【6月4日=虫の日】J-POPで“虫”の名曲といえばアレですよね…!

 6月4日=虫の日!…といってもただの駄洒落ではありませんよ!「カブトムシ自然王国」を宣言している福島県常葉町(現・田村市)の振興公社が正式に制定しているものなんです。
 
 ところで、虫の日→カブトムシ、と来たらやっぱりaikoの名曲「カブトムシ」が思い浮かびますよね!1999年に発売された曲ですが、今でもまったく色褪せることがなく、10代20代のカラオケレパートリーとしても大人気。歌ネットでもプラチナリリック(アクセス数25万回以上)に認定されています。
 
 aikoといえば“歌詞が魅力のアーティスト”というイメージがあり、歌詞歴代人気曲に認定されている楽曲はなんと50曲…!先月、『ZIP!』でインタビューを受けていた彼女ですが、その歌詞のほとんどが実体験なんだそうです。自分自身でも歌っているとまるで日記を読んでいるかのように当時の恋愛を思い出して「わかるaiko!」「今めっちゃ悲しいねんaikoも!」と共感することもあるとのこと。
 
 『ZIP!』インタビューではさらに、「カブトムシ」は“蜜に吸い寄せられて木をのぼってゆくカブトムシ”と“彼の首に吸い寄せられる自分”を重ねて作ったものだということも明かされました。好きな人の首筋を木に例える…aikoの視線からではないと生まれない名曲ですね。また、aikoは小さい頃、身体が弱くすぐに熱を出し“このまま明日が来なかったらどうしよう”とまで思ってしまうことも…。
 
“あなたが死んでしまって
あたしもどんどん年老いて
想像つかないくらいよ
そう 今が何より大切で...”

 そんな幼い頃の“今にも明日がなくなってしまいそう”な感覚が、現在のaiko楽曲のセツナさに繋がっているんですね。だからこそ歌詞のとおり“今”をより丁寧に見つめ、大切な人と過ごすひとつひとつの“瞬間”を逃さずに描くことができるのかもしれません!虫の日の今日は「カブトムシ」の歌詞をあらためてよく味わいながら聴いてみましょう♪