水花火

どしゃ降りみたいな 滝の音
はじけて飛んで 水花火 水花火
なだめきれない 恋みちづれに
花と咲いても 散るさだめ
越えちゃいけない その先を
越えてせつない 腕の中

障子に映った 山紅葉
あなたの胸で 燃える肌 燃える肌
つるべ落としに 日暮れる秋は
なみだ誘って 雨になる
熱い吐息と くちづけが
変わらないでと 祈るだけ

叩かれあふれて 滝の壷
なげきと夢の 水花火 水花火
三日三晩の 宴がすぎりゃ
恋の続きは ありますか
越えちゃいけない その先は
越えてせつない 愛のあと
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