ひとつ星

肩を狭めて行き交う街
君の背に似た影を探してしまう
聞こえるはずもない声が
人ゴミをかきわけて今僕に届いた

遠く想う度にいつも
愛しさが胸しめつけるよ
深いため息 夜空にとけてく

星がにじむ街 願いは途切れてしまうかな
今日も君に会いたい
好きになる程に臆病になってくこの気持ち
どうか受け止めてくれないか ひとつ星よ

鋭くとがる三日月に
ぶらさがる誘惑が呼んでいるけど
はぐらかして来た過去達が
何度となく行かないでと裾を引いて拒んだ

冗談ばかりで自分を
ごまかすことが上手くなった
本当は報われたいばかりなんだけどな

隠し切れないよ 忘れられないよ 例えば僕が歪んでも
胸の痛みさえ道づれにしても
いつまでも恋が色褪せないままに 続くならば

切なさ抱えて流れ消えてゆくひとつ星は僕の中にある

星がにじむ街 願いは途切れてしまうかな
今日も君に会いたい
好きになる程に臆病になってくこの気持ち
どうか受け止めてくれないか ひとつ星よ
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