空耳の丘」の歌詞一覧リスト

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空耳の丘

窓を開けた時遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史朝もやの街角に 鳥たちが啼きはじめたら 目醒めかけた瞳に 記憶のフィルム廻りだす 今も君を 忘れられない 画用紙に描きつけた 夏はきのうを駆け抜ける 時の糸を たぐりよせても 窓を開けた時 空は僕の朝を告げた  白い煙のこして (僕を独りのこして) 君をのせたバスは走る ガラス越しのくちびる 確かに君の声がした いつかふいに 帰る気がして 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ  僕に気づいたら すぐに微笑みで答えて 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 窓を開けた時 すぐに僕に気づいて 窓を開けた時 僕の朝がはじまる 窓を開けた時 僕の朝がはじまる
風の吹く丘遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史君は空に憧れて 飛び交う鳥の行方見つめた 君だけを(僕は) 信じてたあの頃  僕は街を見おろして 君との夢想いめぐらせた いつからか(君は) 大人びて笑うよ  時は過ぎ やがて君は 空へと出かけてゆく 僕はまだ 丘の上で 膝を抱えているのに  風は生まれ旅をして いつかは同じ場所へ戻ると 話してた(君を) 憶えてる 今でも  君は往く 空の地図を 瞳に描きながら 風向きが変わればすぐ 見知らぬ街めざして 君は往く 空の地図を 瞳に描きながら 「何もかもうまくゆく」 と君 いつもの口ぐせ  風向きが変わる前に 走ればまだ間に合う どうしても言えなかった 言葉を君のもとへ 風向きが変わる前に 走ればまだ間に合う 胸の中しまいこんだ 想いを君のもとへ
旅人遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史君はまるでシャボンのような 夢を話して歩く旅人 道に腰をおろしほほえむ その鞄の中身は何?  集まる子供たちの目は とても輝いて見えるよ 風は色を変えてゆく 君の手のひらで  よそみしてた少しの間に 背中向けて歩きはじめた 舗道にきらめく光は 鞄をこぼれ落ちた言葉  群がる子供たちの手は 夢のかけら拾いあつめ 僕は急いで駈けだす 君を追いかけて  いつかきっと会える日を信じてた 僕はずっと君について行こう 街から街へと旅をつづけて 君を待つ子供に会いに行こう  壊れかけた地球に 君のつけた足跡 つづく  サヨナラと手を振る君 北風に連れ去られてく どんなに追いかけても 君は遠ざかる  いつかまためぐり逢うその時まで 僕はずっと君を待っているよ 鞄にあふれるほどの物語 世界中の僕が君を待ってる  壊れかけた地球を 君は地図を拡げて 歩く  世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる
星屑の停留所遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史柱時計はもう鳴らないね そっと目配せ交わして 階段きしませながら 屋根裏のあの部屋へ 天窓にあの日も見てた月の光  息をひそめて開けてよ 鍵の壊れたトランク  君と二人で隠した 夢が眠っているはず 褪せた地図を 指でなぞって  ハッカ煙草は目に沁みるよね 君は涙で笑った ポケットを確かめながら 真夜中の停留所へ 流れ星左の肩をかすめてゆく  耳を澄まして聞いてよ 時が過ぎてく靴音  風も眠った時間に 誰も知らない町から 鋼色の バスが近づく  町は眠ったふりして 落ちた星屑数える 君と僕の バスが近づく
遊佐未森遊佐未森遊佐未森遊佐未森川は流れてゆく 時の彼方 清らに ゆるやかに  今はもう一人きり 岸辺に立ち 過ぎゆく日を想う  君の瞳に映る水の色 いつまでも忘れないよ  手をつないで 見つめていた 君と僕の 心浮かべ  君の瞳に映る水の色 いつまでも忘れないで  川は流れてゆく 僕の胸に とどまることもなく
地図をください遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史雲のない青空は 高く 風もないこんな日は 独り 住み慣れた町の真ん中で 悲しい迷子になれそうで  夢はただ遠すぎて 僕は 街角に立ち尽くす 一人 君が歩いてく後ろ影 通りの向こうに見失う  あの角曲がればきっと 見知らぬ店立ち並ぶ 市場へと迷い込む  賑やかな店先に 眠る ガラクタにつまずいて 歩く 歌声が聞こえたよ 君の 懐かしいあの歌が 遠く 錆びた想い出を売りさばき きらめく銀貨を手に入れる  見えては隠れる君の 踵を目で追いかける ひしめくテントの隙間 記憶の彼方に続く 小径へと迷い込む  汗ばむ掌の中 小さなコインはひとつ どの店覗いてみても 捜していたものばかり  汗ばむ掌の中 小さなコインはひとつ  その地図を一枚ください 朱く夢の場所を印した その地図を一枚ください 帰り道の破れかけてる その地図を一枚ください
日曜日遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史空まぶしい日曜日 あてもなくていつもの公園 もう緑の広場は はしゃぐ声が光にさざめくよ  白いベンチ誘ったら 笑うかな 僕の事 いつか君を ああでも  今半分しぼんだ 茜色の風船みつけた 胸溢れる溜め息 少し早い夕日に吹き込もう  君の屋根に届いたら 叶うかな 願い事 青い風に さあ乗って  広場を抜けて 自転車止めて ルララ 花屋の前の 舗道で弾む リルル  君の屋根に届いたら 叶うかな 願い事 見えなくなる ああもう  また一人の日曜日 鳥の声が眠りに誘うよ あの小さな夕日と 夢の町をふたりで歩きたい  子供達も恋人も 街角の楽隊も 手を伸ばすよ ほらごらん  人混み抜けて 店先かすめ ルララ 交番前の 信号渡る リルル  街路樹越えて 裏道抜けて ルララ 草むら転げ 川辺り滑る リルル  大きな夕日に 手を振りながら ルララ 小さな夕日と ふたりで歩く リルル  大きな夕日に 手を振りながら ルララ 小さな夕日と ふたりで歩く リルル
ひまわり(Napraforgo)遊佐未森遊佐未森工藤順子成田忍どこまでも続くひまわり畑 列車は走ってゆく ドアを開けたまま 風を受けても汗は乾かない 窓の外は ひまわり ひまわり  帽子を脱いだ若い兵士の 夏の休暇は始まったばかり ウイスキー片手に遠くを見てる 窓の外は ひまわり ひまわり  気の良い父と働き者の母 彼の帰りを待っているだろう 彼の顔は 駅毎に 子供の顔になってゆく  午後の光が瞳の奥に 鮮やか過ぎる色を焼き付ける 瞼開けても夢は終わらない 窓の外は ひまわり ひまわり  小さな駅を幾つ数えたら あの地平に眠れるのだろう 彼の顔は 駅毎に 知らない顔になってゆく  車掌の靴音 レールの軋み 子供の泣き声 子守唄のリフレイン あてない旅は黄色いまどろみ 窓の外は ひまわり ひまわり
夢のひと遊佐未森遊佐未森太田裕美太田裕美君だけ永遠 こころに誓うよ  眠れぬまま朝が来たよ ミルク色に包まれてる君の寝顔が あどけなくて いじらしくて 指の先でまるい頬そっとつついた  夢のなかで恋するひと どんなに僕が君のこと 思ってるか知らない  アー そのまま目をさまさず 静けさに抱かれて アー このまま時を止めて いつまでも My dreaming morn  君だけ永遠 こころに誓うよ  (ruri iro no omoi wa mirai eigou)  白い月は西の空に 帰りそびれ照れたように首をかしげて 僕はまるでみとれていた 青い風が君の髪ふっと揺らすよ  アー そのまま目をさまさず ときめきに浮かんで アー このまま時を超えて どこまでも My dreaming morn  君だけ永遠 こころに誓うよ 君だけ永遠 ねえ、夢見るひと
Run In The Rain遊佐未森遊佐未森工藤順子遊佐未森焼けた道の上で こんな雨待ってた ずっと言えなかった 一言が言えそう  雨に背中押されて 君に逢いにゆけそう  駅の電話はもう 待つ人で 一杯 君の家へ走ろう 約束も無いけど  濡れた窓を叩いて はしゃぎ過ぎたあの頃みたいに もう一度(Run in the Rain) 誘い出そう 銀色の(Run in the Rain) 雨の街へ  人の波も消えて 街灯り滲むよ 白く光る道は 君を待つステージ  雨が歌う舗道を 一人きりじゃ踊れやしないよ 流れてく(Run in the Rain) テールランプ 追いかけて(Run in the Rain) 僕は走る

空耳の丘(Reprise)

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