地下室の渦

心に聴いてみた 神様の居場所を
白い風 吹いていた あてもなく 求めた

この道をただひたすら まっすぐ行くといいよ
暗闇から 相変わらず 導く声 拒んだ

ねぇ 本当のことを教えてよ
こんなからくりだらけの世界じゃ
信じるものさえも見えないよ
粉々になった時計の前で

何をしても 誰といたって まとわりつく 空虚な影
この痛みを連れていける 自信が点滅する

でも本当のことは見えていくよ
こんな駆け引きだらけの世界でも
あなたの隣だから 生きてくよ
ざわめきだした地下室の渦

色とりどりの道標
手にとる前に疲れてしまうけど
投げ出さないわ 華やいだ瞳
いつか自由が あなたを
包み込んでくれる日が来るわ

出口があるから風を感じる
地下室の渦は今 流れ出す
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