…ソンゲン…ソンゲン 愛にあたえられた…ムゲン…ムゲン  汚れてく はやすぎる日々のなかで  夜明ケ待ツ 夜ノ底 マブシイ 愛想フ
ゆれて...plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥曖昧な風景 曖昧な情景 曖昧な条件 相対な偶然  ゆれて... ゆれて...  夢の中へ 腕の中へ 夢の中へ 胸の中へ
よい朝を、いとしいひとplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty日々は徒然 なにもないとなにもないから 酸いも甘いも君がいないと味気ないから  ひとりには馴れるけど 孤独では生きていけないから よい朝を、いとしいひと よい朝を…  君をまるごとこの僕の中に沈めたいよ 甘い寂しさも灰色の底へ 君が不在の僕の心はただの水槽 空の水槽、ひとりの水槽  気まぐれを許してよ 今日までも、そして明日からも よい朝を、いとしいひと よい朝を…  僕の傷みがいつか泡のように消えるまで 君のよろこびが僕を満たすまで 僕のため 君のためそうすべて愛のために あふれてゆくよ 僕の水槽  日々は徒然 なにもないとなにもないから 僕は君を探さないよ 信じてるだけ
夜の雨plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty夜の雨 彩るネオン 無機質なさみしさが覆う 僕の心 薄いガラス 無機質な疑問がうつる  とどのつまりなんなんだ 僕の正体はなんだ いったいどうするべきだ ボクハ、ナヤンダ ボクハ、ナヤンダ つまるところなんなんだ 暗中模索の結果 いったいどうするべきだ ボクハダレダ ボクハダレダ  「わかること」と「わからなさ」は どこで覚え いつ覚えた 「自然」なこと「不自然」なこと どこで感じ いつ感じた 夜のかなた 意識のかなた すくいもなく こたえもなく それでもなお生きつづける 夜の雨はまだ止まない  夜の街 息をひそめる 心の声 うるさくなる お願いだから ほっといて でも心は手離せない  とどのつまりなんなんだ 僕の心とはなんだ いったいどうするべきだ マタ、ナヤムンダ マタ、ナヤムンダ つまるところなんなんだ 八方ふさがりなんだ いったいどうするべきだ ボクハドコダ ボクハドコダ  ねえこんなにも曖昧なのに 僕の存在が曖昧なのに シアワセとかカナシミとか あふれそうさ こわれそうさ 記憶のかなた 細胞のかなた こたえはある どこかにある 探しながら 生きつづける 抗いながら ずっと ずっと  人の心ってなんだ 人の正体はなんだ 孤独ないきものなのか それだけじゃないはずだ 僕だけ独りのようで、 みんなが独りのようだ とどのつまりそうなんだ 夜の雨はもうあがった
よろこびの吟plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥真っ白な夢をみたよ 透けてしまうような  ゆっくりと歩いたんだ 思い出のように  夜空に太陽が 青空には月が なんかあたたかいな キミは知ってるかな  ボクは生きている 星が泣いているんだ 聴こえているのは よろこびの吟  いつだって語りかける 揺りかごのような  ひろいひろいあの海には 燃える草原が  あ り の ま ま の 幼 き 光 は キ ミ と な り ボ ク を 包 む だ ろ う 瞬 い て は 終 わ る こ と の な い い つ か の 物 語 に な る  キミは生きている 声をあげているんだ 鳴りやむことはない よろこびの吟
よわむしplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。  弱虫の相手は後でするから。 不安な夜でもボクは大丈夫。  白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。  片づけた昔の絵本を... 強くなった自分自身が... 凄いでしょ? ねぇ、ほめてお父さん。 それが大人であり正義でしょう。  デタラメな応え。君はワルモノでしょう。 優越感に浸れ。干渉はしないでしょう。 ヘソ曲げる陰口 ステータスなんですか? 侮蔑 劣等抱え、みんな生きている。
laughplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plentyきいて あなたとわたしとの せってん XとYの せってん 言葉すらとどかぬ おおきな真実  きいて 沈黙もとどかぬ せってん 何十兆個もの せってん おそろしくなるほど単純なのさ  laugh...laugh...laugh...laugh 確かめるように ためらわないように 悲しむあなたをみたくはないのさ laugh...laugh...laugh...laugh  とどけ 心の奥まで とどけ 血潮の奥まで とどけ 二重螺旋のふかくまでとどかせ  せってん あなたとわたしとの せってん 探し求めている せってん 悲しみもとどかぬおおきな真実  laugh...laugh...laugh...laugh 繋ぎとめるように 見失わないように どんなときでも 側にいたいのさ laugh...laugh...laugh...laugh  laugh...laugh...laugh...laugh 憶えててほしいから すこし すこしでいいから 苦しみの中にいてほしくないのさ laugh...laugh...laugh...laugh
Laundryplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥plenty街の灯りがキレイ ここは東京銀河 ねむりの前に気づく寂しさ 今日の代価  うとうとしながら 泪の行方を考えたりして  鼻唄をうたいながら… 夢の中に行けたのなら… 君にもし逢えたときは… 言葉を詰まらせるのかな… どうかな…  ララララ…
理由plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて…  大人になれば強くなれると思うんだよな… 可能性としてはなくはないと思うんだよな…  理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて…  大人になりたくて 大人になりたくて 誰かのこと考えてたくて
劣勢plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥敗れかぶれでもいい 少しは前を向いてるか?  四面楚歌の生活 飛びだせば即、狙い撃ち  ヒュルリラ 舞って散ってゆくわずかに残った自尊心  今すぐだって何でだって ひとまずくぐり抜けりゃいい  そう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの  とおりゃんせ 虚勢、無理に張ってでも 振り返っている暇はない  つじつま合わせるだけ 騙し騙し今日を生きてる  逃げる選択はない オギャアと生まれ落ちたその日から  世間は僕らに何を期待する?  ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ・マ・ダ・イ・ッ・チ・ャ・ダ・メ・ヨ ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ…ダ・メ・ヨ  もう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの  とおりゃんせ こなせ、迷わずゆけよ 形勢、うっちゃれ  何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故か何故何故 何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故に僕らは在るの?
plentyplenty江沼郁弥江沼郁弥もったいぶってどうすんの? 今しかないよ。 錆びてしまった 行動力と思考。 道徳意識、背徳感 やり過ごす日々。 選択肢は他にはない。 世代とかなにかで括られてもう鬱陶しいんだよ。 小さくまとまんなよ。 こんな想いも捨てればゴミだ。 そんなの知らないよ。  言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく それ以下でもない。 憶測なんか差し挟むなよ。その解釈は なんの価値もないんだ。  何回目の朝が僕を起こした。 変なプライドぶら下げて。 どうして人は死んじゃうの? 望んでないのに。 群れ、固まって、嘲笑って。 枠の中で過ごす僕たちは頭つかうんだよ。外に出るんだよ。 今、君だけに話してるから 誰も いらないよ。  言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 限られてるよ。持て余すなよ。その感覚は僕のものじゃないんだ。  それがいいよ。それがいい。  言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 この場所からさ、君らを待つよ。 それ以外はない それ以外はないんだ。
ワンルームダンサーplentyplenty江沼郁弥江沼郁弥佐藤雅彦・plenty夜の中、とり残されてゆく 目を閉じて、耳を塞いでまどろむ 拠りどころ 探す言葉たちが 部屋の中 いっぱいにしてゆくよ  じりじり と じりじり と 苦しくなって ねむれない ねむれない どうにかなってしまいたいの  ごまかすように こわれたように くずれるように おどればいい ふかい ふかい 夢の果てに 落ちてみたい ねえ ワンルームダンサー  僕のなか ありとあらゆるもの 生きている間につかいきりたい  スカスカ の スカスカ に なるまで 燃え尽きて 燃え尽きて 灰になってしまいたいの  いのるように とろけるように やぶけるように おどればいい ふかい ふかい 夢の果てに 落ちてみたい ねえ ワンルームダンサー  ごまかすように こわれたように くずれるように おどればいい  いのるように とろけるように やぶけるように おどればいい  僕の中の ちいさなあいを 育てるのさ 欲望のまま  君は君で ちいさなあいを みつけてみて ねえ ワンルームダンサー
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