東京は船着場

どこか東京の 片隅に
夢があろうと きはきてみたが
花も咲かずに 今宵もふける
ここも涙の ふなつきば

いつか落ちたぜ この俺も
泣いちゃいないが 佗しい影よ
負けてたまるか 都の空に
一度えがいた 夢がある

今じゃ覚えた 酒の味
酔ってあの日を 忘れてやるさ
夜がはきだす うれいの霧に
ぬれてさまよう ビルの街
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