それは涙じゃなくて生活の設計 | 生活の設計 | 大塚真太朗 | 大塚真太朗 | | さっきから騒いでる胸をなでるけど 冷めないようだよ 今日はなんだか 気になってる 手を振りそのまま 会えない人のこと 肩に乗せたプライド 忘れて やけに晴れた 青い天井に届けと思うの 愛されたこと いつの間に 何度も 果てないようだよ 洗い流したつもりでも 別れ際 どうせ涙が溢れるよ 「笑える」と聞こえたよ 歌に乗せた言葉は吹かれて やけに跳ねた赤い心臓に届けと歌うの 愛されたこと いつの間に 何度も 果てないようだよ 洗い流したつもりでも 別れ際 どうせ涙が溢れるよ 「笑える」と聞こえたよ |
ペーパータウン生活の設計 | 生活の設計 | 大塚真太朗 | 山中卓人 | | 午前四時 空は僕らを隠すのにちょうどよくなっていた 君の顔を気付かれずに盗み見てる 「こうしてるとこの街も私たちのものみたい」って 聞こえてないフリしてたの バレてたかな ほんのちょっとだけ それでいい 向こう見ずの勇気 この僕に 放って いつか時が経って振り返って 「良い笑い話だ」なんて ごめんさ もうとっくに酔いは覚めている 滑りこむ電車が僕たちの夜を追いやってく 「じゃあね」の声 二人になりそこねた一人とひとりはよくある涙のストーリー? 重ねた手が離れていくのを黙って見ていた 今の僕ならば 何ができたのかな 午前九時 空は僕らを誰かに差し出すみたいにさ 照らす ああそうだ この街は誰のものでもない ほんのちょっとだけ それでいい 向こう見ずの勇気 この僕に 放って もうとっくに酔いは覚めている 滑りこむ電車が僕たちの夜を追いやってく 「じゃあね」の声 二人になりそこねた一人とひとりはよくある涙のストーリー? 重ねた手が離れていくのを黙って見ていた 今の僕ならば 何ができたのかな |
恋人たち生活の設計 | 生活の設計 | 大塚真太朗 | 大塚真太朗 | | わかりきった言葉 おだやかな体のまま ささやく僕の目をいつまで見つめてるの 騒ぎだした胸を抑えられない今夜は 普段とちょっと違うタイプの神様を信じてみよう そうしたらかりそめの部屋の中で遊んでる僕らを 色んな形をした星のめいめいが笑ったんだ どうかこの時よ もっとゆっくりあれ このまま時間は溶けてって 頬あわせて 足りないものが思いつかないよ どこかでも同じ光景 言葉のいらない暗がりで 見つけだそう シャイな2人だから起こせる魔法 くすぐられた春はあっという間もなく過ぎ 心にされた涙の予約にだけ知らぬふりをしていた はしゃげただけの季節をもう一度抱こうとも 馴染みの街は見たことない橙に染まってすぐ 僕だけを夜の入り口に立たせて笑う ホオズキの香りがして胸がどっと 洪水のように記憶がいつも踊りだす このまま時間は溶けてって 頬あわせて 足りないものが思いつかないよ どこかでも同じ光景 言葉のいらない暗がりで 見つけだそう シャイな2人だから起こせる魔法をもっと! |
週末のフール生活の設計 | 生活の設計 | 大塚真太朗 | 辻本秀太郎 | | いつも二人ベッド くるまっていたいけれど そうはいかなそう 朝が来れば 日々の仕事だって 嫌なわけじゃないけど 今はどこかいってて Dance to the sound 夢の隙間 さえない顔に 花をそえるために Dance to the sound 夜を溶かしてくれたあの曲 もう一度聞かせて 最終の電車はもう気づけばとっくにないよ 止まらない音楽に身を任せて 君の隠しもったスマイルを僕に見せて いつか来る「さよなら」まで Dance to the sound 夢の隙間 勝てない日々に 色をつけるために Dance to the sound 胸を叩いてくれたあの曲 もう一度聞かせてよ 誰も知らない名曲をかけて DJ 誰もが知ってるあの曲もかけて DJ 彼女が帰る前に Dance to the sound 夢の隙間 さえない顔に 花をそえるために Dance to the sound いつか思い出す夜を 朝の陽が昇り出して音はもう鳴り止んだ さようならまたここで会おう |
恋について生活の設計 | 生活の設計 | 大塚真太朗 | 大塚真太朗 | | 二人でもうちょっと話してたいんだ 川沿い ベンチで 見上げた月 妙に大きいね なんて話していたんだ くだらないこと 大事そうに 特別なルールもない、 たった二人でできる たったひとつのことなんだ 形のないものは探さずに いま自分の隣にいる人を見よう 届かなかった恋が いつか もう一度僕の胸をなでるとき 呼んでいる声がして 耳をすましてその方向へ行く 叶えたかった愛は いつか もう二度と僕のものにならないと そう気づく時がきても消えないね 触れたくて伸ばしていたこの手 まだ覚えている? 一人で朝を迎えてベランダ 出て見下ろした街はまた 新たな季節を着込んでいる どうしよう まだ 僕はここにいる 切り取れるカットのない ほんの一瞬のような まるで永遠だったような 完璧な映画のエンドロールが 誰もいない場所で流れるだけ 「傷まなかった」なんて嘘さ 最後のつよがりを今とり消そう 本当のことだけを小さな部屋で囁きあっていたい 「変わらないんだね」ってやめて 迷子の想い出が出口をさがす どっちみち見つからないなら 消えないで 閉じ込めて この際苦しめて 忘れたかったものが、いまもどうしても僕の胸に宿る時 その様を見ていたら知らぬ間にそれが歌になってた 届かなかった恋が いつか もう一度僕の胸をなでるとき 呼んでいる声がして 耳をすましてその方向へ行く 叶えたかった愛は いつか もう二度と僕のものにならないと そう気づく時がきても 消えないね 触れたくて伸ばしていたこの手だって 見えない手をつかんでいくためにあるものだ |