枯葉

どこまでも続いてた 欅並木の舗道
夕暮れさえ忘れた 夏に一日のよに
世界中の全てを 敵に回しても
つないだ この指なら 正しいと信じてた
替わりのきかない 温もりだから
めぐり来る冬に ひとりでは痛すぎて

言葉は かげろう ほほ笑み まぼろし
あんなに 何度も 触れてた くせして

思い出が ひとつずつ 私をあとにする
忘れたまま 乾いて散る 枯葉のように

心を 殺して 時間を 埋めても
はがれた 素肌に ひりつく かなしみ

疑いも ためらいも あの恋の 証なら
せめて 抱きしめていたい この次の冬まで
この次の冬まで
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