イチョウ並木

長い君の髪を撫でて行く黄昏れ
自転車のタイヤと擦れるアスファルトのうねり
無造作に並べた君への愛の言葉
語りかけるような意味も無くなっていて

穏やかな街の流れで
変わっていったのは
君の色じゃなく
僕の心の中で

なだらかな坂道 並び立つイチョウの木
止まらない君の涙も拭えなくなっていて

柔らかな優しさ求めて
歩いて行ったのは
君の声が聞こえるあの橋の向こうまで

オレンジ色を歌った頃
傍で笑ってくれた人が居て

穏やかに僕も受け入れよう
なだらかなこの坂道を
登り切る前に手を繋ぎ
きっと君を呼べるから
君を選ぶから
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