廃人のロックンロール

まずは窮屈なロックンロール

柵だってなんだって 飛び越えてやるぜ
変なやつがギャギャーわめく もうそろそろ出てもいいころだ

さらに窮屈なロックンロール

崖だってなんだって 飛び込んでやるぜ
ハチキレそうになった まだまだやれるような気もするが

古くなった 壊れそうな くたびれたシューズ 底がぬけた
白い 真っ白だ まるで 黒くない
ここは ここはどこだ 誰だデカイ声
カビの生えた路地裏にきっと小さな穴がある
そこがきっと俺たちの明日の寝床になるだろう

ときに、廃人のロックンロール
×