誰も知らないモノローグ

例えるなら 君は遠い星
届かないと 知っていても

逢えば逢うほどに 激しくなる
寄せては返すこの 高鳴り
ねえ 誰も気付かない
ねえ このモノローグを 誰も

好きな人に 愛されて初めて
真実(ほんと)の愛なんだと みんな言うよ
教えてよ 軋(きし)んだこの僕の
泣きそうな片想(おも)いは“愛”じゃないのですか?
好き好き好き…好き

“ともだち”だと きっと君は云う
“そうだよね”と 僕は微笑(わら)う

全然違うよ 抱き寄せたい
駆けだして行きたい 今すぐ
ねえ 君は気付かない
ねえ このモノローグを 君は

憧れてた頃など とうに過ぎ
もどかしさが 僕から 離れないよ
君に似た 誰かを 探しても
やるせない ため息 増えるだけ
また ひとりきりで 夜に迷い込んで
もう なんにも要らない 誰も要らない 君が好き

好きな人に 愛されて初めて
真実(ほんと)の愛なんだと みんな言うよ
教えてよ 軋(きし)んだこの僕の
泣きそうな片想(おも)いは“愛”じゃないのですか?
好き好き好き…好き
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