橘いずみ「太陽が見てるから」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
1982年の缶コーラ橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ君の車はエアコンがきいてる だけどスピードが出ない マリンブルーで外国製で だけど定員はたったの二人 渋滞の高速で立往生 君は汗をかいて いらついてる  地下鉄の階段を駆け下りて 閉まるドアをこじ開けて 押し出され 薄い酸素分け合い 空を探して焦ってる 急ぐ用事もないのに慌てて 人の背中を憎んで歩く  悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない  暑くてとてもやり切れないから 赤い缶コーラ盗んで 一息に飲み干して笑ってる 仲間たちと顔見合わせた 喉元に突き上がる苦しさを ずっと我慢してた十三の夏  悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない  右から見た自分が好きだから いつも左側に立ち 余裕などひとつもないのに ただ 与えることだけ考え 好かれたい愛されたい そのために 人を傷つけ うなだれてばかり  悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない
可愛い女橘いずみ橘いずみIZUMI TACHIBANAIZUMI TACHIBANA須藤晃・橘いずみ何? なんて言ったの? もっと ゆっくりしゃべってくれない? 大きな声ではっきり 何を考えてるのか知りたいのよ お願い ゆっくり話して 周りがとても騒がしいから ノイズだらけで聞き取れないのよ  もっと近くで 私の耳に 触れるくらいに  この世で大切なもの あなたひとりと私は決めているの 愛より大切なもの いくつになっても見つけられないから  どこ? どこへ行くの? 何を考えてるのか わからない 私よりずっと綺麗で 私よりずっとおとなしくて 私よりずっと可愛い女? 違う答えを許してくれない でも行かないでなんて言わない  もっと冷たく 私の視線 切り捨てていい  この世で大切なもの あなたひとりと私は決めているの 愛より大切なもの いくつになっても見つけられないから  どうして? どうしてなの? 確かにひとりじゃできない 私の声が聞こえないの? 何もかも見てて欲しいの 人形みたいに飾られて 間違い 間違いだらけ 嫌だ 絶対に嫌だ 私は 私のペースで行く だって どうしようもない女だから  もっと激しく あなたの胸を かき乱したい  この世で大切なもの あなたひとりと私は決めているの 愛より大切なもの いくつになっても見つけられないから  もっと ゆっくりしゃべって 聞こえないのよ はっきり そう あなたを知りたい 何を考えてるのか もっと知りたい ねえなんて言ったの? ノイズだらけで聞き取れないのよ 今 なんて言ったの? ねえ 聞こえないのよ ねえ
ピストル橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ買いたいものは山ほどあるけど 手元にあるのは限られたもの 無いものねだりと わかっているけど 手にした後からすぐ飽きるから  涙も笑いもいつでも一緒 人間らしく見られたいから 立派な大人になれるように 近くの神社にお参りしよう  小さな穴を埋めてふさいで 大きな穴をまた作り出す いらないものは捨ててしまいたい 欲しいものだけを手に入れて  幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて生きていきたい 知らない世界に入り込んだら 新しい命をひとつもらう  春夏秋冬 休みを取って ゆとりの里に旅してみても 安らぐ誰かの顔見てばかり 自分の体は疲れるばかり  いくつになっても成長しない ここであがりと胸なでおろし 気ままにできたら どんなにいいか  そんなに甘くはないものだから 適当で最低の私を叱り 厳しく育てる誰かが必要 成長するため成長しよう  知らない世界に すべてを託して 欲望 絶望 希望に展望 細胞 陰謀 多忙も辛抱  どうしても どうしても ピストルが欲しい  少しの蓄え 増やすことばかり 少しの時間に利口に投資 楽しむことが人生なんだと さらりととぼけて知ってるつもり  買いたいものは山ほどあるけど 手元にあるのは限られたもの 色や形がぴったりきてても 重さがちょっと足りないみたい  両手いっぱい抱えたものを 今すぐ外に放り投げよう 小さな穴を埋めてふさいで 大きな穴をまた作り出す  幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて生きていきたい 新しい命ひとつもらって 知らないことなど何もない  父さん母さん姉さん どうか 離れた私を忘れないでね 誕生日には電話をかけて 愛していると必ず言って  人間づき合い複雑すぎて もつれてもつれて絡まるうちに 面倒臭くて全部切りたい  知らない言葉をなくしたいから いつでも辞書を片手に持って  幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて溺れてしまいたい  いらないものを捨ててしまいたい 欲しいものだけを手に入れて 知らない人とも会話を持って 心と心を通じ合わせて  いくつになっても成長しない ここであがりと胸なでおろし 明日からは自由の身になり 気ままにできたら どんなにいいか  そんなに甘くはないものだから 適当で最低の私を叱り 厳しく育てる誰かが必要  どうしても どうしても ピストルが欲しい
ゼッケン5橘いずみ橘いずみIZUMI TACHIBANAIZUMI TACHIBANA白髪が増えたとぼやく男は 自慢してるみたいに照れて ガタゴトうるさい機械に油を ビールつぐように飲ませてる 3度目の結婚で生まれた子供は 50も年が離れ ヤニで汚れた歯を食いしばり 朝から晩までねじりはち巻き 男の寝言が外まで聞こえる 私の寝言も外まで聞こえる  学校飛び出し迷った少年 勤めをさっさと辞めてしまって 行ったり来たりの往復ビンタで 自分の頬を叩いてばかり 何とか暮らしを変えてみたくて 声をかけられたら話しこむ 空き缶ガラクタひしめく通り 風に吹かれてスカンピン 少年の瞳 ビー玉に似てる 私の瞳 ビー玉に似てる  最終バスに遅れた女は 2キロの距離を歩いて帰る スパンコールの夜景の果てに 電話をかける相手もいない カオリにカズミにヤスコにサユリ 学校出てから音信不通 パックに入ったご飯をチンして ベッドの上で食べてる 女は今夜も虫歯が痛くて 私も今夜は虫歯が痛くて  真夏が来るとはるばる明石に ばあちゃんの顔を見に出かけたよ 古いマンション5階の部屋には 日差しがないのに蒸し暑い いつでも長生きしてると楽しみもある いつでもこうして会えたらいいね 一緒の布団で抱かれて寝たよ 狭い窓から星が見えた ばあちゃんあの日ニコニコ笑った 私もあの日ニコニコ笑った  未来の私はどんな姿で どんな人生送っているか 踏み台に乗り少しの背のびで 自分の未来が見えたらいいのに
太陽橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて あなたの存在があるから 何とか 私は生きられる つらくて 寒くて 悲しくて ひとりを感じることばかり それでも あなたの笑顔を 思い浮かべたら強くなる  太ったねと言われて食べずに 流行りの洋服に身を包んで 仲間はずれにだけは ならないで ニコニコしながら はしゃいでる 何にも楽しいことがない 何にも必死になれなくて それでも あなたの生き方 思い浮かべたら熱くなる  もしも飛べたら あなたの空を 隅から隅まで 飛び回りたい どんなに遠く 離れていても あなたの中にいる  女らしく楚々と控え目に 出しゃばらず 愛敬ふりまいて つかず離れず 人の道の 真ん中あたりで まごついて 何のために生きているのと 自分の弱さに はむかっても 泣いて 泣いて 泣いて 疲れて 見上げた空には あなたがいた  グズで のろまで 不器用で それでも すたこら歩くから 山あり谷あり 雨 あられ 嵐が来ても がんばるから だから たとえ人のものでも あなたは どこかで生きていて あなたの笑顔があるから 何とか私は生きられる  もしもあなたが 少し疲れて いつかこの手が 必要ならば そっと名前を つぶやきながら やさしく微笑んで  自分を取り戻すスペースを 手に入れるために働いて 息を継ぐはずの時間にさえ 疲れ果てて眠りこけている ひとりぼっちになりたいけど ひとりぼっちはとてもさみしいよ あなたのそばにいられるなら 他には何にも欲しくない  いじけて 古くて ばかげてる だめな女だと言われても それでも命のある限り あなたの後ろをついていく  ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて
バニラ橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみどこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて  そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい  子供の頃にいつも言われた 後ろ指差されることしてはいけません 危ないこと 人に迷惑かけること みんなしてはいけません 何もかも奪われて恋をしてるだけなのになぜか 悪いことしているような気がして おどおどおどしてます  こんなに私 震えてる こんなに私 泣いている こんなに私 まじめなんです 本当にごめんなさい  いい加減にしなさい のぼせてないで 目を覚ましなさい わきまえなさい 頭を冷やしなさい なんて何回言われてもわからない ふざけんじゃない バカヤロウ やり直したくなんてない もうたくさん 甘くとろけた真っ白なバニラが どうしても食べたかった それだけ  そんなに私 弱くはないから そんなに私 強くはないから そんなに私 弱くはないから 本当にごめんなさい  どこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて  そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい
ハムレット橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ「君の体が欲しいわけじゃない」 そう あの人は呟いた 「僕はいつでも誤解されてる」 そう あの人はうつむく  「せつなさが僕をくるわせ いとしさで君を切りつけて わかってもらえない」なんて もう 言わないで  「どうしてそんな目で僕を見るの?」 そう あの人は囁いた 「君が愛してるのは君自身」 そう あの人はふり向く  「僕を傷つけて苦しめて それでも試してばかりいる 本気になってくれ」なんて もう 言わないで  「たとえば ささやかなプレゼントを 贈りたくて派手なリボンで飾れば 開ける前から 君は喜ぶわけで」 そう あの人は困ったような顔をする  「誰よりも 君のこと愛してる」 そう あの人は呟いた 「同じくらい 僕を愛せるかい?」 そう あの人はうなだれ  「裸になって君を知って 抱き合うたびに重ね着して 僕は僕 君は君」なんて もう 言わないで  「男に生まれて本当によかった」 そう あの人は囁いた 「女に生まれて 本当によかった?」 そう あの人は尋ねる  「巡り合いなど ただの偶然 別れるために出会えるだけで すべてが運命だ」なんて もう 言わないで  「お互いのいやしさを隠して どこか無理して向かい合っているから 貧しい自分を吐き出してしまいそう」 そう あの人は困ったような顔をする  「君の体が欲しいわけじゃない」 そう あの人は呟いた 「僕はいつでも誤解されてる」 そう あの人はうつむく  「せつなさが僕をくるわせ いとしさで君を切りつけて わかってもらえない」なんて もう 言わないで
ひとでなし橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何もかもが全部だめで 誰よりも愚か者で  そそくさと ごまかして へらへらと 笑ってる 地獄まで落ちてゆけ そう私 ひとでなし  あの人に言われたよ おまえなんか死んじまえ 自分だけ大事にして 人のこと踏み潰す 地獄まで落ちるはず そう私 ひとでなし  結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何をしてもドジばかりで 誰にでも邪魔者で 地獄にも行けやしない そう私 ひとでなし  結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何もかも 全部だめで 誰よりも愚か者で そそくさと ごまかして へらへらと 笑ってる ひとでなし
サルの歌橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ淋しくなんかないんだよって 泣いてるのが子供 淋しい…つぶやいて涙隠す大人 そつなくうまく振る舞おうと 人の目を気にして 下手な芝居してた私 不自然なしぐさ  自分らしく 人と違う 路地裏歩き 意地になって 遠回りしてた まねをしては 情けなくて 自分を責めた お手本ならいくつもあったけれど  嘘をつくことにあきたなら 本音で生きてみて 敵を作ったなら こそこそ逃げ出し 悲しそうな表情したら 魅力的と言われ 空ばかり見ていたら 友が遠ざかる  孤独が好き ひとりが好き それは強がり 壁を作って きどってみても 私はここ 忘れないでと 叫んでいたよ 愛されたいと思っていた 本当は  爪を立ててひっかいたら 頭をなでられ 素直になれと やさしく あの人は笑う  まねをしては 照れ隠しで うつむいていたよ 人を認め ラクになれた 孤独が好き ひとりが好き それは強がり 愛されたい 本気で思った あの日  愛されたい 本気で思った あの日
空になりたい橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ出しゃばらないで助け合い 可憐に素直に 女は生きて 半歩下がって ニコニコと やさしい笑顔と 母が教えた  冷たい木枯しの中で震えてる 子犬抱いたまま じっとしてられない 守るべきものが もしもあるならば たとえ女でも 強く強く生きたい  欲張らないで 控え目に 質素で賢く 女は生きて 道を外れず ハキハキと 元気がとりえと 父が教えた  自分を捨てても 命を賭けても なくしたくないもの 見つけたからには 人に見捨てられ とがめられたって 私らしくして 強く強く生きたい  冷たい木枯しの中で震えてる 子犬抱いたまま じっとしてられない 守るべきものが もしもあるならば たとえ女でも 強く強く生きたい
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