海のゆりかご

四角いコンクリの部屋の中じゃ
君は一緒に暮らせないんだ
泣きながら 野原で別れたね
小さなシッポが ゆれてた少年の日の事
誰だって愛を持ってる 箱舟に乗せて
君を救えるなら
この地球は みんなのものなのに
忘れてしまう時があるの

大きな海が見えますか
どこの国のものでもない海が
大海原を走る君達が
すこやかにいられたら
僕達もいつまでも幸せ
人だってその昔は 海のゆりかごに
ゆられて育ったのに
この地球は みんなのものなのに
忘れてしまう時があるの

いつだって君達は 言葉も持たず
神様みたいだね
この地球はみんなのものなのに
忘れてしまう時があるの
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