アシオト

タッタラ ラッタラ
ここから自転車のスピードを上げて
ひらけ! 千の雲越え 僕の背に乗れ足音

タッタラ ラッタラ
ここからどこか遠く届く気がして
伸びてく影さえ笑ったなら 僕の背に続け足跡

大人になれないジレンマにも目を背けないで
今しか見えない宝ものをさらいに行こう

タッタラ ラッタラ
生まれたまま 揺れる花のキス 聞こえたなら
今ある姿そのまま 笑顔で会いに行くから

僕らが旅に出る理由 いつでも単純で
答えは風まかせなら 怖くはないもんさ

少しだけ急ぎ足の季節 両手すり抜けても
大丈夫 ほら見えるだろう 君に続く足跡

タッタラ ラッタラ
ここから夢が陽に溶けてゆくまで
ひらけ!千の雲越え 僕の背に続け足跡

遠く遠く 続いてく
笑いながら泣きながら
遠く遠く 響いてく
彼方踊る風が また
×