十五少女の歌詞一覧リスト  13曲中 1-13曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アッシュ溶けるほどに茹だっていた 伽藍堂な頭上、青 ゆら 揺らぐ視界の隅 雲を探していた いつか灰色に染まってった心で 「つまんないな」って 吐き捨てるだけ 君を描くだけ  きっと 触れられないまま褪せてくんだって じゃあせめて笑ってくれ 今更遅すぎるなんて言えよ さよなら 君だけの涙も 期待の声も ずっと それができたら苦労はないよなって まだ縋ってるだけ 最低な夜だって いつかは明けるからさ なんて言えない 僕じゃ言えないから 君はどうか歌っていて  誰一人いなくなって 伽藍堂な心だけ ゆら 揺らぐ視界の隅 思い出に透いていく 奪って割いて また抱き合って そんなもんさ 「しょうもないな」って 笑い飛ばして ただ唄を聴かせて そっと 浮かんでいく 藍の闇を裂く光を背にした 言葉だって出ないようで さよなら僕だけの言葉も 希望も愛も ずっと 色を失くして見えなくなっていく ただ笑ってたいのに 響くあの汽笛も月明かりの空も 全部 全部ただの背景なら 君が遠く滲んでいく  大人になったら 今が終わったら 忘れて往くのだろうか ねえ 青過ぎる空が胸を潰すから 痛みさえ描いて残して往け 分からないことばかりで 明日に期待もなくて ここに無いものばかり描いてるだけ ただ 縋ってるだけ 歌を歌う光も震える指先も ずっとずっと染まってくから さよなら 君だけの涙も 期待の声も ずっと 出来ないからここにいるんだって まだ縋ってたいだけ 最低な夜だって いつかは明けるからさ なんて言えない僕に 「じゃあね」って 君が遠く滲んでいく 君はどうか歌っていて十五少女ichicaichica溶けるほどに茹だっていた 伽藍堂な頭上、青 ゆら 揺らぐ視界の隅 雲を探していた いつか灰色に染まってった心で 「つまんないな」って 吐き捨てるだけ 君を描くだけ  きっと 触れられないまま褪せてくんだって じゃあせめて笑ってくれ 今更遅すぎるなんて言えよ さよなら 君だけの涙も 期待の声も ずっと それができたら苦労はないよなって まだ縋ってるだけ 最低な夜だって いつかは明けるからさ なんて言えない 僕じゃ言えないから 君はどうか歌っていて  誰一人いなくなって 伽藍堂な心だけ ゆら 揺らぐ視界の隅 思い出に透いていく 奪って割いて また抱き合って そんなもんさ 「しょうもないな」って 笑い飛ばして ただ唄を聴かせて そっと 浮かんでいく 藍の闇を裂く光を背にした 言葉だって出ないようで さよなら僕だけの言葉も 希望も愛も ずっと 色を失くして見えなくなっていく ただ笑ってたいのに 響くあの汽笛も月明かりの空も 全部 全部ただの背景なら 君が遠く滲んでいく  大人になったら 今が終わったら 忘れて往くのだろうか ねえ 青過ぎる空が胸を潰すから 痛みさえ描いて残して往け 分からないことばかりで 明日に期待もなくて ここに無いものばかり描いてるだけ ただ 縋ってるだけ 歌を歌う光も震える指先も ずっとずっと染まってくから さよなら 君だけの涙も 期待の声も ずっと 出来ないからここにいるんだって まだ縋ってたいだけ 最低な夜だって いつかは明けるからさ なんて言えない僕に 「じゃあね」って 君が遠く滲んでいく 君はどうか歌っていて
アトム舵を切ればいい 簡単なことだなんて 誰かは言うけど 声は届かない ここに届くことはない 地平の先を見てる そして今 舟は重さをなくしていく 手を振る君を想っている これは例えば 星の灯りとか 君の痛みが いつかは記憶に重なっていく それくらいの話だよ きっと なんてもう ここからじゃ 聴こえないか  期待がどうとか 地球の最期 そんなのどうでもいいけど 歌を歌って 君が笑う 宇宙はそれだけで出来ていた 本当の空の色を知らないでいて欲しい どうか綺麗なままでいてね 帳落として どこか遠くまで 星の一つが 夜の真ん中に重なっていく そこでいつか君を見つけよう 灰になって宙に舞った僕らの唄 今もずっと口ずさんでいた  彼方見下ろせば 夜光雲が走って 帰る場所はもう そこにはないと知った もうそろそろなんだって 僕は夢を見る 長い長い目覚めは 地上十万メーターを 最後に選んで眠りについた さようなら これは例えば 星の灯りとか 君の痛みが いつかは記憶に重なっていく それくらいの話だよ きっと なんてもう届かないか 帳落として 星の一つが 夜の真ん中に重なっていく そこでいつか君を見つけよう 灰になって宙に舞った僕らの唄 灰になって宙に舞った僕らの唄十五少女ichicaichica舵を切ればいい 簡単なことだなんて 誰かは言うけど 声は届かない ここに届くことはない 地平の先を見てる そして今 舟は重さをなくしていく 手を振る君を想っている これは例えば 星の灯りとか 君の痛みが いつかは記憶に重なっていく それくらいの話だよ きっと なんてもう ここからじゃ 聴こえないか  期待がどうとか 地球の最期 そんなのどうでもいいけど 歌を歌って 君が笑う 宇宙はそれだけで出来ていた 本当の空の色を知らないでいて欲しい どうか綺麗なままでいてね 帳落として どこか遠くまで 星の一つが 夜の真ん中に重なっていく そこでいつか君を見つけよう 灰になって宙に舞った僕らの唄 今もずっと口ずさんでいた  彼方見下ろせば 夜光雲が走って 帰る場所はもう そこにはないと知った もうそろそろなんだって 僕は夢を見る 長い長い目覚めは 地上十万メーターを 最後に選んで眠りについた さようなら これは例えば 星の灯りとか 君の痛みが いつかは記憶に重なっていく それくらいの話だよ きっと なんてもう届かないか 帳落として 星の一つが 夜の真ん中に重なっていく そこでいつか君を見つけよう 灰になって宙に舞った僕らの唄 灰になって宙に舞った僕らの唄
Alien最後の夜に残る灰の 確かな熱を忘れないでいる 物語はもうじき終わって それでも回ると言うなら 明日僕らはそこに行かなくちゃ 君は何を言っていたかな かすかに見えた灯りを辿って 闇に呑まれてしまう前に 脈打つ手は冷たさを知って 雨だっていうのに鳥は舞っていた 羽を濡らすにはまだ早いと 奴らが言ったって知らずに 明日僕らはそこに行かなくちゃ 君は何を言っていたかな 確かに見えた灯りを残して いつか思い出せるように 名前をなくした記憶とか 掴めたはずの手も すり抜けて落としたんだ 遠ざかった後に伸ばしても もう永遠に届かないけど 明日僕らはここを出なくちゃ 君はなんて言うかな さよなら 星の影に発つ人よ いつか思い出す日まで 闇に呑まれてしまう前に十五少女ichicaichica最後の夜に残る灰の 確かな熱を忘れないでいる 物語はもうじき終わって それでも回ると言うなら 明日僕らはそこに行かなくちゃ 君は何を言っていたかな かすかに見えた灯りを辿って 闇に呑まれてしまう前に 脈打つ手は冷たさを知って 雨だっていうのに鳥は舞っていた 羽を濡らすにはまだ早いと 奴らが言ったって知らずに 明日僕らはそこに行かなくちゃ 君は何を言っていたかな 確かに見えた灯りを残して いつか思い出せるように 名前をなくした記憶とか 掴めたはずの手も すり抜けて落としたんだ 遠ざかった後に伸ばしても もう永遠に届かないけど 明日僕らはここを出なくちゃ 君はなんて言うかな さよなら 星の影に発つ人よ いつか思い出す日まで 闇に呑まれてしまう前に
Eureka声を上げた瞬間に 煌めきは失われる 数秒間 忘れないで まだ 加速しては膨らんだ ガラス玉に身を投げて 再周回 何度だって目指した 戻ることはないさ  鼓動の種を撒いて そこに咲いた宇宙の花 昨日に手が届けば 僕は君に何を話そう  深い水の底みたいな 静寂の流れに沿って 数億年 ここに居るよ また 生まれ落ちて戻ること 君はその秘密を見た ねえ なんでそこにいるの 地平の果てに何があるの  鼓動の種を撒いて そこに咲いた宇宙の花 ひとかけら落として 僕に見せた  君が瞬いて 君の痛みが伝わった この胸が この唄が いつまでだって憶えているように十五少女ichicaichica声を上げた瞬間に 煌めきは失われる 数秒間 忘れないで まだ 加速しては膨らんだ ガラス玉に身を投げて 再周回 何度だって目指した 戻ることはないさ  鼓動の種を撒いて そこに咲いた宇宙の花 昨日に手が届けば 僕は君に何を話そう  深い水の底みたいな 静寂の流れに沿って 数億年 ここに居るよ また 生まれ落ちて戻ること 君はその秘密を見た ねえ なんでそこにいるの 地平の果てに何があるの  鼓動の種を撒いて そこに咲いた宇宙の花 ひとかけら落として 僕に見せた  君が瞬いて 君の痛みが伝わった この胸が この唄が いつまでだって憶えているように
還る震えてる あの風が 唇が 千切れるほど固く組んだこの指が 明け方の彗星がその一生を終える声が  怯えてる あの星が この羽が 鎖を解かれてよろめくこの足が 消えかけた火の身を切るような断末魔が  覚えてる 君の名を 君の目を 僕がもといた場所を 君と出会ったあのポプラ並木を  君に会えるならば、この眼が灼けたって構わない 虹も、空も こぐま座の尾の煌きも 不死鳥のように燃えるオーロラも もういらない もう目を閉じない 二度と祈らない 奇蹟など願いはしない また会おう あの木洩れ陽の下で  満ち足りてる あの鳥が 潮騒が 地平線で砕け散った星屑が 螺鈿の匣にそれを拾い集める花嫁が  抱かれてる この森に 静寂に 極北の十字が描く正円に 永久に眠れる氷瀑のイコノスタシスに  覚えてる 君の色 君の香りを 僕が還るべき場所を 君がかつて海だったことを  君に会えるならば、この手が裂けたって構わない 愛も 歓びも 二六〇章の詩も E線を伝うこの涙も もういらない もう怖がらない 二度と戻らない 振り返ったりなどしない また会おう あの約束の場所で十五少女かいゑかいゑ震えてる あの風が 唇が 千切れるほど固く組んだこの指が 明け方の彗星がその一生を終える声が  怯えてる あの星が この羽が 鎖を解かれてよろめくこの足が 消えかけた火の身を切るような断末魔が  覚えてる 君の名を 君の目を 僕がもといた場所を 君と出会ったあのポプラ並木を  君に会えるならば、この眼が灼けたって構わない 虹も、空も こぐま座の尾の煌きも 不死鳥のように燃えるオーロラも もういらない もう目を閉じない 二度と祈らない 奇蹟など願いはしない また会おう あの木洩れ陽の下で  満ち足りてる あの鳥が 潮騒が 地平線で砕け散った星屑が 螺鈿の匣にそれを拾い集める花嫁が  抱かれてる この森に 静寂に 極北の十字が描く正円に 永久に眠れる氷瀑のイコノスタシスに  覚えてる 君の色 君の香りを 僕が還るべき場所を 君がかつて海だったことを  君に会えるならば、この手が裂けたって構わない 愛も 歓びも 二六〇章の詩も E線を伝うこの涙も もういらない もう怖がらない 二度と戻らない 振り返ったりなどしない また会おう あの約束の場所で
君が死んだ日の天気は今朝 君が死んだ 僕は 朝食を食べた 今朝 君が死んでも 朝陽 は 昇った  空は雲ひとつ無く 電車は7時2分に来る 街は人で溢れる 誰も傘を持たず  君が死んでも 何も変わらない 誰も知らない 時計は止まらない 世界は君の死に無関心で 青空は 涙も流さない だから、僕はせめて雨が降ることを 祈る。天気予報を見る。 目に焼き付ける。噛み締める。 声に出して叫ぶ。  晴れのち曇りのち静けさのち虚無(ニヒル)のち乾き 晴れのち侘しさのち無気力のち孤独 晴れのち切なさのち痛みのち悲しみのち雨 君が死んだ日の天気は…雨  今朝 君が死んだ 燕が 屋根に巣を作った 今朝 君が死んでも 菖蒲(アヤメ) は 青い花を開いた  君が死んでも 何も消えない 戸籍も消えない 税金の請求も消えない カレンダーの君の誕生日も消えない(消せない) だから、僕はせめて雨が流すことを 祈る。君の未練を流す。 過去を 夢を 苦しみを 思い出を 寂しさを 嗚呼…  晴れのち曇りのち悔しさのち怒りのち自責 晴れのち嘆きのち自暴自棄のち嗚咽 晴れのち諦めのち祈りのち微笑みのち雨 君が死んだ日の天気は 君が死んだ日の天気は…雨十五少女かいゑかいゑ今朝 君が死んだ 僕は 朝食を食べた 今朝 君が死んでも 朝陽 は 昇った  空は雲ひとつ無く 電車は7時2分に来る 街は人で溢れる 誰も傘を持たず  君が死んでも 何も変わらない 誰も知らない 時計は止まらない 世界は君の死に無関心で 青空は 涙も流さない だから、僕はせめて雨が降ることを 祈る。天気予報を見る。 目に焼き付ける。噛み締める。 声に出して叫ぶ。  晴れのち曇りのち静けさのち虚無(ニヒル)のち乾き 晴れのち侘しさのち無気力のち孤独 晴れのち切なさのち痛みのち悲しみのち雨 君が死んだ日の天気は…雨  今朝 君が死んだ 燕が 屋根に巣を作った 今朝 君が死んでも 菖蒲(アヤメ) は 青い花を開いた  君が死んでも 何も消えない 戸籍も消えない 税金の請求も消えない カレンダーの君の誕生日も消えない(消せない) だから、僕はせめて雨が流すことを 祈る。君の未練を流す。 過去を 夢を 苦しみを 思い出を 寂しさを 嗚呼…  晴れのち曇りのち悔しさのち怒りのち自責 晴れのち嘆きのち自暴自棄のち嗚咽 晴れのち諦めのち祈りのち微笑みのち雨 君が死んだ日の天気は 君が死んだ日の天気は…雨
今日だけは。くたびれた上履きが 今日はなんだか軽やかだ  傷だらけの机が ラピスラズリの石碑のようだ  今日だけは雲が懐かしいのは 鳥だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 ノートのページのように舞い落ちる蝶も 二階のトイレの個室のようなカテドラルも 下駄箱から降る埃のような粉雪も  そう、今日だけは 背を向けて黙す三十九人の天使も 私のずぶ濡れの髪のようなオフィリアも 君が接吻をくれたあの丘のオリーブも 今日だけは。  階段を蹴る足取りが 今日はなんだか軽やかだ  錆び付いたフェンスが 透き通った硝子のようだ  今日だけは空が美しいのは 星だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 箱庭のような校庭を覆う薄暮も 終幕を祝う黄金のトランペットも 緋色の斜陽を寿ぐ西の山々も  そう、今日だけは 宵の明星を翳める東の夜鷹も 黄昏れを侵す蒼ざめたカタルシスも からだを包み込む一面の彼岸花も 今日だけは。十五少女かいゑかいゑくたびれた上履きが 今日はなんだか軽やかだ  傷だらけの机が ラピスラズリの石碑のようだ  今日だけは雲が懐かしいのは 鳥だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 ノートのページのように舞い落ちる蝶も 二階のトイレの個室のようなカテドラルも 下駄箱から降る埃のような粉雪も  そう、今日だけは 背を向けて黙す三十九人の天使も 私のずぶ濡れの髪のようなオフィリアも 君が接吻をくれたあの丘のオリーブも 今日だけは。  階段を蹴る足取りが 今日はなんだか軽やかだ  錆び付いたフェンスが 透き通った硝子のようだ  今日だけは空が美しいのは 星だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 箱庭のような校庭を覆う薄暮も 終幕を祝う黄金のトランペットも 緋色の斜陽を寿ぐ西の山々も  そう、今日だけは 宵の明星を翳める東の夜鷹も 黄昏れを侵す蒼ざめたカタルシスも からだを包み込む一面の彼岸花も 今日だけは。
死にたいと言ってくれ。青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう 夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう 砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう 約束だよ。明日、また会おう  水に映る影が醜いなら 地に傘を差そう 春の緑(アオ)に怯えるなら 鳥になって北へ翔けよう 風の歌が身を裂くなら 叫び声で掻き消そう 君の歌を 叫んでよ  苦しみを叫ぼう 虚無を叫ぼう 自己嫌悪を孤独をもどかしさを叫ぼう 人生の無意味も存在の無価値も不条理も 僕が聞くよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ  他人(ヒト)の幸せが眩しいなら 引き裂いてやろう 花の美しさが切ないなら 踏み躙(ニジ)ってやろう 子供の無垢が惜しいなら 溝(ドブ)に突き落としてやろう 君の傷を 叫んでよ  憎しみを叫ぼう 悪を叫ぼう 自己犠牲に酔い痴れて善人ぶるなよ 降りたての雪が儚いなら 君の足跡で穢してやれよ いいんだよ。だから、もう一度 生きたいと言ってくれ。 声をもう一度 声を  哀しみの声を 躊躇(どまど)いの声を 羨みの声を 風のような声を 朝焼けの声を 歓びの声を 君のその声を 声を  悲しみを叫ぼう 空に叫ぼう 悔しさを絶望を無力を叫ぼう 逃げたくて痛くて生きたくて、救いを乞う自己矛盾を 僕も叫ぶよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ。 目をもう一度 開けてくれよ。十五少女かいゑかいゑ青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう 夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう 砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう 約束だよ。明日、また会おう  水に映る影が醜いなら 地に傘を差そう 春の緑(アオ)に怯えるなら 鳥になって北へ翔けよう 風の歌が身を裂くなら 叫び声で掻き消そう 君の歌を 叫んでよ  苦しみを叫ぼう 虚無を叫ぼう 自己嫌悪を孤独をもどかしさを叫ぼう 人生の無意味も存在の無価値も不条理も 僕が聞くよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ  他人(ヒト)の幸せが眩しいなら 引き裂いてやろう 花の美しさが切ないなら 踏み躙(ニジ)ってやろう 子供の無垢が惜しいなら 溝(ドブ)に突き落としてやろう 君の傷を 叫んでよ  憎しみを叫ぼう 悪を叫ぼう 自己犠牲に酔い痴れて善人ぶるなよ 降りたての雪が儚いなら 君の足跡で穢してやれよ いいんだよ。だから、もう一度 生きたいと言ってくれ。 声をもう一度 声を  哀しみの声を 躊躇(どまど)いの声を 羨みの声を 風のような声を 朝焼けの声を 歓びの声を 君のその声を 声を  悲しみを叫ぼう 空に叫ぼう 悔しさを絶望を無力を叫ぼう 逃げたくて痛くて生きたくて、救いを乞う自己矛盾を 僕も叫ぶよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ。 目をもう一度 開けてくれよ。
逃避行エレベーターのない三階建て 最上階まで上がるのが最近面倒になったところ 終わりを告げるバラード 締め切ったカーテンの向こう、開かずの窓  浮き沈みが少しだけ 部屋の温度を確かに変えていく ああ、机の隅に増えていくピアスを ケースに戻すのも煩わしいな  どうせ何年もせずに 入れ替わっていく関係なのに 右往左往していたいの? 下らないわ なんて言えたらな  終電、バイト先、レポート、着信音を 行ったり来たり目先のことに追いつけない 一年先だってわかんない 言い出せそうもない空気に 息がつまりそうな夜はただ  ああ、見渡す限りの 誰も彼もがさ 妬み、擦り切れてるようで やりきれないな ああ、少しでも早く もう少し高く その争奪から逃げて 深く息を吸いたい 一日待たせておいて 君からの返事は一行だけ ああ、終わりにしようと いっそ言えばいいのに 繋ぎ止めたままで誰といるの?  ため息一つ吐いたら 電話をかける相手は不在票 いつまでも受け取れないな 思う様にはいかないことばかり  週末のカフェをリポート なんでもうまくやってるフリ してないと置いていかれそうで ハートくらいくれてもいいじゃん その一言を言ったら 君が目を逸らすのが見える気がした  ああ、思い出したように インターフォンが鳴って 肌を重ねるだけなんだ やりきれないな ああ、少しでも早く 忘れられたなら この憂鬱から逃げて 深く息を吸いたい エレベーターのない三階建て 窓からの景色が好きで 気付けば時間に追われ 苦し紛れ 今日も駆け下りる 明日まで十五少女白神真志朗白神真志朗エレベーターのない三階建て 最上階まで上がるのが最近面倒になったところ 終わりを告げるバラード 締め切ったカーテンの向こう、開かずの窓  浮き沈みが少しだけ 部屋の温度を確かに変えていく ああ、机の隅に増えていくピアスを ケースに戻すのも煩わしいな  どうせ何年もせずに 入れ替わっていく関係なのに 右往左往していたいの? 下らないわ なんて言えたらな  終電、バイト先、レポート、着信音を 行ったり来たり目先のことに追いつけない 一年先だってわかんない 言い出せそうもない空気に 息がつまりそうな夜はただ  ああ、見渡す限りの 誰も彼もがさ 妬み、擦り切れてるようで やりきれないな ああ、少しでも早く もう少し高く その争奪から逃げて 深く息を吸いたい 一日待たせておいて 君からの返事は一行だけ ああ、終わりにしようと いっそ言えばいいのに 繋ぎ止めたままで誰といるの?  ため息一つ吐いたら 電話をかける相手は不在票 いつまでも受け取れないな 思う様にはいかないことばかり  週末のカフェをリポート なんでもうまくやってるフリ してないと置いていかれそうで ハートくらいくれてもいいじゃん その一言を言ったら 君が目を逸らすのが見える気がした  ああ、思い出したように インターフォンが鳴って 肌を重ねるだけなんだ やりきれないな ああ、少しでも早く 忘れられたなら この憂鬱から逃げて 深く息を吸いたい エレベーターのない三階建て 窓からの景色が好きで 気付けば時間に追われ 苦し紛れ 今日も駆け下りる 明日まで
何度死んでも構わない。だから星がきらめく夜空 コンクリートの水仙 道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシ  あっという間の人生 ゴミ箱の思い出 どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった  (一千回、一万回、十万回、百万回) キミを呼んでみる (もう一回、もう十回、もう百回、もう千回) 振り向いて欲しい (一千回、一万回、十万回、百万回) 死んでもいい。だから…  追って、来て。 手を離さないで 言って、なぜ? 目を見て話して キミの手が肩を抱いてくれるなら 何度死んでも構わない。だから 振り向いて  深夜三時の夜空 事故現場の検証 野次馬の野良が二匹 死亡時刻は二時  線香くさい葬儀 ワタシの白い遺骨 二月三日の正午 ヒトに踏まれた椿  (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は手を合わす (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は歳を取る (千万回、一億回…) もういい。ここには、来ないで。 (千億回、もう一回…) 私のことは忘れて、前を向いて。  行って、ほら。 二度と戻らないで 聞いて、ねえ。 もう諦めて 知って、見て。 世界はこんなに広くて ずっと、ここで見守る。だから 振り向かないで  追って、来て。 見て 抱きしめて ずっと、もう。 二度と離さないで 死んで、雲の上でキミに会えるなら 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だけど 何度死んでも構わない。だから 振り向いて十五少女かいゑかいゑ星がきらめく夜空 コンクリートの水仙 道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシ  あっという間の人生 ゴミ箱の思い出 どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった  (一千回、一万回、十万回、百万回) キミを呼んでみる (もう一回、もう十回、もう百回、もう千回) 振り向いて欲しい (一千回、一万回、十万回、百万回) 死んでもいい。だから…  追って、来て。 手を離さないで 言って、なぜ? 目を見て話して キミの手が肩を抱いてくれるなら 何度死んでも構わない。だから 振り向いて  深夜三時の夜空 事故現場の検証 野次馬の野良が二匹 死亡時刻は二時  線香くさい葬儀 ワタシの白い遺骨 二月三日の正午 ヒトに踏まれた椿  (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は手を合わす (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は歳を取る (千万回、一億回…) もういい。ここには、来ないで。 (千億回、もう一回…) 私のことは忘れて、前を向いて。  行って、ほら。 二度と戻らないで 聞いて、ねえ。 もう諦めて 知って、見て。 世界はこんなに広くて ずっと、ここで見守る。だから 振り向かないで  追って、来て。 見て 抱きしめて ずっと、もう。 二度と離さないで 死んで、雲の上でキミに会えるなら 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だけど 何度死んでも構わない。だから 振り向いて
春とレム迷い込んだ微睡みの底に 誰彼の声が届いていた そんな風に笑えたら ここに用はないけど まだ寒いから 眠りから覚める 夢を見ている その朝に 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の下で 君だけが立ち止まった ただそれだけなんだ 鳴り止まない針にしがみついて 誰彼の声で隙間を埋め 明日こそはまともな 人になろうと思った もう少しだけ ひとひらの雪が 溶け出すような その朝に 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の上で 振り返る道の先に ただ今日も焦がれてる 間違ってたのは世界の方で 何も悲しいことはないからさ 街が色づく その前に忘れてしまうかな ほら 目を開けてよ 僕は失って 君も失って 正しさに縋ってそれでいいかい もう何度も見ていた 花やぐ夜明けの夢 その中でだけ僕らは 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の下で 君だけが立ち止まった ただそれだけなんだ十五少女ichicaichica迷い込んだ微睡みの底に 誰彼の声が届いていた そんな風に笑えたら ここに用はないけど まだ寒いから 眠りから覚める 夢を見ている その朝に 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の下で 君だけが立ち止まった ただそれだけなんだ 鳴り止まない針にしがみついて 誰彼の声で隙間を埋め 明日こそはまともな 人になろうと思った もう少しだけ ひとひらの雪が 溶け出すような その朝に 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の上で 振り返る道の先に ただ今日も焦がれてる 間違ってたのは世界の方で 何も悲しいことはないからさ 街が色づく その前に忘れてしまうかな ほら 目を開けてよ 僕は失って 君も失って 正しさに縋ってそれでいいかい もう何度も見ていた 花やぐ夜明けの夢 その中でだけ僕らは 春風誘って 涙をさらって 霞んだ月だって掴めるのに もう何度も過ごせない 重ねた日々の下で 君だけが立ち止まった ただそれだけなんだ
ハンドメイド流星雨星も見えない夜には 君で明かりを灯すの 私は行方知らずの ああ 流れ星 どこへも着地できない 願い事  くしゃみした君はまた 私を笑わせるの 忘れたい結末も どうでも良くなっちゃうの 魔法はね いつだって そんな所にあるから 今までの涙たちが キラキラ星のように  君へ 君へ 星座のように繋いでよ 走り出せ 流星雨  臆病ばかりが増えて シャワーに紛れ消えたいの それでも君の回りを ぐるぐる 流され星 どうにも加工できない 願い事  大げさな君がまた 私を笑わせるの 聞きたいの 聞かせてよ 私、呼ぶ色んな声 魔法はね いつだって そんな時に秘めるの 思い出す「さようなら」は 撃ち落とせ 流星雨 消えて 消えて  変な子だって からかわれて 冷めたフリした ひたすら逃げて 探してた物は 同じモノだ バカね ああ 十五少女十五少女 大切な事なんて ただただシンプルだから 理由はね いつだって こんな所にあったの  くしゃみして思い出す 君の覗き込む顔 弱虫も傷跡も どうでも良くなっちゃうの 魔法はね いつだって そんな所にあるから 今までの涙たちが キラキラ星のように  君へ 君へ 星座のように繋いでよ 走り出せ 流星雨十五少女平牧仁平牧仁星も見えない夜には 君で明かりを灯すの 私は行方知らずの ああ 流れ星 どこへも着地できない 願い事  くしゃみした君はまた 私を笑わせるの 忘れたい結末も どうでも良くなっちゃうの 魔法はね いつだって そんな所にあるから 今までの涙たちが キラキラ星のように  君へ 君へ 星座のように繋いでよ 走り出せ 流星雨  臆病ばかりが増えて シャワーに紛れ消えたいの それでも君の回りを ぐるぐる 流され星 どうにも加工できない 願い事  大げさな君がまた 私を笑わせるの 聞きたいの 聞かせてよ 私、呼ぶ色んな声 魔法はね いつだって そんな時に秘めるの 思い出す「さようなら」は 撃ち落とせ 流星雨 消えて 消えて  変な子だって からかわれて 冷めたフリした ひたすら逃げて 探してた物は 同じモノだ バカね ああ 十五少女十五少女 大切な事なんて ただただシンプルだから 理由はね いつだって こんな所にあったの  くしゃみして思い出す 君の覗き込む顔 弱虫も傷跡も どうでも良くなっちゃうの 魔法はね いつだって そんな所にあるから 今までの涙たちが キラキラ星のように  君へ 君へ 星座のように繋いでよ 走り出せ 流星雨
漂流さよなら ここはもういいよ 永遠の夜と 漂う夢の中 遠ざかる常夜灯 淡くも消えないそれが ずっとずっと まだ知らない先を 示している十五少女ichicaichicaさよなら ここはもういいよ 永遠の夜と 漂う夢の中 遠ざかる常夜灯 淡くも消えないそれが ずっとずっと まだ知らない先を 示している
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