無人島で…。

スコールの黒雲が
海を渡って 近づいてくる
5分後は雨だわ と
物知り顔の君がつぶやいた

さびついた砲台が
砂に埋もれて 空を向いてる
水着着た少女達
カメラかまえて 想い出がひとつ

無人島で 無人島で
無人島で 君を抱きたい

スコールは大つぶで
肌にびしびし つぶてを投げる
逃げるより手をひろげ
乾いたのどうるおしたいね

船が出る時間まで
島を二人でまわってみようよ
裏側のビーチなら
口説く言葉を思いつくはずさ

無人島で 無人島で
無人島で 君を抱きたい

スコールが去った後
びしょぬれの服 脱いじゃおって
僕に目を閉じさせて
君は裸になっちまったよ

青い波とび込むと
もう目をあけていいよと呼んでる
照り出した太陽が
めまいのように瞳を灼いた

無人島で 無人島で
無人島で 君を抱きたい
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