蒼が濁ったナイフ

うすっぺらな僕達が 夢みてた事は
ただなんとなく幸せに なりたいと思ったり

なにかをするわけでもなく ただふらふらと
ただなんとなく大人になるのだけは 嫌っていた

あの娘を追いかけたり この娘を追いかけたり
となりのあいつらは 都会へ行くんだって

それでも毎日が バカみたいに楽しくって
そんな日がいつまでも 続かない知っていたよ

走り行け 蒼が濁ったナイフ
胸に持ち 僕の住む街をでた
走り行け 去り行く電車の中
僕は僕の 住む街を噛み絞めてた

一歩を踏みだした僕と 踏み出せないままの君
ただなんとなく過ぎて行く 日々が違ってた

苦い飯を喰らう僕と 甘い飯を貰う君
少しづつ少しづつ 全てが違ってきた

走り行け 蒼が濁ったナイフ
胸に持ち 君もそう行くんだろ
走り行け 胸に秘める想いと
共に行けあの日語った 想いと行け

濁ったナイフが 胸の中刺さるか
走り行け 蒼が濁りきる前に
あの日語った想いがまだ 消えぬ内に

夢を追いかけ 走り転んだら
いつでも 帰ってこいよ
いついつの日か 笑えるように
いつの日か 笑える為に
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