| 強がりはよせよ研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | | 強がりはよせよと笑ってよ 移り気な性質よと答えたら それならば唇かみしめて なぜ目をそらすかと問いつめて いつからこんなふうになったのか 子供のようには戻れない 強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの なまいきを言うなと笑ってよ 一人が好きなのと答えたら それならこの俺の行くあてを どうして尋ねると問いつめて いつからこんなふうになったのか やさしい女に戻れない 強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの いつからこんなふうになったのか 子供のようには戻れない 強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの 強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの |
| 明日 靴がかわいたら研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | クニ河内 | 明日 靴がかわいたら 長い坂をおりて となり町のふもとまで 大切な買い物に 古い靴のひもは切れかかり 新らしいのが要る 早くとなり町へ買い物に 急いで歩いてゆく 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 濡れた靴がかわいたら となり町へ買い物に 長い坂をおりたなら 広い河を渡る となり町へ入るには 河を越えるほかはない 広い河に足を踏みこめば 靴ひもは切れかかる まるでいまにも水の中 ちぎれそうな雲のように 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 靴のひもが切れぬ間に 河を越えて買い物に 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 白い靴に戻れたら 白い靴に戻れたら |
| 雨が空を捨てる日は研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | | 雨が空を捨てる日は 忘れた昔が 戸を叩く 忘れられない やさしさで 車が着いたと 夢を告げる 空は風色 溜息模様 人待ち顔の 店じまい 雨が空を 見限って あたしの心に のりかえる 雨が空を 捨てる日は なおしあきらめる 首飾り ひとつふたつと つなげても 必ずおわりが みあたらない 空は風色 溜息模様 人待ち顔の 店じまい 雨が空を 見限って あたしの心に 降りしきる 空は風色 溜息模様 人待ち顔の 店じまい 雨が空を 見限って あたしの心に 降りしきる |
| LA-LA-LA研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | | 明日 朝目覚めたら あたしはもう消えてるわ 呼んでみても無駄なこと その頃夜汽車は となり町 遠い昔は こんなあたしでも あいつの話は 信じ込んだ そのお返しにあいつは愛を 信じるなと教え込んだ 約束はさせないで 守りきれたことがない それと知って待つならば 逃げても浮気と責めないで いい人だよ あんたは 紅いバラも嬉しかった 気にかかる人だけど 夜汽車が表で 待ってるの 遠い昔は こんなあたしでも あいつの話は 信じ込んだ そのお返しにあいつは愛を 信じるなと教え込んだ 約束はさせないで 守りきれるはずがない それと知って待つならば 逃げても浮気と責めないで 逃げても浮気と責めないで |
| わすれ鳥のうた研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | クニ河内 | あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あたいをたずねて みたいなら 悪口づたいに 来るがいい 風に悪気が ない限り 風見のうわさにゃ うそがない あばずれ女に 伊達男 似合いの役者と 人は呼ぶ 下手なてあいに まかすより 出まかせ芝居は さまになる ところがあたいの ト書きには いつでもきまって かいてある ふられまぎわの 居直りを 笑って語ると 書いてある うらぎりせりふの かたきには だれでも同じと 人はいう 今に明かせば その中に 同じじゃないのも まじってた それでもあたいは わすれ鳥 笑わせ芝居の わすれ鳥 たまに違えて みようにも あと追うセリフが うかばない あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいは港の わすれ鳥 さよなら芝居の わらい鳥 たまに泣かせて みようかと 夜風が今夜も 戸をたたく あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる |
あばよ 研ナオコ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | | 何もあの人だけが世界中でいちばん やさしい人だとかぎるわけじゃあるまいし たとえば隣の町ならば隣りなりに やさしい男はいくらでもいるもんさ 明日も今日も留守なんて 見えすく手口使われるほど 嫌われたならしょうがない 笑ってあばよと気取ってみるさ 泣かないで泣かないで私の恋心 あの人はあの人はお前に似合わない あとであの人が聞きつけてここまで来て あいつどんな顔していたとたずねたなら わりと平気そな顔しててあきれたねと 忘れないで冷たく答えて欲しい 明日も今日も留守なんて 見えすく手口使われるほど 嫌われたならしょうがない 笑ってあばよと気取ってみるさ 泣かないで泣かないで私の恋心 あの人はあの人はお前に似合わない 明日も今日も留守なんて 見えすく手口使われるほど 嫌われたならしょうがない 笑ってあばよと気取ってみるさ 泣かないで泣かないで私の恋心 あの人はあの人はお前に似合わない 泣かないで泣かないで私の恋心 あの人はあの人はお前に似合わない |
| あなたと私のティータイム研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | あなた いきなり部屋に入ってきて 私 一人で日記書いてる あなた カーテン開けて外を見てる 私 チビた鉛筆けずってる あなた こっそり私を盗み見る 私 パタンと日記閉じてしまう あなた 部屋をぐるぐる歩きながら 私 立ち上りガスに火をつける あなた 灰の落ちるのも気付かないで 私 ポットにお湯をそそいでる あなた やたらとタバコを吸っている 私 二ッのカップに紅茶を入れる あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 |
| パントマイム研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 翼のように 両手を広げ 恋の空を飛んでるつもり 指先ひろげ 花びらつくり あなたの胸に咲いたつもり HAー パントマイム HAー パントマイム 届くはずない恋なのさ HAー パントマイム HAー パントマイム 一人舞台の楽屋裏だよ つま先だって 子猫のように こっそり忍び込みたいけれど くるり廻れば 鏡の中に 背伸びしている私だけさ HAー パントマイム HAー パントマイム 無理なポーズが命とり HAー パントマイム HAー パントマイム 化粧も落ちてつけ泣きぼくろ 小舟のように 体を揺らし 恋の海に漕ぎ出すはずが 小石みたいに 膝をかかえて 冷たい夜に沈むばかり HAー パントマイム HAー パントマイム 涙の似合う役ばかり HAー パントマイム HAー パントマイム せめて私に愛のライトを |
| あの子研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | あの子の好きな事なら 空でも言えるよ お酒に車に女の子 あの子の口癖がいつか 私に移るよ 女は可愛いけりゃそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった あの子が愛してるのは きままな自由と その時限りの幸福だけさ あの子のどんな変化も 私の心に 小さな爪痕残してく あの子の口癖もいつか あくびに変るよ 女は可愛いければそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった さよなら それだけなんて あの子らしくて 泣くのも忘れて背中を見てた |
| 笑い上戸研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 小さな頃から私と来たら おかしな時に笑い出す 困った癖があったっけ 初めて口づけ交わした時も まゆげの上に双子のほくろ 月明りの下見つけただけで 驚くあなた構わずに おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて 時々なんでもない事なのに 大事な時に笑い出す そんな自分が嫌になる ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのに やたら気取った真面目な顔と とぎれとぎれの言い方が おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのは あれはあなたが私にくれた 精一杯のプロポーズ それも気づかず ハッハッハ 笑い出すなんて |
| メルヘン通り研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 一人切りで ほほ杖ついて 風を見ている メルヘン通り 腕を伸ばせば いるはずの人 そのぬくもりが 忘れられない 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 想い出追って 駆け出したいの 黄昏せまる メルヘン通り 赤い車が ライトを消して 止まっている メルヘン通り フロントグラス 二つの影が 寄り添いながら 浮んでいるよ あなたと一緒に名付けた 恋人達のこの道も 今は涙の通り道 昔の二人 見ているような 溜め息ばかり メルヘン通り 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 |
| 微笑の挽歌研ナオコ | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | チャイム鳴らして ほんのしばらく あなたを待つのが とても好きでした 普段着のままの 心を見せて 笑顔返すのが 幸福でした どうして…… どうして…… あの時に 微笑に嘘 見い出せたでしょう あなたへの愛が たわわになって 腕をすり抜けて こばれた時も 外出着(よそいき)まとった 笑顔の下で 打ち明けるのさえ 拒んだあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑浮べ 逃げたのでしょう やさしい人だと 描いた夢を 今でも私 信じたいのに 繕うすべない ほころびのよに 別れの時さえ 笑顔のあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう |