カーテンコールのその後でMom | Mom | Mom | Mom | | 祝祭を待つ人々の群れが いつもよりくたびれた瞬間に 僕は街に繰り出して踊り狂いたいと思う 報道に乗らないセンチメンタル スーパースターはただ僕らを鼓舞するよ 輝けるさと カーテンコールのその後で 好きにやろうぜ 現実味を欠いたダンスをお見舞いしようぜ 君の儚さに気づいた僕は 自分の儚さをひた隠している そして本当の声で こうして歌っているよ 報道に乗らないセンチメンタル スーパースターはただ僕らを鼓舞するよ また会えるさと カーテンコールのその後で 好きにやろうぜ とりとめのない話を弾ませ手を叩こうぜ 光はそれぞれの胸にあって 東京タワーやスカイツリーにはないよ だから君は僕に出会うのさ いつだってそばにいるよ どんなひどい時代でも 力関係も秩序もなぜて ラディカルに抱きしめるよ Everybody In The House After The Curtain Call 湧き上がるリズムと 誘発する何かが合言葉 長すぎる夢の終わりは いつもひとりぼっちで心細いけれど 静けさの中でこうして歌っているよ 真中を貫くあの人の声 世界の輪郭線がくっきりと浮かび上がる カーテンコールのその後で 好きにやろうぜ とりとめのない話を弾ませ手を叩こうぜ 光はそれぞれの胸にあって 東京タワーやスカイツリーにはないよ だから君は僕に出会うのさ 君が弱さを見せてくれるから 僕がいるのさ 虫のように頼りないスピードで 会いにいく そして僕は歌を歌って 今をつくる 儚い心を震わせながら 今をつくる |
恋はみずいろMom | Mom | Mom | Mom | | 頭に血が上る時ほど くだらない妄想に耽るもんさ 水槽の魚は軽くなって 天井に向かって距離を詰めてきた 汚染された大気の渦 道化になった友だちの噂とか 気にも留めない 毎日毎日 妙な心地悪さの中で食べて眠るだけ アンドロイド きっとパラノイド 聞きたくないよ 今はその声を 鱗がないだけであとは同じ じきにこの肌を薄いエナメロイドが覆うさ 手に触れる時 キスをする時 その光沢を以って突きつけてくる食物連鎖 擦り付ける胃袋と胃袋 Love Is Not Blindness 恋はみずいろ 思いは白濁 仄暗い道をそろりと歩くのだ お前はみずいろ 残酷なみずいろ 冷めたオードブルに箸をつけながら 骨抜きにされた魚の気持ちを 考えてみようかな 恋はみずいろ 別に込み入った話でもないのにさ 首を傾げる奴らにはピースサイン メトロポリスのコンクリートをしゃくって 2メートル四方の穴ぼこの中で ひっそり暮らそうかなとか考えてる 経済格差も精神的分断も 声のでかい奴も ニヤつき顔 板についた奴も 沈黙の度に迸る まるで人殺しの眼球でもはめられた気分 ガタゴト 貨物を乗せ走る列車の 荷台にしがみついたまんま俺は火だるま どうにでもなれ 今見えてる線もすぐに点になる それとない点になる 恋はみずいろ 思いは白濁 仄暗い道をそろりと歩くのだ お前はみずいろ 残酷なみずいろ 冷めたオードブルに箸をつけながら 骨抜きにされた魚の気持ちを 考えてみようかな 僕はとってもハッピー 今が一番ハッピー 体の形は少しずつ変わるのさ 君にどう伝えようか この気持ちをどう伝えようか |
シングストリートMom | Mom | Mom | Mom | | 君と出会った16の春 的のないダーツを投げまくる日々 全てポカだから良い 憂鬱はぼんやりと月のように 髪型やファッション 真似してみたり そこにあるすべてに恋をしてた この胸は熱くなり 寝食も忘れて グラグラの頭でも確かな声が聞こえる 僕の目指すべきところ 君が教えてくれたよ それはカジュアルでもあるけど 誰にも真似できないものさ 口付けをしよう とろけそうな甘いやつを 感覚は麻痺 呂律だって回らない 今がずっと1番 そんな君がくれたライフスタイル 君のライフスタイル これからも素敵だよ シワの数が増えても 愛してる 君を愛してる ずっと愛してる 堪らず愛してる 散々な朝も 洒落くさいTVも 今は愛おしく思うだけさ 愛してる 君を愛してる ずっと愛してる 堪らず愛してる 夢心地だよ どこまでも行けそう 僕は変わらず君が好きさ 探してるSomthing どんなときだって 溶け合う瞬間が最高に良い ツノの生えたやつらも 顔つきは小生意気な子どもだよ 煙ったい空気を大きくかき分け 誰よりもリッチな生活を送ろう 律儀にはみ出す馬鹿 そんなものに憧れなど抱かないよ ボロボロのドレスでも 主役の席は争う 醜い顔だって見せる だけど血は流すべからず これはカジュアルでもあるけど 誰にも真似できないものさ 共に生き抜こう 地味な賞レースにはしないぜ 感覚は麻痺 呂律だって回らない 今がずっと1番 そんな君がくれたライフスタイル 君のライフスタイル これからも素敵だよ 僕の熱が冷めても |
ワールドイズユアーズMom | Mom | Mom | Mom | | 何かが終わった香りがした 果実が腐ったような 新しい家のような 身体に通ってた血が全て抜かれたみたいに そこから見た景色は嘘っぽかった 目先の未来を嬉しく思ったり 昔の酷い記憶を美しいと感じたり そんな風に僕たちは穏やかに騙されながら 課題をひとつふたつとこなしていくのさ もう過ぎた話だから 君には話せないぜ 僕が知らない顔を見せたって 他人のように怖がらないで 楽しいことは明日話そうよ それで幸せになれるから 僕は知らない君を愛せる気がするよ 死んだあの人が 風の歌を歌って 死にたいあの人の こめかみをそっとなぞれば 口癖のような愛は 徐々に力を失って 肉体は次の季節へと 向かっていくだろう 名前を呼び合うだけで 擦り減らす儚い関係を 含み笑顔で手放す頃には きっとみんな狂ってるから 寂しい時は何か話してよ 今は何も見えないけど 僕は知らない君を愛せる気がする もう過ぎた話だから 君には話せないぜ 僕が知らない顔を見せたって 他人のように怖がらないで 楽しいことは明日話そうよ それで幸せになれるから 僕は知らない君を愛せる気がするよ フラフープみたいな人生だ 落ちすぎないよう頑張るだけ 同じ軌道の輪をなぞって 気持ちいいところでキープするだけ |
¥Mom | Mom | Mom | Mom | | 僕のこと、否定してくれないか こんな場所で歌ってる僕のこと 言葉より残酷な視線をここに突き刺して 僕の嘘を暴いてくれないか 僕のこと、引きずり出してくれないか この平穏を貪るだけの暮らしから モルヒネを打つようにね 漂白された話題を話題にして この平穏を貪るだけの暮らしから 考えちゃいけないよ 思いついてはいけないよ 口に出したらそればっかりが僕を苦しめるだろう 考えちゃいけないよ 思いついてはいけないよ 口に出したらそればっかりが僕を苦しめるだろう いのちよりたいせつなマネー あたらしいガジェット あこがれのスポーツカー カラッポだ!ってはいてすてて それでもおわれないんじゃあねえ もうアレしかないのかなあ???? ほんとそんなきがしてくるね... 僕のこと、否定してくれないか こんな場所で歌ってる僕のこと 言葉より残酷な視線をここに突き刺して 僕の嘘を暴いてくれないか 名前を持ったその瞬間から 望まないゲームに参加しているけど 敵味方を立ててみても 吹き溜まりから睨みを利かせても 渦の中心はまるで見えてこないのさ 天才もエリートもくだらない奴なのかも いいや、みんなみんなみんな気の毒なのかも 埋まらない退屈を退屈でまた埋めるのさ かましてやれ! 落としてやれ!ってね いのちよりたいせつなマネー あたらしいガジェット あこがれのスポーツカー くたばれ!ってはいてすてて それでもついてまわるのねえ もうアレしかないのかなあ??????? こんなさみしいこといいたいんじゃあないよ... |
泣けない人には優しくない世界Mom | Mom | Mom | Mom | | 誰かのこと好きになりかける夜には 自由な心が必要なのさ コンクリートにぺたりと張りついた僕の影 引きずり込まれないように この世の楽しいことをかき集めて生きるのだ テレパシーなどあるはずがない僕と君も 大きな力を信じる気持ちが全てで それぞれがそれぞれを くだらねえと思いながら 寂しさや虚しさや怒りを どっかにやるため身を寄せ合う ありがとね さよなら また明日 泣けない人には優しくない世界 あなたがいるから 旅は続くよ 線路の向こうでは幽霊が行進 見惚れちゃった君を抱きしめて歩き出す 新しいことを始めようとする朝には 正義なんかより大切なことがあるはずだ 愛着など感じられそうもない陽の光 結局避けられないまま 動きのない一日を許してしまう時もある 本当に気持ちいいことってなんだろう 本当に美しいものってなんなのさ 本当の優しさはこの世になんてないけれど 本当の憎しみはこの世の深くて純粋なところにある 笑っちゃうよね ひとまずはさよなら また明日 泣けない人には優しくない世界 あなたがいるから 旅は続くよ 線路の向こう側 僕らに似た影 たくさんの嘘を抱きしめて歩き出す |
そして夢で逢いましょうMom | Mom | Mom | Mom | | 現実的な光が注ぐ部屋から 欲望を粒子に変えていくのさ オスロシティは下ろし立ての匂いで 扉の向こうへと気持ちを連れ去ってくれる あれもこれもそれもどれもって 憧れは伽藍のように広い リストを順々に潰していく毎日 でもね 僕が欲しいもの 沢山あるけど ちゃんと手筈を踏んでいかなきゃね こんな半端な気持ちのままで 幸せを感じるわけがないよね ないものねだりの人生も 当たり前に終わるから 今日もパーティーはお開きさ 変に期待を持たないでね そして夢で逢いましょう 安らぎだけじゃない お馴染みの部屋から 宇宙の星々になってみるのさ オスロシティは下ろし立ての匂いで 憂鬱の訳を適当に託けてくれる あれもこれもそれもどれもって 憧れは伽藍のように広い リストは一旦片隅に置いとこうぜ ほらね 僕が欲しいもの 沢山あるけど ちゃんと手筈を踏んでいかなきゃね こんな半端な気持ちのままで 幸せを感じるわけがないよね ないものねだりの人生も 当たり前に終わるから 今日もパーティーはお預けさ あんま気を落とさないでね そして夢で逢いましょう |
レクイエムの鳴らない町Mom | Mom | Mom | Mom | | 今日は最低な夜 やけになって身を投げた 記憶は曖昧だけれど スーツ姿の男に担ぎ込まれ 目覚めたら無数の文字 虫のように視界を舞った 不思議と恐怖は無い 漲るパワー 誰かにぶつけてみたくなる まるで麻薬みたいに空を飛び 悪いやつらをこの手で締め上げる 血も涙もない人々の罵声を燃料にして 守る義理なんてないさ あんなクズどもには ド派手なアクション 繰り出して 胸に秘めた憧れを弄ぶのだ とんだ時代錯誤 漠然と正義を持つ 不思議と恐怖はない 漲るパワー 誰かに そして悪魔のような声を上げ 大嫌いな自分を焼き払う 機械仕掛けの身体は軋むよ ギシギシと賑やかに まるで麻薬みたいに空を飛び 悪いやつらをこの手で締め上げる 血も涙もない人々の罵声を燃料にして |
AnonymousMom | Mom | Mom | Mom | | 今だけ言わせてGod Damn おねがい 今だけ言わせてGod Damn この微熱の中で君を追いかける 世界地図が擦り切れるまで スケールの小さいアート 神経を尖らすポストインターネット 一歩も動けず固まる才能 名前も知らない誰かがフレンド 名前も知らない誰かが飛ばすハート 名前も知らない誰かが飛ばすバッド 名前も知らない誰かが待つ場所へ 今だけ言わせてGod Damn おねがい 今だけ言わせてGod Damn この微熱の中で君を追いかける 世界地図が擦り切れるまで |
フェイクグリーンMom | Mom | Mom | Mom | | 誰に向けたでもない笑顔が まわりまわって君を追い詰める 今はひとりでいたいというのに 雨が降るから強く抱き合うふたり ああ 面白い 人が人を殺せるように 人が人を生かせるとして 誰かの誰かがそれを求めても 僕は黙ってかぶりを振るだろう どうだっていいから 僕はうまくやれるだろうか みんなうまくやれるだろうか 君はうまくやれるだろうか みんなうまくやれるだろうか 大好きなこの街にも大嫌いなとこがある あなたとそれを分かち合えたら フェイクグリーン 見渡す限りのフェイクグリーン 大好きなこの街にも大嫌いなとこがある あなたとそれを分かち合えたら フェイクグリーン 見渡す限りのフェイクグリーン ずっと正気でいてよね 誰に向けたでもない笑顔が まわりまわって君を追い詰める 今はひとりでいたいというのに 雨が降るから強く抱き合うふたり ああ 面白い |
終わりのステップMom | Mom | Mom | Mom | | 突然笑ったり 泣いたり 誰かが誰かにおもねたり みんなみんな大忙し 阿呆みたいに叫びたいくせに 僕らは終わりのステップを踏み やがて全てを受け入れるだろう みんなみんな大忙し 大忙しだ 自分を騙すためのフレーズで 人を騙してるお前 僕が愛し続けたい人たちの 弱い心に付け入らないで 恋人が持ってる焔も 友達が歌う光も 部屋に累積する意味のない熱狂も 素手で掴みとって強く抱きしめるよ タイミングさ この世界は 苦悩も悲哀も作れるのさ フェイクでも心が動いたら 愛してあげて それくらいは 君が恥じることはないさ 悪いのは力を持った奴だ 今すぐこの手を振り上げて みんな守ってあげるからね 突然笑ったり 泣いたり 誰かが誰かにおもねたり みんなみんな大忙し 阿呆みたいに叫びたいくせに 僕らは終わりのステップを踏み やがて全てを受け入れるだろう みんなみんな大忙し 大忙しだ |
東京Mom | Mom | Mom | Mom | | 最近は何を着ても誰といても くだらない君が笑ったなら それだけで良い日だって言えるのかな 正直本当にどうでもいいや あの子もその子も 怒る前に泣いてしまう たまらなく悲しい時ほど おかしく笑ってしまう だから君が笑う時 僕は涙を流したいよ だけど世の中みんなくだらない そんなもので溢れてる 僕らはまだまだ若すぎて 空っぽのゴミ箱に 二つと無い時間をそっと捨てるだけ 最近は何を着ても誰といても くだらない君が笑ったなら それだけで良い日だって言えるのかな 正直本当にどうでもいいや 寄り道ばかり 花の名前も忘れたよ 雨上がりを知りたくて靴を汚したりするよ 都市が生まれ変わるような 何でもない切なさに 囚われるほどみんな暇じゃない 舌を出して笑おうか 僕らはまだまだ若すぎて あの星を穿つような 果てしない夢や希望をネタにして 最近は何を着ても誰といても くだらない君が笑ったなら それだけで良い日だって言えるのかな 正直本当にどうでもいいや |
ソングスフォージエイリアンMom | Mom | Mom | Mom | | あの大きな太陽に 何でも投げ込んで 曇りの消えた視界で 君に好きだと言えたら この世界の不気味な明るさは 気にも留めずに 誰かのための歌を歌うだろう 月の裏側に向けて ソングスフォージエイリアン この声は届くだろうか 歪曲したイメージを放って あの大きな太陽に 何でも投げ込んで 曇りの消えた視界で 僕の顔を睨んでいたら この世界の不気味な明るさは すぐに白けて また小さな花を枯らすだろう 月の裏側を見せて ソングスフォージエイリアン 光は向こう側に着いたぞ 歪曲したイメージを放って |
冷たく燃える星の下でMom | Mom | Mom | Mom | | ちやほやされたって 無神経なこと言われたって 決意は揺らがないぜ 多分 ブレない心 それでもお腹は空く ハンバーガーにポテト ジンジャーエールにナゲット It's Gonna be Alright テレビくらいプレーンな気持ちで 見させてちょうだいよ みんなムキになりすぎさ コンプレックスを助長しているだけだ 疲れたしつまらないしくだらないよ It's Gonna be Alright 「僕らの未来はどうなっちゃうの?」って いつまでも歌うよ ノックなんかしないでも 構わないさ ただ不安なだけ とはいえ実際さ 口のひん曲がったやつばっかで 僕はまた無邪気なフリをする 頭はまっさらで心は真っ黒に近い It's Gonna Be Alright 涙の行方をあてもなく探してはいるけれど セットみたいな路地裏で ばったりと会える気がしてる 「僕らの未来はどうなっちゃうの?」って いつまでも歌うよ ノックなんかしないでも 構わないさ ただ不安なだけ ちやほやされたって 無神経なこと言われたって 決意は揺らがないぜ 多分 ブレない心 それでもお腹は減る ハンバーガーにポテト ジンジャーエールにナゲット It's Gonna be Alright |
スカートMom | Mom | Mom | Mom | | いつも見たいのは心の中 今日は余所行きの風にまかせ 隠せぬ気持ち この胸のときめき 君のスカート そりゃないぜ 眩しい君のスカート 慌てて向こうの壁を見て 頭でも冷やそうかな フラワーショップのBGM 人気のないイートインスペース 話を聞くのもうんざりだ ずっと流れてるIn My Life 今すぐこんなの終わらせて 息が切れるほど走り回って 子どもみたいな汗をかいて 腹を抱えて笑えたら良い そんなことを考えながら かき混ぜるブラックコーヒー ちっとも美味しくない 夏の思い出みたく苦い いつも見たいのは心の中 今日は余所行きの風にまかせ 隠せぬ気持ち この胸のときめき 君のスカート 確かめてやりたいんだ どこまで行けるのか 腫れぼったい僕ら 同じ格好 同じ顔つきで シーサイドタウン ミッドナイトパリ 余計な詩をすぐ書き足して 天気もアレだし濡れないうちに それをしまった きっとこの瞬間 両手を広げ 無限を全身で感じたら 享楽だったり芸術に 足を取られることもないはずさ 誰でもいいから追い越して 不機嫌な雲を追い越して もしもし いまどこ これからもどるよ フラワーショップで待っててよ いつも見たいのは心の中 今日は余所行きの風にまかせ 隠せぬ気持ち この胸のときめき 君のスカート 情けないけど気になる休日 流行りの服に疲れたミュージック 埃をかぶる気持ちに 優しく息を吹きかけてあげるよ いつも見たいのは心の中 今日は余所行きの風にまかせ 隠せぬ気持ち この胸のときめき 君のスカート |
246Mom | Mom | Mom | Mom | | たまらなく愛しい風が吹いて どんな複雑な形にもなれると思った 名前も忘れちゃって構わないよ 笑顔があれば その可愛い笑顔があれば 世界を物にできるさ 朝と昼と夜の区別が つかなくなったミッキーマウス 寂しくないさと息巻いた 246 今日も元気 毎日楽しい ときたま悲しい よく食べ よく笑う そんな生活 Feelin' Good 不思議な夢にボケっとする朝も 説明過多のドラマ ワイドショーで上書き 全部 忘れた なんだか今日は変われる気がする 絶対に何かが変わる気がする 空気で分かる 匂いで分かる 夜にはきっと全部が良くなる アイデンティティ獲得の冒険 多分済んでない 地に足つかないよ 全然 それも悪くない 虚実取り混ぜて遊ぶ君と僕のカリカチュア すべて笑い飛ばすことができるかい? 願いはひとつだけさ 儚い心で生きていたいな 泣きたい時にはうんと泣きたいな 素敵なタイミングで泣けたらいいさ 朝と昼と夜の区別が つかなくなったミッキーマウス 寂しくないさと息巻いた 246 今日も元気 足踏みをしながら がさごそと鳴らすグレゴリー 夢の国を目指すのさ 可愛い着ぐるみ被って まともな人間 狂ってる人間 賢い人間 卑しい人間 それを決めてるのはどんな人間 俺たち最高にまともじゃないね |
Spike JonzeMom | Mom | Mom | Mom | | 身体だけあなたにあずけて 心は離れた場所へ どこへでも繋がるトンネルの先に 趣味の悪いコラージュが映る えらくシュッとしたスポーツ選手とか 動物たちのじゃれ合い 壁に描かれたアート 香ばしい匂いが立ち込める 旅人よ ここには何もないのさ 緑を求め走れよ ダメになっちゃうから |
まなざしMom | Mom | Mom | Mom | | この緩やかな坂がスタート ブレーキ握らず下ったのなら 砂混じりの痛い風が 季節ごと俺を巻き上げるだろう 幸せな錯覚の後で 君の目は大きな力を得た さむしい隙間を埋めるとき ここは震えるくらいに辺鄙だった 初めての温度に抱かれたまま 友達も恋人もすぐに忘れるさ 君が持ってるまなざし 簡単には奪えない 君が持ってるまなざし 明日も僕を続けなきゃいけない理由だよ 逆行し続けるこの坂を いつからか避けて歩いている 吸い込まれそうなビルの影を 塗り潰しながら歩いている 人間の一生はあっという間なんて この手触りを知った奴は歌わないぜ 君が持ってるまなざし 簡単には奪えない 君が持ってるまなざし 明日も僕を続けなきゃ 愛をちょうだい 僕らの間に 神秘的で無意味なほど強い 愛をちょうだい とろけちまうような 骨の髄まで とろけちまうような |
鉄人28号になってMom | Mom | Mom | Mom | | 鉄人28号になって狙われた街を勇敢に駆けていくんだ 傷だらけの身体見せつけてやるのさ 鉄人28号になって囚われた街の衝動を解き放つんだ 残酷な力学で操り返すのさ 完膚なきまでにやられたいよ 病んでる文明のど真ん中で 眠れない都市の血液が漏れ出す様を横目で見ながら あの子が叩いたスネアの音が 仮に崩壊の合図だとして 鳴るはずもない救済のベルをどのくらい待つのだろう もしもし、こちらみんなのSOSクラブ 絶望は鈍い金属の音だぜ ダンダンダダン 鉄人28号になって狙われた街を勇敢に駆けていくんだ 傷だらけの身体見せつけてやるのさ 鉄人28号になって囚われた街の衝動を解き放つんだ 残酷な力学で操り返すのさ 無気力になってもなりきれないね シニカルになってもなりきれないね 眠れない都市のちゃちな歯車のような そんな僕だから... あの子が叩いたスネアの音が 仮に崩壊の合図だとして 括り付けられた値札の紐を即座にほどけるのかい? もしもし、こちらみんなの SOS クラブ 絶望の音は大抵こんな調子だぜ #&///!¥%?@* ハートに火をつけて 新しいキッスを生み出そうぜ 二人の恋は焦らずじっくり温めましょうね 僕が負った傷はお前にも等しくあるヨ これが生命の神秘だと嘯いてケラケラ笑おうぜ 鉄人28号になって狙われた街を勇敢に駆けていくんだ 傷だらけの身体見せつけてやるのさ 鉄人28号になって囚われた街の衝動を解き放つんだ 残酷な力学で操り返すのさ |
スーパーヘヴンMom | Mom | Mom | Mom | | 彷徨いたくて外へ出たのに 欺きたくて外へ出たのに 雨に打たれてしまったのさ 寓話のような夜だったのに みるみるうちに破綻していく ここにいることを後ろめたく思う 重さのない人間だらけさ 目に映るのは スーパーヘヴン オーマイスーパーヘヴン ちょっと覗かれてみたいよ 瞬間的に浮かんだ文字 忘れたくて外へ出たのに 雨に打たれてしまったのさ 寓話のような夜だったのに 役立たずのこの心 受け入れる場所は 明るく親しげに喋りかけるだろう 頭の中が熱いのさ 溶けそうなのさ スーパーヘヴン オーマイスーパーヘヴン Sometimes I Feel The Super Heaven まじろぎひとつで ためらいひとつで 見落としそうな夜 踏切りの向こう ビルの裏側 通りの名前 俺は知らない 雨に打たれて 街から街へ 音楽のように 冷静な響きが 広がっていくよ 広がっていくよ 広がっていくよ... |
いたいけな惑星Mom | Mom | Mom | Mom | | もれなく打ち切りになってしまった 一話完結のドラマ とても平熱でなんていれないほど 悲しい出来事だから たまらなくなって家を飛び出して おもむろに開けた微炭酸 秘めた思いをぐっとこらえて 幸せだなってぼやくんだ さらばいたいけな惑星 楽しい時間をありがとう この数ヶ月ちょっとのやりとりに 何か意味があったとは思わない だけどいいじゃないか もっとこい 橋を渡ってるその姿が とても綺麗だったから 花束をそっと君にあげたいのさ どこか遠くへ行ってしまう前に これがハッピーエンドと教えてよ 僕にだけ そっと かまわずぎゅっと その感覚を余すことなく伝えてよ さらばいたいけな惑星 早いとこブルーレイとか出してよね オンタイムで楽しいなんて言うやつ 周りに一人もいなかったよ でもさ なんか良いんだ あの瞬間とか沈黙 音楽に惚れ惚れしちゃうんだぜ そういうの全然明るくないけどね もれなく打ち切りになってしまった 一話完結のドラマ とても平熱でなんていれないほど 悲しい出来事だから たまらなくなって家を飛び出して おもむろに開けた微炭酸 秘めた思いをぐっとこらえて 幸せだなってぼやくんだ どこか遠くへ行ってしまう前に これがハッピーエンドと教えてよ 僕にだけ そっと かまわずぎゅっと その感覚を余すことなく伝えてよ 最終回を何度でも |
解体Mom | Mom | Mom | Mom | | 家族も恋人も 好きかどうか分からない この街も友達も どんどん変わってゆくだろう 頭の中で輝く景色は どんなものよりも美しすぎて 世界の見方も少しずつ分かってきたのさ そういうことで 今はそういうことで良いのだ 僕らには聞こえない特別な声で 骸骨たちが明るい歌を歌うよ みんなが泣いているときに 上手く泣けなくてもいいのさ みんなが笑っているときに 上手く笑えなくてもいいのさ |
僕はラジオMom | Mom | Mom | Mom | | 虚ろな瞳の向こうが かつてない速度で汚されていく ガソリンの匂いは薄まらずに伝わってくる 覗き見ていただけの世界が動き出す 僕はラジオ 君をどこかに連れ去るよ 太陽が闇を隠す頃 とっておきのナイフで! 君は何を求めてダイヤルを回すのだろう 誰にも奪われないように この世界の全部をあげる 君の表情と表情の間の まだ色のついてない些末な動きがあって それを欲望のレーザーサイトが いつだって捉えているのだぜ 若さも青さも情熱もギターも ナルシシズムもルサンチマンも暴力も 君の声だったら何でもいいんだけれど... 君の声じゃなきゃ何でもないんだからネ 偽物の星を並べた 僕の宇宙で今はおやすみよ 子どものような深刻さだって アメリカンニューシネマの憂鬱だってある 胸を抉るような言葉をかけてあげるよ 僕はラジオ 君をどこかに連れ去るよ 太陽が闇を隠す頃 とっておきのナイフで! 君は何を求めてダイヤルを回すのだろう 誰にも奪われないように この世界の全部をあげる |
勝手にしやがれ!Mom | Mom | Mom | Mom | | 天気予報士がニュースの緊張をほぐすように 僕は毛布で作った暗闇で コミックソングを口ずさむ (1994年の) 不完全な繊維の隙間から光が漏れた そりゃないぜ… がっかりしちゃったな 窓を開け放って硬い空に スタッドを打込むイメージを浮かべた 途端にそれも飽きちゃって 何も感じなくなって もうなんかダメかもしれない もうなんかヤバいかもしれないネ 晴れでも雨でも曇り空でも 全然楽しくないのは 僕がどうにかなったからなのか 現在地を把握しようにも 見えないし聞こえないよ ああ、 どうぞご勝手に... しやがれ! スイッチを ON にして それから OFF にしてなんて具合にやれたらね そりゃあええわ そりゃあええわ いいや、 もっともっとチグハグになんのかも 瞼を閉じても何かが 目の前をびゅんびゅん猛スピードで激しく飛び回る その小さな、 うんと小さな ひとつひとつに印をつけたよ 愛せるように これは祈りじゃない 正しい技じゃない はみ出したことば 僕が僕であるための 勝手にしやがれ! 勝手にしやがれ! 勝手にしやがれ! 不条理の下で生まれて それらしいものすべて焼いちゃえよ もうなんかダメかもしれない もうなんかヤバいかもしれないネ 不条理の下で生まれて それらしいものすべて焼いちゃえよ ずぅーっと、 死んだふりしていたけれど 金輪際そういうのやめるのさ 僕を刺すため拵えたナイフは いずれ君に向けてしまうから ずぅーっと、 死んだふりしていたけれど 金輪際そういうのやめるのさ ふたつの覗き穴から見えるものだけってのは ちょっと心許ないから 言葉を探す前に気持ちを探したい 急かされず 煽られず 決して奪われずに 死んだふりはもうやめるのさ! 頭打ちの今日は切れ目のない素粒子の中 みんな溶けてゆく... 僕のための策略は時代の歌に食べられて 代弁者のズバリ! って顔をまた肥えさせる どれだけ腐っても動きだけは止めないようにね ちょいと試してみようぜ 複雑な心を引っ提げて... |
青い花Mom | Mom | Mom | Mom | | 僕が辿り着いた世界の果ては 名前を持たない人がいる 黄昏れを無邪気に映しながら 僕のギターは強くうなだれる 痛みは遅れてやってきて 猫が死んだってみんな気付かないよ だしぬけにこぼれる涙の跡を 不思議そうに眺めるけど 「心配はいらない」と 他人の歌を繰り返した 生まれた場所も愛した人の顔も 忘れてしまいそうなんだよ いまここに花を咲かせることが この世界では一番素敵なことだよって あの子の囁きが僕の耳元で 機械のように繰り返す 戻れない時間を閉じ込めたコーパルを 僕はひとつ割ってひとつ残したのさ さよならは言わない 無限に延びた二人の影を 歪ませ鳴らしてみるだけさ 僕が辿り着いた世界の果ては 名前を持たない人がいる 足音を大袈裟に鳴らしながら 僕は生まれて初めて一人になる 冬の寒さに備えなくちゃな いい加減な気持ちでは越せないんだろうな 鏡に映る知ったような眼差しは この一突きで終わらせることができるかな 「遠くへ行きたい」と 君の声が響いて来る...! 20世紀の喜び悲しみを 僕は何一つ知ることができないんだね いまここに浮かぶいくつもの嘘が 本当になって それがやがて嘘になるかなんて どんな風に生きようがきっと分からないよ どんな風に死のうがきっと分からないよ 戻れない時間を閉じ込めたコーパルを 僕はひとつ割ってひとつ残したのさ さよならは言わない 無限に延びた二人の影を 歪ませ鳴らしてみるだけさ そういうものさ... |
街の灯Mom | Mom | Mom | Mom | | キシリトールガムを 2粒 口に入れて まだ味がするうちに嫌になって 吐き出してしまう あんなに綺麗な街の灯が 当てにならないこともある その機能をまるきし剥奪される瞬間もある |
続・青春Mom | Mom | Mom | Mom | | ロックンロールの自惚れから 目覚めたのなら撃ち抜いてみればいい 参照点は見つからない 真空管は応答しないのさ もう二度と! 眠れない詩人の言葉が 僕の部屋で硬直している 心は誰にも託さずに どこへも飛び出せずにいる 撃ち抜けばそれでいいのさ そう! 感触をただ楽しめよ 青春は終わりを告げてしまうけど それがどうかしたの 犬や猫のような そんな真実味のある仕草なんて 僕らは一生ものにできないけど 眠りから覚めた一瞬の表情に それを見出すことができるはずだ いち抜けたとアイツはほざいている いち抜けたとアイツはほざいている いち抜けたとアイツはほざいている そして今日は猛烈にあり続ける! 悲しいのはどうしてかしら 苦しいのはどうしてかしら 苛立つのはどうしてかしら みんなどこかへ消えてゆく 撃ち抜けばそれでいいのさ そう! 感触をただ楽しめよ 青春は終わりを告げてしまうけど 生き続けてやるぜ |
怒りMom | Mom | Mom | Mom | | 暗闇の中で火をつける時 僕らの声がずっと遠くなった気がした 何もしないのに 明日話そうってずっと引き伸ばした思いが ようやく日の目を見るかな 伝わるはずないけど 行き場のないこの気持ちに 名前をつけるとすれば怒り 素晴らしい日々に 少しだけ嫌気がさした 贅沢なんて言わないから 鍵を閉めてよ さあ乾杯しよう 止まれない君のためを思って 吊るされた窓からそっとね 顔を出すよ 髪を縛り走り出した 目にも留まらぬ速さで君は消えた 怒りに身をまかせたい 涙を流すくらいの純粋な感情がひとつ ふたつ へんてこな頭をノックして This Is Mom 意味のないことばかりだよ 怒りに身をまかせたい 言葉につまるほどの純粋な感情がひとつ ふたつ うつろう景色にキスをして This is Mom こんなことなら終わりでいいや |
夏の魔法'18Mom | Mom | Mom | Mom | | もうやんなっちゃうよ ジリジリ暑いお日様は ずっと上機嫌さ 息巻いた僕は公園のベンチに座り込み 犬みたいに喉を枯らし冷えたサイダーを飲む 銀河鉄道999のメロディ 昨日まではぴったりハマってたのに ちょっと大胆なあの子がちらつくから 今日はレイドバック 頭働かない こちら東京 最高気温を更新 太刀打ちできるわけない状況に アホ面で構えようが涼しげに待とうが この閉塞感ったらタフで動物的 空っぽのバッグを抱きしめて 書店と雑貨屋をぐるぐるはしごする 君はそんな冴えない日々に切り込んで 次から次へ色をつけやがる 暮らしを脅かされそうなその声 どんな捻くれたやつでも釘付け 柔い風も相まってほら君に夢中 これが巷でウワサのアレなのか 君にかかってる夏の魔法 解けるまでクールなこの日常 今年はフレッシュなことをしよう 悩ましき現代病 君にかかってる夏の魔法 解けるまでクールなこの日常 猿みたいに何度もOn and On 戻れる気がしないよ 止まらない汗になすすべもなくて むせ返るほど高まった僕の熱 日が隠れたものの数秒の間に 子どもは次の街へゆく 地下鉄の冷気が漏れる歩道に 入り浸る半端な時間の淵で バランスの取れない自己像とか 今日の夕飯のことを考える 空とおんなじ青でまとめた服や 靴擦れを起こしてるサンダル 遠くで聞こえる打ち水の音 果物みたいにキュートなその胸 揺らす身体 光と陰 その狭間にある別の世界 軽やかなステップで今を飛びこえよう このチャンスはたった一度きり 君にかかってる夏の魔法 解けるまでクールなこの日常 今年はフレッシュなことをしよう 悩ましき現代病 君にかかってる夏の魔法 解けるまでクールなこの日常 猿みたいに何度もOn and On 戻れる気がしないよ 夏の魔法 みんな浮き足立つ少し先の未来 だけどワクワクドキドキ止まらない きっと夏の魔法はまだ解けない まだまだ解けない |
ヘベレケMom | Mom | Mom | Mom | | Life's a Bitch でも続く道 牛歩のように進む日にち スローモーション×8 環七通りは異常なし これはノンフィクション 脚色はなし 観測者は俺だけだし ちょっとやさぐれたり 開けちゃうウイスキー 想像よりはるかに平凡な味 今死んでもいいなとか思えちゃったり もっと生きたいなんて思うエネルギー どっちも似てる すぐ茶化しちゃったり まどろみの中で気付いちゃうとことかも そういうムード 笑けてきちゃう 別に楽しいことなんて何もないのに これは小さな問題 僕一人だけの 誰も知らない 些細な問題 分かるかい? |
ロストシングMom | Mom | Mom | Mom | | 静けさがバイオレンスに響くのは 誰のせいでもなく僕のせいなのさ おあつらえ向きな間取りの隅っこで 君はテレビのほう向いて笑ってる 時計の針が12時を指し 僕は数万回目の食事を済ませる 友達は怠惰ですぐに居眠りを始める 夢の中 無政府状態の広場で 聞き覚えのあるようなないような声がする 僕は構わずに買い物を続ける 高級車が街で魚みたく群れる (泳ぐ!走る!飛ぶ!) 時計の針が12時を指し 僕は数万回目の食事を済ませる 友達は怠惰ですぐに居眠りを始める つられて僕も眠るのだろう... あと10分足らずで... とにかく眠たくてたまらないのさ 投げっぱなしで今日を終わらせにかかる さよなら おやすみ ともだち そして大好きなこの部屋の香り 永くて脆い¥の世界の現在地 |
さようなら、サイエンスフィクションMom | Mom | Mom | Mom | Mom | あの傑作を超えちゃうような 出来事がいつも潜んでいる 現れてすぐ引っ込んで 忘れっぽい僕らを惑わせる ほら、なんだか疲れてきちゃったね けどちょっぴり楽しい気もするんだ その狭間で泳げるようなエネルギーは どこにあるんだろうか 引き伸ばされていく日常に ささやかなダンスと弔いを 諦めちゃった人 割とよくやった人 僕らのサイエンスフィクションは 塗り替えられてしまった! イメージをリズムに変えたなら その手を叩いてね Na Na Na..... あの傑作を超えちゃうような 出来事がいつも潜んでいる 癒されて砕かれて 頼りない僕らを迷わせる また似たようなところに来ちゃったね でもあの時とは違うところ その連続と非連続を 照らし出す装置なんてないが 引き伸ばされていく日常に ささやかなダンスと弔いを 見え過ぎちゃう日も なんかボヤけちゃう日も 僕らのサイエンスフィクションは 塗り替えられてしまった! 来るべきリズムを待ちながら 長い旅をゆけ 僕らのサイエンスフィクションは どこまでも続くものなのかい? イメージをリズムに変えたなら その手を叩いてね 無数の知らない景色が 狭すぎる空を覆っていく ずっと見ていたはずなのに... シナリオもキャストも揃っている 弾むような筆致で世界を暴こう あの大スターも若い論客も まだ気付いてない事を僕は知っているよ 何もしなけりゃどんどん暗くなる表情 都市の速度 人の流れ フェイバリットは心の外へ? あらゆる機械へ? 僕らが立っているこの地点 さようなら、サイエンスフィクション |
KissMom | Mom | Mom | Mom | | 恥ずかしい言葉で満たすより 何倍もお洒落なことがしたいだけ 逆上がりも上手にできなくなった今 やれること 何がある? Oh Baby 君と目を合わせて 手に触れて 音のない会話が始まれば その瞬間はあっという間にやってくる 世界はそれを止めないぜ 最高のKiss 今すぐKiss このくだらない時間を楽しもう 間違いも今日は美しいな 悲しい君の陽だまりに 膝をついて 一緒に呆けて遊ぼうよ いつまでも 足りない頭で考えて 僕達は何にも生まないよ 違いの分からない音楽に のぼせてるうちにベルが鳴る お互いにずっと分からないこと 耳をすましただけじゃ聞こえないもの まだまだまだまだ頃合いじゃないけど この熱が冷める前に 最高のKiss 今すぐKiss このくだらない時間を楽しもう 間違いも今日は美しいな 最高のKiss もう一度Kiss この素晴らしい時間を楽しもう 間違いも今日は美しいな |
電話とヘリコプター / 16対9Mom | Mom | Mom | Mom | | 待てど暮らせど鳴らない電話 ポケットの中で重みだけが いやにはっきりしてくる ものすごい音を鳴らすのは 低空飛行中の報道ヘリコプター 僕と風景のあわいを往来する 少しだけ耳を塞いだ 少しだけ耳を塞いだ 少しだけ耳を塞いだ 君からの電話を聞き逃さないように がらくたを返せと言ってやった! 目の前に漂う空気の層を 切断するような感じで 僕の言葉は言葉にならず 喉の奥のヘンな味だけが いやにはっきりしてくる... 少しだけ耳を塞いだ 少しだけ耳を塞いだ 少しだけ耳を塞いだ 君からの電話を聞き逃さないように 君の気持ちは分かっているけど 本当のところ何ひとつ 分かっていないのかもしれない こんな僕でも大人になったら 明けない夜を忘れちゃって 正しい街の風に呑まれてゆくんだね 早いとこ切り裂いてよ その美しい声で いまだけを見つめて生きるってことが こんなに難しいことだなんて 想像もできないほど... 想像すらさせないほど... 誰かを愛して壊れてみたいのにね... かわいいかわいい嘘つき達 夢の途中の部屋 カチンコ鳴らして現れ始める 生と死が同じ意味になって 僕を眠れなくさせる 眠れなくさせる |
ハッピーレインマンMom | Mom | Mom | Mom | | いつまでもこんな風にいられない セブンイレブン 明かりが今日は綺麗だ 意味のないやり取りも許せるだろうか 僕と君は似ているから いつまでもこんな風にいられない テレビも飽きて君の髪がなびく頃に 僕らはずっと先のことを話すよ 先のことを話すよ なし崩しに積まれた小さな嘘や 音のないコマーシャル 聞こえる鼓動 ダメなことないけど 大きな声じゃ言えないかな ありふれてるけど魔法だよ 君にしか知らない歌がある ありふれてるけど魔法だよ 手懐けるように抱きしめるように ありふれてるけど魔法だよ 君にしか知らない歌がある 止みそうもないなんて無駄なことばかり 歌っている いつまでもこんな風にいられない ハイライト 消した この道の角で 傘は持ってないけれどそれでいい パートタイマーみたいに朝も夜も いつまでもこんな風に過ごしたい 確かなこと 何一つ言いたくはないけれど 君がそれでいいならば気にしない もう気にしないさ 革命の夜は冴えない顔で どちらとも取れるような目をしてた 確証はないけど それなりに僕もやれそうかな ありふれてるけど魔法だよ 君にしか知らない歌がある ありふれてるけど魔法だよ 手懐けるように抱きしめるように ありふれてるけど魔法だよ 君にしか知らない歌がある 止みそうもないなんて無駄なことばかり 歌っている いつまでもこんな風に過ごしたい セブンイレブン 明かりが今もまだ 眠らない僕らを照らしている パートタイマー 朝も夜も |
あの子が描いた非現実の王国Mom | Mom | Mom | Mom | | 今までも これからも ずっとずっと知られないままの 沈みそうな夜にあの子が描いた非現実の王国 あの子は友達と花を千切って 日記と一緒に火をつけた そして画期的な光を空に放って この宇宙から逃げ出す準備したようだ けれども情熱が世界をひっくり返すのは ほんの数秒の小さな出来事で 意味を持ちすぎた過去と ひどくくたびれた未来が 容赦なくそれを否定しにやってくるだろう 沈みそうな夜にあの子が描いた非現実の王国 不完全な暗闇であの子は泣いた なにひとつわからなくて泣いた 誰もが身体に囚われ 言葉に囚われ その内部から手を伸ばし合う ここはちょっと寂しすぎるからね 悲しすぎるからね 今にもどうにかなっちまう気がするからね ある人はペンを走らせ ある人は音を鳴らして ある人は虚構を映したりして ある人がそれを売って ある人がそれを買って 気付いたらそんな風になっていくのねえ 僕は僕の監視下の中で 毎日ふらふらと芝居染みた動きをやるだけで ひとりぼっちの部屋に戻れば 途端にああ、疲れたと 死んだように眠りこけるのだ あの子が飛ばした重たいブルーの影は きっとその瞬間にも僕を掠めていって さよならすら響かせず さよならすら響かせず ただあの子の目を少しだけ乾かしたような? もう会えないんだね お目にかかれないんだね 時間の檻の中で燃える君の 延びてくる手をキャッチできるのは 永遠にただひとりだけなんだから 目を逸らさないでよ 驚かないでよ なかったことになんてしないでよね 今までも これからも ずっとずっと知られないままの 沈みそうな夜にあの子が描いた非現実の王国 |
talkaboutmyteacherMom | Mom | Mom | Mom | | 忘れてしまった先生のこと 時間をかけて思い出してみる 芸術家のようなボサボサの髪は そんなに嫌いではなかったな できない生徒に手を上げて できる生徒には優しかった 親の評判は最悪だけれど みんな先生のことが好きだった それは誰の絵も悪く言わないから すべて特別で 特別じゃないから |