CIVILIAN「君と僕と世界の心的ジスキネジア」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
神経町A10街CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuなんていかれた場所だ世界は 生まれ落ちて目が開いた途端 如何にして盲目になるかだけ 徹底的に叩き込まれて そして出来上がったのはホラ見て とても人とは思えない笑顔で 「殉教者たれ」とこぼし続ける トマト頭が街で轢かれて  神様がいつか戻って来るよ 弁護士をすぐ隣に連れて 誰を訴えるつもりかはもう 分かってるけど理解したくない 実弾が装填されたままで ずっと放置されていた拳銃 その気になれば撃てるんだ俺は 悲しき妄想へ  ただ ただ 口を 塞いで 全てが通り過ぎるまで ああ でも 頭の中が 不安で破裂しそう  神経町A10街は 本日も通常営業 あの子のスカートの中身と 核弾頭は等価交換 殺し殺されてアンハッピー 場違いな祭りの法被 同じ阿呆なら踊りなさいと 煽ってるのは何処の誰ですか  ああそう 一緒にしないで  裁きを受けたいのは山々で それで許されるなら万々歳 しかしどうにも止められないんだよ 息をするのも物を食べるのも 「死にたくない」って本能抜いて 食べてしまいたい欲望も抜いて 他に生きる理由は有ったっけ 有った筈なのに  もし 今 全てが終わって また 俺を やり直せたとしても 才能 結果 認められないでしょ 善良な凡人です 皆 残りの命に 全てを捧げろ 生き残る事だけ それで精一杯さ  神経町A10街は 本日も平常運転 こんな残酷な世界なら いっそ産まれなきゃ良かったと 殺し殺されてアンハッピー 場違いな祭りの法被 同じ阿呆なら踊りなさいよ そして皆居なくなって ねぇ ああだこうだ言ってないでさ 早く黙って生きて行けよ あんたの頭の中なんて 誰も知ったこっちゃないから  神経町A10街は
黒煙CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuああそうってあの子は言った テレビに向かって 点滅する極彩色に向かって そもそも気に入らないよ 黄色い髪の男も 甲高い女も 要するに全部  疑って生きるくらいなら 孤独を飲み込んで 理解されないままで死んでやるわって  いつか産まれた 黒い感情の断片が ずっと後ろから追いかけてくるよ あのさ こんな気持ちは何て言うんだろう やっと少しは 慣れた気がしたのに 気が付くともうほら 背中に  「いつか」なんてもう来ないさ 君もそろそろ待ちくたびれたろう ほら 悲しむ振りはもう止めな 涙なんて虚しいだけ  「いつか」なんて言い続けて 救われた事なんかあるのかよ また期待外れの今日が来て 矛盾に引き裂かれて  理解されないままじゃ死んだも同然さ  いつか産まれた 黒い感情の断片が ずっと後ろから追いかけてくるよ あのさ こんな気持ちは何て言うんだろう やっと少しは 慣れた気がしたのに  時々思うよ 全部燃えてしまえばいいって 薄汚い記憶も 枯れた未来も あのさ こんな気持ちは何て言うんだろう 隠れても逃げても気付けばすぐそこに
回転CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuなぁもう気が付いたろ 愛だと思ってたものは 自意識が無精卵と 勝手に繋がってただけで  誰もが容易い事さえ 一々躊躇う出来損ないです 通過駅 肉の壁 仄暗い妄想だけが取り柄  霧のかかる頭も 有る筈無い光も もうどうでも良いから 普通の心をくれよ  廻る 廻る 僕らの世紀は とっくにもう終わっていたんだ 取り返しがつかなくなって そんなものを渡されたって 沈む 沈む 感情の海で 縋れるものは全部縋ってきた そして誰もいなくなった時 回転はスピードを増す  他人の笑ってる顔に 殺意を覚えるくらいに 人の感情が苦痛です って言ってたら誰も居なくなって  廻る 廻る 僕らの世紀は とっくにもう終わっていたんだ 取り返しがつかなくなって そんなものを渡されたって 沈む 沈む 感情の海で 縋れるものは全部縋ってきた そして誰もいなくなった時 回転はスピードを増す
梗塞CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu戦争と平和 暴力と愛情 此処には落ちていない 無菌室の中 四角い部屋の隅 うずくまったままで 神が落ちるのを 頭で感じてる  人の想像が 道路を埋め尽くす 鳥獣戯画の世界 皆笑ってさ 踏みつけにされてる 訳も分からぬままで そして首を吊るまで 一生続いていく  ラララ ラ 君はそうやって 笑う事しか出来なくなって ラララ ラ 僕はそうやって 笑う事しか出来なくなった  戦争も平和も 暴力も愛情も 何も望まない それだけが望みで 歪に伸びきった アンテナを切り落として 何も分からなくなるのを 幸せと呼ぶのでしょう  ラララ ラ 君はそうやって 笑う事しか出来なくなって ラララ ラ 僕はそうやって 笑う事しか出来なくなった ラララ ラ 僕の両目は 君以外はもう見えなくなって それはきっと とても幸せな たとえ隣で誰か死んでたって  手に入れた瞬間に もう興醒めしちゃってて 後は煩わしいだけ 涙が出る程  ラララ ラ 君はそうやって 笑う事しか出来なくなって ラララ ラ 僕はそうやって 笑う事しか出来なくなった  さあ言って 何が不満なの 笑う事しか出来ないくせに 泣きたいの じゃなきゃどうすんの 泣く事なんか出来ないくせに ラララ ラ
アノニマスCIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu平凡な毎日ですら 今の僕にはとても困難です 椅子から立ち上がる気力さえ無い 某然と宙を彷徨って 「作り笑いが嫌だ」 なんて とんだ贅沢言ったもんだなぁ 作り笑いすら出来やしないよ さあ今日は誰を憎んで過ごそうか  単純なんだ本当は そう全て意外と単純さ 自己防衛とかプライドが 膨れ上がってもう手に負えないよ 「やる気無いね」って言われて反論する事も出来ないくらい すでに生活ってのの奴隷です 泣きたい程  小さいようで大きな 不安が頭に過って 勘違いだと分かって 情けない程安心して 勝手に自分で疲れて 死んだ魚のような目になって それでも朝は来る  アノニマス そんな気分を 何て言えば良いんだろ 君が言った言葉も 僕の前を通り過ぎてった  平凡な毎日ですら 今の僕にはとても困難です たまの喜びも長続きしない 直ぐに感覚が鈍ってく 「燻っているくらいならいっそ一瞬で燃え尽きたい」ってさ 大抵の奴は燃える事もなく湿気って腐って終わっていくだけ ああ そう ああ そう  誰かの姿を借りて 知った顔したのがバレて 滑稽に映ろうが 他人の真似しなきゃ不安で仕方ない どうかこの身を見つけて 僕をちゃんと定義してくれよ ほら 君に言ってんだよ  アノニマス そんな気分を 何て言えば良いんだろ 君が言った言葉も 僕の前を通り過ぎてった  アノニマス こんな気分は 誰にだって良くあると 解ってるさそのくらい だからもういいよ いいよ いいよ
文学少年の憂鬱CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuいっその事 どこか遠くへ 一人で行ってしまおうかな 学校も 友達も バイトも 何もかも 全て投げ出して  京王線 始発駅 人の群れ 財布を落とした 女の子が泣いてる すぐに電車が滑り込んできて 席にあぶれた人は舌打ち 急に全てがどうでも良くなる 僕は冷たい人の仲間入り  誰か名前を呼んで 僕の 突然悲しくなるのは何故 世界を飛び出して 宇宙の彼方 ぐるぐる回る想像で遊ぶのさ 涙が出る前に  ボクの好きな小説家 キミも読みなよ 随分前に 自殺した人だけど 「恥の多い生涯だった」って 「嘘ばかりついて過ごしてた」って 暗い奴だなと笑ったけれど どうしても頭から離れない  誰か声を聞かせて すぐに 一人きりで電車に揺られて 線路を飛び出して 月の裏側 天まで昇れ そしてキミがいた あの日へ逆戻り  「拝啓 ボクハ アナタノヨウニ イツカドコカデ 死ンデシマウノデショウカ」  恥の多い生涯だったって 嘘ばかりついて過ごしてたって でも アナタのようにはなれないよ ボクは文学好きな ただの人 誰か名前を呼んで 僕の 突然悲しくなるのは何故 世界を飛び出して 空の上まで お願い 何もかもを振り切って 走り抜けて  行け
君から電話が来たよCIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu馬鹿ばっかりさ どいつもこいつも阿呆面しやがって 明日もきっと良い事があるって 根拠も無く信じちゃって 期待するのももうやめた 裏切られると悲しいから 救われるかもしれないってさ どこかで願ってしまうから  もともと気に食わなかったんだ こんな世界にもう用は無い バッグの中には包丁 理由なんてどうだっていい  君から電話が来たよ 4回目で切れたけど あの笑顔が浮かんだよ 君はなんて言うかな  産まれた時は誰もが 白地図を握り締めていて みるみる自分の手垢で汚れて 本当の色を忘れていく どうしてこうなったのかは 昨日さんざん考えたろ 自分を信じられないのは 人として終わってるんだよ  通りを横切る人の群れに 吐き気を催して座り込んだ 平然と歩く人間 自分が人じゃない気がした  君から電話が来たよ 6回目で切れたけど 右手がバッグの中に 今ゆっくり入ってゆく  通りを横切る人の胸に 深々とささる冷たい銀色 暗い炎 トップニュース 想像は加速し続ける ああそうさ いつだってこんな風に 想像する事しか出来ないよ バッグに入った右手 携帯電話を掴んで  君から電話が来たよ 今ならまだ間に合うよ 涙が溢れてきたよ 君は何て言うかな あと5秒で泣き止むから まだ切らずに繋いでて この鼻声を聞いたら 心配してくれるかな 馬鹿だなって笑うかな
DestrudoCIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuねぇ 今すぐ逃げよう でないと殺されてしまうよ 吐き気がするほど優しい世界に 明滅繰り返す画面は今日も笑顔で 金の無い男の首に縄をかけてる  なぁ 産まれた時には 誰もが神様みたいに 愛して愛され生きられるはずだった それがさあこのザマ 部屋の隅で震えて 誰一人信じない振りして他人に縋って  幸せになってさ 幸せになってさ 幸せにならなきゃ今すぐに  死んだっていいんだって 死んだほうがマシだって 死ぬ以外に無いんだって それ何年間言い続けてんの 君が 痛いのに そんなに 笑うから 僕はさ 痛みを 感じる事すら罪に感じるよ  もう 腐った頭で うわ言のように零して 幸福 幸せ それ自体が毒だって 遅いよ 無駄だよ もう血液の中に混じって 体が乾いて それ無しじゃ生きていけない  安全になってさ 安心を手にしてさ それだけでいいならもう終わり  無くなって気付いたって わざとらしく泣いたって もう戻って来ないよって それ一体誰に許されたいの もうすぐ 分かる日が 来るかな 来ないかな 僕らが 居た事 それすら朦朧としてるみたい  ねぇ 今すぐ逃げよう でないと殺されてしまうよ 吐き気がするほど優しい世界に あぁ それから僕らは 血眼になって探さなきゃ 自分が幸福だと 思い込めるだけの意味を  死んだっていいんだって 死んだほうがマシだって 死ぬ以外に無いんだって それ何年間言い続けてんの 君が 痛いのに そんなに 笑うから 僕はさ 痛みを 感じる事すら罪に感じるよ
YCIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu憧れていた女の子を 目の前で無くした夜 顔が引きつったままだった 割と暑い夏の夜だった それからは見ての通りで ずっと他人の影に怯えて ほらよく見ろよ 人はいつだって 平気であんな事をするんだ  選択の余地が無いってのは 実はとても幸せな事かも アダム以外に人が居ないから イヴは疑いようもなかった きっともっと素敵な人が居て もっと素晴らしい人生の筈で でも見付からないから仕方が無い じゃあ見つかった時はどうすんの  臆病過ぎて 触れなかった 光に立ち眩み 座り込んで いつか いつかって震えながら その日はまだ訪れぬ  自分の名前が嫌いだって あなたがそんな事言うから 僕は一度も呼びやしなかった ねえどんな気分でしたか あなたに拒絶されるのがただ怖くて 犬のように必死で纏わる それを優しさだと思ってた 何処で何を間違えたの  昨日噂で聞いたよ いつも楽しそうな顔していた 皆から愛されるあの人の 腕が傷だらけだったと あぁもう見えるものしか信じないよ それ以外など無いも同じだ そうすりゃきっと世界は美しい なのに何でそんな事言うのさ  優しい言葉 細く長い手 やっと忘れたと思ったのに 息も絶え絶え 走り続けて それでも逃げられないの  誰のことも信じられないと あなたがそんな事言うから 僕は一度も責めやしなかった ねえ気分は楽でしたか 自分の弱さをいつの間にすり替えて  鍵をかけては閉じ籠もって それで何か守った気がしてた どこで道を誤ったの  馬鹿げた人間関係 自意識過剰 代償行為 本当の望みは何処 「あの日に戻れたら」なんて もう戻りたくもない 戻る気など無い もう二度とあんな日は  何もかもが 遠く思えて 側にあったものまで見過ごしてた 無くす事が怖かっただけ 違うだろ 傷付けられるのが怖かったの  私には何も無いからって あなたがそんな事言うから ついに一度も満たされなかった 僕は存在してましたか 今更何を言ったって遅いから もう思い出すのも止めにするよ ああ絞め殺したいほど憎くて きっと好きだった さよなら
CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu世界は誰のものですか この命は誰の為ですか 冷たい刃を腕に当てたまま 赤子のように泣いて終わる  最低な自分を感じて 少しだけ安心した 大丈夫 また踏み出せるさ 命に意味など無い  ねえ その手を握ってしまったら もうここには戻れないよ ホラ 見なよ 太陽が昇ってゆく 僕らを無視したまま  砂嵐 垂れ流すノイズ 期待など初めから持っていない 何度も 確かめるように呟いて 笑おうとした これが抵抗さ  無くすくらいなら初めから きつく目を閉じていたのに 無駄な努力に思えるほど その声が 温かかった  ねえ 暁の下 遠くへ行った 星達を見送って ホラ 歩こう 僕らの世界はここ どこにも逃げられはしない  ねえ その手を握って例え君を 傷付けてしまっても ホラ 見なよ 太陽が昇ってゆく 僕らを無視したまま  ねえ 暁の下 遠くへ行った 星達を見送って ホラ 歩こう 全ての絶望と今 君の手を強く握って
ヒビCIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyu眠気にやられた眼で 窓の外ばかり見ていた 不安や嫉妬や恐怖を 見るのはもううんざりで どうせなら綺麗なものを なるべく綺麗なものが見たい そう思って眺めてたら 外で子猫が轢かれてた 悲しみも過去の過ちも全て奇麗に忘れるって言うなら 善も悪もくだらねぇよ 結局全部同じだろ 命は今日も簡単に 誰にも知られず消えていく 「仕方が無い」じゃ 割り切れないよ  久しぶりに会ったあの子は 前よりさらに痩せていた 少しは強くなったよと 人間にもだいぶ慣れたと 僕は相変わらずなんだ 色々から逃げてばかりで 下を向いて歩く癖が いまだにずっと治らない 人殺しや詐欺師なんかとは違うんだ 何も悪く無いと 自分自身の正当性 どうにか探してみるけど 思い当たるもの全てが なんだか言い訳に聞こえて 急に申し訳なくなって 許してくれと呟いた  干涸びて 朽ちていくだけの この身であと何が 出来るの  大丈夫って 言っておくれよ また陽が落ちてしまう前に ただ寒くて 人に縋って 一人じゃないって 都合良すぎるぜ もう言ってる事すら曖昧 それが日々  僕らが今までちゃんと生きた事をお互い確かめ合うみたいに 帰りの道を二人で どちらとも言わず歩いて あそこで昔事故があった事や秘密で飼った猫の消息 何かに抵抗するように 必死で色々思い出した 彼は野球選手を夢見てどこか遠くの街へ出たきり 彼女は16で妊娠して今は一人きりで暮らしてる 明日なんて分からないと あの子は笑ってから泣いた つられて僕も笑った 泣けないからただ笑った  干涸びて 朽ちていくだけの 思いはどこにしまえば いいんだろ  幸せだって 言っておくれよ また冬が来てしまう前に 時が経って 人も変わって なら約束も 未来も意味無いぜ もう記憶も意識も曖昧 それが日々  産まれた人 死んでゆく人 生産 消費 繰り返す命 誰もが皆 死に向かって進む それなら死ねば幸福か  大丈夫って 言っておくれよ また陽が落ちてしまう前に 楽しい事だけ 切って繋いで それしか無いって 空しすぎるでしょ  幸せだって 言っておくれよ また冬が来てしまう前に 時が経って 人も変わって なら約束も 未来も意味無いぜ もう記憶も意識も曖昧 それが日々
それは或る夜の出来事CIVILIANCIVILIANコヤマヒデカズLyu:Lyuこの夜が 明ける前に やり直さなきゃ 許せなかった全ての過去を  生きている ただそれだけの事を続けてく為に 俺達は今日も息を 一瞬も止められないで 町の灯が 今ぽつぽつと灯り始めた夕暮れ 高架橋の上で急に 全てに嫌気が差して  君はさよならを告げようとしてるんだ 周りの全てに 時間と空間に復讐しようとして 宙を舞うその体 線路上 叩き付けられるまで 数秒間の自由を手にして  この夜が 明ける前に 終わらせなきゃ 吐きそうな記憶を ああだけど 足が竦んで 踏み出せないね こんな思い出など灰にしたいのに  生きている ただそれだけの事がとても厄介で 俺達は吐いた息にさえ 理由を求めてみるけど ほら考えて すぐ分かる事だから面倒臭がんないで そもそも誰の意思で ここに産まれたんだっけ?  ああ確かにさ聞いてたよ 気付かない振りをしてたけど 「ずっとこんな世界なら良かったね」って言ってた 君はもう あの時もう 分かってた 一つの正解を 変わらない物など無いんでしょう  引き裂いて また繋げて いつまで経っても 赤く腫れた心 次にまた 裂けた時には おしまいかもね 震えた手を組んで  僕ら皆本当は 分かってる筈なんだよきっと 誰から貰った命かってことくらい だけどホラ気が付くと 簡単に忘れてしまうんだよ 思い通りに生きてるって思って 思い込んで  こんな日々を 変わらない日々を 繰り返すのは もう嫌だよ虚しいよ 何でもいいよ 理由さえあれば 生きて行けるから 過去がどうであれ  だからこの夜が 明ける前に やり直さなきゃ 許せない全てを 朝が来て 全てを照らして その眩しさで 目が眩まないように
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