新曲「振り子」が小栗旬×星野源共演の映画『罪の声』主題歌に!

 Uruの新曲「振り子」が2020年10月30日公開の映画『罪の声』主題歌に決定、10月28日にシングルとしてリリースされる事が発表された。

 映画『罪の声』は、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の小説『罪の声』が原作。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ、未解決のまま時効となった大事件をモチーフに、綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れた物語が大きな話題を呼び、これまでに累計62万部を突破している。

 映画で、運命が交錯する2人の男を演じるのは、近年では『銀魂』シリーズでのコミカルな演技から『君の膵臓をたべたい』『人間失格』での繊細な演技まで幅広い役を演じ、満を持して『ゴジラVSコング/(原題)GODZILLA VS. KONG』でハリウッド映画にも進出する小栗旬、映画初主演の『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優・音楽家・文筆家として幅広く活躍している星野源が出演。2人が映画では初共演する事でも話題を呼んでいる。

 監督は、『いま、会いにゆきます。』『涙そうそう』『ハナミズキ』『麒麟の翼~劇場版・新参者~』『ビリギャル』など映画ファンからも評価の高い数々のヒット作を手掛けてきた土井裕泰、脚本は、『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』などで土井監督とタッグを組み、映画『アイアムアヒーロー』『図書館戦争シリーズ』、そして今夏話題のドラマ『MIU404』も手掛ける野木亜紀子が担当する。

 「振り子」はUruにとって9枚目のシングルで、映画『罪の声』を何度も鑑賞して作詞・作曲をUruが手掛け、映画のために書き下ろした楽曲。この曲についてUruは、『生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が「今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る」という希望になってくれることを願います。』とコメントしている。

 今年初春にリリースしたデジタルシングル「あなたがいることで」、セカンドアルバム『オリオンブルー』は、オリコン週間音楽ランキング(2020年4月13日付)で、ソロアーティストとしては史上初のデジタルシングル(単曲)&デジタルアルバム同時1位を記録する快挙を達成し、現在もロングヒットを続けるセカンドアルバム『オリオンブルー』以来、初のリリースとなるUruの次なるステージに注目が集まる。

 9月6日には、自身初の配信ライブ『Uru Online Live 2020 「あなたと私」』の開催も決定しており、通常公演の幻想的な紗幕の演出とは異なった「あなたと私」だけの特別な空間で、オリジナル楽曲とカバー楽曲を織り交ぜた内容が予定されている。チケットは現在発売中なので、あわせてチェックして欲しい。

<プロデューサー那須田淳コメント>
原作小説の衝撃的な着想にひかれ、ふたりの主人公に小栗旬さん星野源さんを想い読み進めて4年経ち、Uruさんの主題歌をえたことで映画が完成しました。Uruさんとは、ドラマ『コウノドリ』でもご一緒しています。『コウノドリ』のテーマは「命」。彼女の歌と歌声には、その源のようなところに響く何かが感じられました。Uruさんとは何も打ち合わせすることなく、ただ映画を見て頂き、この楽曲を作ってもらいました。映画『罪の声』には様々な人たちの人生が宿っています。生きてきた証や夢や希望、どんな人生にも必ずある「生きているということ」の源にある何かを感じ取ってもらいたくてこの映画を作りました。その深淵に潜む何かを、Uruさんは『振り子』で、響きしみいる歌声と詞で浮かび上がらせてくれたような気がします。どんな人生も美しいことを教えてもらった気がします。映画の主題歌とはこういうことかと初めて聞いた時から今も繰り返して感動しています。

<Uruコメント>
お話を頂き映画を拝見した時に、この作品に沿う主題歌とはどんな楽曲なのかとても考えました。深く体に染み込ませる為に何度も観て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び観る。その繰り返しで、映画の人物達の目線で何度も書き直しました。生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が「今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る」という希望になってくれることを願います。

ニュース提供:ソニー・ミュージックレーベルズ