ストレンジ・ピクチャーsacra | sacra | Masashi Kitani | Takahide Azuchi | | Oh friend 君の名を呼べば そっと命が宿るだろう 大切なことに気付かせて 眼に見えないモノに色を着けて 忘れないように部屋に飾ろう 粘り出す絵の具 想い込めて 涙を少し混ぜる 準備はできた 真白なキャンバス 自由に描く 考え過ぎないことにした 正体不明の絵が仕上がったよ ずっと僕の中で眠っていたんだな Oh friend 君の名を呼べば そっと命が宿るだろう 大切なことに気付かせてほしいよ Oh friend 君の名付け親 生涯無二の友達さ 感情豊かなストレンジ・ピクチャー 季節ごとにいつも顔を変えた 忘れないでいてと顔を変えた それがいつしか 時に追われて 君の存在に埃かぶしてた 窓から入る西陽のせいで 顔も腕もすべて色が褪せてしまった Oh friend 君の名を呼べど 何の返事も返らない 大切なことを見失いがちだと Oh friend 君は身をもって もう一度気付かせてくれた 永遠不滅のストレンジ・ピクチャー 真白なキャンバス 涙が落ちる 正体不明の絵が浮かぶ 欠伸しながら“久しぶり”なんて おい お前そこにいたのか 心配していたんだぜ Oh friend こんな僕のこと 大きな声で笑い飛ばし “なんてバカな奴だ”と言って許した Oh friend そして僕達は 声を殺して泣いていた どんな言葉もいらないなと思った Oh friend 君の名を呼べば そっと命が宿るだろう 大切なことに気付かせてくれたね Oh friend 君の名付け親 生涯無二の友達さ 感情豊かなストレンジ・ピクチャー ストレンジ・ピクチャー |
ひとりぼっちの戦場からsacra | sacra | Masashi Kitani | Takahide Azuchi | | さぁ 天まで轟け 心で撃ち放つ銃声達 さぁ 天まで届いてけ いつでも ひとりぼっちの戦場から 正直に生きて行けば 窮屈なくらし 本来の姿を誰もが失くした 曖昧に笑いかけた 退屈な陽射し 明日さえも教えてくれない But get back on your feet again さぁ 天まで轟け 心で撃ち放つ銃声達 さぁ 天まで届いてけ いつでも ひとりぼっちの戦場から 常識をひねり潰せ 偉大なる戦士よ 勇敢な姿を誰もが望んでる 真実を夢を愛を 嗚呼 奪いに行こう 明日だって僕らにかかってる So get back on your feet again さぁ 大地に寝転び ひとつだけ狂おしい口づけをして さぁ 大地に喜び それぞれ想い想いの旗を掲げろ なんとなく過ごしてみても みんな同じだけの季節が この胸を通り抜けていくんだ やらず逃げだすのはやめよう 僕もまた誓いながら 唄うよ 叫ぶよ いつでも ひとりぼっちの戦場から 階段をのぼりきれば 街中の見晴らし 人間の姿が小さくも感じた “僕だってやれる”何十回と繰り返し 明日さえもこの手で引き寄せる So get back on your feet again さぁ 天まで轟け 心で撃ち放つ銃声達 さぁ 天まで届いてけ それぞれ想い想いの旗を掲げて どんな風に過ごしてみても みんな生まれてきた奇跡を この胸に抱いて生きていくんだ やらず逃げだすのはやめよう 僕もまた誓いながら 唄うよ 叫ぶよ 今でも ひとりぼっちの戦場から |
look at me Dadsacra | sacra | 木谷雅 | 木谷雅 | | なぁ おやじ 俺は今 素敵な想い出がフラッシュバックした グーッと腕を伸ばしたら 届きそうなほどに 鮮明な風景 なぁ おやじ 家の横 公園で二人はキャッチボールした 寒そうに捨てられたダンボールが たったひとつのホームベース 速い速いスピードに 少し怯えながら 只々 大きなグローブを広げて 大事なものはちゃんと掴んで来たよ もう一度 笑ってくれ もう一度 叱ってくれ 頼むよ 錆ついた右腕をあげてくれ 世界一の笑顔は 俺に勇気をくれた 今なら くたびれたグローブで受けてやる Look at me dad なぁ おやじ 電話ごし 淋し気な声だけ引っ掛かっている 公園もいつからか 大人達のせいで駐車場になった 広い広い背中が 少し丸く見えた “まだまだやれる”と強がる姿勢は 昔からさぁ 何も変わっちゃいないな “空振りしてもいいんだぞ 思いっきり振り抜くんだぞ” 濁声もこだまして 優しく響いていた どこまで情けなくても どこまで年老いても あなたは俺だけのヒーローに間違いはない Stand up straight 速い速いスピードで 流れて行く時に 只々 心のグローブを広げて 大事なものはちゃんと掴んでゆくよ もう一度 笑ってくれ もう一度 叱ってくれ 頼むよ 錆ついた右腕をあげてくれ 世界一の笑顔は 俺に勇気をくれた 今なら くたびれたグローブで受けてやる Look at me dad Stand up straight |
不器用なカメレオンsacra | sacra | Masashi Kitani | Takahide Azuchi | | 情報が渦巻く海の中 帰る場所に迷った鯨 デジタルと焼けつくコンクリートに しかめ面して歩いていく獣 ライオン ヘルプミーヘルプミー泣き出す兎 アレルギー赤い眼をこすっては塞ぎ SOS 誰かにかけても圏外で SOS 時代の色に染まり切れないカメレオン 「変わらなくちゃ」 「変わらなくちゃ」 暗い屋根裏のスパイダー 夢のために蜘蛛の巣をはる 狭い路地裏の子猫 ゴミの中から命を拾いあげ 生きてく レッツゴーの合図で皆で輪になれ レッツゴーの合図で奏でるロックンロールバンド ロックンロールステージ 「うたいなさいな」 「うたいなさいな」 「変わらなくちゃ」 「変わらなくちゃ」 |
Love will growsacra | sacra | Masashi Kitani | Masashi Kitani | | Light up my life 愛の語らい この世に生まれた小さな命 Blowing the breeze 夢は醒まさず 手の平 happiness やがて来る迷いの中 微かなるものに多大な躊躇 愛し合うこと委ねることを 知りながら前に進む 柔らかな雨を身にまとい 鮮やかな恋の色に染まる 病んで 泣いて 抱き合って 誰もが生きている 遥か遠い答えを求め バランスは常に不安定なものだから 恋の風に吹かれてみたい 別れは運命の出逢いを連れてくると 愛しきメロディーを口ずさむ oh yes 両手を広げてみれば 飛べるんじゃないかって 未だ思う あどけなさと 純粋さを この胸に強く縛って The world is a darkroon so I need comfort いつしか逢いたい人がいると Love will grow up day by day そして僕は行く まだ見ぬあなたを探し 幸せは妙に遠くに感じるけれど 愛する人よ焦ることはない やがて射し込む名も型もない光は いつも 僕らを灯す揺るがない キャンドル バランスは常に不安定なものだから 恋の風に吹かれてみたい 別れは運命の出逢いを連れてくると 愛しきメロディーを口ずさむ 幸せは妙に遠くに感じるけれど 愛する人よ焦ることはない やがて射し込む名も型もない光は いつも 僕らを灯す果てしない キャンドル Love will grow up oh yes |
Dancesacra | sacra | Masashi Kitani | Takahide Azuchi | | 身勝手な妄想の上に 君の服を一枚ずつ剥がして 願ったり叶ったりのシチュエーションの旅 汗ばみながら濡れた宇宙を 手探りで調べたら くねらす身体に敏感に 踊れ踊れ煩悩のリズムで Dance my favorite slave Dance my favorite slave 理性のボタンをひとつずつ ちょっと焦らして 引き千切った 悲鳴に近いような声だけが 耳もとで何度も繰り返された 「ねえ、もうそろそろ いいんじゃないの? 森をかきわけ飛び込んできてよ」 Dance my favorite slave Dance my favorite slave だんだん 潜ってく夢の中へ もう息も絶え絶え だんだん 溺れてく夢の奥で もう声も嗄れ嗄れ 病み上がりの天使のように 熱をおびてフワフワ 座ったり 寝転んだりで ポーズをかえてオンステージ そしてポッカリ空いた僕の心を 粘膜で塞いでほしい くねらす身体に敏感に 踊れ踊れ煩悩のリズムで だんだん 潜ってく夢の中へ もう息も嗄れ嗄れ どんどん 浮かんでく夢の彼方 もうすべてギリギリ どんどん 昇ってく夢の果てで もう僕は懲り懲り |
Bitter Junesacra | sacra | Masashi Kitani | Masashi Kitani | | 6月になると 決まって思い出す 蒸し暑い恋を 細い腕に刻んでった 君の心の穴 掘り下げるようなマネしたりした僕に 雷雨は鳴り止むことはない 二重の大きな瞳に あの夏の二人が映るかい? ヤニ臭い髪 よじれた愛し方に I was smiling bitterly 狂って混じって 朝など来なくたっていい 疲れて眠った君の顔が 悲しみに満ちて歪む 嗚呼 言葉なくして多くを語る ひとすじ雨 ふたりぼっちなんて 金輪際いらないから 耽溺な日々と離れ ひとりきりを選ぼう モノクロの記憶 今でも魘され目覚める 白い天井をしばらく眺めてた I was smiling bitterly 二度とふたり許し合うこともないまま 永遠に消せない傷を引き連れてく 「償いなさい。そして、ひとつの恋を軽く見ないこと、いいね」 愚かな自分自身をいつも 誰かに押しつけ過ごしてきたばかりに あだと痣になり増える まとわりつくように犯される身体 時に強く愛されることさえ 邪魔に思えた 救いの手はない 狂って混じって 朝が来るのを待っているの? 疲れて眠った君の顔が 悲しみに満ちて歪む 嗚呼 言葉なくして今でも語る ひとすじ雨 |
Intervalsacra | sacra | 木谷雅 | 加藤拓也 | | 楕円の窓から眺めた夜景 そこに散蒔いた罪悪感 どこで浮遊してる? 最初のキスの味すら忘れ 不協和音をただただ楽しむ レスポールの音で脳が揺れた 才能などいらんと未だ強がる 開いた口も塞がらぬまま どうしようもねぇと笑って夢を描く 幸いに上手い具合に 僕らは出逢いをみつけた 痺れてしまうようなチェーンで ほら繋がれている 十代のインターバル さぁ今日も作っていこうよ “死にたい”とさえ吐いちまう奴も 救えるような唄 進めば進むほどに見えてくる矛盾 汚いものにあえて凝らした一重の瞳 すべてあたかも知っていたような 面を下げているけど 実は怖い 幸いに上手い具合に 僕らは出逢いを見つけた 痺れてしまうようなチェーンで ほら繋がれている 十代のインターバル さぁ今日も作っていこうよ “死にたい”とさえ吐いちまう奴も 共に唄えばいい 十代のインターバル さぁ今日も作っていこうよ 小さなこの島国ぐらいは 揺るがすような唄 |
Pace Makersacra | sacra | 木谷雅 | 足土貴英 | | 君の背中だけを ひたすらに追いかけてく 深い深呼吸をひとつ 涙拭って走る 平らな毎日 急な坂道 数え上げればキリのない弱音 Pace Maker 未来へと導いてくれ 夢が叶うように照らしていて いつも ずっと ずっと 何度も転んで 膝をすりむいたっていいんだよ 君の背中と赤く輝く血は語る 追い風の音 掴んだ心 振り返らずに行く時は 今だ Pace Maker 辛いほど腕を振って 無限の可能性で挑んでいたい そして いつか きっと きっと 君の背中だけを ひたすらに追いかけてく 深い呼吸をひとつ 涙拭って走る Pace Maker 未来へと導いてくれ 夢が叶うように照らしていて いつも ずっと ずっと Pace Maker 辛いほど腕を振って 無限の可能性で挑んでいたい そして いつか きっと きっと |
Stand by mesacra | sacra | 木谷雅 | 足土貴英・木谷雅・呉龍彦 | | “愛してる”ほろ苦く幼い果実の様だ 青臭くてチョット照れくさくて そっと 口唇かみしめ怯えていた “愛してる”偽りなき熱い想い胸に 螺旋の階段で 屋上までのぼって フェンスごしの夕陽に君を浮かべ歌った 流れる時を横目に 君と歩いてきた日々を ぼんやり思い出していたよ 街が揺れていた Stand by me stand by me 怖いものなど何ひとつない Stand by me stand by me 信じていられる強さが ここにあるんだよ こんなにも頼りなく ちっちゃな翼だけど 温められるんだ 過去も包みこんで 今日という日を二人 讃えるように笑いたい 分け合う気持ちがいつしか 君と過ごすことで生まれた まだ見ぬ僕がこれから 幾つ生まれるんだろう Don't leave me don't leave me 型変えていく世界なら Don't leave me don't leave me 僕らだけでも 相変わらずの二人で 寄り添っていこうよ 途切れる雲の境に 君と歩いていく道を はっきり見つけた気がする ついておいでよ Stand by me stand by me 怖いものなど何ひとつない Stand by me stand by me 信じていられる強さがある Don't leave me don't leave me 型変えていく世界なら Don't leave me don't leave me 僕らだけでも 相変わらずの二人で 寄り添っていこうよ |