十六夜(いざよい)の月

打ち明けられず過ぎた
十五夜の月と君
会えなくなってからも
君を想ってる

おくびょう風に吹かれ
十六夜の月ひとり
愛しい人よ今宵
誰をみつめるの

またたく真っ赤な火夏星
戸惑う胸なら燃やして

夜露に心ぬらし
傾く月みやれば
かすむ八千代の君よ
何故にほほえむの

またたく真っ赤な火夏星
かなわぬ恋なら答えて

打ち明けられず過ぎた
十五夜の月と君
会えなくなってからも
君を想ってる

君を想ってる
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