201号

こんな場所に挟んでたなんて 思わなかった
君の写真拾って 荷物の上に座った

やっと君を あきらめたよ
ちょっと恋を 引きずったけどね

貝殻の中の 無人のプラットホーム
そんな気がするこの部屋に
ゆっくりと 朝がくる

仕事に追われる毎日さ 相も変わらず
この世界もそんなに 甘くはいかなくてね

いつか会いましょう 懐かしがりましょう
春のような 温もりでいましょう

明日この部屋を 出ることになったんだ
積み残してく思い出に
あやまった ひとつひとつ

手を止めて眺めてる
写真にも そしてあやまった…

明日この部屋を 出ることになったんだ
もう無理のない この部屋に
ゆっくりと 朝がくる
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