夕暮れ白書

花咲く季節を夢見た夕暮れ
何も持たないで 駅へと急ぐ

君を誘おうとした 居ないとわかってて
奥歯をぎゅっと噛み 息を止めてみる

次の汽車で行こう 急ぐ理由もないし…
流れ星見れたら そしたら汽車に乗ろう…

とぎれながら光るネオンサイン 行きかう人を分けて君が来る
胸にあいた穴を隠した僕は ゆるむ口を少ししめ直す

花咲く季節を夢見た夕暮れ
各駅停車の想いを乗せて

次の汽車で行こう 急ぐ理由もないし…
次の汽車で行こう 迷わないように

とぎれながら続く暮らしから 見て聞いてきた事がデタラメだって
今の所僕は君のために 生まれてきた事にしておいて

明日になれば 忘れてしまうかな?
100年たっても 忘れないくせに…
明日になれば忘れてしまうかな?
100年たっても 忘れない言葉
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