六文銭「自由」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ぼくはムギを知らない六文銭六文銭及川恒平小室等六文銭ぼくはムギを知らない 粉のムギしか知らない ぼくはムギを知らない 粉のムギしか知らない  ムギの写真をたくさん目にして ムギを知らずに 生きてきたのだ ムギを知らずに 生きてきたのだ  札幌市民としては 大して困らずに 日本国民としても 大して困らずに 地球人としては さてどうだったのか  ぼくはムギを知らない 酒のムギしか知らない ぼくはムギを知らない 酒のムギしか知らない  ムギという字をたくさん目にして ムギを知らずに 生きてきたのだ ムギを知らずに 生きてきたのだ  札幌市民としては 大して困らずに 日本国民としても 大して困らずに 地球人としては さてどうだったのか  ぼくはムギを知らない 粉のムギしか知らない ぼくはムギを知らない 酒のムギしか知らない ぼくはムギを知らない
六文銭六文銭黒田三郎小室等六文銭それは美しい伯母様の家へ行く道であった それは木いちごの実る森へ行く道であった それは夕暮ひそかに電話をかけに行く道であった 崩れ落ちた町のなかに 道だけが昔ながらに残っている  いそがしげに過ぎてゆく見知らぬひとびとよ それぞれがそれぞれの中に違った心をもって それぞれの行先に消えてゆくなかに 僕は一個の荷物のように置き去られて 僕は僕に与えられた自由を思い出す  右に行くのも左に行くのも今は僕の自由である  戦い敗れた故国に帰り すべてのものの失われたなかに いたずらに昔ながらに残っている道に立ち 今さら僕は思う 右に行くのも左に行くのも僕の自由である
世界はまだ六文銭六文銭及川恒平及川恒平六文銭母は患う人に体温計を当てている 父は実現しない橋の図面を引いている  暗闇で目を瞑る愛 雨水で薄まった愛 世界は昨夜 愛に満ちてた  姉は知り合いの子を引きとって育てる 弟はシャッターの無いカメラを手に街に出る  電話の途中息殺す愛 歌とは無縁の愛 世界は今朝 愛に満ちてた  兄は慣れない銃を人に向けていた 妹は恋人の盗みを手伝うとさらりと言う  灰皿でくすぶる愛 天窓を逃げだす愛 世界は午後 愛に満ちてた  女が枯れかけた花に水をやっている 男が薬屋を出て無理に車道を渡っていく  疑いと瓜二つの愛 風下で項垂れる愛 世界は今夜 愛に満ちてた  あなたはブロッコリーをよく噛まずに嚥む わたしは爛れた顔の理由を敢えて知る気もない  愛とは知らず投函した愛 横顔が誰でもない愛 世界は明日(あす)も 愛に満ちてた
長い夢六文銭六文銭小室等小室等六文銭何かが待っているわけでもなく 絶望を抱えているわけでもない さほどの意味があるわけじゃない 船に乗り合わせたのは 偶然のこと おかしなことだけど あてどないことだけど それでも船には 夢が乗っている Sail away, sail away 長い夢の船出 きみの夢と 僕の夢を乗せ 長い航海に出る  子供が聞く「船長は誰?」 大人は答えられず 船は進む わだかまりの中に 笑顔を見せ 盃の中に 言葉を沈める おかしなことだけど あてどないことだけど それでも船には 夢が乗っている Sail away, sail away 長い夢の船出 きみの夢と 僕の夢を乗せ 長い航海に出る
それは遠くの街六文銭六文銭別役実小室等六文銭そこに小さな街があって そこにささやかな生活がある  街に小さな波止場があって 街に小さな飛行場があって 街に小さな停車場がある  それはしあわせの街 それはしあわせの人々  いつかどこかで何かが起きて 波止場には船が来なくなった 飛行場には飛行機が来なくなった 停車場には汽車が来なくなった  いつかどこかで何かが起きて 小さな街は捨てられた いつかどこかで何かが起きて 小さな街は忘れられた  それは遠くの街 それは遠い人々  捨てられても忘れられても そこに小さな街があって そこにささやかな生活がある  捨てられても忘れられても そこに小さな街があって そこにささやかな生活がある
お葬式が行く六文銭六文銭別役実小室等六文銭ごらんあそこを あの街角を お葬式が行く とぼとぼと ノボリを立てて カネを鳴らして  きっとお母さんが死んで 子供が泣いている  ごらんあそこを あの土手の上を お葬式が行く ぞろぞろと 風に吹かれて 雲に追われて  きっと恋人が死んで 婚約者が泣いている  ごらんあそこを あの空の彼方を お葬式が行く すいすいと 月面をよぎって 星星をくぐって  きっと名も無き人が死んで 名も無き人が泣いている  行け行けお葬式 はるかなる墓地へ 飛べ飛べお葬式 宇宙の彼方へ
こん・りん・ざい六文銭六文銭小室等小室等六文銭こん・りん・ざい こん・りん・ざい こん・りん・ざい こん・りん・ざい  すこし前まで人は 口を揃えて言ってた  こん・りん・ざい こん・りん・ざい こん・りん・ざい こん・りん・ざい  戦争だけは こん・りん・ざい 戦争だけは こん・りん・ざい  こん・りん・ざい こん・りん・ざい
世界が完全に晴れた日六文銭六文銭及川恒平及川恒平六文銭六月の火事のように明るく 生まれたばかりの蝶が燃えていた 手旗信号で愛のメッセージ 誰かに飛ばしたいつかの草原  二十万のひまわりがさよなら 肖像画が笑ってたその広場 天気予報も最終回 深々礼したいつかの夕暮れ  世界が完全に晴れた日 飛んだ 世界が完全に晴れた日 行った  戦場では雨傘が健気に 弾丸をはじく夢を見つづけた 筒抜けの秘密 愛のメッセージ 胸を撃ち抜いたいつかの街角  世界が完全に晴れた日 飛んだ 世界が完全に晴れた日 行った 世界が完全に 晴 れ た 日
てんでばらばら~山羊汁の未練~六文銭六文銭佐々木幹郎小室等六文銭てんでばらばら 電動ミシンのうなり声が響く 路地の乾いた呪文よ ここから先は海であり 海にひそむ民族であり 梅雨どきの トタン壁にしがみつく 蔦の濃緑! に眼を射られて かがみこむほどの暑さだ! いっそ裸足で歩いて 頭に長靴でもかぶせたらどうだ キムさんはそう言うのであり 俺は ひねた山羊の肋肉を頬ばりながら 盗むときの眼で 焼酎を飲むのであり 肋の中に舌を差し込むのである  音もなく 破れた窓ガラスのバスが 遠い光州の町を走り過ぎる 銃を持った青年達が 笑顔で手をふっている 昨日見たテレビの画面に 音はなく 水まじりのコーヒーを飲んでから 俺は恋人を自転車の荷台に乗せて 駅まで送った 「あなたの眼は蜘蛛みたいだわ」 いきなり悩んだ 羽子板みたいに 壁の方を向いて  追いつくか 長靴を頭にして  追いつくか 山羊汁の中の青紫蘇の葉に 追いつくか 「人民に銃を向けるな」という 横断幕のある町で 追いつけるかなあ 俺の坐っているテーブルに 処刑前の予感を! 路地から路地 サンダル作りの電動ミシンの響きに 腹をゆすられながら キムさんと俺は てんでばらばら 汁をすするのに 懸命になるのである けんめいになる
大雪の日六文銭六文銭及川恒平及川恒平六文銭大雪の日 遠いオアシスで 頻りに手を洗う人よ 奪ったのか 流したのか 埋ずめたのか 祈ったのか 多分そうだろう No...  ころんだ人の数 ひしゃげた車の数 溜息まじりに見る雪の空  大雪の日 密かに地下室で 祭りを企てる人よ 撃たれたからライバルは 花束を貰えたのか 多分そうだろう No...  妙に真剣に空手の稽古をする男の姿がある雪の原  大雪の日 それまで見も知らぬ 長い片仮名の国で 暗闇が光った時 埃っぽい旗が死んだ ほかにもあっただろう No...
熱い風六文銭六文銭小室等小室等六文銭熱い風 吹いてた 街角に 吹いてた さしのべる きみの手 うけたのは ぼくだね 誰もが みな叫ぶ 俺たちの 時代だと ひたすらに 信じて どこまでも 走った  今はもう 人影はなく 路上には デジャブー 幻想の 過ぎゆく季節の中で くりかえす 思い出に タイム・ラグ  熱い風 吹いてた 街角に 吹いてた あいつらは 待ってた 街角で 待ってた 確かな 思いと 自由のうたに 乾杯 たどりつく ところも わからずに 走った  夕焼けは 砂の蜃気楼 朝焼けは メモリー 幻想の 暮れゆく時代の中で ふりむけば遠い日に タイム・ラグ
白無地方向幕六文銭六文銭有働薫及川恒平六文銭ひとふしのメロディーが朝から頭を離れない くちの中でくりかえし小さく歌い どこかで聞いたと 記憶のもやの中を探し回る たどり着けずに正午を過ぎて ガラス戸ごしに曇りの空を眺めている  どこで聞いたのだろう この微妙な節回し 子守唄のようでもあり ラメントのようでもある  愛しあったり 愛されない苦しみにひそかに裏切りに走ったり 音もかたちもない ふとした凪のような 自分であるのかほかの人であるのか 消え去りやすく けれど不意に戻ってくる  生れて二ヶ月の赤ん坊が 朝の小鳥のコロラチュラにじっと耳をすましている 遠い眼をして  何度でもあきらめよう そのたびに輝くものがある  迷子よ 迷子よ 後戻りはきかない
わたしは月にはいかないだろう六文銭六文銭大岡信小室等六文銭わたしは月にはいかないだろう わたしは領土をもたないだろう わたしは唄をもつだろう  飛び魚になり あのひとを追いかけるだろう  わたしは炎と洪水になり わたしの四季を作るだろう  わたしはわたしを脱ぎ捨てるだろう 血と汗のめぐる地球の岸に わたしは月にはいかないだろう
GOOD来るように愛してね六文銭六文銭及川恒平及川恒平六文銭窓の喧噪 聞こえない テレビのニュース 解らない 外の天気は 気づかない 帰り支度は 許せない  君の寝息が 動かない 死んだふりでも ないみたい 叩き起こして もう一回 さっきみたいに 見詰めたい  拒絶して 気絶して 断絶して  GOOD来るように愛してね  ハッピーエンドが 描けない 半端な喜劇じゃ 笑えない 一寸ずれてる 好き嫌い 死にたいなんて 認めない  遠いどこかで 殺し合い 今は僕たち 忍び逢い 苦い経験 生かし合い 残り少しは 夢見たい  拒絶して 気絶して 断絶して  GOOD来るように愛してね  GOOD来るように愛してね
永遠の歌六文銭六文銭及川恒平及川恒平六文銭永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 ただの夢じゃなく 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 守り続けたい 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 限りない思い 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 君に渡したい  永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 一つ種を蒔こう 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 水を分かち飲もう 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 じっと耳を澄ませ 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 誰も独りじゃない  永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 遥か続く道 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 凛と世界は在る 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 生きるための場処 永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 君に残したい
インドの街を象にのって六文銭六文銭及川恒平小室等印度の街を象にのって 毎日どこかへ 行くのです 麦ワラ帽子と大きな荷物 一緒にテクテク 日溜りを カスタネットがカタカタと マンドリンがチリチリと 背中で笑っているのです  印度の街を象にのって 毎日どこかへ行くのです 今日もテクテク 日溜りや またはユラユラ 月の夜 光りと影がくり返し 又くり返し通りすぎ 私の心に 絵を書いた  印度の街を象にのって 毎日どこかへ行くのです 遠い昔のママゴトや 明日の天気のことなどを 神様のように ユラユラと 考えながらユラユラと 毎日散歩するのです
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