夢街道

遠すぎる人を 愛し続けるように
追い続けて来た 夢がある
不器用だよねと 自分にあきれ乍ら
それが少し嬉しい 旅の途中

この夢 にがいか しょっぱいか
瓢々と空行く 雲のように
ただまっしぐら 駆け抜けてみるさ
夢街道 遥かなり

信じていいのか 道はこれでいいのか
問い続けて来た 夢がある
ひとに傷ついて またひとに救われて
それが生きることか 日はまた昇る

この夢 叶うか はじけるか
滔々と流れる 水のように
海に届かぬ 河などないさ
夢街道 一途なり

夢街道 果てしなく
永遠につらぬく 愛のように
道の途中で 倒れて悔いなし
夢街道 遥かなり
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