ヒロキ作曲の歌詞一覧リスト  41曲中 1-41曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
傷だらけの唄 (Acoustic Ver.)リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキi can smell your scent お別れの匂いがする いつも改札前でしてた 君の  僕らもずっとはいられない いつかさよなら はい、おしまい 分かったようなフリをして 明日会う約束をする  どうせ生きていくんなら 頭悪い方がいい いい年して二日酔い たまに転んだりもして  傷だらけのまま 笑っていよう  いつか死んじゃう僕の隣にいて 言葉じゃなくて 体じゃなくて 心をちょうだい 呆れちゃうくらいに優しい君の 甘ったるいそれが好きだったから 変わらないで 出来るだけ  未来なんかつまらない 奇跡なんて起こらない 分かり合える日なんて来ない  だけどきっと君ならば 「そうかな?」って笑うから 少しだけ信じてみたくなる  いつか  いつか死んじゃう君の隣にいたい 昨日じゃなくて 明日じゃなくて 今日をちょうだい 楽しかった傷跡はいつか消えてしまっても この胸に変わらないで 思い出だけ そっと  i can smell your scent お別れの匂いがする いつも改札前でしてた 君の
あの日の未来リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ窮屈とイライラだけ詰まった満員電車の帰り ふっと思う 君がいた頃の僕はどんな風に 笑ってた  真夜中に語り合った希望の箱の中身は 誰かの幸せの残りカスで出来たような人生だったな  でも いま いま 何かがこぼれ落ちそう  君の名を君の名をいまでもずっと呼んでいる ここにいる ここにある 叶わなかったあの未来は  「大丈夫だよ。」って嘘つけ 思っているだけ ぜんぶぜんぶ我慢するよ ぜんぶかしこくやるよ ぜんぶぜんぶ一人きりでも  でも いま いま 何かがこぼれ落ちそう  君の名を君の名を 今でもずっと呼んでいる ここにいる ここにある 叶わなかったあの未来を  聴かせてよもう一度 照れくさそうに笑って 聴かせてよもう一度 叶わなかったあの日の未来を 僕に
その手にふれたあの日からリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'n「近代主義の流れの中で身に付いた自己防衛のせいだよ」と 君は笑っていたね だから恋は怖いねって  そうやっていつも一生懸命に話す君の横顔が好きだ 例えその視線の先に誰が居ても  「お互い頑張ろう」なんて言葉 そんな眩しい笑顔で 言われちゃったら 僕はもうどうしたらいい  その手にふれたあの日から戻れなくなった I'm a slave of love 改札前で背を向けたいつもの君が見えなくなる しょうもないやつだよなぁって 一体 誰のこと  哀しいことが君を襲って 真夜中のファミレスにて二人 適当に頼んだ 料理が冷えて 君が話しだす  ぽつりぽつりと紡いだ言葉 その滴は拭えなくても 思わず手をとった口からこぼれた 「大丈夫」って  この手にふれたならきっと バレてしまうような気がした 「頑張れ」の裏の本音に 君がどうか気づかなければいい こんな頼りない僕だけどずっと味方でいるよ  傷つく勇気もないだけで 本当はもうこんなになっているのに  夜風が冷たいねって 帰り道もあと5分で終わる こつんって歩く手がぶつかりそうな今この距離で  その手にふれたあの日からずっと伝えたかった 今夜だけは 改札前で背を向けたいつもの君の腕を取って こんなしょうもないやつだけどさ 聴いてくれ 「       」
甘い生活リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'n窓に差す光が 君の横顔を照らして 今日は休みだって思い出して 「幸せだなあ」柔らかく笑った  『甘い生活』 それでもういいだろ 君と過ごす毎日が いかに幸せかって誰かに自慢したくなる時は  弱いせいか 不安になる日さえ 人生の付け合せにして 喧嘩をしたあとの 乾杯によく似合うのさ  僕は君になれないし また逆もそうだし 分かり合えたりしないことが 愛おしいくらいに  窓に差す光が 君の横顔を照らして 今日は休みだって思い出して そっと髪を撫でたら 本当に 本当に その瞬間だけはきっと 世界中の誰よりも一番 「幸せだなあ」切なくて笑った  いつの日か 消えてしまうのかな 偶然みたいな運命が  大丈夫 安心して 僕には君なんだよ  窓に差す夕暮れが お腹を空かせた君を 連れて帰ってくるその頃には 出来上がるようにさ  噛むたびに 味気ない 時間を過ごす暇はないよ 君がいて 僕がいて 全てが『甘い生活』  窓に差す光が 君の横顔を照らして 今日は休みだって思い出して 「幸せだなあ」柔らかく笑った
Lovin' you?リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'nLovin' you 君は優しい Lovin' you は言わないで 言葉じゃなくて 心がおしゃべり Lovin' you 内緒にしといて  ハッとしてから正体 隠すShow time 今夜はもう一回  綺麗売りしてる君が 台無しになっていくのが見たいな  きっと僕にしか効かない毒を 身体中に吹きかけて  唇には嘘を塗って わざわざ部屋に来てくれたんでしょう  パーパーパッパッパッパラ 上手に騙されるつもりさ そろそろハイだぜ  Lovin' you 君は優しい Lovin' you は言わないで 言葉じゃなくて 心がおしゃべり Lovin' you 内緒にしといて  ゴシップ踊り出す週末 柔軟に炎上をかいくぐって  あいつと こいつと そいつが え?どっちなんだ? まあどうでもいいか  アリバイ工作抜かりないぜ SNSはノータッチ  聖人君子の顔して みんなやってることは同じだね  見ざる 聞かざる 言わざるって嘘つけ お前は猿以下でござる  味方の顔して言う「どうだい?」 影で笑って満足 もういいかい?  パーパーパッパッパッパラ それでもたまに胸が痛いよ まだまだハイだぜ  この気持ちには名前をつけない方が ずっと君といられる気がするから  また憂鬱 「ちょっと黙って」 だりぃ 言うのも違うね 言葉じゃなくて 体に聞くよ Lovin' you? 早く応えて  Lovin' you 君が哀しい Lovin' you は言わないで 「まるで恋みたいじゃない?」それくらいでいいんじゃない? Lovin' you 内緒にしといて
Your best friendリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'n駅までの帰り道の15分だけ二人ぼっち 時々小さく笑い合う それでいい I'm just only your best friend  あいつのことで今日も泣いたり舞い上がる君が いつでも帰れる場所になるから I'm just only your best friend  特別じゃない僕らは約束もできないまま そのうち来る別れを待つだけ 回る回る世界でやっと巡り逢えたのに 抱きよせれば醒めてしまう夢  それでも君を想ってる 気持ちに後悔はなかった  明日から 今まで僕が呼んでた君じゃなくなるね 「おめでとう。」と笑うからさ これでいい You're just only my best friend  時々は思い出して 一緒に過ごした日を 優しい気持ちになってくれたなら こんな広い世界でやっと巡り逢えたのに もう意味は求めないから  いつでも頑張れるような気がした あの日から今日まで  そろそろ僕も行かなきゃ この曲を書くペンを置いて 長すぎた月日にかけたすべては無駄じゃなかったから  I'm just only your best friend
コールドスリープリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'n愛することが最も不幸だと あなたと逢うまで 思っていた  時は僕らを待ったりはしない 今日が昨日になって古くなっていく  冗談だとか おかしい仕草や 今もそんなことばかり 思い出してる  ただ あなたが光ならば 僕は眠るよ 正しい未来が来た日には起こして 深い暗闇から目を覚ました朝 冷たく濡れた頬に  あなたは偉い 花のように生きて 最後まで枯れようとしなかった  二人過ごした 日々の全てが 生き物のように死んで冷えていくのです  もう あなたがいないならば僕は眠るよ 優しい時も何も凍らせてさ 別れを乗り越え生きる=強さ なら 弱くていいそう思っていた  街が変わる 時代が終わる 胸の痛みは増していく 「今」を受け入れられずとも 憂い 笑い 悩み 年をとる  あなたが光のように温かくて 夢から覚めることが怖かった  でも あなたが光ならば 僕は生きるよ こんなはずじゃなかった未来が来ても 深い暗闇から目を覚ました朝 冷たく濡れた頬を ただ優しく撫でたあなた 遠いあの日と同じように
モラトリアムリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキkoma'n熱が出たからこんな夢で 目が覚めてしまったのかな 懐かしい君に手を引かれて 名前を呼んだ瞬間 朝が来た  「大人にならなくちゃ」君の前じゃいつでも そう思っていたっけなあ  叶うなら もう一度 君と出逢って もう一度僕ら恋して なんでもないことさえも 大げさに悩んじゃったりして 大切で仕方なくって 子供みたいに笑い合っていた 二人に戻りたい  寂しくて仕方ないときは もういっそ少し背伸びして 適当な恋を抱きしめようかな できるのかな 向いてないよな  子供っぽい僕でもいいよと言ってくれた 君とあの日あの場所ですれ違って  もういっそ出逢わなくって もういっそずっと他人で 恋なんてしてしまわなきゃ 君のこと傷つけなくて 僕だって傷つかないままいられたねって きっと違うよね 分かっているよ  大人になれなくっても 子供に戻れなくっても ただ君が好きだった  叶わない もう一度 君と出逢って もう一度僕ら恋して なんでもないことさえも 大げさに悩んじゃったりして 大切で仕方なくって 子供みたいに笑い合っていた 二人に戻りたい
Good morning beautifulリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキGood morning my beautiful 着替えて Good morning my beautiful ご飯を食べよう  今日は僕が先に目が覚めたから 簡単なものだけど 作っておいたよ Good morning beautiful  「じゃあ いただきます」 「ごちそうさま」 そんなささいなことが ただ大切で ただ尊いこと 出逢って知った  Good morning my beautiful ゆっくり Good morning my beautiful 生きていこう  自分に余裕がなくて 誰かを傷つけそうになるときは 君のことを思い出すよ  「じゃあ 行ってきます」 「おかえりなさい」 ありふれた会話さえ 一人きりで生きてたらできなかったね  Good morning my beautiful 今日は遅くなるの? Good morning my beautiful 夕方から雨だってよ Good morning my beautiful ちゃんと鍵は持った? Good morning my beautiful じゃぁ行ってきます  さようならと手を繋いで 君はやってきたから どうってことない もう少し 待っていてくれ  次会えたなら 何をしよう 何でもいいな  君がいるなら  じゃあ その日まで
猫になるリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキもしも願いが一つだけ叶うとしたら今すぐ僕を 気高く自由な 猫に変えてくれ もう傷付かないように  一人ぼっちでも生きていけるし どこでも好きなとこに行けるし 約束なんて時代遅れなことも もうしなくていい  そして僕ら都合いい時だけ側にいようよ  ねえ ニャーゴ ニャーゴ かまってくれ 抱きしめてくれ 「好きになって」なんてもう言わないから  これからは君を怒らせないし 言葉を吐いてすれ違うこともない きっと寂しくなったときだけ 誰かの代わりにでも  そして僕も都合いいときだけ甘えるからさ  ねえ ニャーゴ ニャーゴ かまってくれ 温めてくれ 「好きだよ」なんてもう言わないから  ねえ ニャーゴ ニャーゴ かまってくれ 抱きしめてくれ 「好きになって」なんてもう言わないから これでいい これでよかったんだ ネコになって 君の側にずっと居られるんだから  もしも願いが一つだけ叶うとしたら今すぐ僕を 気高く自由な 猫に変えてくれ もう傷付かないように
Clover ~naked version~リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ傷つけ合ってもうウンザリさ 同じ道を歩くほど 歩幅がすぐ合わなくなって  立ち止まったり迷ったり 途方に暮れたりもして 何度も遠回りした足跡  探して続けていた物語 それはここだったんだね きっと  クローバー 大切にするよ 君にもらった名もない日々 クローバー 僕らの秘密さ 胸に抱いておくよ いつまでも  君の最後の言葉はやっぱり『ありがとう』で だから僕はこの世で1番 悲しい言葉はきっと 『ありがとう』なんだって そう思ったんだ  また新しいストーリーを探して 歩き始めていく君に唄う  クローバー 大切にするよ 君の隣で見た景色を クローバー 立ち止まるときは そっとめくるからさ このページを  君との旅はもう少しで終わってしまって 今はただ 巻き戻されたフィルムだけ ぼんやりと眺めていた 確かめるように  クローバー 今日までの旅の 栞の代わりにこの唄を持っていってくれ クローバー こぼれそうなくらい君にもらったもの ぜんぶ  クローバー 大切にするよ 君と過ごした名もない日々 クローバー 僕らだけの秘密さ 胸に抱いておくよ いつまでも
ハンドメイドリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「きっと世界に『一人』きりなら 心なんてものは生まれなかったんじゃないかなって思うんだ。」  ねえ どう思う?って訊かれても 「空っぽなんです。」 そんな僕を君は「いとしい」と言った  傷付くたび すれ違うたびに 形を成して 僕らだけのものが出来上がる  宝物みたいに 君を触っていたいんだ 大げさだって笑われて本望さ 君の隣にいられるだけで 昨日よりも優しくなれる またちょっと 人間らしくなれたような気がする  まるで名前をつけるみたいに 君は僕に知らなかった気持ちばかりくれるんだ  ぶつかるほど 月日が経つほど それはよりいっそう 愛おしさを増していくばかり  壊れ物みたいに 触ろうとしないでいいよ 少しくらい乱暴だっていいんだ 君が思うより僕は強いよ ためらわないで 求めてくれ その手で 出来損ないの僕を  君に触れて 君に触れられて ようやくこの胸の痛みに気づいた  悲しみも優しさも その手で生まれた  宝物みたいに 君を触っていたいんだ 大げさだってずっと笑っていてほしい 僕ら 『二人』でいられるだけで ありふれた日々さえ恋しくて 切なくて いつか気づくでしょう それが心だって  振り回される時も ひどく不格好でも 「だからいいんだよ。」なんて  すべてが君の手で生まれた
オーバーラップリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ吐く息白い明け方のホームから 人もまばらの電車に乗って ガタガタ揺られて闇を裂く ぼんやりと君を思い出す  あれからはずいぶんと強くなったよ 飲み込めるんだ どんな気持ちも  ただ君を抱きしめ大声で泣きじゃくった夜に もう一度戻れたら 違う未来に行きたい  「上手くいかない」程度で 終わってくれたらいいなと思う 今じゃもうそれくらい  それでもどっかの街角 何一つ変わらない君と また出逢える気がして  「ずっとここで待ってる。」 「きっと叶えて帰って。」 悲しい悲しい悲しい嘘 優しい優しい優しい君  「ただ守れなかった約束は今でも この胸に生きています あなたが忘れゆくとも。」 愛でも恋でもなくなって ただ幼い僕らの日々の 眩しい眩しい未来だけ 心臓を動かしている  「もう歩けない」と「歩いていかなくちゃ」を 繰り返しては何とかやってるよ 帰り着いた改札の向こう たまに面影を探すくらい  代わりなんていないのに 一人じゃ生きられずに また誰かを愛している  「ずっとここで待ってて。」 「いつか帰ってくるよ。」 切ない切ない切ない朝 言えない言えない胸の奥  きっと僕らは知ってた ぜんぶ だから飲み込んだ 長すぎた春は終わり 大人になってく二人  たまに何もかも嫌になって 「だって」「なんで」 ってなったって 生きることを愛すことを誰かを信じてしまうことを 諦めずにやめられずに無様にもがくことだって 「かっこ悪くないよ。」 君なら言ってくれたかな  こんな胸の痛みにやっと気付くにはもう 大人になりすぎたかな?  ちゃんと今を愛すよ 大事な人だっている それでも 思い出すよ  「ずっとここで待ってる。」 「きっと叶えて帰って。」 悲しい悲しい悲しい嘘 優しい優しい優しい君  ただ守れなかった約束は今でも この胸に生きています 誰もが忘れゆくとも 愛でも恋でもなくなって ただ幼い僕らの日々の 眩しい眩しい未来だけ 心臓を動かしている
雨の中のラブソングリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君は傘屋さん 誰かが泣いてうずくまる時 優しく笑って 差し出してくれる人  君は傘屋さん 雨に降られていじける僕に 差せてよかったなって 一緒に入れてくれる人  みんな君がくれた傘のおかげで帰っていったあと 少し寂しそうにどこかを見つめる横顔を眺めていた 遠くから「バカだな」って  君がようやく帰ってこうとするときに まだまだ雨は降りやまないままで もうその手には 何もなくって すぶ濡れのまま一人帰ろうとするから  僕はおバカさん そんな君になぜか胸が痛んで 「一緒に帰ろう。」追いかけてしまう人  そして気付いた 君に差し出せる優しさはぜんぶ 結局君からもらったものだったんだ  いつも誰かのために生きる君にもやもやもしていた 誰にでもじゃなくていいよ どうせなら どうか僕を選んでよ 傷ついたっていいよ  二人で差す傘は頼りないままで なんだかんだ濡れたままになっちゃって 喧嘩をしたり ふざけ合ったり 小さな世界で二人じめしていたいな 君はいつも泣きそうになる時に顔をくしゃくしゃにして笑っちゃうから そのたび僕は 「ごめん」って言うから 君もおおめに見て許してほしいな  これまでの過去なんて雨が流していくさ 適当なこと言って もう少しだけ 遠回り  二人の間に雨がやまない日も そこに差す傘が見つからないときも ずぶ濡れになって 傷だらけになって それも「楽しいね。」って笑い合える気がするから  ずっとずっと一緒に居てくれないか? 僕の隣りで歳を取ってみませんか 大げさだなって泣き笑いになって 夕立のせいにしてもう一度こっそりキスをしよう  「そう言えばさっきの返事はどうなの?」 情けない僕の腕を強く引いて 濡れたまつ毛のままで また君がくしゃくしゃに笑ったら
ありがとうの唄リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ幼かった私を懐かしく思うよ いつも味方でいてくれてた あなたを傷つけたね  当たり前のことは後回しにしてた 涙に変わっていくその前に 優しく笑ってほしい  大人になれたはずの胸はひどく痛んで 後悔は雨のように降り注ぐけど  「ありがとう」のたった五文字が言えないまま時は流れ 今ただ想うことは 大切なあなたのこと さよなら 季節は足音も立てず二人をどこへ連れて行くの 伝えたい 言えなかった気持ちを歌に代えて  どんな私だって支えてくれたから 今度は私があなたを護ってあげる番だよ  いつでも言える気がしてた あれもこれもきりがなくて もっと早く素直になれたらよかったのかな  「ごめんね」のたった四文字が言えないまま時は流れ 今ただ想うことは 大切なあなたのこと  「ありがとう」のたった五文字が言えなかった私とあなたから 忘れ去られた あの笑顔をもう一度 もう一度  「ありがとう」のたった五文字を伝えたくて 唄っているよ もし願いが叶うなら あなたが聴いてほしい さよなら 過ぎ去りし愛しき日々よ 初めまして新しい日々よ 伝えたい 言えなかった気持ちを今あなたに  伝えたい 言えなかった『ありがとうの唄』を
素晴らしい旅リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「さようなら」より切ない「またね」 言わない君が旅立つ朝  玄関のドアが閉まるまで 涙よ待って 笑うからさ  「どんなに愛おしい時間も終わるよ。」とちゃかしていたくせに まるでそこに僕がいるように 写真を大事に抱きしめていた  寂しかったのはどっち 我慢していたのはどっち かき消すように祈るよ 「どうか素晴らしい旅路を。」  進め 進め 君を乗せた船 会えなくても 遠くても 想っている 灯せ 灯せ 一人の夜も 怖がらないで 漕ぎ続けて また誰かと出逢い 明けていくでしょう  いつものんびり歩く僕の 背中をこづいて急かしていた  「君が早足なだけ。」って笑う だから先にいってしまったんだね  「好きなものばかりでいい 美味しいものを食べようね。」 呼吸器をつけ眠っている 君に囁いた  進め 進め 時計の針よ 呼び方を変え 巡り逢えたら 灯せ 灯せ お祝いの日は 何もかもにキャンドルを立てながら 今度はもう涙で消してしまわぬように  朝 素晴らしい朝 優しい風が 見送った後の 頬を撫でていく  僕もここに君がいるように 写真を両手いっぱいに抱いた 行かなくちゃね  進め 進め 君を乗せた船 何度も何度も大きく手を振る そして いつか僕も新たな 旅に出かけようと思うんだ また誰かと出逢い 夜が明けたら 素晴らしい旅が始まるのでしょう
百合丘(弾き語りver.)リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ各駅しか停まらない この駅で降りるたび 何度でも君に会えるような気がしたよ  時間はただ流れて 町の景色を変えて 君がいなくなってからは なんだか後悔ばかりだよ  もう一度君と出逢って 話の続きをしたい 叶いそうもない夢とか 僕らが一緒にいる未来とか  駅の改札の前で いつも待ち合わせていた 君の部屋までの10分 ふざけたりして帰ったね  上手くやれないままで よく君を怒らせた 子供過ぎた僕らの毎日も きっと幸せだったよ  無理矢理しまいこんで ぐちゃぐちゃだった想いが ねえ今ごろ 胸からこぼれて 涙に変わってさ  今でも 君が笑って 待ってるような気がした あの頃から何にも変わらない 君が好きだったことも  あの頃から何にも変わらない 君が好きだってことも
エピローグ(弾き語りver.)リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキこんなもんだと吐き捨てたら そこで味がなくなってしまって 一人きり心の置き場所を探す  そんなボクを柔らかく染める  君が笑うから 僕は泣いちゃって 「素敵だ」って 空を仰いだよ ずっとここにと願った夏の日 遠くで陽炎が揺れてた  必死で紡いだ糸だって簡単にほつれてしまっていた 過去さえ もう忘れちゃうくらいに  こんなダメな僕を抱きしめる  君が笑うから 僕も笑っちゃって 嘘みたいで すべて美しくなって 消えないようにと願ったその手が 今、離れていく  君が笑うから 僕も無理して笑っちゃって 時間がやってくる  「きっとまた会おう」 君は笑っていて 嘘って分かって それでも美しくて ずっとここにと願った夏の日 遠くで陽炎が揺れている  2人ぼっちの世界の真ん中で汗ばんだ手を握り合ったまま 僕も君もきっと初めてこうしたあの日を思い出していた
首すじごしのアイラブユー(弾き語りver.)リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ同じシャンプーを使った夜も 君からは君の匂いがして  もうどれだけ泣いたって怒ったって 僕たち他人なんだね  お互い本当のことを 知っているのにどうして 「誰かのものにならないで。」と 言いたかった 言ってほしかった  愛してるとか 愛してないとか そんなことはどうだっていいんだ お互い何となくで  首すじごしのアイラブユー 何度抱きしめても届かない 伝わらない だったらもっと楽しいことをしよう  「悲しいの?」って君は言う 汚れた手と手で触り合って 拭い合って 気がつけば終わりがくるそれでいい それだけでいい  分かり合えたフリするなんて 分かり合えないよりも ずっとずっと切ないなって気づいてしまったから  事実だとか そうじゃないとか そんなことはどうだっていいんだ みんな秘密を持っている  朝日が後ろめたいだろう 全部自分のせいだろ 『誰も傷つけない』なんて 綺麗ごとで汚れていく  「始発で帰れよ。」  首すじごしのアイラブユー 何度抱きしめても叶わない 報われない だったら全部うやむやにしよう  「悲しいよ。」ってうなずく いたずらに僕ら傷つけ合って ほころび合って 気がつけば思い出になっていくそれでいい それくらいでいい  同じシャンプーを使った夜も 君からは君の匂いがして もうどれだけあったって笑ったって  僕たち他人なんだね
やさしい恋の始めかたリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君のその目から たった今こぼれ落ちた 海原をせき止めるこの指が乾く頃  あいつは遠い街でよろしくやっているよ さぁ 帰ろう 手を取って 大丈夫 怖がらないで  哀しい哀しい恋の終わり その横によかったらいさせて やさしいやさしい気持ちで 君を見つめていたいんだ  「きっと君ならいつか『忘れたい。』じゃなくて 『忘れなくていい。』って思える日が来るよ。 そして歩き出す日に最初に君に手を差し出すのは もしよかったら僕がいいな。どうかな。」  「私は誰からも必要とされてないし、 取るに足らないし 情けなくて自信もないし。  哀しい哀しい恋の終わり それが私にはちょうどいいのよ。 優しい優しいあなたに 似合う人間じゃないのよ。」  君は泣くけど  「僕は君と初めて出逢った時から とても大切なものをもらったんだ それは君にとっては何でもない ものかも知れないけど 今から言うね。  本当は泣き虫な君のこと笑わせたい 欲を言えば 愛させてくれないかなって気持ち 初めてくれたから 僕は君を選んだのよ。」  「冗談みたい。」って君が笑ったそばで 嬉しそうな顔で今度は泣くから 僕もつられて泣いて 朝まで2人ぐちゃぐちゃになったまま また眠ろう  そうだ やさしい恋を始めよう 僕とやさしい恋を始めよう 一緒にやさしい恋を始めよう
ボクはアンドロイドトラフィックライト。トラフィックライト。ヒロキヒロキEasyPopデジタルにAIして恋して 君の笑顔で起動するLove こんなにも「あーして!」「こーして!」 ワガママだらけの君のそばにいたい ねえ ボクはアンドロイド  「おはよう。」って言ったよね 君が深い眠りから覚めて 「好きだ。」って言ったよね それを信じていいの  「似てない。」って言ったよね 君が昔愛した誰かと 「ごめん。」って笑った 「だけど頑張るからさ。」  【タイプA】俺についてこい 【タイプB】僕が守るよ 【タイプC】何でも話して 君が望むボクになる  デジタルにAIして恋して 君の笑顔で ショートしちゃうハート こんなにも「あーして!」「こーして!」 ワガママだらけの君のそばにいたい ねえ ボクはアンドロイド  内緒の話を今日は僕にだけ話してよ あの日の涙も その心の傷さえ  【タイプA】抱きしめたり 【タイプB】優しく撫でたり 【タイプC】朝まで隣に ねえ君はどれがいい?  出来過ぎに愛して恋して つまらないかな? 好きなだけだよ それよりも「あーして!」「こーして!」 ワガママだらけで僕を困らせて そう ボクはアンドロイド  ポロポロポロロと君が泣く 僕は理由すらも分からず 嬉しいのか 悲しいのかと 指でそれをなぞってるだけ  「ほら抱きしめれば温かいよ。確かに僕ら生きてるよ。」 「人はいつか死んじゃうよ。それでいい?」 「それがいい。」  もうボクは ただ君に 愛して恋して きっと明日もそう思うんだ 大丈夫「あーして!」「こーして!」 ワガママだらけでボクを困らせて  デジタルにAIして恋して君の想いは... いつまでも「あーして!」「こーして!」 ワガママだらけの君のそばにいる  ねえ ボクは
僕のポラリスリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ星が降る 真夜中に 一人きり震えてた その光 気づく瞬間まで  寂しいも悲しいもない 美味しいもまずいもない 嬉しいも 楽しいも 今じゃもう昔の話  まぎれ込むシティートーキョー 叶わないって気づいた夢(ゴミ) 何となく 仕方なく いつか死ぬまで生きるだけ  「世界で一人きりみたいな顔してるのね。」 ああ、そうだっけなあ 出逢った日は  一つだけ 心を護っていた 誰からも傷つけられぬように こんなにも冷えきっていた胸に 血が通い出した君の優しさで  今日もまた風は強い 嵐の夜もあるだろう だけどきっと君とならどんな日も笑える気がした  世界で一人きりみたいな夜はそれでも来る でも、大丈夫って言えるように  一つだけ 何かを信じるなら どうせなら君との日々がいいな 大切なお守りにして胸に 抱きしめておくよ  星が降る 真夜中に 二人きり 企んで舟を出す 大海原へ 好きな名前つけてくれ この夢にもう一度 「夢だ。」ってそう君は言ってくれたから  一つだけ 星が瞬く夜に 思い出す 君が口ずさんだメロディー 迷ったり 自分を信じられなくなる度に光る そして教えてくれる  未来は運命に導かれ変わっていく 君と逢えた僕のように 一つだけ 諦められないもの 愛しく感じたら  さあ ヨーソロー 進もう
卒業前夜リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ365日前の そのまた前の前の前の今日 君を見つけた時に 冒険が始まる気がしたよ  嬉しいとか悲しいとか 叫ぶように生きてきたこと こぼれてしまわぬように まぶたの裏に隠すだけ  「楽しかったはずなのに今あの頃のことを 思い出すと少しだけ何故だか寂しくなる。」  いつまでも ずっと いつまでも 君と肩を組んで唄ったこの唄を 忘れたくないなってぼんやり胸の奥で思ってた  まだ着慣れてないスーツのネクタイ 窮屈そうに緩めたそばで 「これからどっか飲みにでも行こうよ。」 あの日そう笑い合ったっけなあ  「その涙を拭ける距離に僕が居なくなっても一人でやっていけるの?」って 飲み込んだあの日から  嵐のような日々を君と漕ぎ続けた舟は 今も僕一人で静かな海を進んでいるよ  君から言われる前に怖くて言ってやった 「一人でもやっていける。」に後悔しているだけ  まだ寒い春先の朝 何も話さず歩いた坂 これからこの舟を降りる君に「ありがとう」握りしめて渡せないまま  君の未来 そして僕の未来 明日から別々の話 思い出を道しるべにしながら 僕らの人生(うた)は何度転調しても  いつまでも 君と いつまでも あの日と同じ歌を唄いたい 挫けたり 涙をこらえる日も 誰かと幸せって抱き合う日も  大人びた君がようやく口を開いて何か言う前に 「これからどっか飲みにでも行こうぜ。」 今度は僕から言ってさ やっぱり笑い合ったっけなあ  365日前の そのまた前の前の前の今日 君を見つけたときに冒険が始まってから 明日はもう卒業の日
メロディーリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ臆病な僕たちの奏でるメッセージ 今日からの僕たちの愛すべきメロディー  相棒のそのギターの弦を替えたら 昨日より少しだけ優しい唄を  だって良い子にはなれなかったし 上手に生きられもしないし 後ろ指差されて笑われたって構わないや  譲れないねこの想いだけは 誰が何を言っても ずっと僕は歌を唄い続けるさ これから先も  折れかけのプライドと 使い古しの希望 捨てきれず一人きり歩いてきたから  喜びも温もりも あの日あなたと出逢っていなければ 何にもなかった  だって心から笑ったりだとか 涙を流したりだとか 知らないまま生きていく そんな風に思っていた  騙せないね自分自身までは 誰が何を言っても ずっと僕は歌を唄い続けるさ 誰かのために  譲れないねこの想いだけは 誰が何を言っても ずっと僕は歌を唄い続けるさ これから先も  騙せないね自分自身までは 誰が何を言っても ずっと僕は歌を唄い続けるさ あなたのために
ミスターカメレオンリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキこんな便利な世の中は 神様も予想してなかった ボタン一つで何もかも「削除」できる時代  友達と言うアイコンも いがみ合う人も流行も 感情さえスクリーンの上での暇つぶし  僕は上手くやれているはずさ だから帰ってきてくれオリジナルカラー 真似して擬態して得たものに埋もれて そこで泣いているのはダレ?  また 動き出した世界が今 僕を置いていこうとするから Changin' Changin' 必死なんだ いつの間にか僕はきっと 誰かになってしまったよ どうかしてるかい  同じような服を着て 同じような歌を聴いて 同じように何となく生きて死んでいく  まぁそれも悪くはないな 一生懸命 バカみたいだって 言い聞かせる自分にも疲れてんだろ?  君は上手くやっていけるはずさ 欲しかったのはそんな言葉じゃなくて 確かな自分に出逢いたいんだ 目まぐるしい情報の海の中で  また 変わり出した世界に今 置いて行かれそうな気がして 待って 待ってって叫んでる 『いつの間にか君はきっと君自身を殺してしまったよ。後悔してるかい?』  新しい色を次から次へと塗りたくって 気づいたら僕は誰だ? あまりにたくさん混じりすぎて もうどれが本当か分からないよ  でも 優しい自分がいたり 残酷な自分がいたり ずるい自分 強い自分 弱い自分がいたりして 綺麗ではないけれど それが誰の色でもない 僕だけの色なのかも  だったら 嫌なこと辛いことウンザリするようなことも Changin' Changin' 動き出した世界に今 置いていかれそうになっても Goin 'Goin' いつの日も僕がきっと僕らしくいられるように 『そうだ。全部、僕だ。』 ほら まだまだ どうだい 行けるかい?  なぁ、ミスターカメレオン
夢が叶ってしまってもリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキあの頃は何も、お金もなくて 僕らには果てしない未来だけがあって いつも真夜中の喫煙所で二人 缶チューハイ片手に笑い合ったりして  遥か線路の向こうに 夢を語りながら  明日もこうして変わらない日々が ずっと続くように願っていた  例えば僕の夢が叶ってしまって でっかいでっかいステージで拍手をもらった夜も  例えば君の夢が叶ってしまって お金持ちでエリートな大人になった日も  それでもずっと側にいて 大丈夫だよって  いつまでも安酒で笑い転げたまま朝が来ちゃったような 昨日みたいに  「飲みにいこう?」 「また明日。」 「楽しかった。」 「ごめんね。」 何回も繰り返した沢山の言葉  だけどきっと 僕がきっと 君に最後に 伝えたかったのは 一つ  あの頃は何も、お金もなくて 僕らには果てしない未来だけがあって いつも真夜中の西口喫煙所で二人 缶チューハイ片手に笑い合ったりして。
花びらリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ青春の花も知らぬ間に散って 胸の痛みも無視していた僕のせい  叶わないものがまた一つ増えては 抱きしめた夢が腕の中で息を引き取る  嘘ばっかついて大人になった 誰より子供な僕  花びらのように滲んでいく景色 その向こうで笑う君の名を叫ぶ ただ揺れて 幻 今日もまた朝が来る  最近は毎日くたびれているよ ずいぶん前から消化するだけの人生  うらやんでばっかで気づけなかった 愛してくれた人達  花びらのように降り積もる後悔 その中で今も君を探してる 忘れちゃう 温もり 今日がまた終わっていく  何もない僕でも ここにある想い  花びらのように僕に降り積もる 悲しみと後悔 これからもずっと  花びらのように滲んでいく景色 その向こうへひとり歩いていくから ただ揺れて 幻今日もまた朝が来る  君のいない朝が来る
シアワセな機械リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ自分が嫌い 自信だってない だから今すぐ消えてしまいたい 心がもう 錆び付いて 上手く機能してくれないの  「いっそ機械になりたいな。笑ったり泣いたりしないで済む。」 哀しいこと言うなって 「そんなあなたも好きなんだから。」  笑ってみてよ 下手くそでいいよ 僕でよければ側にいる 「優しすぎてロボットみたいだね。」って 過ぎた褒め言葉だよ 君を無限に甘やかしていられる シアワセな機械さ  自分が好き 根拠はない だけど君と出逢ってから 僕はきっと 今ようやく 人間になれた気がするよ  こなしてく日々に消えた表面 全然反応しない中心部 スイッチ切り替えているだけの そんな僕を救ってくれたから  笑うっていいな 生きてるみたいで 傷ついても愛おしい 「ロボットみたいなことを言うのね。」って 笑う君の側にいたい そして静かに終わりが来る日も おどけてみせるから  出逢って僕に命をくれた そんな君の想いなら 何だって受け止めてあげたい 僕から一つだけのお願い 少しだけ ほんの少しだけ 僕が好きな君のこと 好きになってほしいんだ じゃないと僕は  涙がぽろぽろこぼれてしまう 壊れた機械みたいに 「人間くさいよ。」と君が抱きしめてくれる その腕が温かくてさ  笑っていよう 下手くそでもいい 僕でよければ側にいて 「優しすぎてロボットみたい。」でいい それはおあつらえ向きさ 君を最期まで大切に想える 世界で一番シアワセな機械さ
春色の彼女リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ肌寒い3月の川べりに 僕ら腰かけて プシュって缶が開く音がする とりあえず乾杯しよう  まだ満開じゃない桜に手を伸ばしながらさ 君が匂いを嗅いだりしてはしゃぐから 僕は笑って 泣く  馬鹿だろ? 心が弱いんだ 自分にも見捨てられるのが怖くて 馬鹿だね それでも君のこと好きなんだから  春の中で君は揺れている 遠いおとぎの国に咲いている花のように 無邪気に話す まるで僕の彼女みたい いつかは誰かのものになるくせに  「君が恋人ならよかったな。」 もう酔いがまわってるんだろう 僕にとって一番残酷な嘘 君は平気で言うんだね  馬鹿だろ? 根性なしなんだ 大事なものすら護れない 馬鹿だね 「ずっと一緒に」なんて子供みたいなこと思ってた  春の中で僕は揺れている 君があまりに綺麗な顔で泣くんだから 「さよなら」「またね」あと何回僕ら交わせるだろう その涙 僕にもくれよ一滴でも  遠くにいっちゃう主役が君を傷つけても 友人Cの僕でいいならずっとそばにいるのに ハッピーエンドは遠くても 僕は…  春の中で僕ら揺れている ずっと交わらないそれぞれの未来を想って 「さよなら。いつかまたね。」って手を振る日が来るから  春の中で君は揺れている 遠いおとぎの国に咲いている花のように すごく綺麗だ まるで僕の恋人みたい 馬鹿だね そんな君をこれからも好きなこと 喉の奥で止まったまま  「君が恋人ならよかったな。」 舞い散る桜の向こう 春色の君が言う
フラッシュバックGOLD LYLICリリィ、さよなら。GOLD LYLICリリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君と過ごした時間だらけが 壁を埋めつくすこの白い部屋で 忘れてはいけないものを忘れちゃった僕と そんな僕を忘れたかった君と  もしまたどこかで道が交わるなら 笑ってこう言って 「はじめまして。きっと君となら上手くやれる。」って  君が笑ったり泣いたり怒ったりするそのときに いつも僕が一緒に居たこと 何もかもがかけがえのないものって気づいたら 今度はもう忘れたりしないから  一緒に歩いてきた道があったはず その途中に落としてきたものは きっと大事なものだったよね とても温かくて たくさんの  今からもう一度 この道を引き返して拾いに行くからさ 大丈夫 君は一足先に行ってて お願い  僕が迷ったりすねたり疑ったりするときも 君はずっと味方でいてくれたこと 何もかもがこんなにかけがえのないものなのに どうしてずっと気づけなかったかな  たしか君に叱られたこと たしか君を傷つけたこと たしか君と笑い合っていたこと ぜんぶ ぜんぶ  僕が笑ったり泣いたり怒ったりするそのときに いつも君が一緒に居たこと 何もかもがかけがえのないものって気づいたよ 思い出したよ だから だから  どこかの交差点でまた偶然みたいに 「はじめまして!」って僕は手を差し出すから 君は何も言わずに子供っぽい笑顔で あの頃みたいにもう一度優しく握り返して、
美女も野獣リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「ねえ女もオオカミなのよ。」 そんなえげつない言葉もよく似合っているよ  綺麗なバラに触れるように優しく触ってみたら 棘が痛いや  たまにものすごく君を壊したくなるけど 真理の部分では君の方が野獣なんじゃないの?  ねえ ダーリン ねえ ダーリン 寂しい夜は部屋に来て なおさら ダーリン ねえダーリン クラクラするよ 魔法にかかったみたいだ  もっともっと 深く知りたくなって もっともっと 傷ついていたい  シンデレラも白雪姫も 君と同じだったのかもね 王子様も結局のとこ 誰かみたいに  ここはおとぎの国でもないし ハッピーなことばっかじゃないし  だから僕らは 寂しさを機械の街で分け合う 綺麗なだけの薔薇なんて 最初からそう 罠だったのかも  ねえ ダーリン なぜ ダーリン 「哀しいものは美しい?」 なおさら ダーリン ねえ ダーリン ゾクゾクするよ 熱に犯されてるみたいだ  もっともっと 知らないところまで もっともっと 傷つけていたい  ねえ ダーリン ねえ ダーリン 寂しい夜は側にいて なおさら ダーリン ねえ ダーリン 『バッドエンドの続き』始めよう  ねえ ダーリン ねえ ダーリン 「哀しい君は美しい。」 なおさら ダーリン ねえダーリン クラクラするよ 魔法にかかったみたいだ  もっともっと 恥ずかしいところまで もっともっと 深く知りたくなって もっともっと 傷つけ合っていたい
未送信のラブソングリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ明け方の部屋に散らかってる 潰された空き缶とぐちゃぐちゃの服 「まだ眠れるよ。」って笑っていた 吸いさしのタバコ 抜け殻のコンドーム  僕の名前を呼ぶ君がよかった なんだか独り占めしてるみたいで  真夜中の線路沿い 帰り道ふざけ合って もうすぐ終電が行っちゃうよ?  君の「嫌いになったことなんかないよ。」が 僕には「好きじゃない。」って聴こえたよ  送れなかった君への言葉 たった四文字の話なのに 下書きのまま僕の心に もう何百件も溜まっている  若かったあの頃 訳が分からなくて 間違ってばっかりいたよね  君と一緒にいる時間が一瞬で 永遠みたいで怖かった  話をしよう 飽きたら歌でも唄おう 「また明日。」「おやすみ。」  送れなかった君への言葉 電車の時間が迫っても 下書きのまま僕の心に 腐ってしまうその日まで  「じゃあね。」も言いもしないで 誰かの元へ去っていく君をただ見つめていた  だって僕には君を想うしか出来ない 君を想うしか出来ない 君を想うしか出来ないから  送れなかった君への言葉 たった四文字の話なのに 下書きのまま僕の心に もう何百件も溜まっている 送れなかった君への言葉… 下書きのまま僕の心に…  明け方の部屋に散らかってる 潰された空き缶とぐちゃぐちゃの服 「まだ眠れるよ。」って笑っていた 吸いさしのタバコ 抜け殻のコンドーム
時間よとまれリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ突然、震えた携帯に君から来たSOS 平然装って飛び出した午後8時半  なんでこんなことばかり俺は繰り返してるんだ 多分また彼と喧嘩でもしたんだろ  小田急の中はいつも 行きも帰りも1人さ 改札が近づくたび 言えなかった想い  時間よ止まれ このまま もうどこにも行かないで 誰にも代用がきかないのさ オンリーユー オンリーユー ほら1.2.3でトリップ こんな星がこぼれ落ちそうな夜は ほんのちょっと遠くまで  「優しいね」なんて言わないで そんな生き物じゃないんだ 今すぐにでも悪いオオカミになれる  だけど傷つけることも もっとイケナイことだって そこに俺は出てこない別のストーリー  魔法が解けるように迫る終電の時間 「上手くやれよ。」って笑う 君は帰るべき場所へ  時間よ止まれ 今夜だけ ずっとここに居て欲しい 他には何も要らないのさ オンリーユー オンリーユー でも1.2.3で時計の針がすれ違うほどに さよならだけが二人を待っている  --1番じゃなくていいから 2番目だっていいから 俺を好きになってくれないか--  君がこんなに近くて 笑い合っているときさえ 別の誰かがその心の中にいて ほんとはとっくに分かってる 君の1番にはもうきっとなれないんだろうな  それでも  時間よ止まれ このまま もうどこにも行かないで 誰にも代用がきかないのさ オンリーユー オンリーユー ほら1.2.3でトリップ こんな星がこぼれ落ちそうな夜は ほんのちょっと遠くまで 今夜だけ
君がいなくなってもリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君がいなくなっても 朝はきっと起きれるし 君がいなくなっても 支度をして家を出る 君がいなくなっても 仕事はちゃんとやるし 君がいなくなっても 何にも変わらない  心の奥底で誰も信じられないで ずっとひとりで生きてきたじゃないか 大丈夫ただ それにまた戻るだけだよ  でも もし君がいたら 僕はもっともっと 嫌なやつになれるし ワガママも言える もし君がいたら ねえもし君がいたら 僕はこんな笑い方をしなくて済んだのかな  君がいないから 今日もずっと寝てていい 君がいないから 遊ぶお金もかからないし 君がいないから 毎日は単純で もう笑ったり泣いたりもしなくていい  電話が鳴ってる メールも来ているよ きっとどうでもいいような誰かの話 大丈夫明日返すから ぜんぶ 明日返すから  でももし君がいたら 僕は君からの通知が「うるさいな」って携帯を探す もし君がいたら ねえもし君がいたら 今日は何をしようかなんて帰りのバスの中で  あの日僕らは小さな船を出して ずっと一緒に走ってきたじゃないか 掲げた真っ白い旗が 涙で滲んで 血で汚れくさっても ずっと…  でももし君がいたら 僕はもっともっと 行きたいところもたくさんあった もし君がいたら ねえもし君がいたら僕はそれだけで いくらでも頑張れるような気がして  もし君がいたら僕はもっともっと 嫌なやつになれるし ワガママも言える もし君がいたら ねえもし君がいたら 僕はこんな笑い方をしなくて済んだのかな  君がいなくなっても 朝はきっと起きれるし 君がいなくなっても 支度をして家を出る 君がいなくなっても 仕事はちゃんとやるし 君がいなくなっても 何にも変わらない でも
恋愛進化論リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「だいたい恋愛なんて向いてない きっと僕の人生は脇役Bくらいだろう。 『本気』も分からない 別に煩悩がないわけじゃない いたって健康さ。 そりゃ可愛い子が好きって言ってくれて 手を繋いだり キスしたり、 それ以上もたまにさせてくれりゃ きっと毎日は楽しいかもしれないけど。 でも、そんなこと少しの金があればどうにでもなる時代なんじゃない?」 って思ってた あの頃の僕に告ぐ。  人を愛するということ 人を信じるということ 現実はもっとずっと難解なようだよ。 君が差し出してくれる いくつもの方程式 首をかしげながら困っても今が好きだよ。  理屈より理由が欲しくなった、君と出逢えたあの日から。 言い訳して嘘ついて、いたずらに傷つけ合った昨日がとてもまぶしい。  「ずっと一人で生きてきたって哀しいことを言うのね。」 って泣いちゃうような 優しい君に唄う。  過去を許すということ 心から信じること 強くならないとできないことなんだね。 君が知らない間にくれた素敵な答えは もうちょっとだけ僕の胸の中で秘密にさせてよ。  どこか諦めていた あの頃の僕に告ぐ。  人を愛するということ 人を信じるということ 現実はもっとずっと難解なようだよ。 君が差し出してくれる 数えきれない疑問符に 首をかしげながら笑ってる今が好きだよ。 今が好きだよ。
流星群の降る丘でリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ走る 走る 光の中を 息を切らし僕は夢中で 昔、君と見ていた夢をぼんやり思い出して  町の外れ 川のその向こう 夜に二人抜け出した場所 あどけなく笑い合う僕らと 坂道ですれ違う  立ちこぎで振り切った風はあの頃のまま 聞こえるはずのない「どこに行くの?」 空耳さ  今 星の降る丘で もう一度だけ君と 物語の続きを聞かせて欲しい  忘れられた公園の隅 花火をして怒られたっけ そうだ あそこも去年の冬 駐車場になったんだ  大切な気持ちだけ 大人になれないまま ひとり抱きしめてた 壊れてしまうくらいギュッと  今 星の降る丘でもう一度だけ君と 物語の続きを聞かせて欲しい そして 逢えたなら何を話して何をしよう 「さよなら。」以外なら何だっていいよ  響く響く 喧騒の先 誰もいない石段の上 夢みたいだ あの日の君がそこで手を振っている  今 星の降る丘でもう一度だけ君と 物語の続きを聞かせて欲しい そして 逢えたなら二度と「ありがとう。」だなんてこと言わないで 「また明日。」と笑っていて  ずっと ここで 夏の空の下で 流星群の降る丘で ずっと ここで 夏の空の下で 流星群の降る丘で
snow ~君がくれた物語~リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君が嫌がるからいつもベランダで吸ってた タバコの煙の向こうの小田急を見てた  寒い町から来た君が 寒がりな僕に イジワルっぽく笑うそれだけでよかった  遠い昔から知っていたみたいに 新しいページをめくるように  ハローハロー 君と出逢って 物語が始まって ハローハロー 笑顔や涙も 分け合ってきたじゃないか 「もう離れていかない。」ってそう言ったじゃないか  終電ギリギリで帰って ろくに着替えもしないで 眠っちゃった僕を今日も 朝が叩き起こす  昨日のお酒も残ってる 間に合うかなレポート 何度かため息をついて 気づけばすぐ夜  僕は振り落とされないように 君のいない世界のスピードに  ハローハロー 君がいるだけで 幸せだった気がした ハローハロー ミスターサッドネス 大丈夫僕もひとりだよ  「寒くなってきたね。ほら東京にも初雪。」  机の上に置いていかれたキーホルダーの小さなネコ そんな冷たい目で僕のこと睨んだって お前のご主人様はもう二度と帰って来ないんだぞ? 分かってくれよ…  ハローハロー 君と出逢って 物語が始まって ハローハロー 情けない僕も 受け入れてくれた君に ハローハロー 唄っているよ 思い出に変わってしまう前に ハローハロー ポケットの中に 握りしめて歩くから  嬉しいことも悲しいことも全部全部君から僕に 贈ってくれた目には見えない宝物だ  見上げた空 オリオンの下 雪が僕らに降り注いで 「寒いの?」って笑う君はもういなくても  大切にするよ 君がくれた物語 目覚ましをかけたらそっとベッドにおやすみ
ハルノユキリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ-- 春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを隠して いつまでも いつまでも 届かない浅い夢のように--  小説はここで終わり 繰り返し読みすぎて 擦り切れたぼろいページ もう捨ててしまおうかな  出来もしないことさえも はしゃいで追いかけた日々 制服の僕たちが この道を駆けていく  つまらない見栄と意地と 後悔だけ覚えて 「上手く大人になれたかい?」 どうか応えてくれ  会いたくて 会いたくて 気がつけばまた春の匂い 何度でも 何度でも すり抜けていく君の面影 そうずっと もうずっと 呼び続けている いつかは消えてしまうから  返す機会失った言葉も あの楽譜も 時が止まった僕さえも どこにたどり着くだろう  水面が白く染まって 同じ季節が巡るよ 「ちゃんと幸せになれたかい?」 いつか教えてくれ  春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを包んで いつまでも いつまでも 届けたい君のその空へ そうずっと もうずっと 流れていった時間 いつかは死んでしまうから  たった一度きりの花はやがて枯れても 春が来る度にまた逢えるというらしい 人ごみの街中でもこの桜の川辺でも 平等に訪れる終わりと始まりを 優しく濡らしていく  春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを許して いつまでも いつまでも 届けたい君の空まで  会いたくて いま会いたくて 泣き出しそうなこの春の匂い 何度でも 何度でも すり抜けていく君の幻 そうずっと もうずっと 呼び続けている いつかは忘れてしまうから  うわごとのように 君の名前を
流星ドライブリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ午前四時ふっと思いついたんだ 『一生のお願い』を君に使おう 鍵を握りしめ乗り込む赤い車 「 朝焼けを見に行こう。海まで。」  青い春の風を切って いたずらに過ぎた時間を かっこ悪くてしょうもない日々を もう後悔しないように  早く早くってカーステが急かしてる 君の吹かした煙が 朝もやになっていくよ  今、流星のスピードで ほら走っていく南の町へ 加速してく鼓動 ただひたすらにこの瞬間を握りしめて ねえ希望だけの明日が きっとこれからも続いてくような気がして 走って 転んで「痛いね。」って二人笑い合ったりして  たどり着いた瞬間 昇っていく朝日 何度僕らは離れたって喧嘩したって 2番サビ 続きを信じてる  流星の降る街 あの君と出逢った日の夜が 少しずつ思い出せなくなったとしても 何度でも君を探すから  今、流星のスピードで ほら白んでいく東の空へ 眠い目をこすってさ 時速90の for the sun ハンドルを握りしめて ねえ一緒にいる明日が きっとこれからも続いてくような気がして 走って 転んで キズだらけだって二人笑い合ったりして それだけでよくって  もうすぐ夜が明ける 震えるこの胸 僕らの明日が来る、
きみの匂いリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「ごめん!今日泊めて。終電なくしちゃってさ。」 うんざりしながら「いいよ。」って返す  少し愚痴ってお酒でも飲んで 終わっちゃったらすぐに後悔して  悪いことなんてしてないのに いつも僕を置いて始発で帰る それがなんだか今夜は寂しくてさ 思わずこぼれた 「明日は何時に起きるの?」  きみの匂いを抱きしめて 疲れて眠って 心の隅っこで泣いた アラームが鳴って 明日が来て 何もなかったように きみがこの部屋を出るまでは 僕だけのきみでいて  気づいたら寝ちゃってたきみの抜け殻 ハンガーにかけて一息ついて 充電器に繋げっぱの電話が また震えているよ? 忙しそうに  誰かがきみを呼んでいるよ きっと僕以上に大事な人が なんでこんな近くにいるのに 肝心なことは今さら言えないまま  同じ匂いに包まれて 一つになったって 心は一人ぼっちじゃないか でももう少し もう少し ただ願ってた それぞれのやるべき事が さよならをさせるまで  全て失くしてしまったら 自分に嘘をつくのをやめたら どうしたら きみはずっとここにいてくれるの  きみの匂いで目が覚めて 胸がギュってなって 慌てて準備してるきみの携帯が鳴って 服を着て ヒールを履いて 寝ぼけてる僕に「じゃあね。」と 部屋を出て行くその背中に 消えそうな声で囁いた 「好きだよ。」って
ジュブナイルリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ少年少女時代の大切なものすり減らして どうにか生きてるけど ほんのちょっとの憎しみに背中押されてる気がして 何とか踏ん張ってる  泣き出しそうだよ 後悔を積み重ね これでいいんだろう? 僕は出来損ないでいい  飛べそうな気がして 飛べないと思い知って うずくまる屋上のフェンス前 血がにじんだって 涙がこぼれたって走ってたあの頃の僕らが そんな僕を追い越していく  折れてしまった友情と 脆すぎた恋愛を片付けられないまま 心が少しずつ死んでいくみたいだ 悲しみに慣れそうな僕を朝が叩き起こす  元気でいるかい?幸せならいいけど これでいいんだよ 僕はダメ人間でいい  逢えそうな気がして 逢えないと思い知って さ迷ういつかの懐かしい町 『壊れたものは二度と元に戻らない』って 走ってたあの頃の僕らは何一つ知るはずもなかった  太陽が鉄を焦がして 僕は壊れかけの自転車に乗って 冴えない今を受け入れて 一人ぼっちでも生きていけるのか 必死でペダルを漕ぐけど 漕ぐけど  届きそうな気がして そんなはずもなくて それでも唄い続ける僕は馬鹿だなあ 血がにじんだって 涙がこぼれたって いつでも走ってた  跳べそうな気がして 跳べないと思い知って うずくまる屋上のフェンス前 傷つけ合ったって 仲直りを繰り返して笑ってたあの頃の僕らが そんな僕を追いこしていく  今も 風の中で
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