ゴミの日メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 現在キミの唄う歌はボクには唄えない 現在ボクの唄う歌は誰も欲しがらない 幻みたいな日 世界は今日普通に回る 大袈裟な顔してキミん家のドアを叩く 粗大ゴミの中でキミと手を繋ぐ 使えそうにもないアンテナで遊ぶ たぶん僕が握るこの手はキミじゃないのかも 幻みたいな日 世界は今日普通に回る 平気な顔して人が人を裁いてく 粗大ゴミの中でキミと手を繋ぐ 使えそうにもないアンテナで遊ぶ |
スターライトメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | スターライト 体を スターライト 伝う スターライト スターライト すべてを スターライト 照らす スターライト |
二つの雨メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 一日中降ってるこの雨は 大切なモノを思い出すよ カゲロウの時はあった どこにやったっけな… 余分に持ってた隠し玉で 脅かそうとした昼の3時 誰もいないのが分かって すぐ真面目な顔 これは六月の終わりに降る 大事な雨なんだろう 優しい雨なんだろう でも君に会いたくなる ララルって歌うだけで雨模様 何もかもが君に繋がってく 悲しい雨と優しい雨が 僕の住む街に今日同時に降る これはただ寂しいだけの 物語じゃないはずだろう ありあわせの思い出ですでに懐かしい人 ララルって歌うだけで雨模様 何もかもが君に繋がってく 悲しい雨と優しい雨が 僕の住む街に今日同時に降る ララルって唄うから忘れないよ 寂しいだけの物語は続く ララル…すぐ会いたいな |
春雨の午後メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | 通り雨を待つ隠れ家は ここにあるものがすべて ボクらは何も知らされてないよ だからキミの手をギュっとつなぐ 暗闇の中平泳ぎ 探し続けてた浮き輪 キミに釣り上げられてわかった ひざ下くらいの浅瀬 窓の外は冬の残り香とうす紫色の景色 言葉もなく思い込みだけだ 間違ってたって ただそれだけで 少しだけ 優しくなる 普通の午後 雨は上がって庭先は 風に舞う枯れ葉の音 窓の外は冬の残り香となまぬるい陽射しが遊んでる 春雨だったの?ってキミが聞くから 間違ってたって ただそれだけで 少しだけ 可愛く思う 春雨の午後 雨は上がって庭先は 風に舞う枯れ葉の音 指切りだけで 変われると思う 変われるような 気がしたよ 春雨の午後 キミと見ている 風に舞う枯れ葉の音 |
メモリーマンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 願い事から 避けられてる 可愛いだけの日々でキミに遭った なんでもあって 何一つない なぞかけみたいな 笑顔にみとれてた ララルラルでかかる魔法 狭い世界で遊ぶ ボクら 未来もない 携帯もない 赤い紐にぎってた 月明かりにさらされるまで 今日も何となくキミの事 思い出したり忘れてしまったり また会えるかななんて思ってみるよ 幻からつきつけられて 最後の呪文は なにも起こらなかった 雨に飛び出し 恥ずかしいな ほら悲しい気分 いいな 降るはずないキミのかけら 探してみたってさ すべてをはじくビニールの傘 今日も何となくキミの事 思い出したり忘れてしまったり まだ会えるかななんて思ってるのさ 素手で触りまくってるべたべたの夢を キミにつながるだけの抜け穴の歌を 首からぶら下げて 今日も何となくキミの事 思い出したり口にしたり でも何となくキミの事 思い出すたび 嬉しくなる 見落としそうな幸せを 見落として今日もキミを思う あぁ 何となくキミの事 また会えるかななんて 思ってみるよ |
ライカメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 行き当たりばったりの旅を繰り返しているのです 誰からも拍手なんてされそうにも無いけれど 電話ごし勢いで誓い合うような冗談を 本気にしてしまって 転がって 始まって 怖がらなくていい 甘酸っぱいぞ 夜が明けたら そこから 何か始めようと 雨が降ってなんだ今日は嘘つきの天気予報士 自分の事書いたノート読み返してオレも嘘つき 燃費の悪い野望 これっぽっちの距離のため 大事な物ばっかり 燃やして 吐き出して そばにいてほしい 誰でも良いのに そんなに遠くの 話はもうしないはずさ 噂なんて嫌でもどこからでも入ってくるのです。 あの人は結局幸せを掴んだようで 行き当たりばったりの旅を繰り返しているのです 本当はそうゆう物から逃げてきただけ 怖がらなくていい まだ温かいぞ 夜が明けずとも 後ろ指刺されようが 怖がらなくていい 甘酸っぱいぞ 夜が明けたら そこから 何か始めようと |
夢の続きメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 都会の空は薄曇り 誰もいない窓の外 幸せさえも見落としそうなんだ そんなときどうしたらいい? いつのまにか ここに来て何年? 思ってたより良いところ 緑もあるよ 必要でもないけど すこし疲れてるのかな 心のどこかで まだ誰かを探してる 誰にも言えない。そんな夜が僕にもある 「あなたは変わった人だから ひとりでもうまくやれるでしょう」 君の言葉で傷つかなくなってた そしたらかかった魔法 体中の全部で優しかった君だけを思い出そう 忘れるはずがない そんな夢の続きもある 心のどこかで まだ誰かを探してる 誰にも言えない そんな夜が僕にもある そんな夢の続きもある |
エースメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 新しい朝には 昨日までの雨がもう嘘みたいな晴れ模様 じっとしてなんかいられない 頼りないイメージだけをたよりに今出かけよう 思い出はいつも 嘘みたい 嫌いだったのも 綺麗に映し出すよ 雨上がりの虹を探そう はじまったばっか いつだって僕らは 生まれ変われる なんか なんか 胸が熱くなって 偶然でも 運命だっていおう 焦りすぎたってダメかい 言葉じゃわかってるけど そんなに器用にできてないぞ きっと間違ったって意味はある? 同じところを傷ついて 強くなる生き物の原理 想いを伝えたいうたがある 誰かのため? あるいは自分のため まだ飛べるか エールが足りねぇ はじまったばっか いつだって僕らは 生まれ変われる なんか なんか 胸が熱くなって 何回でも明日はくるぞ いつかきっと 目の前に虹がかかるよ いつか? いつだ? なんか妙に胡散臭いな 裏返して まだ使えた声! いつだって 僕らは いつだって僕らは いつだって僕らは 生まれ変われる なんか なんか 胸が熱くなって 偶然でも 運命なんです 見上げたら 目の前に虹はかかるよ いつか いつか いつか いつか それでも意味はあるよ 何回でも 明日はくるから |
ムーンライトメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 東京の空 月灯りの下 茶色い髪をした天使がいた 待たせてるようで 待たされてるような 寂しそうな目でその子は笑う どこから来たのかい 尋ねたってたぶん答えない 暗闇よ 待てよ その子の手を放せ ああ ムーンライト あの子のほほを照らせるかい? 未来へ導いてムーンライト ここへきてもっと 夢をみせておくれよ 暗い夜道 早くお帰り きみのいるようなとこじゃない 無防備なあの子に 祈りの歌よ とどけ ああ ムーンライト あの子のほほを照らせるかい? 未来へ導いてムーンライト ここへきてもっと 夢をみせておくれよ 昨日なんかではなく 平和なんかでもなく 今あの娘のほほ照らせムーンライト 優しい光が自慢なんだろ? なぁ少しでも なぁ少しでも ああ ムーンライト そしたら君に会いにいこう 恐いのは最初だけ ムーンライト 僕を欲しがって さぁ ああ ムーンライト あの子のほほを照らせるかい? 未来へ導いてムーンライト ここへきてもっと 夢をみせておくれよ |
Bloom in the citySHE IS SUMMER | SHE IS SUMMER | MICO | クボケンジ | | 通り過ぎて行く 出会いも別れも 街の中で すべては種になる いつの日か 花が咲くように救われる 僕らは繋がっている 今日も 改札を くぐり抜け 疲れて家路を歩いている 雨は 川になり 海になる 悩みも ほら 希望に変わる ひとりだなんて思ってた 言葉ひとつ 誰かの心は開ける まだ気づかないの? どんな時でも 街は変わってく 君の声は 景色を増やして行く いつの日か 花が咲くように出会えるの 信じ続けられたら 夜に浮き上がる 悲しみも それすら、ほら、認め合っていこう ひとりじゃないと分かってた 街の声や 匂いが 僕らを 包んで 離しはしないよ 通り過ぎて行く 時間も想いも 街の中で もう二度と出会えない 夜風に 胸が痛むのは同じなの 僕らは繋がっている You're gonna be alright You're gonna be alright 誰もがつながっている 一つの街の中で |
東京にいる理由メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 旅立つという それらの意味は 僕はまだわからない また会えるから じゃあねって 言葉があると思っていたいけど 幸せですか?聞かれてもまだ 私よくわからない あの人を思うと 胸が苦しくなるそんな感じに似てるいるのかも フローラ 出会ってすぐ 見切り発車で僕ら 意気投合した それぞれに持ち寄った道具で間に合わした未来 強がってみても限りはある 少しの悪意で途方にも暮れる 失った恋をなぞるだけでも それなりに忙しかった日々 フローラ頑張ったよね 無理がたたって僕らは いつの間にかお別れした それでも いつか会える気がして フローラ 出会ってすぐ 見切り発車で僕ら 意気投合した それぞれに持ち寄った道具を合わせて 不安定な知らせばっか やれそうな自信なんてみじんも無いけど どうしたん? とぼけた顔の その続きの準備をしている それでも いつか会える気がする 旅立つという それらの意味は 僕はまだわからない もう会えなくても じゃあねって 言って すべてを僕に返さないでよ |
匂い玉メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 久しぶり自転車を買った キミにすぐ会いたくなって 空き地を抜け砂利道をこいでる 占いをあてにしたり くせ毛を気にしたり ゆるい所がいいよな 薄着なキミの事 その向こうの想像図を 寄り道した 文房具屋で 僕はいま考えてる そうだよ もっと 近づいて僕と話そうよ 匂い玉みたいな夢にだまされ続けようよ 足りない羽も 入らないモノも 僕が引き取るよ 今、キミによって 創られる僕 TVのマジックを見て 驚いてるキミをみて 僕も驚いてみせた 番組は終わらずに タネまで明かしてる キミは夢中に見てる 世界がいま幻なら僕にもタネがあって それを不意に見られた時 キミはどう思うんだろうな 表と裏 その境目を 隠し続けてくのかな そうだよ もっと 近づいて 僕と話そうよ 匂い玉みたいな夢にだまされ続けたいんだ 覚めない夢も 外れクジも 僕が引き取るよ 見えないものは 見えないままでもいいから そうだよ もっと 近づいて 僕と話そうよ 今、キミによって 創られる僕 |
ラララメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 古そうなものばっか 見せびらかして オレンジ色で遊ぶ夕暮れ 誰かに話したくって 誰にも話せなくって 一人ですねてた日々 こんな風に誰かを想うなんてさ たぶんもうないってあきらめてた わかったような唄歌って わかったような気にもなって 笑ってた僕は最低だ 君が大好き 思い出とか 胸ポケットは空っぽになる 飛び跳ねる そのイメージの 言葉が見つかんないな ラララ 誰かの喜ぶ顔が見たくて ずっと欲しがってた魔法とか ここで使わなきゃ そんなの意味がなくって 何度も逃してた奇跡 君が大好き 赤のハートマーク 絵文字で燃える安い心 飛び跳ねる そのイメージの 言葉が見つかんないよ ラララ 水たまり踏んづけて 笑いあった後 僕は何も変わってないよな 何気ない事でなんとなく抱えてた 答えは見つかるんだな 君が大好き それだけでもう 胸ポケットはいっぱいになるよ 手加減して投げたボールも 本気で打ち返すよ おめでとうとかごめんねとか 君になら言えるのが不思議 水たまり 向こうの世界へ 迷いなく飛び込めるよ |
午後の海メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 君を連れ出し 少し遅い午後の海 昨日の電話の続きがしたくて 隠してる想い 胸ポケットの部分 はみ出して見えてる 派手なハートマーク 光る海 走り出す君 追いかける僕 邦画みたいだ 後ろ向き ふざけながら 捕まえた手に 広がる宇宙 水が跳ねて Tシャツがぬれて熱を奪う 僕らすぐ乾くよ 言葉じゃなく 繋がれるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ 平気なんて言うなよ 深読みは得意じゃない ありのままじゃなきゃ 僕には通じない 未来なんか知らない 僕らは永遠じゃない 消えちゃうまで触れあってたいだけ 波の音 揺れるスカート 誰の夢にさまよう風 喜びに声が震える そんな奇跡を 探しながら 水が跳ねて Tシャツがぬれて 君の眼に浮かぶ僕と目が合う 体じゃなく 触れられるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ 水が跳ねて Tシャツがぬれて... 水が跳ねて Tシャツがぬれて熱を奪う 僕らすぐ乾くよ 言葉じゃなく 繋がれるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ |
クラシックメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | キンモクセイが匂って 今日はやめた仕事はやめだ 名前なんか無いストーリー 誰が見ても目次で閉じられそうなストーリー 携帯持ってきたのにみんなもう出かけてるんだ そして oh oh oh oh oh oh oh 君の名前を呼ぶよ いつだって精一杯笑う君に 恋をしたあの夏の日 雑な未来できらめいてた oh oh oh oh 思い出したんだ 互いを尊重してたら いとも簡単に恋はおわって 名前なんか無いストーリー それでも必死でこだわってたあのストーリー はみだした想いを切り取って集めては やはり oh oh oh oh oh oh oh oh 君の名前を呼ぶよ いつだって精一杯笑う君に 恋をしたあの夏の日 無駄なポーズが世界を救ってた oh oh oh oh 思い出したんだ 公園を抜けて 東名を越えて 極東の先のあの宇宙ヘと oh oh oh oh いつだって精一杯笑う君に 恋をしたあの夏の日 雑な未来できらめいてた oh oh oh oh 思い出したんだ |
輝く蛍の輪メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | 夏草が揺れて 雨は上がった午後 誰もいない道 咲いてる花 後ろめたくなって 逃げ出そうとした 何もしてないのに なんでなんだろう 思い出は両手に持てるだけ持っていって 足りない未来のかさぶたにする 悲しいわけじゃない時に出る涙 こらえたのはたぶん 心のどこか 本気で笑ったり 泣いたりするのが おかしな事だと 思ってるんだろ… 消えないように 消えないように ボクらは 今 遊ぶ!! 手の鳴る方 手の鳴る方 宇宙の瞬きでキラッ!! 気がついたらまた 同じ場所に立ってた… イケないことかな… ここにいたいよ 飛んだり 跳ねたり 結んだり 開いたり 流れ星 探したり キミはなんて言うかな どぶ川に捨てて走って逃げた事 誰にも言えずに黙ってた事 知らない間に 知らない間に ボクらは 手を離す 幻でも、でも忘れない! 嘘でも「じゃあ またね」 消えないように 消えないように ボクらは 今 遊ぶ!! 手の鳴る方 手の鳴る方 宇宙の瞬きでキラッ!! |
アルカディアメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 狭い世界の上の方 音もなく揺れる ピンクの星を目指す 困った顔したまま 都合よく手を振ろう 本当の気持ちだけ味方にして いろんなもんに触れて 薄まっちゃった祈り 余計なもんまで手に入れた 会いに来たんだよ 手ぶらでもいいよね 目立つ格好でいてね 確信はないけど あなたが笑ってて 寂しかった僕に おはよう おまたせ その先は何も 決まってないかもしれない 涙をこらえるよ それだけでもう精一杯 なぁもういいだろ? ずっと待ってたんだよ もう絶対消えないで 確信はないけど あなたが笑ってて 寂しかった僕に おはよう おまたせ その先は何も 決まってないかもしれない あなたが笑ってて それでもう充分 後ろは見ちゃうけど かならずそばに居て なんでこんな僕にも 優しくされるんだな 約束は何も 果たせないかもしれない 涙をこらえるよ それだけでもう精一杯 |
東京メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 夜光る街のプラネタリウム 導火線みたいな道 よそ者が集って愛を歌う あわよくば奇跡を待ってる ここは東京 ステレオのバイパス そこで妄想 すべてうまく行く 信号が点滅して青に変わる もう会えない人の渦 光らない光が飛び交う世界 待つことのない待ち合わせ ここは東京 光る広告塔 空飛ぶ飛行機 流星みたいだ 願い事を言わなきゃな あれどうするんだっけ いつの間に僕は 祈りかたも忘れた ハロー ありがとう ごめんな どうかしているよな もう見えないんだろう ここは東京 月も照れる街 そこで妄想 誰もいなくなる 愛の歌は今日も偽物ばかりで いつの間に僕ら呼び名も忘れて 伝えたい事をもっと 返事じゃない答えを いつだって みんな探していたいだけだ |
ボタンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 9月の終わりの 少し肌寒い午後と 夏の後ろ姿にまだ見とれてるよ 君をふっと思い出すよ すごく会いたいとかではないけど 僕は今 東京の街に住んでいるのです こんな風に君にちょっと手紙を書いてみる 出すつもりなんかないから 届くはずなんかない言葉 いつか会えるはずもないでも 忘れるはずもない人 こんなとこまで来たら 消えると思ってた人 駅から遠い君ん家へはバスが通ってたっけ 帰り道 一人で乗ったのを憶えている 「降ります」のボタンを押すのが なんとなく苦手だったな ばったり会えるといいな 都合のいい妄想が膨らむよ 誰かが押すのを待ってた 「降ります」のボタンのように いつか会えるはずもない でも 忘れるはずもない人 こんなとこまで来たら 消えると思ってた人 きっと明日になったら すぐには思い出せない人 やっぱり押してみようかな 届くための 僕のドアを開くボタン |
バスを待っている僕らメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | バス停でバスを待っている 隣には君がいる 君は普通の女の子 誰にでも優しい人 みんなの前で笑ってさ 誰かの痛みが自分みたいに 強い部分が弱い部分の 時々寂しい目をしてる人 君をもっとわかってたいな 誰もが知ってる君以外を 胸の奥に首輪をつけた 寂しい君とその理由を 僕はいつもわかっていたいんだよ ガイド誌を読みあさって さりげなく見せたら君は 「友達を誘ってさ みんなで行きたいね」って言う 君は普通の女の子 少しだけど、のんきな人 うなずいてみせたけど ほんとはちょっと切なくなった この想いを伝えたいな でも答えは想像できる その答えのせいで僕らもっと遠くに離れるのかな いつもここでそれが邪魔をする そして今日も言葉を飲みこむ ただバスを待っている君が 何か落として手に入れた今日を悲しい事って思うんなら 泣いたりしてもいいんだよ それを君に伝えられたらいいのに 君をもっとわかってたいな 誰もが知ってる君以外を 胸の奥で放し飼いの 強がる君とそのいいわけを 君にずっとくっつきたいな おかしな人って 言われるほどに 雨が上がって 虹がかかって 君のほほを照らす光に 僕はいつかなれたらいいな 君にいつか伝わればいいな |
予報通りに晴れた空メレンゲ | メレンゲ | いしわたり淳治 | クボケンジ | クボケンジ | 揺れる自転車の後ろで君が上の空 僕の心の運転まで上手く出来るんだね 行き先はまだ決めずに行く僕のロマン 知らない街に迷い込むと 胸が躍るんだよ 青い空 予報通りに晴れた空 どこへでも行けそうだから どこにも行く気がしないんだよ ずっと 忘れない 今日を作りたい いっそ 雨に遭って ずぶ濡れになれば 今日を くだらない 笑いごとにしよう 青い空のせいに全部して たぶん って言葉がこの頃はちょっと複雑で 予感 よりも 不安の意味が強くなってく 壁には未来を落書きするんだよ カッコつけた絵を描くんだよ ぶち当たるだけじゃ痛いだろう? ずっと 忘れない 今日を作りたい いつか 君は僕を 忘れてしまうから もっと くだらない 馬鹿なことしよう 青春のせいに全部して 青い間違いは 時の流れが いつか正解に変えてくれるから ずっと 忘れない 今日を作りたい ほら 間違おうよ 忘れてしまうだろう? もっと くだらない 馬鹿なことしよう 青い空のせいに全部して 青春のせいに全部して |
彼女に似合う服メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | ちょっといい子だったのにな たぶんいい子だったのにな 君に似合わない服を着させて 君の事傷つけてたんだなぁ ちょっと前に会ったくらいから 君は少し違ってたんだろう? いま思えばそういや窮屈そうだったな 僕に気づいて欲しかったんだなぁ どうでもいいやりとりが でも今日でついに宝物 別れ際 驚いた そんな服を着てたんだなぁ 僕らは今日さよならだ 泣いて笑ってもこれが最後だ 別れ際 おそいけど その服とても綺麗だよ ちょっといい子だったのにな たぶんいい子だったのにな 困らせてばかり でも好きだったのにな もう二度と困らせれないんだなぁ どうでもいいやりとりが でも今日でついに宝物 別れ際 驚いた そんな服を着てたんだなぁ 電車を待つ駅のホーム 見送る僕に行き先などない 別れ際 おそいけど その服とても綺麗だよ ちょっといい子だったのにな すごくいい子だったのにな 困らせてばかり でも好きだったのにな 似合わない服を着てた人 |
カメレオンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 暗い部屋テレビをぼんやり観ていた なんの番組だろう カメレオンが映ってる。 いろんな風にそいつは姿を変えていき 次の瞬間には見事に消えた 子供の頃から知ってた事なのにな 大人になって今更問いかける ねえ カメレオン 教えてくれよ 誰かが作った僕のモンスターに 追われてるんだ すぐそこにいるんだ 七色の服をぼくにもわけてください おれは今日カメレオン 誰かと同じでいい ずいぶん前から望んでたんだろう そこらじゅうにありふれてる人になって あぁ 化け物はもう見事にいなくなった なぁ カメレオン もう怖くない お前ですら俺に気づかなくなった そういえばずいぶん本当の僕に 戻ってなかった事に気がついた あれ カメレオン どうするんだっけ もとの姿をもう忘れてしまった 戻りたいんだ 戻れなくなった 七色の服なんかもういらないから 朝目が覚めて すべて夢だった 急いでカーテンを開け 僕は外に出る。 |
絵本メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 上田健司・クボケンジ | 日が変わって2時半 まだ眠たくない 描きかけの絵本 まだ2ページ目くらい 僕は別に絵本の作家ではなくて 思いつきで昨日書き始めただけ キミによく似てる女の子を描く 夜のボートに乗る 君と二人乗り それだけじゃどうにも話が続かない 誰に読ませるわけでもないけど こんな風に 僕はキミを 思い出してる 断りもしないで ねえ もう寝てるかな まだ起きてるかな 夜遅くに迷惑かな 声が聞きたくてさ なんてことを 本気でついさ 思ってしまう夜 続いて二人はベンチでおしゃべり 公園の出口をふさぐ大きな月 夜の公園は少し冷えるから 手をつなぐだけで分かり合えたりする どんな風に 僕はキミの 心の部屋に飾られてるんだろう 大きな置物かな 目立つところかな 部屋の隅で倒れてないかな それも仕方ないかな あの丸い月より遠い すぐ近くに住むキミ 日が変わって3時半 まだ眠たくない なかなか進まない 君に会いたいな ねえ もう寝てるかな まだ起きてるかな 誰の手に繋がれてるかな 声が聞きたくてさ キミも今同じように思ってたらな 描きかけのこの絵本 読む人もいない 終わりの無いふざけたストーリー キミに読ませたいな なんてことを 本気でついさ 思ってしまう夜 |
ルリアメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 僕らは出会ってるかな 今すごく近いところにはいるけど まだ何か探しているの? それともまだ何か隠してるの? 呼吸する 鼓動で 聞こえた君の声 なくしたものとか あるんだろうけど とりあえずこの奇跡を祝おう キミと二人で 当たり前の事をしようよ ぼくに騙されてよ 途中で嫌になってもいいよ 守れない約束をしようよ 洗ってまた使えちゃうような 何気ない毎日を 言葉は足りているかな 正しくなくてもキミに触れてたい 思い出に見張られてて 息苦しかったろう 僕と遊ぼう 暗い顔したってさ 抱きしめちゃうんだろうな かなしい朝もきっと くるんだろうけど 繰り返し この奇跡を祝おう キミと二人で 漫画みたいな虹をつくろうよ キミの好きな色でいいよ イメージと違くたっていいよ そしてキミの話もしてよ 僕がメロをつけるから 一緒に歌ってくれるかな 当たり前の事をしようよ ぼくに騙されてよ 二人きり未来を見せ合おうよ 作りかけだっていいんだ 笑い声は 二つ分でいいや 守れない約束にかこまれ 洗っても落ちないような そんな素敵な毎日を |
夕凪メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | おかしな夢を見てるようだ もう一人のボクがいて そのすぐ隣にキミがいて 名前も知らないキミがいて ボクはそのキミに話をする 名前も知らない人なのに 漫画みたいにしゃべれるのは 名前も知らない人だから 笑ってるだけの最後の夕凪の海 はじまりと終わりで何となくうすぐもりだ キミは誰なんだよ…… 何故さみしそうなの…… 「次、風が吹いたら居なくなるの……」 あと数十秒でキミに会えなくなる 何か言わなきゃって言葉に詰まる 何故だか懐かしい気がする 風を待つ二人……そういえば いつかボクがノートに書いた 冗談みたいな物語だ これはボクのノートの中だ もう一人のボクがいて そのすぐ隣にキミがいて ホントは誰だか分かってて 海風 陸風 潮の匂いとキンモクセイが 入り交じって変だな…… こんなの書いた覚えは無い ここはどこなんだよ…… 何故キョトンとしてるの? 「ページをめくりなよ」 白紙のページだ! ボクは慌ててノートに続きを書く だからもうさみしい顔は終わり イメージは膨らむ キミに名前をつけるよ どんな名前が良いかな…… その瞬間に ほら! 崩れ出した景色 消えかかる空模様 ここでノートは終わる……夢だった 名前の知らないキミはもう会えない 何も言えないまま目が覚めたよ 風を待つ二人 ボクは忘れないように ノートに書くからまた会えるといいな…… |
まぶしい朝メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 自分より背の高い影が伸びて 今日がまた終わる 昨日よりあの日から遠くなったはずなのに消えない光 鍵はかけず眠るようになったこの部屋は いつ君が来ても良いようにしてるんだ 目が覚めて朝の光とまぶしさに君が笑ってて それだけでここにいるんだと 意味を見いだす当たり前の朝を待ってる あるいはこんな暮らしを一日でも早く辞められたら 僕なら君を自由にしてあげられると思う根拠などないけど 伝えようのない想いを打ち明けたいんだ 君のせいでこんなに悲しみのイメージが変わってく すべて許された世界でも君を傷つけてしまうよ 心はいつでも不安定 でも変われる気にはなれたあの晴れた日 目が覚めて朝の光とまぶしさに君が笑ってて 目が覚めて朝の光とまぶしさに君が笑ってて それだけでここにいるんだと 意味を見いだす 当たり前の朝を待ってる |
8月、落雷のストーリーメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | きみを探しに嵐の中を歩く きみの泣いてる声は聞こえない 傘はささずに歩きたいな きみを探しに嵐の中を歩く 嵐の中はそれはもうとてもとても寒いから すぐに引き返すんだろうな 雨の中 ふらふら 道をたたく水の音 フラッシュバックのような光 落雷の音 きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで ちょっと綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが届く きみを忘れに嵐の中を歩く 避雷針、片手に嵐の中をきみを探して また歩き出す 8月の終わりのこの雨もいつか止む きみがいなくなった僕の この気持ちさえ それのようにどうせなくなっていく なくなっていく きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで ちょっと綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで すごい綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが届く 嵐の中きみを探す 避雷針を空に突き上げる 道をたたく水の音 8月、落雷よ響け |
声メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | サヨナラ もう会えないなぁ 忘れてあげるよ 描きかけのキミの絵は ばれないところに埋めてよ…ほら… 変身用の七つセット 空は飛べないけど 隠れて身に付ける ひとけもない冬の空 そっと夕暮れが幻に変える頃 ボクが席を立つ…瞬間に解ける魔法 そこら中にキミと踏んで 散らかったカケラ 慌てて両手で かき集めて 優しいだけを伝える 優しかった言葉 使えないモノなら オレにくれよ 水たまりに浮かぶ星 踏みつけて消えた 逆さまの向こうは 違う世界があるのかい? 平べったい石を選んで 向こう岸に投げた 3回跳ねて 沈んだ想い 赤くなった空のせいで 赤い糸が消えた ありえない唄で普通に泣いたよ サヨナラ もう会えないなぁ また思い出した こっそりと忍び込んで キミの名前を呼んでみる ハロー 跳ね返る声 ハロー… そこら中にキミと踏んで 散らかったカケラ 慌てて両手で かき集めた 切ないだけを伝える 短かかった言葉 使えないモノなら オレにくれよ サヨナラ もう会えないなぁ… |
heavenly daysメレンゲ | メレンゲ | 新原陽一 | クボケンジ | クボケンジ | 目覚ましが鳴る 前に起きて時を止める 思い出せるのは もうなんとなくだけど 君の事 一億分の君に会えた 奇跡なんかも いつの間にか 忘れちゃうかな 忘れた事さえもきっと忘れてしまうの? heavenly days 胸のポケットの部屋 君の消えたぬくもりを探すよ もう二度と君を想う事はなくても まだ少し暖かい あの日々に鍵をかけて 歩き疲れて 座り込んで 途方に暮れて 叶わない夢 運命とか 二人なら言えた 改札口で言えなかった 言いたかった 「ありがとう」って 言葉はたぶん 「さよなら」よりも悲しい言葉に思うの heavenly days うまく笑えてたかな 最後のキスシーン 震える君の手も 握れなかった 涙さえ落ちなかった ひとりぼっちになり 今更溢れ出すよ heavenly days 胸のポケットの部屋 君の消えたぬくもりを探すよ もう二度と君を想う事はなくても 手を伸ばしてみても ここにはもう居ないよ 新しい光の下 歩き出すよ |
アオバメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 雨のち曇りの 中途半端な空 胸の奥を 締め付けてるのは誰だ からかわれてもいい ありふれてたいな 「また明日ね」で つながる未来 アウェイの星から とっておきの魔球 よれよれのフォームで いま投げ込むよ 君のために ほら 生まれ変われるよ 変わり続けてる 悲しい過去も すぐ塗りつぶしてやる どこまでも青く 頼りない世界 君に言えないで 隠してることは 君にとても 言いたい事でもあって 遠回りでもいい 明日は晴れらしい 意味もなくさぁ 会いたくなる 許され続けた 幼かった日々に 見送られながら いま駆け出すよ 何も知らないまま どこまで行けるかな すぐ弱気になる 優しいだけで いま 歩き続けるよ 君だけで続く 油性のストーリー 君のために ほら 生まれ変われるよ 変わり続けてる 悲しい過去も すぐ塗りつぶしてやる どこまでも青く 何も知らないまま どこまで行けるかな すぐ強気になる 優しいだけで いま 君だけで続く 油性のストーリー |
楽園メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 雨にあわせて こぼれた言葉 何を望んで潤んだ瞳 たどり着いたの? 引き返したの? ねぇ 本当の君は誰のもの まるで答えのない世界で 僕らは何故出会ってしまった この手はなにを失えば アナタを守れるだろう 今 以上 進めない また誰か傷つけて どれだけ心さらしたら 思い出を未来(あした)が超えるの ただ あなたの事を 抱きしめてあげたい 風が運んだ 遠いクラクション 戻れないところまで戻ってゆく 見つめ合っても 触れ合ってても ねぇ 本当の僕は誰のもの? 近づくほどに 離れて それでも求め合ってしまうの この手はなにをつかめたら あの日を守れるだろう ひと ひら の願いは ため息にさえ吹かれて それでも君が望むなら 正しさの意味も間違えよう その 歩んだ未来が 僕らを責めたとしても この手はなにを失えば アナタを守れるだろう 今 以上 進めない また誰か傷つけて どれだけ心さらしたら 思い出を未来(あした)が超えるの ただあなたの事を 抱きしめてあげたい |
きらめく世界メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 海が見える 小さな街 水平線を低空飛行 うみねこが飛んでる 誰もいない午後の海で キミと遊ぶ うみねこになる でもどこかさみしい眼 サヨナラとかじゃないのに胸が鳴ってる キミに手が触れて 伝わるリズムだよ 笑ってるの?泣いているの?黙ってても 分かってよ そうしてキミは 数センチの 雨を降らす どこまででもキミを守る それだけでいいかなって思えた 海が見える 小さな街 水平線がシーンを刻む 波の音がフィルムをまわす 反射する 水面の光 ストロボできらめく世界 キミは少し笑った どこにでも落ちてる 使い捨ての愛に 命を吹き込む 午後6時の魔法 夕暮れは 赤と黄色が待ち伏せてて 綺麗だった 遠目で見ても 分かるくらいのグラデーション こんなふうにキミとボクも混ざりあえたらな いいのに… 胸の奥で響き合う 胸の奥同士のグラデーション そうしてキミは 数センチの 雨を降らす 「とても暗い海の底に 引き戻されるのが恐いの…」 大丈夫、キミは溶け合って ボクになる どこまででも 近くなって ただその命を燃やすんだよ |
underworldメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 懐かしい町に帰ってきた 意味もなく立ち寄った公園 そこはブランコと滑り台だけ どこにでもある公園 危ないから降りなさいって 母親に叱られてる子供 風がブランコを揺らしてる すべてを揺らすのでしょう 今日が誰にとって大切な日なんだろう どうでもいい 今日君をね 思い出すよ どこかに隠れているんだろう 公園、滑り台の上 少しも怖くないよ 君がまだそこで散らかってて もう会えないのはわかってるんだ ここからみえる 午後の世界 限りある誰かの未来 昨日の事みたいな出来事を 明日も夢見てるの 良い事をしなくちゃね でも悪い事が好きだ どうしようかな 君がいたらどんな風に僕の事 叱ってくれるかな どうせ ひとりぼっちだ ずるいって言われたっていい 僕のままで行けるとこまでいこう ねえ、明けない夜はないんでしょ? 公園、滑り台の上 少しも怖くないよ 君はまだそこで散らかってる もう会えなくても 大丈夫さ 公園、滑り台の上 |
うつし絵メレンゲ | メレンゲ | 岩里祐穂 | クボケンジ | 島田昌典 | ただいちばん近くにいる その人に愛されたくて 泣きたいのに楽しいふりするのは 案外簡単なことだね 悲しいのは慣れてないから 大切なことを見ないようにしてた 誰もかも 何もかも 失っても 君がいてくれたなら それだけで良かったのに この世界で どうしていちばん愛しいものだけ どうして手のひらをこぼれ落ちてゆくんだろう 素直な気持ちを話せない 不器用な誰かのために 涙や 体温や 笑顔は きっとこの世にあるのかもしれない 岸辺から見えた君は うつし絵みたいに似ていたんだよね 誰ひとり 何ひとつ 残らなくても 君がいてくれたから それだけで安心だった この世界で それなのにちゃんと伝えられなくて それなのにずっと一緒だと思っていたの 明日と昨日 順番がかわり もしも今日の次が昨日なら 君にもういちど 会えるかな 教えて 私が探したものを 君が探したものを 二人が見つけた何かを 果てしない 広がるこの海のように すべて受け容れたなら 許し合えるはずなのに この世界で 自分が思うより深く愛されて 自分が思うより一人きりじゃないんだね |
プレゼント新垣結衣 | 新垣結衣 | クボケンジ | クボケンジ | | 雨上がりの朝は庭の緑が背伸びしてみえた 弱虫の私もマネをしてさ おはようを送ろう 探り合う距離 いたずらにもう 遊ばないでそばにいたいよ 近道でいい ごまかす心 たぶん気づいてるでしょう 君にあげるよ 赤いプレゼント いま あいに行くよ 何度も驚いた君とその未来は「君の私」ってイメージをしてさ 余計なこと考えてたら何にも始められないっていうから 強がりの私のふりをしたら 強くなれるといいのに 夏の匂いにだまされながら 今日はいい日だって呟いてみるよ 歩くスピード 胸のリズムに合わせて いま走り出すの 君にあげるよ 赤いプレゼント ねぇ気に入るかな? 本当は少し怖い それでも伝えたいよ「君の私」に出会うために 会いたくて 会いたくて 深呼吸もすぐにため息になる 君に会えた 普通の奇跡 めずらしい未来じゃなくてもいい 君にあげるよ 赤いプレゼント ねぇ怖がらずに受け止めて 驚いた後にこぼれた笑顔 好きな人が君で良かった |
すみかメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 眠い目をこすって 出かけたドライブ 誰もいない海まできた 理由などないけど 砂の町をつくろうって 君がいうから 子供臭くて 少し嫌で でも断れなかった 周りを気にしながらトンネルの穴を掘る 向こう側とつながる手に触れて僕はいま気づく あなたの事が好きで そう言える僕が好きで その手のぬくもりで 今日一日が終われば良い 巡り着いた答えが 誰かと同じでもいい 息を潜め 強く手を握るすみか 水路をつくって 今度は川を作る 螺旋状に道をつくり 水を流し込む くねくね 曲がって 川が出来ました でも吸い込んだ水のせいで 崩れる砂の町 僕らは1秒くらい固まってすぐ笑った そして僕が笑い止んでも 君はずっと笑ってた この声は届かない 僕らはあまりに小さく 君のその笑顔に値する何ができるだろう こころで叫んだ願いは あなたと同じがいいな 淡い光にだまされながら さぁいこう… あなたの事が好きで そう言える僕が好きで その手のぬくもりが ここにいる理由になっていく 巡り着いた答えに 拍手はされなくていい いつも イメージは 川沿いにあるすみか |
レインボウ新垣結衣 | 新垣結衣 | クボケンジ | クボケンジ | | 曖昧な言葉並べて 会いたい気持ちは嘘つきだ いつだって 愛されて フローリングで転がっていたい ジーザス 世界が今どうして?なんて歌ってみたりして 安物のヘッドフォンが愛を歌うよ 雨上がり虹の 架かるバスケットのゴール つま先のジャンプで 届きそうだわ キミと何度でも何度でも こんなふうに 手をつなごう 大好きよ 誰よりも 手加減なんて知らないわ 泣きまねだって その気になって あたしのまんま受け止めてよ ギュッてなる 左の方 始まりの音が鳴り響くよ 知ってる?キミに会う前は いつも時計ばかりみてた 用もなく急いでた 自分が嘘みたい 水たまりの上 晴れて光った遊歩道 置き忘れた夢を 探しにいこう そして いつまでも いつまでも 二つで一つでいこうよ あふれる想いなら 飛び跳ねて今リバウンド さぁ喜び 悲しみ キミに見せてあげよう ゆっくり 歩いてこう 大切なもの 見落とさないよう キミと何度でも何度でも こんなふうに 手をつなごう 大好きよ 誰よりも 手加減なんて知らないわ 泣きまねだって その気になって あたしのまんま受け止めてよ ギュッてなる 左の方 始まりの音が鳴り響くよ |
君に春を思うメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | さっきから声が聞こえる ここにいるのはばれてた みんながそう いい子っていうから 何もできなくなるんだろう ホントは君に教えたくって 近道 坂道 細い道を走る 話せるかな 胸の奥に潜んだ強い弱さも 今日 君が笑う それだけで春だ ありがとう ありえないよな 憧れに さけられている 当り前の今日が終わる ポケットにある それは 影のないものばかりだ 明日は君に見せたいな 寝ないで作った本当の僕を 帰り道の曲り角で おかしな誓いをたてる この星のまん中 嘘みたいに本気で 愛している ありえないよな 未来になって今日が 幻になるまで 笑われるくらいに 笑ってて欲しい 今日 君が笑う それだけで春だ ありがとう ありえないよな 未来になって今日が 幻になるまで 笑われるくらいに 笑ってて欲しい |
“あのヒーローと”僕らについてメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | Michitomo Kanao | 赤い陽が僕を睨む様 あくびしたら滲んだ世界 望みはメトロノームのよう 全てだけが終わり告げる 夢ではない そうでもない 僕らはね ここにもない 誰かのタバコを吸って 一息ついたら 光りだす俺 決意の絵文字 果ては fade away? 知らぬ存ぜぬ 未だ wonderland 雨が降っても濡れないんだぜ 集え wonderland 赤い陽が僕を睨む様 あたりは静けさに満ちる 響きはメトロノームのよう 誰がために鐘は鳴り響く 恐れてない そうでもない 見上げるほど 高い壁でもなく 大人一枚 まだ飛べるのだ 巨大なスクリーン 拍手のルーティン 今だ find a way ゆえに golden 踊れ round and round 無限のイメージ 集え wonderland wonderland oh oh oh 夢ではない そうでもない まだ足りない もしもの時あらわる テレキャス持って 灯りともったら 歌いだす俺 いざエモーショナル 果ては fade away? 知らぬ存ぜぬ 未だ wonderland 未だ wonderland 集え wonderland 例えば君が来てくれたなら 残りわずかの声を涸らすよ 長いトンネル くぐり抜けたら きっと 夢ではない そうでもない 僕らはね ここにもない 誰からも |
魔法メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 低気圧が春の風を吹かせて カレンダーをひとつめくった 出会いと別れの入り混じったイメージの カフェオレのような淡い季節 君は何してる? 僕は今急行の降りる駅を乗り過ごしたとこ 相変わらずだろう 君が隣にいたら マヌケな人、って笑うんだろうな はなればなれ 電話越しに大丈夫かなんて 君が言うから不安になんだよ 優しくなれないのは 会いたいだけ ただ好きなだけでかかってる魔法が それ以外のものは何も無い約束 怖がりでも、寒がりでも、足手まといでも いい 手探り、目隠し、箱ん中の未来 珍しいものなど何も無くていい もっと近づけるように君を好きでいたいな 外食ばっかじゃ、体に悪いのよ、って 最近じゃちょっと自炊もしてみてるよ スーパーのカードも作ってみたりして ポイントだってさ、貯まってるんだよ 時間と距離を重ねることに意味があるなら 僕らのポイントはどれくらいかな いつか君とそれを合わせあってさ ふざけて笑いあえるといいな ほら好きなだけでかかってる魔法が ありふれた言葉で僕らを照らす 怪しくても、悪者でも、初めてじゃなくて もいい 手探り、目隠し、箱ん中の未来 珍しいものなど何も無くていい ぎゅっと切なくなる想いが溢れ出すよ ただ好きなだけでかかってる魔法だ それ以外のものは何も無い約束 もっと近づけるように君を好きでいたいな |
つないだ手新垣結衣 | 新垣結衣 | 新垣結衣 | クボケンジ | 山本隆二 | 歩きなれた帰り道 自然に合う歩幅 寄り添う影 手をつなぐその瞬間 はにかむ笑顔こぼれた まだ照れくさくて言えないけど さりげない言葉で支えられて 見えない不安も分け合ってゆける そのことが嬉しいんだよ 夕焼けにうかぶ星 眠る陽よまだ沈まないで いつまでも側に居れたらいいのに 願いを一つだけたくした 流れる空見上げながら 過ぎてく月日の中で 楽しいことだけ続かなくて 思いやってたつもりが すれ違い傷つけたね 自分の気持ちを言葉にできず 素直になることもできなくて それでもあなたは待っててくれたね 不器用で小さな手を どこまでもうかぶ星 何度一緒に数えたかな これからも寄りそって歩けるよね 止まらぬ時間が2人を少しずつ変えていっても 愛だとか 幼くてわからないこともあるけれど 2人ならいつか見つけられるはず 願いを一つだけたくした 流れる空見上げながら |
クレーターメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 詰め込んだ分だけ重くなるカバン そんなの当たり前のことでしょう 頑張った分だけ近づいた距離 このペースではなんだか足りないな 見上げた夜空 落ち着きそうにもない この胸の高鳴り 聴いたなら今 出かけるのさ すべて欲しがって そこに星があって 夢と現実のプラネタリウム 描いてた未来を更新中 空もない星空みにいくよ 詰め込んだ分だけ重くなるカバン 果たして持って歩けるモノなのか? あきらめた分だけ軽くなるはず なのに何故だ 前よりしんどいな 逆さに振ってもこぼれる事の無い そのイメージだけ頼りにどうにか進むんだ すべて欲しがって そこに星があって 見渡す限りのプラネタリウム 僕の目だけじゃ足りないほどだ 足下には充分気をつけて 期待を背負って 言葉に詰まって それでもやっぱり行きたいな 鏡の向こうから見たような きらめく宇宙 青い地球 すべて欲しがって そこに星があって 強がりと本音のプラネタリウム 描いてた未来と交信中 運命の軌道上 火をつけて |
スターフルーツメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 上田健司・クボケンジ | 赤い目をして眠って でも夢は見れなくって 雑誌の裏の占いの悪い日だけを信じるキミ 観葉樹を買ってきて風水通りにおいて 水のあげすぎだよ ほら すぐ枯れてしまったろう? 「うまくいかないの あたしだけがそうなの」 ボクに何ができるかな? 考えてみた 君を守るんだ それだけでいい 神様など誰だっていい 祈るだけで救われるはずがないだろう 使い損なって鈍く光った その羽はまだ使えそうだ 振り返らずに 抜け出そう なるべくそばにいたいな なるべく笑ってたいな できるだけ離れないように ボクの手は存在してる 覚えてたい事はいつも 思い出せない事ばっかり 手をつないで手ぶらでいこう ほら誰も見てないよ 柔らかな光の 差し込むイメージが 誰かの声や言葉で 汚されぬように 心の奥でうずくまってる キミの声は聞き取れない 隠れてたら見つけられるはずもないだろう 耳に押し当てた手を離して ノックする音が聞こえたなら 怖がらずに さぁ 開けるんだ 春の色を探す 雨の匂いが好き ハートのマークですぐ 飛べる安い心 フライングでも良いから 金ピカでダサいくらい 派手な野望でもって キミと落ちていこう 君を守るんだ それだけでいい 神様などどうだっていい でも形のないものは確かにあって それを壊さぬよう 失くさないよう 君と持って歩けたらいい さぁ 歩き出そう 心の奥でうずくまってる キミの声は聞き取れない 隠れてたら見つけられるはずもないだろう 耳に押し当てた手を離して ノックする音が聞こえたなら 怖がらずに さぁ 開けるんだ |
うつし絵 新垣結衣 | 新垣結衣 | 岩里祐穂 | クボケンジ | 伊藤隆博・松岡モトキ | ただいちばん近くにいる その人に愛されたくて 泣きたいのに楽しいふりするのは 案外簡単なことだね 悲しいのは慣れてないから 大切なことを見ないようにしてた 誰もかも 何もかも 失っても 君がいてくれたなら それだけで良かったのに この世界で どうしていちばん愛しいものだけ どうして手のひらをこぼれ落ちてゆくんだろう 素直な気持ちを話せない 不器用な誰かのために 涙や 体温や 笑顔は きっとこの世にあるのかもしれない 岸辺から見えた君は うつし絵みたいに似ていたんだよね 誰ひとり 何ひとつ 残らなくても 君がいてくれたから それだけで安心だった この世界で それなのにちゃんと伝えられなくて それなのにずっと一緒だと思っていたの 明日と昨日 順番がかわり もしも今日の次が昨日なら 君にもういちど 会えるかな 教えて 私が探したものを 君が探したものを 二人が見つけた何かを 果てしない 広がるこの海のように すべて受け容れたなら 許し合えるはずなのに この世界で 自分が思うより深く愛されて 自分が思うより一人きりじゃないんだね |
heavenly days 新垣結衣 | 新垣結衣 | 新原陽一 | クボケンジ | | 目覚ましが鳴る 前に起きて時を止める 思い出せるのは もうなんとなくだけど 君の事 一億分の君に会えた 奇跡なんかも いつの間にか 忘れちゃうかな 忘れた事さえもきっと忘れてしまうの? ヘブンリーデイズ 胸のポケットの部屋 君の消えたぬくもりを探すよ もう二度と君を想う事はなくても あぁ まだ少し暖かい あの日々に鍵をかけて 歩き疲れて 座り込んで 途方に暮れて 叶わない夢 運命とか 二人なら言えた 改札口で言えなかった 言いたかった 「ありがとう」って 言葉はたぶん 「さよなら」よりも悲しい言葉に思うの ヘブンリーデイズ うまく笑えてたかな 最後のキスシーン 震える君の手も 握れなかった 涙さえ落ちなかった あぁ ひとりぼっちになり 今更溢れ出すよ ヘブンリーデイズ 胸のポケットの部屋 君の消えたぬくもりを探すよ もう二度と君を想う事はなくても あぁ 手を伸ばしてみても ここにはもう居ないよ 新しい光の下 歩き出すよ |