桜の咲く頃に

通り過ぎてゆく 電車の窓を 流れる絵は
まるで私の心 追いかけるように どこまでも
帰りたい あの日は 遠くても
いつも心で 溶かさぬように
きっと今度は届くから 熱い想いで
桜の咲く頃に

誰かと演(うた)った メロディーはもう とっくに消えて
けれど忘れないでね 同じ光を浴びてたこと
戻れない あの日は 遠くても
描いたものを あせらぬように
きっと必ず会えるから 熱い想いで
桜の咲く頃に

泣きたい夜に一人きり 冷めかけた気持ちを
温めなおしてくれた あなたがいたから

またいつか 景色は変わっても
私をいつも 見てたこの町で
きっとあなたに話すから 熱い想いで
待っていてね
帰りたい あの日は 遠くても
いつも心で 溶かさぬように
きっと今度は届くから 熱い想いで
桜の咲く頃に
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