頑固親爺の浪花節

男は何時でも 自分の道を
決めて いかなきゃ女も惚れぬ
甘えて 世間が通れるものか
何を するにも命を懸けろ
頑固おやじの 浪花節
何故か 今頃 胸を刺す

北風 木枯し みぞれの夜に
津軽海峡 涙で越えた
南の町でも 芽が出ぬ時は
西も 東も あるではないか
頑固おやじの 目の奥に
何故か 泪が 浮かんでた

どんなに 小さな情けも恩も
石に刻んで 覚えて置けよ
恩とは 着るもの 着せてはならぬ
それが男と 言うものなのさ
頑固おやじの 浪花節
今宵しみじみ 想い出す
×