誰も知らないDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 居眠りしてる間に なんだか 世間は遠く ココアの缶 飲んだっけな 口の中 甘かった どこで線を引いたろう 考えたくないね でも 笑ったあと さみしいのは 何もないからだろうか だからさ 遊びにゆこう 白くとがった 木々の森を抜けて 夜の両手 幕をひろげ ちりばめた 電飾の星くずになるのさ 壁にもたれ もう 一日過ぎてゆくよ 捨ててしまうのは こんなにも 簡単なのかい だからもう 遊びにゆこう 羊の毛のマフラー 顔をうずめて ダイヤモンド 粉々になって 眠る街 どこかにあるかも なんてね ああ 目をつぶって 流れてゆくのを 感じる 自由も永遠も なくていい でも 光を見たいよ 今からさ 遊びにゆこう 銀色に凍る ビルの森を抜けて 恋は燃えて 誰も知らない 知るはずない 電飾の星くずになるのさ |
CookieDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ねぇ 市ヶ谷の空 豪華客船 ニューオリンズまで連れてってくれるって ふたりでジャズ・バンドを 組んだなら乗れるね あなたは笑ってうなずいた ねぇ たまに いろんなこと複雑に 思えてしまう どうしたらいいの? 地図ばっかり見ているうちに 夢の船は 遠くへ行ってしまった みたいだ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 一緒にさがしてくれるのは あなただけです ねぇ 本当はわたしだって やさしくしたい だからチョコチップの クッキーなんて焼くんだよ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 あつめて小さな船にして どこ行こうね ジャズ・バンド そんな話と 形はイマイチのクッキー すてきだって 言ってくれるのは あなただけです |
行方Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夕やみのカーテンは 思ったよりも 早くやってきて ファストフードの 椅子のかたすみ まいってしまったよ 知らない街かど ひとり あの日に聴いた 歌の名前 思い出せずに 遠ざかってゆく 誰もふたりの 邪魔なんかさ 出来ないはずよ ぜったいね どこにいたって ちょっぴり泣きながら 笑ってしまうよ つめたい夜に 転がされても すべてはきっと うまくゆくわと やさしい春の 洗濯物を 思いうかべて 眠りにつきたいな 誰もふたりの 邪魔なんかさ 出来ないはずよ ぜったいね どんなときだって 本当は さみしい歌が好きだから やさしくなりたいと 思ってしまうよ すべてはきっと うまくゆくわと |
雨粒と街Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 染みわたる雨粒 アスファルトの匂い 見慣れたはずの街は いつもより寂しげ 灰色の路地を 憂鬱にまみれて歩く 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 静けさの波が 夜に押し寄せる 花たちは届かぬ星に おやすみを告げる 私は目を閉じて 灯りを感じて歩く 街は時代の風に吹かれて 錆びついたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ 風よ 鳥たちよ 空よ そのままでいて 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 街は時代の風に吹かれて 錆び付いたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ ただそれだけさ |
くだらないブルースDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 頭がいたい 鉄塔がみえる 真っ白い空に 滲んでる太陽 結局のところ そうさ 気づいてしまった はじめからさ からっぽなのさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ 優越感 劣等感に いつも振り回されてる 本当のことなんか どこにもありゃしない 鏡をのぞいたって 自分なんか どこにもいないよ ばからしいぜ 悲しいふりがしたいだけなの 感情のトゲが たくさん降ってくる 雨の日の街角 見え隠れしてる みんな誰かの“その他大勢” エゴイズムの海に 溺れてるだけさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ |
ドラキュラ・サマーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Yeah! 凍てつく夜に 白いけむり吐いて うごきだしてる ドイツの車でゴロゴロ 夏の太陽 見に行く旅へゴーゴー・ゴー 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ Oh Yeah! 錆びつく銀の メロディー溶かす カーステレオ トマトジュース 空き缶ゴロゴロ サングラスはとびきりでゴー・ゴーゴー・ゴー けむり 太陽 それだけがロマンチック 旅は おわらない ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ しあわせ燃やして 欲しいものは どうしてなくならない? 灰になるまで ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ |
木曜日の雨のブルースDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 公園の噴水をただながめて居るよ 時間は止まったまま あの映画のワンシーン 角をまがればさみしがり屋のハーモニカ 水の音に溶けて どこかへとどくまで 歩いても 歩いても あなたに会えはしないの 街は黙ったままよ なにも答えてはくれないわ 月の大陸に 不時着して 夜のあかりをながめたい だけなのに 歩いても 歩いても あなたに会えはしないの 雨の音 気が狂いそうな程に好きよ 夜の噴水が終わる頃にまた わたしにもあなたにも降るのよ 木曜日の雨のブルース |
星の恋人Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたいハンドル 握りしめて 坂道すべる フォークギター 工事現場 眠ったふりで こっちを見ているだけさ あなたの教えてくれた歌が やさしくつき刺さる そんな夜に どこ行くの ふたり さみしさの向こうがわ 星は凍りついたまま 燃えている からっぽ 回送バス 横切ってふいに ちぎれそうな気分になるんだ ひみつの流星がひとつだけ 落ちてゆくのを見たよ さみしそうに笑った顔が うかんで 夜は透明に 戻ってゆく どこ行くの ふたり さみしさの向こうがわ 東京のどこか 煙草のけむりゆれている 星は凍りついたまま 燃えつづけている 遠くで呼んでいて 星の恋人 |
G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G.Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路地 曲がる その手前あたり かみ砕いた チョコレイト 真っ赤な目じり 月のまばたき マイナス夜の 静けささえ 予感のなかに ふるえる 目ざめたとき 絨毯 ひろがる 頭の中で 色を垂らして けむりの中で 靴をならせば 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. 連なるビンの山脈地帯 紙きれでできた部屋を越えて つまりは欲望 それだけが 光ってる 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり つかまえたら わかるよ 顔も 名前も 帰り道も 忘れたよ 果てなく あたらしい 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. |
Little SignDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 雪になりそう 古い車 遠のいて 静けさだけ 指を冷やした 甘いけむり 吸っては吐いて 朝を待つ あなたは Sometimes lonely eyes 遠い 海を映す わたしは Sometimes waiting for 本当は せりふみたいな 言葉 すり抜け 連れ出して どこにも行けないわたしを 内緒で さみしさをふたつ繋いで Give you a little sign ちいさな合図 おくるから まばたきしないで まっすぐ焦がして がらんとしてる 真夜中のゲームセンター 蛍光灯 なんか優しい 夢みたいな 音楽の中にいる あなたは Sometimes draw a line 美しい線を描く わたしは Sometimes wanna dance 夢中で 白い息 まとって 踊りたい 目が回るほど 連れ出して どこにも行けないあなたを 内緒でさみしさをふたつ繋ぐの Give me a little sign ちいさな合図くれたなら 同じ線たどって そっと触れるよ Sometime lonely eyes Sometimes draw a line Give me a little sign |
マイ・ロックスターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 手ざわりですぐにわかったわ 嘘じゃないの 羽がはえたと 聞いたことない エイトビート 履いたことないような靴 笑っちゃう こんなこと スキップで歩こう ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ロックスター! プラス マイナス 電流が流れて きのうまでのわたしには もう戻れない ブルーのアイスクリーム 溶けてゆくの スローモーション スピーカーから心臓へと直結する あの瞬間みたいに 時間がとまるの ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ラララ とけない 魔法で 踊りつづけて転がしてよ Oh!ステップ踏んだら みんな夢中になるわ ラララ さめない 夢のなかへ わたしを連れだしてよ カミナリ 落ちて ぜんぶの意味がなくなるわ ロックスター! |
夜の迷路Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたい夜の 真っ黒な道を歩けば そうさ いつも通りの さみしい風が 待っているだけ 街へ出掛けていっても 心はどこか 違う部屋にいる なんにもしてないよ 毎日 あぁ ポケットに 手をつっこんで 自由だなんて思わない 見えない力に きっと縛られてる あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと 思ってるけれど どうかな 真夜中 ビルの 中に埋もれ歩けば 黙ったままで きれいに こっちを見下ろして いるだけ 言いたいことはいつも どこかにひっかかったままで 人ごみ かすんだ月を あぁ いつまでも 眺めたりなんかして 自由だなんて思わない いつでも何かに 追いかけられてる あの街へ行けば何かが 変わるかもしれない なんて 思ってるけれど 自由だなんて思わない 見えない力に きっと縛られてる あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと 思ってるけれど どうなんだい? 街は終わりのない 迷路になって今日も ずっと 続くよ きっと 続くよ ずっと |
黒いシャツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 何か起きそうな夜へ いま 飛びだして そっと つぶやくよ 間違ってないって 光も闇もすべてが まざりあう 今 スピードを頼りに どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 風に染まりはじめる やみくもに時代をあれこれ嘆いては 全部投げ捨てて 踊り踊らされたい! どうにもこうにも 知らないことだらけさ お願いだから信じさせてよ あぁ自分を Yeah! だけど! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ 何か起きそうな夜だね そっとつぶやくよ 間違ってないってね 光も闇も すべてまざりあうのさ 夢だけみたままで どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ |
どこかへDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | もし 世界中を敵にしても かまわない 寒い日にみた夢の 話をしよう ほおづえついて どうして見つめる間 宙ぶらりん くすぐったい 誰も知らない言葉 交わすふたりは ふたりだけ もし 今日 目の前が まっくらでも 味方するよ もらった手紙は全部 引き出しにしまってる でも やっぱりすこし 温度をわけてください 途方に暮れるほどに 晴れた空 わたしの心 風に吹かれて もし どこにも 永遠がなくても 今は 知らないふり 最終電車 飛び乗り 行くからね ドアを開けたら ぎゅっと だきしめて ねぇ すこし笑って 明日出かけよう どこかへ |
RAINY DAYDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | I was born in the Rainy Day. そんな気がしてた 春は知らないうちに終わっていたんだ わたしはびしょぬれ 笑っておくれ ロックンロールなんてもう どうでもいいよ なんてさ ララララ あなたはいつだって そうやって大人ぶって もうこれ以上わたしを さみしくさせないで どこかへ連れだして 二度と戻らないで なんて 言えないよ 目を見てほしい こころも体も全部 使い果たして 生きたいだけだよ 息もできないくらいの 静けさ 脈を打って じっと 待って I was born in the Rainy Day. 目をとじて さよなら なんか やれそうな気がするよ 帰りみち知らないの 読みかけの本も 借りっぱなしのビデオもそのまま 真っ青な夜の血管 なぞり走りだすよ きっと あたらしい風がふくのさ それはたぶん ロックンロール 雨のなか ララララ I was born in the Rainy Day. |
アイスクリーム・シアターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 「アイスクリーム!」 とびきりの ショウ・タイム 「アイスクリーム!」 そう 叫べば はじまるの あ・ま・い 予感 「アイスクリーム!」 特別な夜へようこそ 「アイスクリーム!」 トッピングはお好みで つ・め・た・い 疑惑? ヘイ、忘れちゃいけないよ これはただの アイスクリーム よければ さあ、 合言葉をどうぞ! |
ハローDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ハロー ハロー あたらしい朝 ハロー ハロー 今日からなにもかも ハロー ハロー まっしろい空気 ハロー ハロー 部屋のまんなか ねえ聞いてよ すてきな話があるよ 今までのわたしじゃ いられないんだ ハロー ハロー つきぬける朝 ハロー ハロー 結局なにもわからないけど ハロー ハロー 昨日までとは ハロー ハロー 何かが変わるよ ねえ聞いてよ 全部の点と線が つながって 大きな音になって 走りだしたのいま 光のつぶがゆっくり 形を変えてく 流れる血のいろを 思い うかべ 靴を 履いて 畳の 部屋から 東へ西へ ハロー ハロー のぼりくる朝 ハロー ハロー ぜんぶが今日はじめての ハロー ハロー 輝きのなか ハロー ハロー わたしを呼んでいる |
こわしてDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 意味なんてないような プラスチック・ネオンの あふれる夜の底 しめりけ含んで ぶら下がる じりじり削られる 呼吸を見つけて 何にも言わずに お願い ベイビー、明日をこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ 振り向かず ぐさり刺す 月はナイフ ちゃんと血が流れだしてる 答えを探しても 電車は走りつづけ どうしようもない熱で ベイビー、わたしをこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 時間も距離もなくて 地平線 あつく 流れ 嵐を抜けてゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ ベイビー、明日をこわして |
未来Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 甘い甘い わたがしの雲 ふたり乗せてどこ行く ぶらりぶらり なにも要らなくて 足はなげだした さみしさは 身勝手ね 行き場のない心うかべて もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切は 開かないまま 白く浮かぶ春に キスして 遠い遠い 煙突かすむ けむり 知らないふりさ じわりじわり ちぎれそうでも 目だけそらさないで やさしさは ちぐはぐね からまる線 見つけられないの もしもし どこかに 未来 あるだろう 風はなにも 言わないまま きっとその横顔 染めるわ とぎれとぎれ つかまえた ふたりしか知らない歌が きこえる もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切の むこう側 消えてしまわないで おねがい ねえ どこかに 未来 あるだろう 風をそっと すいこんで 胸に届くのは春 もしもし すこしだけ 未来 想うよ 雲をいまかきわけて何も言わずそっと キスして |
SWEET JOURNEY BLUESDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 時は白い胸 窓の光 そう いつもの部屋 燃えているストーブ とまらない季節と ひとつの心臓をにぎりしめ そのままみつめて 書くよラブレター テーブルの上 どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 恋するように ずっと スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース 駐車場 見上げた 星はひとつじゃなかったよ やっぱり連れていこう ポケットの中 笑えるような思い出を どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 沈黙 うつくしい この街をあとにして どこへでも行こう もうドアはとっくに ひらいているってわかるよ 口ずさむのさ スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース |
さらば青春Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 冬の光 窓から こぼれる午後 ほおづえついて ララララ いつの間にか 時間は流れて いろんなことに 慣れてしまった 大好きな 冬のにおい 街へとけてく とけていく さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人になるのさ 十二月は あまりにも きれいで ポケットに手を入れて ララララ 何億年も前の 星の光が またたいて 何も言わず さらば青春よ どうか許しておくれ 連れてゆくわ 光と影のブルーズ さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人に さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 変わってゆくのさ |
カーテンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜と朝のさかいめで 息をしてる 砂あらしのTVがないてた からだは 深い深いプールの底 さめきったコーヒー そろそろねむりたい (かもしれない) ゆうべの月は へんに黄色かったね どこかのお菓子みたいだった だれかが電話を鳴らすのを ずっと待ってるみたいな気持ち だけどさゆっくりと 過ぎ去ってゆくの この気持ちもだんだん 薄くなってゆくでしょ? いいような よくないような わからないけど 後ろのほうへ流れていく 景色みたいに 宙に浮いたような 季節の変わり目には さみしさが なにもかも覆いつくして 食いつくしてゆく 目にみえなくても 少しずつ 変わってゆくの 失われて 生まれて また ゆくのさ うすあかりのカーテンのむこう 雨上がりの街が呼吸をはじめる これから どうしようか |
やさしさDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | マンションの群れ いろんな色の灯りがすき 浮かぶ鉄塔 オレンジ色とまざりあう なんだか なにも うまくいかなくて なんとなく 帰りの電車 涙がとまらない どうしても とまらない やさしい歌を うたいたい 誰も信じられなくってもいいから 飛行機雲が 消えていく 夜が明けたら 外へでよう 白い月がみえるから 全てが からっぽで むなしく思えても その涙だけは 自分のもの 自分だけのもの やさしい歌を うたいたい 誰も信じられなくなるときも その悲しみは いつか消えるよ 明日になったらまた いいことが あるから |
カルーセル・ワルツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 明日の朝には全部消えていたとしても レコードがまわる グラスのコーク ストローで飲んでいるだけ 楽しいときに終わりがくるなんて 知らないよ くらくら 踊るよ 煙草のにおいのマフラー きれいな色した空きびんならべて 鼻歌うたうよ 夏のアメリカ 背の高いビル 冬の新宿 うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 言葉に火をつけて びんづめのジャムになる 青いワンピース 言葉のないラジオつけても コーヒーには何も入れないで まっくろなままがいいよ 重いカバンをひきずって バスに乗りこむわ さよなら 焦げ茶色の街が 遠ざかる うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの なにが本当かなんて どうでもいいの 溺れていたいだけなの 明日の朝には消えていても 今だけ ワルツを踊るよ ああ 消えていても |
かもめのBabyDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | レモン色した 夏が過ぎて 帰りみちは 忘れてしまった 目が覚めても 何も 変わっちゃいないのに 都会のかもめは恋をして 砂ぼこりと踊ってみせるよ そんな曲線が どこかにあるのに いらないもの ポケットにつめこんで 宙ぶらりんで 重たくなるよ わからないし わかりたくもない 走ってにげるよ どこまでだってね 地球が丸かったとしても 公園 横切って 愛を おくれよ 歌いたいよ ラララ ララララ ふりむくスピードも追い越して 糸はぐるぐる からまってねじれる それでも渚は きらきらとゆれている 大事なもの 靴下の中にかくして 思い出したら そっと合図する わかりたいよ わかりたいさ ほんとはね かもめのBaby どこまで とんでゆくの 水平線を 夢にみてるの? 走ってにげるよ どこまでだってね 地球は丸くて ぐるぐると 地図もぜんぶ 横切って 愛を さがすよ 合図するんだ ララララ 走ってにげるよ どこまでだってね 捕まえられるもんなら 捕まえてごらんよ! なんだって どこだって 愛がなくちゃ そうでしょう? 歌いだすよ ラララ ララララ |
赤のブルーズDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 湿った風がひゅるりと吹いて 赤いライト走り去ってく きれいだろう 水しぶき 赤いライト走り去ってく 何も起こらない街 ギラつく夜の匂い 嘘っぱちの煙に巻かれてる 今見えてるものは何? 今行きたい場所は何処? 頭掻きむしってるだけで ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえにゆこうぜ 全て飽和する街 響く地下のノイズ 足音さえも掻き消されてく 今足りないものは何? 今いらないものは何? 頭掻きむしってるだけで ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を ビルの陰 赤く燃え上がる太陽だけが ただ照らすのさ この毎日を 手の平の中捕まえにゆこうぜ ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえに ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を 手の平の中捕まえにゆこうぜ |
荒野のビートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 映画のような三日月だけが 空にはりつき見下ろす こわれそうな暴力 握りしめた手のひらに 街に吹くのは からっ風だけ さみしさを連れて 旅にでるのさ ガラス瓶砕け散って 光がさしこんでる もう戻れないってことは わかっているよ その目の色が 焼きついている 信じてる そう口に出して言うのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと 真夜中の窓をあけて においをたしかめてみる さむいのはもうそろそろ 終わるって思うよ 蹴っとばしてるビートは いつだって自分のなか 踊りだす 好きなように 落ち葉みたいに しあわせがほしい いつもそう願うだけ 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる しがらみ抜けて まっさらで Yeah いま 踏み出してよ ビルディングの荒野へと ふるえている 夜から朝へ ピストルが撃たれる みじめな気分はもうおしまいにしよう 見えないものが 砕けて はじけて また始まるのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 しあわせがほしい ただそれだけなのに 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと |
夕やけDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | いかれたふりして歩いていたら オレンジ 涙がでてきた まっくろ カラスが山へ帰ってゆくとき 無限のピアノが弾ければいいのに 結局今日もどこへも行けず 映画のなかで生きたいなんて思う ああ明日晴れたなら 茶色い鉢植えを買いにゆこう 気分はまるで 水を吸ったフランネル さみしさで ばらばらになってしまいそうだ 自分が誰だかなんて 忘れてしまいたくなるような 夕やけ 悪いのは わたしです ごめんね 指先はつめたいままで チョコレートがゆっくりと 溶けていくのを 思いうかべている ねむることにも もう疲れて 太陽にやさしくされたい なんて つぶやくのさ |
エレクトリック・ブギーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, もうどこにも帰りたくない! ベタベタの床 ブーツで蹴りつけて 踊りたい いろんなことから 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げてきたけれど これからもずっと 逃げ続けるのさ Hey! 気が狂うほど 夢中になって 夢中になって 夜を走り抜けたい Yeah, 今まさに何か起ころうとしている! 頭はガンガン痛いけれど 平気さ 泡と消えてしまうパーティーで 踊って 踊って 踊ってきたけれど そう その感覚 きっと嘘じゃない(嘘じゃない) 気がふれるほど 夢中になって 夢中になって 意味のないステップ踏みたい 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー ついてこれるかい? ベイビー 夢中になりたいのさ もっと 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー 夢中になりたいのさ もっともっと エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー |
トラッシュ・アウトDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜の奥で 待ってる魂 ギラつく両目あけて そいつに火をつけるのさ 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる 優越感 劣等感 絡みついて離れない でも 今だけは そうさ 脳みそを解放したい! ギリギリのところを いつでもさまよってる 全てかかえたままで ダンス ダンス ダンスするのさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる はじまりは今 何もかもを捨てちまえ どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない |
どしゃぶりDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路上を うつろう 灯りは キャンディ色に ぬれてまた 傘をひらくわ 雨のなか 聞こえる オーケストラ! 絶え間なく すべて平等に 降りそそぐ 遠いところで海になる 「ああ がんばれなんて 言わないでほしいの だけど めいっぱい 褒めてよ」なんて ゆうべ 書いたけれど ざぶり ざぶり 鳴りやまない どんなふうに 言えばいいの? ひとりきりの まんなか それは 雨のなか 通りのタクシー! 水しぶき ぜんぶぜんぶ 隠してしまう 行方知れずの 音符がとびちる ああ 気づいてよ 壁のいろ 靴のいろ だけど この街に あなたは いないの そう はっきりわかるわ ざぶり ざぶり 鳴りやまない 誰にも聞こえない口笛 吹きならし せめて気取らせてよ わたしだけ ざぶり ざぶり 鳴りやまない まだ聞かせて オーケストラ! このままどこへも帰れない 雨のなか |
ダンス・ダンス・ブラックホールDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 真っ黒い夜が今日もやってくる ブーツの縫い目はどこまでも続く ステップ踏んで階段を降りたなら さぁ出掛けようよ 素敵な星のライト 行き先は宇宙の果て いかしたダンスホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール アタマの中のごちゃごちゃの場所から 手足が生えて 掻き鳴らしてるギター 走る電車のリズムに乗ったなら 銀河の渦に巻き込まれればいいのさ 行き先は宇宙の果て 漆黒のダンスホール くだらないことは全部 吐き出していくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 終わりのない ブラックホール くだらないことは全部 吐き出してしまうのさ あなたとわたしで 踊ろうよブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊り狂う 朝は来ない くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール |
Stage DogDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 目がさめて 何か足りない ああ 焦げついたように 光るのは カミナリ ぐらぐら 何か起こりそう? 頭上切り裂く風 暗闇のジェット機 ハイヒール 走る音 握りしめて どこへ行こう ギラギラ 夢がある 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ 白い声 息をしてる どこかで信じてる つめたい道路にたおれても その先で 光るよライト ざらつき走り去る 苛立ちのメタリック 這いずり回るだけさ むきだしの犬のように くらくら 牙をむけ 夜がはじまる音がする スピードに気をとられ 見えなくなるその前に 思い出してよ あのときのイメージ ギラギラ 夢をみてる 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ |
NANANA FLAGDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 血の気ない荒れ地に いつだって ひとりきり 容赦なく 吹く風 砂ぼこりの中に 見えない敵にらむ その目は 生きてた 握りこぶしは 空を切るだけ 倒れこんでも それでも確かに NA NA NA 信じるものは ひとつ 自分の旗を 立てろ! NA NA NA 果てしない荒れ地に 灼熱の太陽 もう 笑うしかないぜ 立ち上がる 傷だらけでさ のたうち回り 涙も枯れて それでも確かに NA NA NA 風の中で美しく 翻る旗を立てろ! NA NA NA 本当の声がたとえ 誰にも聞こえなくても 歌いつづけろ! NA NA NA Oh Yeah! |
EAST 70Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらは いつもの席 イヤホン分けあってた 窓の外の景色 なんとなくずっと 続くような気がしてた サマー・デイ どんな 未来かなんてさ わかんないままで 刺さった あの一つの シャウト おなじ 気持ち きみは 知ってたんでしょう ねぇ、友だち とけそうな星 抱く グラウンドの空の下 ひんやりしたフェンスに もたれ いつまでも 話してた なにも 起こらなくて でも なんだってさ 笑えたあの日々は 遠く サマー・デイ 今も 本当のことなんて わかんないままさ 走っては転ぶ日々に 胸をノックする 宝もの どこかで 思い出して きみも またゆけるから くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらのいない窓際 もうすぐ 夏が来る |
LONELY BABY DOLLDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh,I'm a Lonely Baby Doll. 持ち主はいないの 踊って暮らすわ 廃車寸前 ピンク色の アイスクリーム・ワゴンで 旅に出るのよ 派手な色のタイツに ミニ・ワンピース Oh Yeah! Oh Yeah! 何も考えたくない Oh,I'm a Lonely Baby Doll. へたくそなエレキ・ギター だけど イチゴ味 切りたての髪の毛 ふりまわす Oh Yeah! Oh Yeah! めちゃくちゃにしたいの Oh,I'm a Lonely Baby Doll. 誰の言うことも 聞かなくてもいいよ 廃車寸前 ピンク色の アイスクリーム・ワゴンで レコードとんでも Twist! 気にしない and Shout! 踊って暮らすわ |
Lost in ConstructionDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あちこち騒がしい 笑い声 抜け出して 通りへ出れば 急にひんやりしてさ 電柱渡って 徐々に蘇る 手足の感覚で 撫でるようにあるく midnight Hey 通り過ぎる 中華料理店がけむって 赤い靴が欲しい そんなことつぶやいた あぁ一体 誰のため 曲がり角で しらけた口紅キュッと 塗りなおして 意図的に迷いこむ OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 手を取って すこし微笑むひと 名前も知らなくたっていい 白黒道路 ねずみのしっぽだけ気をつけて あとは just like an old devil moon 踊るふたりは今だけ エナメル溶かすモーション 他の誰も 見ないで 覚めないで このまま 消え去りたい OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 |
C・O・F・F・E・E・EDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 屋根裏部屋のネズミが ホットケーキかじってる お気に入りの喫茶店 こんど連れて行ってあげるわ あっちこっち ぶらぶらと 知らない道 たのしいね 扉のむこうはクラシック マダムのおしゃべりなんか聞きながら あなたはいつも カッコつけて だけどとっても 寒がりね ベイビー まっくろい コーヒー 気取ったふたり お似合いね 味なんか コーヒー 本当はちっとも わからない C・O・F・F・E・E・E ぴかぴかの革靴 お揃いで道に迷ったら 何周でもぐるぐる ちょっと不思議な裏通り 白黒映画にあこがれて マッチ擦ったら 市松模様 ベイビー まっくろい コーヒー のぞくよまんまるの闇 冷めないで コーヒー ふたりほおづえついてる まっくろい コーヒー クラシックに飽きたなら 飲みほして コーヒー さあ どこへ行こうか C・O・F・F・E・E・E C・O・F・F・E・E・E いつも こんなのがE・E・E あなたと散歩とコーヒー |
ウォーキンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待つ足元みてる 右から吹く風につつまれて オレンジ色に染まっていくビルディングは 黙ったままで目を閉じてた どうしようもないようなことが 山ほどあるよ ほんとにさ 過ぎ去ってく車の音は 灰色になって流れてた 世界はいつも ぐちゃぐちゃで きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ シャッター閉まった夜のアーケード 歩きながら 冬の星座を思いうかべてた 押しつぶされそうな電車の中で イヤホンで聴く 爆音のロックンロール くだらないことが多すぎて わけがわからなくなりそうさ あぁ だけど どれだけ誰かを憎んでも 見上げた空は 青いだけ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ 世界はいつも ぐちゃぐちゃで そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を あぁ本当のことなんて 誰にもわからない、わかりたくもない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ |
太陽Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 心のなかは いつでも変わりつづけてる ぐるぐるしている 傘をひらいたりとじたりして 陽の光が影をつくる 信号が変わって 電話が鳴るよ みんなどこへ行くの? 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ 時間の流れと 人の流れに のまれて ゆれて やりすごして 正しさはいつも すりぬけていく この街の中 涙はどこへゆくの? 暮れゆくビルの影がうかびあがる時 どこかの砂漠の 夜を想うよ 風が生まれる場所をさがしに行くのさ 飛びたつことはできなくても 自分はいつでもずっと ここにいるのさ 何気ない あなたの言葉が たぶん愛なんだと思うよ 夜が明けても降り続ける雨が 行けよ と静かに言うのさ この心も この体も どこかへつながっている 未来とよばれる どこかへ 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ |
DIRTY SmokeDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, アイム・ウォーキン ぐるぐる つぎはぎだらけのメタル・シティ 狂気も正気も ビルも団地も 宙に浮いて どこかで ギラリと光るナイフ 暗闇で 絶え間なく 燃え尽きる煙草 知らないことが多すぎるよ 舌打ちばかり 「全然たりないよ」 けむるダーティーな夢とリアルをおしえて どこまで行っても なにかもの足りないのさ 本当はなにが欲しいの? わからないわ 今すぐ ダーティーに染めてみせてよ ダーティーに染めてみせてよ |
JET SPARKDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 天気がよければ気分はいい 小さめのジェット機でとぶ つまらないことはしたくないのさ! Yeah 気にしないで 新しいとこへ行こう 重たすぎる 鉄のブーツ おもいきり ふみならして あふれだす自由が 瞬間をみたしてる スパークして とめられない 宇宙に骨を撒いてほしいって 真面目な顔で言うけど それはちょっと さみしいって思わないの? Yeah 笑っちゃうくらい 痛快に 今までにないくらいハッピー 右も左もわからない 黒いギターも白いギターも 電気ビリビリさえてるぜ スパークしてやってくる Yeah しびれる 楽しくってしょうがない! エネルギーがふしぎとわいてくるのはなぜ 昼だか夜だか何曜日だか わからないくらいキラキラしてる スパークして目がくらむ |
コール・ミーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を渡るよ とまらない波のなか 消さないでおくれ 呼んでおくれ この名前 こなごなにくだけて しまいそうな夜 どうしてあなたは こんなとき居ないの? 流れてどこへ行く 銀色のつめたさ 流線形のやさしさよ けむりの速さで沈むとき きれいなさみしささえも 奪われてしまうの? だから コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの ざらつく温度だけが たしかに胸を撃ち抜く 夢をみせてよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけてよ 抱きしめにきてよ 赤・青・黄をくり返し 変わり続けるけれど 時計も砂漠もビルもすべて飛び越えて 涙がこぼれる ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を越えるよ うごきだす波のなか ひとつずつ輝く いちばん早い バスで行くよ すぐに コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの 踊りだす 欲望だけが たしかに何か動かす 夢をみようよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけるわ 抱きしめにゆくわ |
RED IDENTITY BANDDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 曇り空並ぶ ビルディングの亡霊 あいつらとは違うって 吐き捨てているだけ 穴があくような クエスチョンマーク 抱えたままの ジェットコースター Oh! ロックンロール・バンド! どうしようもなく撃ち抜いて 自由にさせておくれよ 今だけは 真夜中冴え渡る アイデンティティも 眠りからさめたら 行方不明さ 嘘つくときの 気分は最低 黒いコーヒー 底なし沼 Oh! ロックンロール・バンド! しらけた涙 枯れても 信じさせておくれよ 今だけは Oh! ロックンロール・バンド! 煙の中 光って 形ないままどこまでも 連れてっておくれよ Oh! ロックンロール・バンド! 赤いライト落ちるまで 夢を見させておくれよ 今夜だけは |