アルバム『I Love You』に3アーティストとのコラボ曲収録!

 2021年3月10日にフジファブリックが11枚目のアルバム『I Love You』をリリースする。この作品の全貌が公開された。

 今回のアルバムはデビュー16年目にして初めてフジファブリックが”愛”をテーマに制作。昨年配信され、初めて小林武史がプロデュースで参加した楽曲としても話題となった『光あれ』、更には現在も放送中、TVアニメ『Dr.STONE』第2期オープニングテーマとなっている『楽園』に加え、新録曲7曲を含む9曲収録となる。

 その新録曲には3アーティストとのコラボレーション楽曲も収録。その第1弾としてJUJUとのコラボレーションが発表された。JUJUとはJUJUのカヴァーアルバム『俺のRequest』にフジファブリックの楽曲「手紙」のカヴァーが収録された事をきっかけに、JUJUの日(=10月10日)にオンライン開催されたカヴァーライヴ<ジュジュ苑スペシャル 「俺のRequest」>へ山内がゲスト出演したことで、親交を深め、ジュジュ苑で感じた想いをその日のうちに山内がデモとして制作し、コラボレーションをオファー。快諾頂き、実現する事となった。

 楽曲のタイトルは「赤い果実」。JUJU、山内からのコメントも到着している。そんな「赤い果実 feat.JUJU」は2月10日(水)0時から先行配信も開始。同日22:00からはYouTubeでMUSIC VIDEOフルサイズのプレミア公開も決定。今回のMUSIC VIDEOはフジファブリック『光あれ』Lyric Videoでもクリエイティブディレクターを務めた、小説家・橋爪駿輝の初MUSIC VIDEO監督作品となる。「赤い果実」の世界観を大胆に、艶やかに表現した作品となっている。ぜひこちらもお楽しみに。

 今回の解禁に伴って、新しいアーティスト写真、「I Love You」のジャケット写真も公開された。そのほかアルバムの情報は随時インフォメーションされる予定。楽しみにしていて欲しい。

<JUJU:コメント>

先ず始めに、この度はアルバム制作に際し楽曲参加へのお声がけいただきありがとうございました!

そして何よりもニューアルバムの完成おめでとうございます!!

フジファブリック作品に参加できる日が来るなんて思ってもいなかったし、なんせあまりいろんなことを期待せずに生きていこうと決めてから久しい私にとって、今回の楽曲参加はもうタナボタ的なご褒美でした。

私のライヴリハで初めてお会いした時、透明感というものを人にすると山内さんになるし、山内さんにかかると周りの全ても透明になっていくんだなぁと思いました。

大人だからこそ包み隠さないほうがいいであろう何もかもを見透かされて引っ張り出されて、さらにその何もかもを白日のもとに…とは言えこっそりと自分の中にさらした後に、ほらよかったでしょ?ってニコニコ言われる感じ。

なんとも切なくてでも心地よくて、もしも涙したとしてもとても意味のある涙だからそれで報われる感じ。

隣で歌いながらそんなことを思っていたけどコラボ依頼がくるなんて夢にも思っていなかったあの日の私に「このあと山内さんはすっごい素敵な曲を思いつくんだぜ。さらに一緒に歌いたいって思ってくださるんだぜ!!」って自慢したい。

赤い果実でご一緒させていただいたことで心の中に宝物がひとつ増えました。

本当にありがとうございました。

いつかライヴで歌える日を楽しみにしております!

JUJU

P.S. デモを聴いた瞬間から「あれ、山内さん…ニューヨークでのあの日々の中で一緒に遊んだことがあったんでしたよね??」っていうなんだかとても懐かしい気持ちになりました。フフフ。重ね重ねありがとうございました!!

<フジファブリック 山内総一郎(Vo)コメント>

まずはJUJUさん、フジファブリックの楽曲に参加して頂き、ありがとうございます!

聴きながら涙が溢れるほど素敵な『手紙』のカバー。何度も何度も聴きました。

それがきっかけでカヴァーライヴ<ジュジュ苑スペシャル 「俺のRequest」>に参加させて頂いた時に感じた、力強さと優しさに溢れた歌声が、本当に勝手ながら自分の中でアルバムで表現したい熱を帯びたテーマやダンサブルなサウンドイメージと完全に一致し、ライブが終わった後、帰るや否や制作を開始したのが始まりでした。

その日のうちにある程度完成させたデモをテンション高めにスタッフに託し、ニューアルバムへの参加をお願いさせて頂いたところ、快く了承して下さり、本当に嬉しかったです。

何をするにしても何かと時間が掛かる僕ですが、この曲を形にする時は異様に早かったことを覚えています。

特にイントロなどのC#M7→AM7→ D#m7(♭5)→G#7→C#m7というコード進行やメロディーは、JUJUさんをイメージしたままに浮かんだお気に入りのパートで、レコーディングが始まり、アンサンブルの中で声が合わさった時、思わず、すげー!とメンバーみんな感動の声を上げるほどでした。

甘美なハーモニーが加わり出来上がった赤い果実は、どんな苦いことがあっても踊り明かせるような最高のダンスナンバーとして、アルバムに無くてはならない大切な一曲になったこと、重ね重ね感謝しております。

何かと重く大変な時期が続いていますが、この曲が聴いて下さる皆さんの心を少しでも軽やかにできることを願いながら、今度はフジファブリックのライブでご一緒できる日が来ることを楽しみにしております!

ニュース提供:ソニー・ミュージックレーベルズ