鳴らないピアノ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 正しい愛など 見えません 涙で歪んで 見えません 幸せの数だけ瞬いているよと むごい嘘 名づけた星もあなたと一緒 この手の中 いないの 恋の熱は怖いものですね 覚めたら気づいた 私のピアノは 壊れてないのに あなたの気持ちに ほら響かない あなたのいいとこ 見えません たくさんあるのに 見えません 花言葉どおりの未来をあげるよと 甘い歌 髪に飾ったアイリスは もうドライフラワー 砕けた 恋の熱は早いものですね 枯れ果てた涙 私の心は 地割れた砂漠よ うわべの愛では 花は咲かない 人を愛さずに生きられるなら さぞかし楽だろう 人を思わずに逃げられるなら どんなに身軽だろう 私のピアノは蓋を閉じたまま 拍手もないまま 私の心は 地割れた砂漠 もう花は咲かない うわべの言葉は ああ いりません 正しい 正しい愛を下さい さよなら |
金魚想う (スペシャル古城ミックス)倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | あなたの中には2人居て 1人もあたしを好きと言わぬ あなたの中には2人居て 1人もあたしを好きと言わぬ ボランティアが ボランティアが 何故今日も来る 悪趣味な あなたん家で泳ぐ 馬鹿金魚 お気まぐれだ お気まぐれだ 何故頬ずるの 人形ですか ペットですか 放し飼えばいい あなたの中には2人居て 1人もあたしを見てはくれぬ |
キャバレー倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | 捕りあって下さい 捕りあって下さい 愛されているような真実が見たい 捕りあって下さい 捕りあって下さい 虚言に 虫時雨 恋愛研修中だもん 時々反省中だもん 悔しいけれど あたしの方が きっとあなたに首ったけ 恋愛実習中だもん 時々採点中だもん 悔しいけれど あたしの方が きっとあなたの思う壷 泣き合って下さい 泣き合って下さい 独占欲ギラギラ真実が見たい 泣き合って下さい 泣き合って下さい 虚言に 走り梅雨 |
蛙の歌倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 一ノ瀬久・倉橋ヨエコ | 井戸の中に住む あなたと私には 外の景色など 見上げる余裕はない 生まれながら誰しも不平等 比べたら悲しくて生きてけない 今日もぽろぱろの鞄逆さにしても あなたにあげるパンさえない どうぞ私の背中を踏み台にして 遠慮なく靴のままで足をかけてよ ぶら下がる幸せにあなたの手が届くなら 私踏ん張る 四つん這いになって 踏ん張る 泥水を飲み さあ 私の背中を踏み台にして 木枯らし吹いても あなたと私には 紅葉の赤さえ 知らないまま冬へ 生まれながら誰しも不平等 恨んでる暇さえございません 誰かが飽きて捨てたおもちゃの船に 夢を乗せて空を睨む どうぞ私の背中を踏み台にして 遠慮なく助走付けて飛び上がってよ 見上げる外の世界あなたが楽になるなら 私踏ん張る 膝が減り込んでも 踏ん張る 月夜が笑う さあ 私の背中を踏み台にして 好きで井戸の中の蛙でいるわけじゃないんだ 壁をよじ登りまた落ちてよじ登る毎日 どうぞ私の背中を踏み台にして 遠慮なく助走付けて飛び上がってよ 見上げる外の世界 あなたが楽になるなら どうぞ私の背中を踏み台にして 井の中の蛙なんて私だけでいい ぶら下がる幸せにあなたの手が届くなら |
はないちもんめ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | どうせ誰も どうせ誰も 貰ってくれない はないちもんめ みんな嘘付き みんな嘘付き 楽しくないくせに 群れる群れる 私は今日も一人 でたらめな絵を描く描く 一人が好きだなんて 本当は嘘なのよ 描きたいお空なんて 本当はないのよ どうせ誰も どうせ誰も 名前を呼ばない はないちもんめ みんな弱虫 みんな弱虫 嬉しくないくせに 笑う笑う 私は今日も一人 でたらめな声出す出す 一人が好きだなんて 本当は嘘なのよ 探したいビー玉なんて 本当はないのよ 勝って嬉しい はないちもんめ 負けて悔しい はないちもんめ あの子が欲しい あの子が欲しい あの子が欲しい… 一人が好きだなんて 本当は嘘なのよ 探したいビー玉なんて 本当はないんだよう 一人が好きだなんて 本当は ヤバドゥバヤバドゥバドゥ 描きたいお空なんて 本当はないのよ 勝って嬉しいはないちもんめ |
終点倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 同じ景色を見ていたい 同じ絵を見て泣いていたい 夕焼けピンクの空が 葉っぱの隙間で光る頃 一人ぽっちの風は もう吹かないもう吹かないのでしょう あなたが終点なんですか?私の終点なんですか? ねぇ、明日も来年も うなずいてくれますか 大事な答えを並べたい 大事なあなたと並べたい 朝焼けピンクの雪が 手すりの向こうで溶ける頃 一人ぽっちの歌に もう負けないもう負けないのでしょう あなたが終点なんですか?私の終点なんですか? ねえ、明日も来年も手を引いてくれますか? あなたが終点なんですか?私の終点なんですか? ねえ、明日も来年も手を引いて あなたが終点なんですか?私の終点なんですか? ねえ、明日も来年も うなずいてくれますか |
白い旗倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 遠藤幹雄・倉橋ヨエコ | 私には明日なんてもうないのでしょう 私には武器なんてもうないのでしょう 空が近い屋根によじ登り 今日を歌う 一つ二つ消えて行く 足下の外灯 手加減のない戦いと 弱音が秋の声 何を見て誰を見てその口は 綺麗な嘘ばかり今日も言う? 私には明日なんてもうないのでしょう 私には武器なんてもうないのでしょう 空が近い屋根によじ登り 今日を歌う ぽつりぽつり錆付いた 蛇口の泣き声 ペンキの褪せたベンチには 見たくない絵が見えた 何を聞き誰に聞きその口は 気休めばかりを何故今日も言う? あなたには私なんていらないでしょう 私にはあなただけが取り柄でしょう 綻びた夢を蹴り落とし 今日を眠る 私には明日なんてもうないのでしょう 私には武器なんてもうないのでしょう 空が近い屋根によじ登り 今日を歌う 今日を歌う |
聴こえたから倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | ハッピーはやって来る きっとやって来る 頑張った人には 頑張っただけ 信じたっていいと思う 私思う 空を見てた 眠くなった 時々分からなくなるけど 思わずにいられないの 日焼けした手足 一人だって ごまかしてた 遠くを見てるような淋しさ ためらわずいられないの 優しすぎたから ハッピーは呼んでいる いつも呼んでいる 頑張った人には 頑張っただけ 信じたっていいと思う 今も思う |
赤い靴倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 花が咲いたら靴を買おう 私に似合う靴を買おう 標識は止まれだけれど 居場所を求めて二段飛び 優しい人の言葉がきっと真実なのでしょう それならば私はもう一度外に出よう 嫌われ者の西日だって私は大好き大好きだもん 優しい人の勧めるサイズが合うと限らない それならば私は中敷一枚作ろう 名付けたオウムが逃げてっても 私は手を振る手を振るもん 花が枯れても靴を履こう 私に似合う靴を履こう 標識も進めなんだし 居場所を求めて五段飛び |
迷い猫倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | 遊んでよ 遊んでよ 優しいあなた 一人ぼっち 猫も 私も ゴロゴロ ゴロゴロ 雨休み ゴロゴロ ゴロゴロ 夏座敷 勝手に一人で隠れても 誰も迎えに来ない窓 遊んでよ 遊んでよ 優しいあなた 一人ぼっち 猫も 私も ちくちく ちくちく あせも肌 ちくちく ちくちく 籠枕 勝手に一人で並べても 誰もカードを取らぬ夜 拾ってよ 拾ってよ 優しいあなた 蚊帳の外 猫も 私も |
恋の大捜査倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ・根上誠二 | 今日もあの子をさがす東京 振り向く眼にゃ 星も出ず 今夜 飛び出したのは迷子 かごの外など知らぬアゲハ蝶 ワンツーパンチで 捕まえちゃうよ 恋の大捜査 たんすの肥やし バッグに詰めて 流行り歌 耳元で響く朝 風向きだっていい感じ 私は獣 都会のジャングルへ 今日もあの子のいない東京 ペットボトルの涙を捨てる 今夜 行くあてのない純情 サーチライトが孤独を照らす あの子の上を 旋回してよ 恋の大捜査 時化たニュース 傘の花 流行歌 高らかに歌う朝 白いヒールは泥だらけ 私が泣けばどしゃぶり 空も泣く あの子の胸に 一直線よ ワンツーパンチで 捕まえちゃうよ 恋の大捜査 |
東京倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 根上誠二 | 涙のレンズから 覗いた街は綺麗 帰りたい 帰りたい 帰りたい 帰りたい 帰りたい 帰りたい 私は都会に似合わなかった 明日も日記は書けますか? この街でこの部屋で 書く書く 明日も日記は書けますか? この街でこの部屋でこのペンで ああ 消えたくありません ああ 閉じたくありません ため息は秋の空 下向けば蝉の殻 帰れない 帰れない 帰れない 帰れない 帰れない 帰れない 都会に来るんじゃなかったな 明日も日記は書けますか? この家でこの指で書く書く 明日も日記は書けますか? この家でこの指でこのペンで ああ 埋もれたくありません ああ 続きを書きたいの 明日も日記は書けますか? この街でこの部屋で 書く書く 明日も日記は書けますか? この街でこの部屋でこのペンで ああ インクはありますか? 明日のインクはありますか? ああ 消えたくありません ああ 閉じたくありません |
ラジオ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 今は私のラジオには 聴こえない アンテナ合わせても 聴こえなかった ここがお風呂 ここがトイレ 赤い土に枝で書く あの頃なら きっと きっと 同じ歌を ああ 口ずさんだでしょう 今は私のラジオには 聴こえない アンテナ合わせても 聴こえなかった 団地の影 金網越えて 紫陽花畑 待ち伏せる あの頃なら きっと きっと 同じ色を ああ 選んでいたでしょう 今はあなたのラジオには 歌がある 明日も雨でしょう 歌がある 私のラジオには 聴こえない アンテナ合わせても 聴こえなかった ああ 聴こえなかった |
昼の月倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | ずるい波 水面がゆらりゆらりゆらり 昼の間は月も泣いてますか? 味方がいなくなったら 私は私の為に 石投げるしかないんだもん 誰にも頼まれなくっても ああ生きてやる 生きてやる 暦が私を無視しても 人の果実をかじってみるさ かじってみるさ かじってみるさ 藻くずがふわりふわりふわり 私の隠れてもいい場所などない 鏡が全部割れたら 私は私をもう見ない 鬼になるしかないんだもん 誰にも愛されなくっても ああ生きてやる 生きてやる 季節が私に用なくても この種達を飛ばしてみるさ 飛ばしてみるさ 飛ばしてみるさ ずるい波 誰にも愛されなくっても ああ生きてやる 生きてやる 季節が私に用なくても この種達を飛ばす 誰にも頼まれなくっても ああ生きてやる 生きてやる 暦が私を無視しても 人の果実を 人の果実も かじってみるさ かじってみるさ かじってみるさ かじってみるさ かじってみるさ ずるい波 |
ここにいる倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | いないもいっしょ 名前など忘れました 誰も呼ばない 忘れました 耳を澄ましても聴こえるのは 風の音だけだった 私など いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ 呼べるもんなら呼んでみな 名前など尋ねないで どうせ呼ばない 尋ねないで 両手伸ばしてもそこに居るのは 水鏡の自分 私など いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ 覚えてるなら呼んでみな 私など いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ 呼べるもんなら呼んでみな |
線を書く倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 線を書く 線を書く 私とあなたの間に書きました 泣きながら 書きました 自分で書いたのに ああ泣いて暮らすなんて 何てバカみたい その一言なんです 雪よ 雪よ 今日だけは 私の為に私の為に降って貰えませんか 払いのけた手は 今日も重たいリュックを持って 切符の行き先を もう私は知らない 雪よ 雪よ 安心して 私の涙 私の涙 溶かす力はないの 線を切る 線を切る 私とあなたの間は広がってく 加速して 広がってく 広がってく 書いて消して 書いて消して また書いて消して 最後に 線を書く 線を書く 私とあなたの間に書きました 泣きながら 書きました 線を切る 線を切る 私とあなたの間は広がってく 加速して 広がってく 広がってく |
石鹸ガール倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | ぽきっと折れた恋の花 ぽきっと折れた恋の花 私の気持ちは届かない方があの子と地球の為になる 私は石鹸ガール 誰の手のからも滑り落ちる 小さくなって消えて行く 愛も見ないまま 私は石鹸ガール すり減らすしか役に立てないの あなたの身代わりに泡となる また会う日まで ぱたっと止んだ恋の風 私の気持ちは届かないけれどまたあの子の地球に生まれます ぽきっと折れた恋の花 私の気持ちは届かない方があの子と地球の為になる ぱたっと止んだ恋の風 私の気持ちは届かないけれどまたあの子の地球に生まれます |
朝焼け倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 最後の鳥は飛び立って 私には何も無くなった だけど太陽が昇るから 付いて行こう付いて行こう 泣くな泣くなと誰も言わないけれど 泣くか泣くかとそっと呟いてみた 暗闇に暗闇に 大好きな大好きな 歌があればそれでいいんです 行くな行くなと誰も止めないけれど 行くよ行くよってそっと笑ってみた 向こう岸向こう岸 大好きな大好きな あの子の声聞ければいいんです 最後の鳥は飛び立って 私には何も無くなった だけどタンポポの飛ばす種 追い掛けよう追いかけよう 最後の鳥は飛び立って 私には何も無くなった 最後の鳥は飛び立って 私には何も無くなった 最後の鳥は飛び立って 私には何も無くなった だけど太陽が昇るから 太陽が昇るから 太陽が昇るから 付いて行こう付いて行こう 太陽が昇るから |
ヒバリ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 明日もきっと鳴くだろう 上手にきっと鳴くだろう あの子はもう帰らないのに 私も真似てきっと泣くだろう 仲良くきっと泣くだろう ヒバリは籠を出て行かず 赤いパン屋の看板は まだらなお空を隠す 私とここで待つのかい? 飛び立ってもいいんだよ 夢の中にも出やしない 時計を逆さに巻いてみたけど 取り残された自転車とこの気持ちももう動かない 道を尋ねた人の目が会いたい人に似てた 夢の中にも出やしない ヒバリの声だけは昔のまま 明日もきっと鳴くだろう 上手にきっと鳴くだろう あの子はもう帰らないのに 私も真似てきっと泣くだろう 仲良くきっと泣くだろう ヒバリの声も届かないんだ |
春の歌倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 高い高い高い高い場所から今のあたしを眺めたら ぬるいぬるいぬるかったな いつか思えますか? 歩くあたしの足跡にミミズ 遠い遠い街のポストまで行こう 元気は出るまで出すな 元気は出るまで出すな って自分にお手紙を書きました 書きました 眠い眠い眠い眠い街から今のあたしが消えたなら 遅い遅い遅い遅い朝に誰か気付きますか? 転んだあたしの鼻先につくし 忘れてた忘れてた歌と去年の約束 元気はそろそろ出るよ 元気はそろそろ出るよ って自分にお手紙を出しました 出しました 元気はそろそろ出るよ 元気はそろそろ出るよ って自分にお手紙を出しました 元気は出るまで出すな 元気は出るまで出すな って自分にお手紙を書きました 書きました |
裏返し倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 裏返す 空しさがシャワーで突き刺さる 空しさがシャワーで突き刺さる 一人ぽっちが消えません こすってもこすっても 優しい嘘ばっか羽ばたいて行く 優しい嘘ばっか冬の空 優しい嘘ばっか羽ばたいて行く 優しい嘘なんて何も残さない 止めて止めてもう止めて止めて止めて 耳を 耳を裏返す 優しい顔なんて夢にも出ない 優しい顔なんて闇の窓 優しい顔なんて夢にも出ない 優しい顔なんて何も残さなかった 裏返す 耳を 耳を裏返す 空しさがシャワーで突き刺さる 空しさがシャワーで突き刺さる 空しさがシャワーで雪崩込む 空しさがシャワーで雪崩込む 空しさがシャワーで突き刺さる 空しさがシャワーで突き刺さる 一人ぽっちが消えません 一人ぽっちが消えません 一人ぽっちが消えません こすってもこすっても |
雨降り倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 雨ですよ 雨ですよ 聞こえますか? 赤い傘と私は あなたをずっと待っている 水滴は夕暮れ色に 今晩はって独り言 天井がプラネタリウムなら 見上げるあなたをこっそりと見つめて過ごすだろう 長靴のメダカは元気 私も元気と独り言 看板の背後に隠れたら 昔のあなたが「もういいよー」飛び出して来るのでしょう 雨ですよ 雨ですよ 届きますか? 赤い傘と私はあなたを待っててもいいですか? 雨ですよ 雨ですよ 聞こえますか? 赤い傘と私は あなたをずっと待っている あなたをずっと待っている |
今日も雨パスピエ | パスピエ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | パスピエ | 知らないほうがましだったことは たくさんあるけれど 読みかけては印をつけて 閉ざした本に寝そべります 真実は明日も私をきっと泣かせるだろう でも飛び出して行こう 待ってる人はいないけど 泣き止んでみても 外はもっと雨 甘い思い出と戯れて 唇には反省の歌 悔しいけれどいらない過去で この私は作られてます 真実は明日も私をきっとしょげさせるだろう ほら追いかけて行こう どんなに返事がなくたって 追いかけて行こう 外は今日も雨 ほら追いかけて行こう どんなに返事がなくたって 追いかけて行こう 今日も雨 でも飛び出していこう 待ってる人はいないけど 泣き止んでみても 外はもっと雨 でも飛び出していこう 待ってる人はいないけど 泣き止んでみたら 外はもっと雨 そんなもんだろう |
マネキン人間 ~Extra Piano Mix~倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 人は皆 怖いんだ あなた以外は愛せない びくとも笑わない あなたは笑わない 将来の夢を書かされた 私 ふざけてなんかないもん この人と暮らします マネキン人形 人間を辞めさせて頂けますか 心と体がバラバラになる前に 助けを求めるあてもない 歪んだ春 私が砕ける10日前 言葉の武器を持ち 誰かを愛そうとする 私は人間を愛せないマネキンです マイホームになる ショーウィンドウ どの街がご希望でしょうか 可哀想になると見る目 マネキン人形 人間を辞めさせて頂けますか ずるい世界には もう愛想尽きたの 仕方なく生きてる こんな苦しい気持ち 私が壊れる10日前 7日前 4日前 2日前 明日マネキンになる 取り扱い説明書を 誰か下さい マネキンになるには何ページですか? 人間を辞めさせて頂きました 私は明日からマネキン人形 助けを求めるあてもない 歪んだ春 私は遂に砕けました |
ピエロ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 言葉に見放された そんな風に思う それならば この体を使って届けよう すいすいすいすい 泳げる金魚を 時々横目で見てしまうけど 私は 逆立ち 逆立ち あなたが笑うんだもん 逆立ち 逆立ち ああ おどけた夏休み あああ 私の夏休み 月夜に見透かされた そんな風に思う それならば みっともない姿 残らずさらけ出そう さらけ出そう くるくるくるくる 笑って落ちた 伝えたい言葉は ただ一つなのに それでも 逆立ち 逆立ち あなたが喜ぶなら 逆立ち 逆立ち ああ 逆さに降る涙 あああ さよなら夏休み 夏休み 私は 逆立ち 逆立ち あなたが喜ぶなら 逆立ち 逆立ち ああ 気付いて下さいな 逆立ち 逆立ち あなたが笑うんだもん 逆立ち 逆立ち ああ おどけた夏休み あああ さよなら夏休み 夏休み |
森へ行く倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 森の中に風が通って私も追いかける トゥトゥトゥトゥ… 置いてかないで 迷子になっても 耳を澄まして切り株に座れば 聴こえる風の歌 ふてくされて もう私泣かない だってできないもんはできない 諦めたくないの絶対 あの人が見てる 嘘付かれても私泣かない 何か間違いだって思おう いじけてたくないの絶対 あの人も進む 雫の中に丸く映る自分の顔を見て トゥトゥトゥトゥ… がっかりしたよ それでも今はこんな私 私は好きだから 聴こえた風の歌 トゥトゥトゥトゥ… 置いてかないで 迷子になっても 耳を澄まして切り株に座れば 聴こえる風の歌 |
二番目の道倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 私の勘が呼んでいる この道行けと呼んでいる ほら1,2,3, ほら1,2,3 そうよ 二番目の道 信号が青になっても 走り出す車はいない 見たい空と見たい顔と見たい夢があるんです 嘘付きになりかけたから この町になど染まらない 見たいドアと見たい星と見たい夢があるんです 私の明日が呼んでいる この道の先呼んでいる ほら1,2,3, ほら1,2,3 そうよ 二番目の道 私の明日が呼んでいる この道の先呼んでいる ほら1,2,3, ほら1,2,3 続く 私の勘が呼んでいる この道行けと呼んでいる ほら1,2,3, ほら1,2,3 そうよ 二番目の道 続くよ |
花とダンス倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 鏡の前で アンドゥトロワ 慣れないリズムで アンドゥトロワ 何度でも踊るよ 何度でも 涙を詰め込んだマラカスじゃららんらん 瞼にチャックが欲しい 瞼にチャック 泣かない 笑え 飛行機雲の空に指で大きく書くよ 負けるもんかと空に大きく書くよ ジャンプして集めた花びらで 花丸は頂けますか 指差されながら タントントン 慣れないシューズで タントントン 踊ります あの子へ踊ります 涙を埋め込んだ砂時計しゃららんらん 瞼にシャッター欲しい 瞼にシャッター 泣かない 笑え オレンジ色の空に指で大きく書くよ 負けるもんかと空に大きく書くよ しくしくと仰いだ朝焼けに 幸せは近づいてますか オレンジ色の空に指で大きく書くよ 負けるもんかと空に大きく書くよ しくしくと仰いだ朝焼けに 瞼にチャック 瞼にシャッター 泣かないもん 飛行機雲の空に指で大きく書くよ 負けるもんかと空に大きく書くよ ジャンプして集めた花びらで 花丸は頂けますか |
裏目の女倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 今日も帰り道は どしゃ降りです ロッカーの傘 貸したら戻ってないの 白いスカートに咲いた 交差点の泥水よ ウォータープルーフ 溶かす涙 私のあだ名は裏目の女 着飾るほどに雨を呼ぶ ああ 濡れて駆け込む電車 みんな逃げてく準備 今日の肉じゃがは いいおダシでしょ どうぞ遠慮なく まだおかわりはあるの あなた帰らない度に うわの空される度に おたま一杯ずつ入れる涙 私のあだ名はう飲みの女 毎秒好きって照れたのに ああ あなたも逃げる空気 私のあだ名はう飲みの女 一言一句を信じたら 私のあだ名は裏目の女 良かれと思って愛すたび みんな逃げる準備 あなたも逃げる空気 私のあだ名は裏目の女 |
電話倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 行かないで もしもし こちらは晴れてます もしもし そちらは雨でしょう もしもし 時計は止まっています 動かす電池は ないのです 川沿いのケヤキ道 振り向けば残像の中 今日も 今日も 逢いたい声は一つ 電話 あなたと私は繋がってますか 一緒に歩きたい 歩きたいって 靴が泣く 茜色の道 あなたも今 空を見てる 大丈夫 また明日 もしもし そちらは元気ですか もしもし 私は弱虫です 歌えない歌がある 低い声ほら思い出す どうか どうか 聴きたい声は遠い 電話 あなたと私は繋がっていますか 一緒に染まりたい 染まりたいって秋が舞う あなたのコートに そっと右手を入れてみた あたたかいあなたの手を 忘れない 電話 あなたと私は繋がってますか 一緒に笑いたい 笑いたいって春の風 あなたを忘れた街で 私は生きている 聞こえますか 電話 あなたと私は繋がってますか 一緒に歩きたい 歩きたいって 靴が泣く 小さな電話で 私達はつながってる あなたの声 また明日って言う |
シナリオ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 泣いて頂けないのなら雨になってぽつんぽつん あなたのほっぺめがけて雨になってぽつんぽつん 絶対絶対絶対絶対蒸発なんかしてやんない もう あーでもない こーでもない… 目が回る 違う違う違う違う! 夜が来る 独りぽっち 悔いて頂けないのならもやになってふわんふわん あなたの行く手にいつももやになってふわんふわん 絶対絶対絶対絶対太陽になど会わせない もう あーでもない こーでもない… 目が回る 嫌い嫌い嫌い嫌い! 朝になる あーでもこーでもあーでもない あーでもない こーでもない… 目が回る 嫌い嫌い嫌い嫌い! 夜が来る 独りぽっち あたしだけ 独りぽっち あたしだけ 独りぽっち |
シーソー倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | あがりたいの あがりたいの あたしのシーソーだけ動かない つかみたいの つかみたいの あたしを空へと押し上げて 春の雲 小さな雲 誰かここに座りませんか そして何でもない何でもない言葉の果てに もっともっと愛をおくれ 気まぐれに気まぐれに差し出す両手 今日は今日は私だけのもの ですか? 揺れてたいの 揺れてたいの あたしのブランコだけ動かない 感じたいの 感じたいの 私を空へと差し出して 秋の風 錆びた風 誰か後ろに立ちませんか そして 何でもない何でもない日常の果てに もっともっと愛をおくれ 気まぐれに気まぐれにあふれる歌よ 今日は今日は私だけのもの ですか? そして何でもない何でもない言葉の果てに もっともっと愛をおくれ 気まぐれに気まぐれに差し出す両手 今日は今日は私だけのもの ですか? |
ダルマさんが転んだ倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 誰かいませんか? ダルマさんが転んだ 勝手に転べばいいじゃない ダルマさんが転んだ 私が振り返っても 誰もそこにいやしない 誰かいませんか? ダルマさんが転んだ 喧嘩できるだけいいじゃない ダルマさんが転んだ 私が振り返っても 都会の雑踏止まらない 一人で木の陰で ダルマさんが転んだ 私が振り返っても 誰もそこにいやしない |
春夏秋冬倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 私らしく春夏秋冬歩いてますか 忘れないよ あの子の口癖見つけた レモン色の窓は幸せの窓 あの影絵の主人公になりたいなあ 大人になったって欲しいものは遠い カレンダーはひらひらと明日を指す 私らしく春夏秋冬歩いてますか 忘れないよ あの子の口癖見つけた おなじ絵の具ばかり減る絵をかいて いつの日か描いた中に住めますように 私らしく春夏秋冬暮らせてますか 忘れないよ あの子の思い出 私らしく春夏秋冬歩いてますか 忘れないよ あの子の口癖見つけた |
廃工場倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 廃工場 悲しみの出口はどこ 悲しみの出口はどこにある ああ季節は今どんな歌を聞かせてますか? あなたへ 私の気持ちは廃工場 何も生まない ここにいるだけなんです あなたへの矢印はどこ あなたへの矢印はどこにある ああ季節は今日も窓の枠に騙し絵書いた あなたへ 私の気持ちは崩壊城 誰もいらない ここにいるだけなんです 私の気持ちは廃工場 いらない 廃工場 あなたへ |
恋予報倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 出発のベル 窓越し 手を重ねる 次会えるのは ヒマワリの丘 黄色に染まる頃 さっき二人歩いた道 雨上がり 傘二本握って あなたの名前を呼ぶよ スカイブルーの春の空に 二人で恋の等圧線 繋ごう 見えない笑顔も涙も 空見上げれば浮かぶように ハートの天気図 描くの 夜景の街は 生きてる光の粒 探してみても あなたの町など ほら見えないの 昨日二人ここに座り こっそり描いたベンチの落書き あなたの似顔絵足すよ パープルの星咲く空 二人で恋の等圧線 増やそう 繋げない右手左手 遠い空我慢できるように ハートの天気図 描くの 七色の虹も あなたと私の愛なら どんな天気でも 空に咲く魔法 夜が明けて 月も消えて 明日も恋の等圧線 繋ごう 毎日上がったり下がったり晴れたり台風だったり スカイブルーの春の空に 毎日恋の等圧線 繋ごう 見えない笑顔も涙も 空見上げれば浮かぶように ハートの天気図 描こう |
春待ちガール倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | 倉橋ヨエコ | | 慌ててはいけません まだまだ桜は咲くよ ルルルルルルルルージュ 自己嫌悪はいけません ドレッサーの後ろから 発見したルージュ 秘密の赤いルージュ ほうらママもこれで恋を叶えたんでしょう? 春が来た あなたと一緒にいるだけで 酸素不足で苦しいの お邪魔ですか? でもそばにいたい これが恋ですね 味を占めてはいけません 白いキャビネットの隙間から 顔を出したよチーク 魔法のピンクチーク ねえ頬に乗せてみればジャンヌ・ダルクよ 無敵だわ あなたとテーブル囲んだら アイスが溶けても尋問攻め あきれますか? でも話してたい 目の前にはあなたの顔 じっと待ってても来ないなら この手で春を連れてくる じっと待ってても来ないから この手で春を連れてくる かじけた猫に から松の木に ビルの谷間に 私の胸に あなたの隣に行く為に 恋のアスレチック制する武器は2つ ルージュとチーク 笑う 話す(好きって)あなたの目に 春待ちガール |