劇場アニメ『神在(かみあり)月(つき)のこども』の主題歌を担当!

 今年デビュー10周年を迎えたシンガーソングライターのmiwaが、2021年に公開されるアニメ映画『神在月のこども』の主題歌を書き下ろす事が発表された。

 同映画は、国際的にも著名な作品を生み出してきた制作陣が集結、“島国の根”と書く神話の地「島根・出雲」を目指して駆ける少女の成長を描く、劇場オリジナルアニメ。昨年7月にフランスのパリで開催された欧米最大のジャパンカルチャーイベント、ジャパンエキスポでのカンファレンスでも大きな反響を呼んだが、その時に同会場のフリースペースでギター1本の弾き語りライブを敢行していたのがmiwa。代表曲「ヒカリヘ」を偶然聴いた原作者やプロデューサーが感動して映画の主題歌を本人にオファーする、という経緯があったという。

 映画『神在月のこども』は2021年の公開を目指して現在鋭意制作中であるが、miwaは絵コンテの状態から音楽制作に着手し、アニメ制作チームもmiwaのデモに合わせてアニメを描写する等、親和性の高いクリエイティブなやり取りを続けている。

 八百万(やおよろず)の神々が集うという島根・出雲を目指して駆ける少女の成長を描く作品として、海外での注目度も高い。来年の公開に向けて徐々にベールを脱ぎつつある本作、今後大きな注目を浴びる事は間違いない。

<miwa コメント>
昨年パリのJapan Expoに初めて参加した時にライブを見ていただく機会があり、そこで主題歌をぜひ!という夢のようなお話をいただきました。日本の情緒や魅力がたっぷり詰まった映画ということで、私もデビュー10周年を迎え新たなことにトライするつもりでこの話を引き受けさせていただきました。まだ出来立ての脚本やカンナのキャラクターの線画を拝見させていただき、カンナの気持ちになって曲を書こうと思いデモ制作に入りました。映画の制作と並行して曲作りをしたので、映画の雰囲気やアニメーションに合うように曲作りしていきました。また曲を聞いていただきその曲に合わせてアニメーションを制作していただいたりと、曲と映画が凄くマッチした作品になるんじゃないかなという風にワクワクしています。今、特にコロナの影響があり世界中で大きなイベントが中止になってしまったり、私たち音楽をやっている人にとってもライブができない状況があったりと、何かと逆風に立たされていますが、日本の魅力を世界中の人に知っていただくことができるアニメーションという映画を通して世界中のファンと繋がることができるんじゃないかと思いますし、この作品に携われることをとても光栄に思っています。皆さんと一緒にこの音楽そして映画を作っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください!

ニュース提供:ソ二ー・ミュージックレーベルズ