二人の輪郭を赤く染めて つつみ込む暁
名残惜しむように 淡い影 帰り道に伸びてゆく

どんな想いを分け合えたなら
今 キミに駆け寄って甘えられたろう
はじめて触れた あたたかだった
あの日のキミが ズルい笑顔が 溢れてくる

どれくらい変わってゆくかな 次にまた出会う場所へ
少しずつ 鮮やかに射す陽を 背中に受け 飛び立つ夏

橋の上から投げた小石は
水面を跳ねながら 見えなくなった
二人が夢に描いた希望と
ちょうど同じような軌跡で

最後まで伝えられずに 飲み込んだままのコトバ
この胸に色とりどりの“アリガト”揺れてる

どれくらい変わってゆくかな 次にまた出会う場所へ
少しずつ鮮やかに射す陽を 背中に受け 飛び立つ夏
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