雪の街

君が住んでる街はもう寒くなってますか? 雪は降っていますか?
風邪を引いたりしていませんか?
一人寂しく部屋で泣いたりしてませんか? 後悔してませんか?
新しい恋は見つけましたか?
これまで見たこともないような場所の天気予報を
見て涙ぐんでしまうバカな僕が神戸にいる

雪の街よ 君の街よ 見たこともない君の心
全て見せてくれるような 雪が降っているのでしょう

わずか九十日の君と付き合った時間 そのわずかな時間だけが
君との思い出の全てなのさ
九十日の神戸のありふれた時間だけを 心の支えにして
今を生きている僕はバカですか?
二月の雪の街は 君の心の中に どういう風に入って
そして溶けていくのだろう?

雪が降る僕の胸の中にも冷たい雪が降って
雪の街が僕の胸の中までグッと切なくさせる

君と付き合えた時をいつも僕は誇りに思っています
何年 何十年 何百年経てど 君へのこの思いは変わらないだろう
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