Telephone BoxPLOT SCRAPS | PLOT SCRAPS | 陶山良太 | 陶山良太 | | いつも いつでも 君と繋がっている そんな 未来は おとぎ話の世界 光速の 電波で 手紙も思いのまま 待ち合わせも ままならぬ 世界なのに 君に 想いを伝えたいのに 小銭が 足りないや 止めどない 時代を 旅して 巡って 出会った 替りのない 君へ あと 10円玉が 3枚 残りの 時間が もうないから 急いで 伝えなきゃ それ以外 大切じゃないんだ 今 どうしてる 日常 覗き見れる そんな 未来は うわさ話の世界 高性能 電話で 話せる いつまでも 君が出るか 選べない 機械じゃなく 派手なポエムで キメたいのに 覚悟が 足りないや 何気ない 言葉を 交わして 焦って 綴った 空っぽな 僕で あと 10円玉が 3枚 モタつく 時間は もうないから 急いで 伝えなきゃ 君 以外 大切じゃないんだ 大切な 想いを 簡潔な 文章で 届けよう 替りのない 君へ あと 10円玉が 4枚 3枚 2枚 1枚で 急いで 伝えなきゃ 止めどない 時代を 旅して 巡って 出会った 替りのない 君へ あと 10円玉が 3枚 残りの 時間が もうないから 急いで 伝えなきゃ それ以外 大切じゃないんだ |
IRREVERSIBLE OK?PLOT SCRAPS | PLOT SCRAPS | 陶山良太 | 陶山良太 | | 疲れ果てて 一筋 涙 落ちて 刻んだ 時は 戻らない物と 知って なぜ まだ 届かない 夢の欠片が 捨てられないの 仕事 終えて 一息 缶コーヒーで 刻んだ 皺には 誇れない物も あって なぜ まだ 頼りない 希望の欠片が 捨てられないの あの日 描いた しょうもない 夢は 道の途中 だって 叫んでよ 時が経ち 世界が 変わった さぁ 気づいてよ ほら 無駄に過ごした 後ろめたさを 塗り替えればいい 行こうぜ 今から でかい声で 笑ってよ 夢の果てに 一筋 光があって 刻んだ 時は 捉え方でしかなかった だから 正に 今 希望の欠片が 輝き出した 寝ながら見る夢では 辿り着けなかったね 邪魔な 小石 蹴っ飛ばして また 先へ進むんだ 行こうぜ 馬鹿らしい 冗談 飛ばしながら 道無き 道を 巡り巡って 振り返ってみりゃ それなりに 美しい 轍で 悪くないって 笑ってよ あの日 描いた しょうもない 夢は 道の途中 だって 叫んでよ 時が経ち 世界は 変わった さぁ 気づいてよ ほら 無駄に過ごした 後ろめたさを 塗り替えればいい 行こうぜ 今から でかい声で 笑ってよ 一緒に でかい声で 笑ってよ |
蜜柑とミルクPLOT SCRAPS | PLOT SCRAPS | 陶山良太 | 陶山良太 | | トーストの熱で バターが溶けるの 見てる 差し込む 日差し 割れたマグが 何とも アンバランス 台風 十何号? 過ぎ去った後の 休日 お互い 投げ合ってきた 種が 芽吹いた 数日 このまま 解け合わないまま 過ごすの? そう言って また いつもは 元通りだけど まるで蜜柑とミルク みたいに 口の中 嫌な感じ つまらない事で 喧嘩しても すすいで 流そう いまだ 未完の青さが ちょっと 口の中 残ってる 相容れない 態度 流さずに ちゃんと話そう もう ダメかも でも 君となら まぁ 二人なら 大丈夫さ 通勤 改札で 叩きつけてみた パスモ 痺れた手と 燻る胸 やり切れないよな 性格も 価値観の事も その他も いつか 聞いた 互いの昔話も それは 葡萄と魚 じゃないが 残酷な 取り合わせ つまらない事で 喧嘩しても すすいで 流そう まだ 争いの小骨が ちょっと 口の中 つかえてる 皿を割るくらいの 嫉妬しても ちゃんと 話そう 感情的には 超えられなかった 二人の 価値間を 想像で 補おう 実は 蜜柑とミルクって 結構 食べ合わせ 良いみたい 相容れないように 見えていても まるで蜜柑とミルク みたいに 口の中 嫌な感じ つまらない事で 喧嘩しても すすいで 流そう いまだ 未完の青さが ちょっと 口の中 残ってる 相容れない 態度 流さずに ちゃんと話そう 隣に 居たいなら 本音で 話そう |
月夜に提灯PLOT SCRAPS | PLOT SCRAPS | 陶山良太 | 陶山良太 | | 浮かれて 乱れて 疲れて 揺られて ただいま 意地も 恥も かくまう そんな 僕の城 騒がしい 街の灯 小賢しい 過ち 数えて 泣きたい 逃げたい 消えたい 歴史が あったな 何もない やるせない 下らない 不甲斐ない 夜でも あなたと 歩んだ道 誇らしげになる 何もない 場所から 気付けば ここまで 来れたね 確かに 歩んだ道 語ろうぜ 今夜は 夜風に 揺られて お酒に 釣られて 思い出す 泣きたい 逃げたい 消えたい 歴史が あったね 呼び合って 求め合って 缶ビールで 乾杯して 認め合って 寄り添って 全部 繋がった 今があって 当たり前なツラした奇跡が 溢れ過ぎてるから たまに 振り返ろうぜ 頼りない 情けない ぎこちない 変われない 僕でも あなたに 出会ったから 誇らしげになる 頼りない 情けない ぎこちない ヤワな 足取りで 確かに 歩んだ道 祝おうぜ 今夜は 何一つ 無駄じゃない 何一つ 無駄じゃない はずだぜ あなたと いるだけで その 証拠になる 何もない やるせない 下らない 不甲斐ない 夜でも あなたと 歩んだ道 誇らしげになる 何もない 場所から 気が付けば ここまで 来れたね 確かに 歩んだ道 語ろうぜ 今夜は 少し 上等な お酒 また 買って 帰ろう |