鈴木慶一「ヘイト船長とラヴ航海士」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
宜候(Yosoro)鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一・曽我部恵一「夢を語るのは、辞めたはずでしょ」 「夢は語らない、気付いたら夢の中か」 「最強の敵は、自分の中にいるんでしょ」 「敵は夢の中にいる」 「左岸を目指しますか」 「このまま、ど真ん中を下って行こう」 「錨を上げます」 「上げるな、そのままでいい」 「えっ?」 「錨は引きずって行こう、多少のブレーキが必要だ」 「切れますよ」 「その時は、全速前進だ、ようそろは無い」 「ようそろは無い?」 「無い」
おー、阿呆船よ、何処へ鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一夜には 橋を渡って 過去と 話がしたくて 錆びついた 阿呆船の 舫い網解いて 川を下る  穴の空いた デッキシューズに 冷えた夜霧と 暗闇が 忍び込む  次の夏が来る前に 新しい 靴を買おうか ふらふらと 阿呆水の 泡を背負って 河口に出る  さあ 悲しみが 逆流する時が もうすぐ来る さあ 喜びと すれ違う間 船を進めて いよう  夜明けに住む 過去は繋ぐ 舫い網で この船を 阿呆結びに  朝には 橋の真下で あなたが 恋しくなって 超満員の 阿呆電車 通り往くのを ずっと待ってる  舫い網で この船を 線路に縛って ずっと待ってる
夢のSpiral鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一消えては また 現れる 回廊を 歩いて 長いコートは 重すぎて 裸足の足は 傷つき  最期まで わからない 巨人と 馬と 子供の 戦い見てるようだ  赤ん坊の 泣き声と この声と 歌と メロディ たいして変わりはしない  それは夢のSpiral  霞んでゆく 回廊は 生まれた ところか 友人達の 亡霊が 待っている ところか  始まりは わからない 砂に 貝の 吐く息で 文字を書いてるようだ  終わりこそ わからない 牢獄に 繋がれてる 名もない 罪のようだ  最期まで わからない 巨人と 馬と 子供の 戦い見てるようだ  赤ん坊の 泣き声と この声と 歌と メロディ たいして変わりはしない
KeiichiからKeiichiへ鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一・曽我部恵一KeiichiからKeiichiへ 例え 一段 上がっても たかだか 五寸釘くらいか それがこの Spiral  KeiichiからKeiichiへ もしも 一段 上がったら 夕日が 沈むのが 早く見える それがこの Spiral  KeiichiからKeiichiへ 例え 一段 上がっても 太陽が 2分くらいは 早く登る この Spiral  KeiichiからKeiichiへ もしも 一段 上がったら 流れ星が 燃え尽きず 灯りともす このSpiral  KeiichiからKeiichiへ 例え 一段 上がっても La La La La Spiral  KeiichiからKeiichiへ もしも 一段 上がったら La La La La Spiral  KeiichiからKeiichiへ KeiichiからKeiichiへ KeiichiからKeiichiへ KeiichiからKeiichiへ
Skanpin Again鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一頭蓋骨と脳の隙間に 何枚の金を 詰め込んでるか お前は 呼吸する たびに  それは震えるに違いない 愉快な事だろう  この文書が白紙になる時が今来たんだ いまこの紙に書いてみたいのは馬鹿の二文字 それだけだ  世の中には何人の友だちがいるか 書いてみればいい お前の ぶ厚い手帳に それは消えてくに違いない 愉快な事だろう  頭の中で震える文字のない札束が 長く生きてきたお前の数少ない友人だ 価値はある あったモノが無くなったのか 最初から 無いのか  スカンピンだ 拾う星屑あるのならば まだいい スカンピンだ 吹き溜まる場所あるのならば まだいい スカンピンだ 集める悲しみあるならば まだいい スカンピンだ 煙草一箱ほどの一生 だったかな
雨は、今日も、やみそうにない鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一大地を 浸す 空の 恵みよ 見える果実は 実りはしない 雨やみそうにない  角を 曲がると 命が 危ない 空の銃を持つ そうでもしないと 雨やみそうにない  火事で燃えてるよ 君の町の大きなドームが 崩れ落ちそうだ  君のいない日と 君といれる日の隙間に 滑り落ちそうだ 雨やみそうにない

2粒の雨はひとひらの雪に

自動販売機の中のオフィーリア鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一雪が舞う プラットホームでは 僕たちの 輝く日々が くすんでいって しまうね 自動販売機を 探そう  一面の 百合の前では 僕たちの 甘い香りが 蹴散らされて しまいそう 自動販売機に コインを  夕暮れに 肩を落として 歩いてゆく 人たちも 列を作り 並んで 自動販売機の 前に  堤防に 皺を刻んだ 年老いた 船乗りたちが 満足げな 話を 自動販売機に もたれ  明日はいつも 昨日よりも 小さく見える オフィーリア ボトルの中 昨日よりも 大きく見える オフィーリア  例えて 言うなら 愛の 成り立ちは 狂気を 装い 毒を 浴びてしまう 王子のような 口を開けたまま 死に至る前の あの感じだ  我を忘れる 日もあるよ 無人の場所に 救われる 一から やりなおそう 自動販売機の 前で
偽お化け煙突鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一海風には 火薬の匂い 川面からは 汐の吐息 黄昏に 船を待つ 吸い殻のような ぼくは煙突  もしもぼくが 4人ならば 歌を唄う おばけ煙突  川と海の 混ざるところ この辺りに 本物はない  船を連れ 風が来る 砲台の島は 放つ 空砲を
煙草路地鈴木慶一鈴木慶一山本浩美山本浩美さあ煙草に火をつけて 何処へ何処へ行こう さあ煙草の煙をくゆらせて 何処へ何処へ行こう  やぶれズックを つっかけて 穴あきポッケに 手を突っ込んで 伸ばした髪を 風になぶらせて 小便くさい 路地をゆけば  何にも話はしないけど 僕は僕は僕は 何にも考えはしないけど 僕は僕は僕は  僕のこの心の奥底から 汲めどつきないものが 湧きいずることを 僕のこの心の奥底から 汲めどつきないものが 湧きいずることを  さあ煙草に火をつけて 何処へ何処へ行こう さあ煙草の煙をくゆらせて 何処へ何処へ行こう  さあ煙草に火をつけて 何処へ何処へ行こう さあ煙草の煙をくゆらせて 何処へ何処へ行こう
Love & Hate鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一朝に立ち昇る 闇から目覚めたような 煤を含む 蒸気  床に手をついて 空気を強く吸い込んで 今日が また始まる  悲しみが空から落ちる この日のすべての時間に  黒く濡れた皮膚の上で 踊ってるように 浮かび上がる  Love & Hate
白い浮標(ブイ)鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一水の上で 暮らそう 愛しい人よ 浅い夢 見ながら 今日を過ごそう  愚かでいい Sweetheart 泣かなくていい 喉元に オウムの くちばしがある  そんな 毎日はうんざりさ 悪夢が 出入りする ドアも無いし 窓も無いさ この帆さえ あればいい  憎しみも 愛情も 大しけも 包み込んでしまう  宇宙飛行士の ような 邪魔の無い暮らし いつまでも このままで 一生を終えよう  いつかきっと 白い 鳥が舞い降りて ぼくらの 住んだあと 印となるだろう
An Old Chicken Boy鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一ひとりじゃ無理だよ こんな時 支えるまなざし 眩しくて 軋んでしまうよ 心臓が いつかは お礼をしなくちゃね  春を差し出そう 君の手に すべて差し出そう 僕の手で  誰もが恐れる 一文字が 命を鞭打ち 待っている 僕を差し出して 君の手で いつもそばで 君に仕える 天使になる
Boat of Fools鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一鈴木慶一・曽我部恵一火の川に浮かぶ 火炎瓶と化した革命家も 氷の海に沈んでゆく 蝋燭のような司祭も すべては、それにとどまらない  1番目の阿呆も 66億4千3百61万7877番目の阿呆も それにはとどまらない  1年で6000万が消え 1億4000万が生まれ 誰もが いつかは消える  よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、 久しくとどまりたる例(ためし)なし Check mate
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