NIGHTSYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 東京の夜にはもう到底ないような 感情を確かに僕らは見つけたよ 東京の夜には滅多に見ないような 才能を確かに僕らは見つけたよ やっと夢から醒めて 僕は今ここにいるのだろう なるようになるさ全部 でもまだ夢見心地でいたかった 君は今日もまたせかせかと仕事に行くけれど 本当のこと忘れないように 夜になると歌い踊るのだろう 誰かに会って少し話せれば 思い出に浸って深く眠れれば だいたいそんな暮らしでいいのさ 独りでにパッと扉は開かれるのさ 東京の夜にはもう到底ないような 感情を確かに僕らは見つけたよ 東京の夜には滅多に見ないような 才能を確かに僕らは見つけたんだよ |
ニュータウンYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 失うものはないか 僕はおもむろに辺りを見渡した きっと伝えたい言葉はなによりも すぐ側で眠っているようだった 夜空に描いた星 昔から住んでる町 思い出はそこから始まり 嫌なことも沢山あったよ 青春という言葉 選んでるようじゃまだ 僕らは何処にも行けないのだろうな 夜空に描いた星 昔から住んでる町 地方都市サイド 僕らが身を潜めたあの溜まり場も 今は残っていない 微かな光を置いたまま消えてしまった なくなってしまった 自転車に乗ってベル鳴らした 今は何してる? 喧嘩になって泣きじゃくった ことを覚えてる? |
汽水域YAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 夜になって 愛を探して ふと振り返って またゆっくり朝を待つ 境界の線は思っていたより深くて こんなんじゃ僕ら 溝にはまってしまいそう 朝になって永遠を感じて ふと振り返って またゆっくり夜を待つ 境界の線は思っていたより不確定 こんなんじゃ僕ら 何か落としてしまいそう 遠くまで行けるなら 行こう息が詰まるまで 向こう岸に着いたなら 何もかも許せそうだろう じゃあそれからはどうしようって 思ったんだよ 未来は今森の中で 道を決めかねているよ いつの間にか彷徨っていたんだ 「そうきっとsomeday」 期待はまた膨らんでいて 街が燃え続けているよ 仕方ないと呟いたまんま そう愛想で笑って 君は何を思い描いてる? 酷すぎるニュースがあって その無力さに悩んで これがリアリズムか わからないまま過ぎていった 僕らまた耳塞いで 知らないフリをするんだ どうか 教えて 教えてよ |
ニケYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 蔓延るような暑さをしのいだ 君といた夏を忘れないように また泣いたバスルーム 風呂場の鏡に泣いた情けない顔が映った あの日燃え上がっていた花火を思い出しながら 枝垂れ落ちる火の粉がシャワーの水と重なった 少し笑ってしまうほど僕らは痛々しくて 太平洋の底に溜まった濁ったブルーはまだ 深々とリズム刻んでいて鼓動を鳴らしている 落ち着かない感情もうだつの上がらない生活も 共に過ごしてきた時代の僕らを今日は思い出すな 誰かが言ってたこと歌ってるような気がする 誰かが決めた道を歩いてるような気がする 誰かに見せるため遊んでるような気がする 誰かに見せるため出かけてるような気がする どうかこの歌だけは 自分の歌でありますように |
indoorYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 夢を訊かれても上手く答えられない ただ何者かになりたいんだ でも誇れるものもないんだ そんな僕じゃもう為す術はないのだろうか |
熱が醒めるまでYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 拙い言葉 吐き出して いつかひねくれてた想いも解こう ふざけたな ゆるいビートで 熱が醒めるまではずっとこうしていよう それからの僕といえば わからないまま進んで 集めたレコード盤のアートワークを並べて見てた 何もまだ成し遂げていないのに プライドだけ高くなって 流れが速い時代 デバイスで即繋ぐ世界 偉い人は偉いまま 忘れた笑い方 君はただそれでも笑っていたんだ 拙い言葉 吐き出して 分かり合えなくても抱きしめよう 踊るのさ ゆるいビートで 熱が醒めるまではずっとこうしていよう このままずっと 拙い言葉 吐き出して いつかひねくれてた想いも解こう ふざけたな ゆるいビートで 熱が醒めるまではずっとこうしていよう |
CLASH MINDYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | しがらみが君を縛り付けてるなら 一度振りほどいたって構わない もう気にしなくていい 昔から君が周りと違うなら 一度走り抜けたって構わない もう気にしなくていい CLASH MIND ただ一つの思い出! I FOUND 今 目に浮かぶ光景! |
IMMORTALYAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 魔法の円盤を買い 言葉の海に呑まれた2010年から 何が変わったのだろうか 何も変わってないような気がする 一人で映画を観たり 帰りにコンビニで雑誌を買って読んでみたり 誰かに話したいようで 誰にも話したくないような気持ち 僕はひたすらただ祈ったんだ それだけは忘れないように 僕はひたすらただ願ったんだ それだけは失くさないように 画面にタッチするように すぐさま人は繋がり 画面にタッチするように すぐさま人は離れてしまった わからないままの世界 わからないままでもいい 胸にまだ残る光 照らして今日も生きよう ほら 僕はひたすらただ祈ったんだ それだけは忘れないように 僕はひたすらただ願ったんだ それだけは失くさないように そうどこまでも (こころの奥を 捕まえて 離さないで 確かめるんだよ) (さよならを告げたなら 俯いていないで ほら晴れそうだよ) |
2019YAJICO GIRL | YAJICO GIRL | 四方颯人 | 四方颯人 | | 部屋が散らかりゴミが溜まる ような気になって三日三晩 こだわりが捨てられないよ 捨てたらもう戻らないよ 船に乗り込んでは航海 宝島まで向かおうか 流れには抗えないよ でも地図は捨てちゃいけないよ 駅前の交差点でふと思い出した 僕の夢はなんだっけな 答えは出てこないな 君と二人 手と手を取り合い くだらない話とか つまらないジョークとかを言おう 他愛もない日々と縮まらない距離を 掬うような 救うような 終わらない野次と終わりのない問いも 掬うような 救うような 何も始まらないでいい これが最後だろう |