料理クリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 愛と平和を煮しめて味覚を馬鹿にして笑う 浅ましい朝飯だ 滲んで千切れたレシート ポケットの中に張り付いたゴミ 何を買ったんだっけ 二人の洗濯は間違ってたのか とりあえず何か作ろう 出来合いでも溺愛で 焦げても焦がれて 残さずに全部食べてやるよ だからさ そばにいてくれたら それで腹が膨れる 眠くなってすぐに 二人で横になった ただ駄々をこねるハンバーグ 疑いの素そのソースはどこ 冷めたらまずいからってバレたらまずいの間違いじゃない おぞましい塊だ じっくりコトコト問い詰めて ざっくり切り裂いて 刺身でいけるくらいに新鮮なのを盛り付けたら やっぱり横にはツマでしょう 箸の持ち方で 真ん中がわかる 残さずに全部食べてみろよ だからさ なぜか腹が減る こんなに悲しいのに 二人の味付け 涙はしょっぱい そばにいてくれたら それで腹が膨れる 眠くなってすぐに 二人で横になった |
ポリコクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 確かにここが汚れてる ほらまだここも汚れてる ポリコはいつもこすってる でも足りない足りない足りないまだ 便所の落書き 糞ガキ まるでパリコレ ファッションで語る 馬鹿野郎って何これ 最近どう まぁ別に普通 どうでもいいこと確かめあって 息してたいだけのはずなのに 足りない足りない足りないまだ そうやって いつもまぁ普通 優しくしたいだけなのにできない 消えない 溝にこびりついた汚れ ポリコは法定速度で いつもの道を走ってた 正しさの先を曲がったら でも言わない言わない言わないから 便所の落書き 糞ガキ うまく切りとれ クラクションを鳴らす 馬鹿野郎って何これ 最近どう まぁ別に普通 どうでもいいこと確かめあって 息してたいだけのはずなのに 足りない足りない足りないまだ そうやって いつもまぁ普通 優しくされたいだけなのにされない 消えない 溝にこびりついた汚れ 馬鹿は一つ覚えてまたすぐに忘れる でも消えない 溝にこびりついた汚れ 確かにここが汚れてる ほらまだここも汚れてる ぽり子は今日もこすってる でも足りない足りない足りないまだ |
二人の間クリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | まぁなんかその ちょっとあの 言葉にならないそんな感じ だからもう黙ってる 二人の間で そのままで 音以上気持ち未満の ちょうど良いその相槌の あ と うん の隙間にある ちょうど良いそのうまい空気 あぁ確かに で それから どうした うん確かに でもそれなら どうする まぁなんかその ちょっとあの 言葉にならないそんな感じ だからもう黙ってる 二人の間で そのままで 二人の間で 違う違う は え 何が どういうこと だから うん まぁそれもわかるけど フラれるの覚悟でツッコむ あぁ確かに で それから どうした うん確かに でもそれなら どうする まぁなんかその ちょっとあの 言葉にならないそんな感じ だからもう黙ってる 二人の間で そのままで だってほら もっとこう たとえようのないこんな気持ち だけどもう待ってる 二人の間で そのままで 二人の間で |
四季クリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 年中無休で生きてるから疲れるけどしょうがねー でもたまには休んでどっか行きたい 年中無休で生きてるけど楽しいからしょうがねー このまま2人でどっか行きたい 少しエロい春の思い出 くしゃみの後に浮かぶあの顔 この季節になるとなぜかいつも無性に聴きたくなるバンド 全然さわやかじゃないけど 忘れてたら 忘れてた分だけ 思い出せるのが好き やっぱりさわやかじゃないけど いつでも優しい夏の思い出 蛍の光揺れる寄り道 年中無休で生きてるから間違うけどしょうがねー いつも謝ってばかりだけど 何かに許されたり 何かを許したりして そうやって見つけてきた正解 それはダサい秋の思い出 謝ってばかりでごめんね 熱くて蹴っ飛ばして 寒くなってまた抱きしめたりして 叩かれて干されても また包んで 布団みたいな関係 息が見えるくらいに寒くて暗い帰り道 どうでもいい時に限って降る雪 その時なんか急に無性に生きてて良かったと思って 意味なんて無いけど涙が出た あれは恥ずかしい冬の思い出 街の光揺れる目の中 風邪ひいたかもそれもしょうがねー くしゃみの後に浮かぶあの顔 少しエロい春の思い出 |
愛すクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 逆にもうブスとしか言えないくらい愛しい それも言えなかった 急ぎなほら遅れるよ やがてドアが閉まるバス 君がいいな そばがいいな やっぱりそばには 君じゃなくちゃダメだな 違うよ 黄身って 誤魔化して 蕎麦の中の月見てる ベイビー ダーリン 会いたい メイビー ダーリン 曖昧 ベイビー ダーリン 会いたい ような気がしないでもない いつもほらブスとか言って素直になれなくて ちゃんと言えなかった ごめんね 好きだよ さよなら 時間通りに来るバス 逆にもうブスとしか言えないほど愛しい それも言えなかった 急ぎなほら送れるよ やがてドアが閉まるバス 肩にかけたカバンのねじれた部分がもどかしい 何度言っても直らなかった癖だ もう元に戻してあげられなくなるんだな 自分でその手を離したくせに ベイビー ダーリン 会いたい メイビー ダーリン あ、今いい ベイビー ダーリン 会いたい って思ってるだけで いつもほらブスとか言って素直になれなくて ちゃんと言えなかった 好きだよ いまさら ごめんね 時間通りに出るバス 逆にもうブスとしか言えないほど愛しい それも言えなかった ねじれてもう戻らない 見上げれば空には月 |
しょうもなクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 馬鹿だなってよく使うけど それもう古いって知ってた 愛情の裏返しとかもう流行らないからやめてよ だけど キスしたらスキ お別れをわかれ 坂の途中で傘を広げて 抱き合う体 だから浮気だ 糸にほど遠いそれはただの線 もう何もかも振り切るスピードで意味ないこの音の連続で 今は世間じゃなくてあんたにお前にてめーに用がある 言葉に追いつかれないスピードでほんとしょうもないただの音で あたしは世間じゃなくてお前にお前だけに用があるんだよ 空にキラキラお星様 きっとあなたも見てるよね は? こんなクソみたいな詩で一体何が伝わるんだろう まさか逆さま これまだやるの だから言葉とは遊びだって言ってるじゃん ただの砂場だ ガタガタ言うな カサカサ鳴らすただの枯葉だよ もう何もかも振り切るスピードで意味ないこの音の連続で 今は世間じゃなくてあんたにお前にてめーに用がある 言葉に追いつかれないスピードでほんとしょうもないただの音で あたしは世間じゃなくてお前にお前だけに用があるんだよ 神様どうか こんな言葉が 世間様にいつか届きます様に 神様どうか こんな言葉が 世間様にいつか届きます様に |
一生に一度愛してるよクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 初期はもっと勢いがあったし尖ってたのに 最近なんか丸くなっちゃったからつまんないな もうあの頃には戻れないんだね だからいつもいつもいつもファーストばかり聴いてる 初期はもっと思いやりがあって優しかったのに 最近なんか雑になってきて 寂しいな もうあなたの1番じゃないんだね 初めてみたいにドキドキさせて ちゃんと奥まで刺してよ でもこのままあたしを安心させて ずっと同じがいいから バンドと恋人が逆だったらな 最近似たような曲ばっかりで飽きてきた 本当は新しい曲できてるんじゃないの もうあの頃には戻れないんだね 相変わらず今もファーストばかり聴いてる 最近似たような毎日ばかりでもう飽きてきた 本当は新しく好きな人でもできたんじゃないの ちなみに名前はコウキって言うんだけど それも皮肉だね もう一度あたしをドキドキさせて もっと奥まで刺してよ 出会ったあの日は103です 一回も減らしたくない 初めてみたいにドキドキさせて ちゃんと奥まで刺してよ でもこのままあたしを安心させて ずっと同じがいいから バンドと恋人が逆だったらな いいな 死ぬまで一生愛されてると思ってたよ |
ニガツノナミダクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | チョコ渡せなくて忘れたくて 動画見る 速度制限かかってSNSまでみれなくて やけ泣きしながらあてもなく歩いた Wi-Fiスポットを探してここはどこ やりました よくできました ちゃんと目を見て手を取り合って 30秒真面目に生きたから 残りの余生は楽しみたいなら しばられるな もうしばられるな でも「しばられるな」にしばられてる あいつ魂売りやがったって 使い放題だから安心だ 逆ギレしながら あてもなく走った 結局欲しいのは 他人の評価で 締切に抱きしめられて 制約にくるまって眠る それはそれで悪くないから ここはここ |
ナイトオンザプラネットクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 夜にしがみついて 朝で溶かして 何かを引きずって それも忘れて だけどまだ苦くて すごく苦くて 結局こうやって何か待ってる ナイトオンザプラネット額縁にいれたポスター 窓のそばの花のとなりに飾ってた 吹き替えよりも字幕で 二人で観たあの映画 巻き戻せば恥ずかしいことばかりで早送りしたくなる 思わず止めた最低の場面 出会った夜に言った台詞は ブラは外すけどアレは付けるから全部預けて 空は飛べないけどアレは飛べる 愛とヘイトバイト 明日もう休もう 二人で一緒にいたい 夜にしがみついて 朝で溶かして 何かを引きずって それも忘れて だけどまだ甘くて すごく甘くて 結局こうやって何か待ってる あの頃と引き換えに 字幕より吹き替えで 命より大切な子供とアニメを観る いつのまにかママになってた このまま時間が止まればいいのになって思う瞬間が この先つま先の先照らしてくれれば ナイトオンザプラネットじゃあって別れてから ジャームッシュは一体何本撮った 今もあの花のとなりでウィノナライダーはタバコをくわえてる ライターで燃やして一体何本吸った 最高の場面を焼きつけよう 雨に濡れた帰り道は風で乾かそう 久しぶりに観てみたけどなんか違って それでちょっと思い出しただけ 夜にしがみついて 朝で溶かして 何かを引きずって それも忘れて だけどまだ苦くて すごく苦くて 結局こうやって何か待ってる ナイトオンザプラネット額縁にいれたポスター 窓のそばの花のとなりに飾ってた 吹き替えよりも字幕で 二人で観たあの映画 |
しらすクリープハイプ | クリープハイプ | 長谷川カオナシ | 長谷川カオナシ | 赤松祐伍 | ぺこぺこお腹空かせて 帰り道 空 お星様 頂きます しらすのお目目は天の川 残しちゃならね 五分の魂 米つぶ一つぶ 七つの神 今日も食べるんだ美味しいごはん 食べて眠れるありがたさ 明日も歩く食べたからには 僕に流れる天の川 猫 可愛いあんよ ふわふわしてて美味しそうだ 撫でたら伸びてあくびしてった 長生きしてねと頼んだよ 愛でねばならね 五分の魂 僕らも猫もお腹は空く 今日も食べるんだ美味しいごはん 食べて眠れるありがたさ 明日も歩く食べたからには 僕に流れる天の川 進めよ進め足音立てて ご馳走様を心に留めて 疲れたならね座ったって良いさ 旅の終わりに謝りに行こう 天の川へ続く道 |
なんか出てきちゃってるクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観・小川幸慈 | | 偶然ネジが 偶然ネジが 偶然ネジがゆるんじゃって |
キケンナアソビクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | そうやって口ばかりで だからさ どうせやるなら早くしようよ 始めから終わってるなら どのみち 後腐れないし 本当は君だけをとか要らないから この道をまっすぐ行けば帰れるから これからも末永くお幸せに じゃあ気をつけて それでも お風呂で流す嘘の匂い 首から上だけでも残してよ 心がすり切れて揺らぐから することすればうつる匂い 首から下だけでも愛してよ 体で繋ぎ止めて揺れる夜 それだけ それだけ それだけで良いのにな って嘘だよ こっちは口だけじゃない だからさ もっと色々しようよ やっぱり終わってるから 何しても もう意味ないな 信じてる君だけはとか言わないから この道をまっすぐ行けば帰れるから これからも末永くお幸せに ほら火をつけて お風呂で流す嘘の匂い 首から上だけでも残してよ 心がすり切れて揺らぐから することすればうつる匂い 首から下だけでも愛してよ 体で繋ぎ止めて揺れる夜を越えて 夢みたい 夢みたい 夢みたいな話 なんか馬鹿みたい 馬鹿みたい ほんと馬鹿みたいだな 馬鹿みたい 馬鹿みたい 馬鹿みたいだあたし なんか夢みたい 夢みたい ぜんぶ夢みたいだな 夕焼け小焼けのチャイムが鳴って よい子は早く家に帰りましょう 夕焼け小焼けのチャイムが鳴って よい子は早く家に帰りましょう 夕焼け小焼けで真っ赤に燃えて |
モノマネクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | シャンプーの泡 頭に載せて ふざけるから 楽しくなってよそ見するから ほらリンス忘れてる それから体 洗い流せば おんなじ匂い 嬉しくなって でもその分 小さくなる石鹸 いつもとおんなじ道を歩いて いつもとおんなじ空を見る 同じキーホルダーをつけた鍵は 何から何までそっくりだった おんなじ家に帰る幸せ おんなじテレビで笑う幸せ このモノマネ全然似てないね 下手だって馬鹿にしてたけど 似てないのはもしかしたら ひょっとしたらひょっとした あの時あなたは泣いてたのに 何も知らないあたしはただ笑ってた 全然似てない 今更泣いても酷いモノマネだな やっぱり似てない 今更泣いても酷いモノマネだな 違うところに怒る不幸せ 違う気持ちを許す幸せ あたしのこと全然見てないじゃん もういいって不貞腐れてたけど 見てないのはもしかしたら ひょっとしたらひょっとした でもあなたが笑ってたから 何も知らないあたしはただ笑ってた ある晴れたそんな日の思い出 どこにでもある毎日が 今もどこかで続いてるような 気がして 探して 全然似てない 今更泣いても酷いモノマネだな やっぱり似てない 今更泣いても酷いモノマネだな |
幽霊失格クリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | そんな夜を一人で歩いてる ふいに後ろで誰かの気配がして 振り向いても誰もいないのはわかってるけど 夜の道を猫背で歩いてる まるで飼い主を探す犬みたいだな ガラスに映るのは君の幽霊 化けて 顔色悪い ちゃんと食べてる 怖いどころか心配だよ 寝る前に繋いだ熱い手を 寝起きで開けただるい目も 思い出させてばかり 君は幽霊失格 今日は珍しくまだついてくる 懐かしいとはしゃぎながら部屋のドアを通り抜ける さすが幽霊 抱きしめたとき 触れなくても ちゃんと伝わるそんな霊感 座って用を足す癖 今でもまだ直らないまま つくづく犬みたい せっかくの丑三つ時なのに眠そうで 気づけばいつの間にか寝息を立ててる まるでこの世のものとは思えない 写真にだけ写る美しさ 分けて 悲しいことも 苦しいことも 怖いどころか嬉しいんだよ 成仏して消えるくらいなら いつまでも恨んでて なんて言わせる 君は幽霊失格 |
こんなに悲しいのに腹が鳴るクリープハイプ | クリープハイプ | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | | 二度漬け禁止の秘伝のクソッタレ 甘辛くて 世知辛くて やってられなくて 夕暮れ 伸びる影 逃げてもついてくる 仕方なくて 歩み寄って 逆に逃げられる こんなに悲しいのに腹が鳴る 食べたい食べたい何か食べたい どんなに苦しくても腹が減る 生きたい生きたい死ぬほど生きたい 気をつけ 礼 ありがとうございました ってなるかよクソッタレ 右ならえ 前ならえ やってられなくて 夕暮れ 伸びる影 逃げてもついてくる 鬱陶しくて 立ち止まって じっとにらみ合う こんなに悲しいのに腹が鳴る 食べたい食べたい何か食べたい どんなに苦しくても腹が減る 生きたい生きたい死ぬほど生きたい |